意外と簡単にできる? 身近な素材で紹介する、灯篭の作り方。

古くからある照明器具のひとつ、灯篭。照明としてだけなら、提灯やアンドンなどもありますが、『灯篭』と聞くとどこか特別な印象を持つものです。この灯篭、作り方を工夫すれば、いろいろなデザインのものができます。意外と簡単な、その作り方を見てみましょう。

目次

  1. 灯篭って、そもそも何?
  2. 灯篭の由来は?
  3. 紙やペットボトルで灯篭の作り方
  4. 和紙と竹や木で作る灯篭
  5. 作り方と、使うときの注意
  6. 灯篭の作り方まとめ

灯篭って、そもそも何?

灯篭

灯篭とは、そもそもは固定式のあかりのことです。
紙や木で造られたものから、石で造られた堅固なものまでさまざまで、その用途によって造りが異なります。

石で造られたものは固定式のものが多く、神社仏閣でよく見ることができるでしょう。
一時期は、この石灯篭によじ登り壊してしまう…といった不心得な行為をニュースで取りざたされるようにもなっていました。

灯篭、という文字は、「灯(あかり)の篭(かご)」と書きます。
読んで字のごとく、ですね。

灯篭の由来は?

灯篭はそもそも、日本に仏教が伝わったのと一緒に渡来してきたものです。
だからこそ、神社仏閣に馴染みが深いともいえるのでしょう。

灯籠は仏教の伝来とともに渡来し、寺院建設が盛んになった奈良時代から多く作られるようになり、多くは僧侶が用いたとされる。平安時代に至ると、神社の献灯としても用いられるようになる。

明かりとしての用途だけならば、提灯や行灯、カンテラなどもあります。が、それぞれの用途によって使い分けをされながら、灯篭は今も身近な場所に有り続けています。
それは、宗教とも根深い位置にあるからに他ならないでしょう。

古来より意匠をこらされた灯篭が多くあります。神社仏閣に訪れた際には、その多様さを見てみるのも興味深いかもしれません。

紙やペットボトルで灯篭の作り方

ペットボトル

灯篭は、手作りすることもできます。
牛乳パックや、プラスチックのコップ、ペットボトルを使った方法など、ごく身近な素材で作ることができます。

こちらでは、東日本大震災の鎮魂の意をこめて、灯篭の作り方を紹介しています。
風化させてはいけないできごとです。気持ちをこめて、作りたいですね。

こちらでは、プラスチックのコップを使った方法を紹介しています。
安価で手に入る素材ですし、使用済みのものを洗ってリサイクルしても良いかもしれません。プラスチックのコップ部分を、切ったペットボトルで代用することもできます。

こちらでは、ペットボトルを使った作り方を紹介しています。とてもわかりやすく、簡単な作り方を紹介しているので、取り組みやすいのではないでしょうか。

和紙と竹や木で作る灯篭

木材を組む必要があるので、上記の方法よりもすこし手間がかかります。
が、その手間の分だけ、見栄えはとても良くなります。

作り方は、基本的には、ペットボトルなどで作る方法と同じです。
ペットボトルや牛乳パックは、始めから枠ができている状態ですが、その枠を自分で作るというだけのことです。

木の部分は、割り箸や竹ひごを使うと楽にできるでしょう。
ボンドを使い、一箇所が乾いてくっつくのをじっくり待ちながら作っていくのが重要なポイントです。

灯篭にはさまざまな作り方がありますが、そのどれも、基本さえ理解していれば応用することは難しくありません。基本的なことをしっかり押さえることができたら、今度は自分なりのオリジナリティを出すことを目指してみてはいかがでしょうか。

竹ひごで枠をつくり、和紙で囲えば、立派な灯篭になります。

絵心がある方なら、イラストを入れてみるのもよいでしょう。
絵を書くのが苦手な方は、和紙などで貼り絵をしたり、文字を書いてみるのも良いかもしれませんよ。

作り方と、使うときの注意

灯篭を作る時と、使う時と、それぞれに注意をしなくてはいけないことがあります。

灯篭の作り方での注意

灯篭の作り方で注意しなくてはいけないことは、「熱を逃がす場所をつくること」です。
手作りの灯篭は、特に、燃えやすい素材を使っています。

上記では、牛乳パックを使う方法や、プラスチックの紙カップを使う方法、ペットボトルを使う方法が紹介されています。この素材はどれも、熱や火に弱い素材です。
灯篭とは、概ね火を使って灯します。豆電球を使う場合はまた注意点が異なりますが、火を使う場合に気をつけなくてはいけないのは、熱がこもってしまうことと、灯篭に火が移って燃えてしまうことです。

灯篭の作り方で気をつけなくてはいけないのは、上部を塞がないことです。
熱は上方に逃げるので、かならず天面をあけておきましょう。

灯篭を使うときの注意

灯篭を使うときは、必ず傍にいるようにしましょう。
上述のとおり、手作りの灯篭には、燃えやすい素材を使っています。
燃えやすい素材の傍で火を灯すときには、その傍を離れず、「燃え移っていないか」「異変はないか」常に気をつけていましょう。

水や、たっぷりの水に濡らした大判タオルなど、なにかの時にはすぐに消化できるよう準備しておくことも大切です。

もし燃え移ったり、異常が見られた時には、すぐに気づいて火を消せるようにしなくてはいけません。

灯篭の作り方まとめ

灯篭

こうして見てみると、意外と簡単に作れることがお分かりいただけたでしょう。
火を灯す照明器具というのは、扱いに注意が必要ではありますが、とても趣深く暖かく感じるものです。

扱いの注意点をしっかり踏まえたうえで、灯篭の魅力を楽しむことができたらいいですね。

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