親しい人・大切な人へ送る手紙の書き方は?

電話やメールと違った意味が、手紙にはあります。手書きで文字を綴り、書いてから出すまでにも時間がかかるので、特別な思いがこもります。ですが、その手紙にも、書き方に決まりはある場合があります。基本的な書き方を学び、大切な人への気持ちをしたためましょう。

目次

  1. 手紙とメールの違いは?
  2. 手紙の書き方に決まりはあるの?
  3. 書き方の前に。郵送で送れるものは?
  4. どういう時に、手紙を送る?
  5. 手紙の書き方まとめ
  6. 終活の専門家に相談してみよう

手紙とメールの違いは?

現代では、メールや通話アプリなど、手紙以外の意思の伝達手段が発達しています。
レターセットを用意し、切手を貼って手紙を出す人は、昔よりも減ってきてはいるでしょう。

今、手紙やはがきを書いたことがないという子どもたちが増えています。国の調査(※)によると、小学校6年生の3割以上が宛名や自分の住所などを書く位置が分からないという結果が出ました。

郵政省のホームページで見られる、国の調査結果の分析です。公的な調査でも、手紙を書くことが減っていることが確認されています。

けれど、手紙には手紙の利点があり、良さがあります。

もしも、「もう長いあいだ、手紙なんて書いていないな」と思ったのなら、手紙というツールについて少しだけ考えてみてはいかがでしょうか?
手紙ならではの利点に、きっと気づくはずです。

手紙の書き方に決まりはあるの?

ごく親しい間柄であれば、手紙の書き出しや結びなどの書き方に、それほど気をつける必要はないでしょう。

ですが、社会的に立場のある者同士でやりとりをする場合や、儀礼的な場合などは、手紙を格上での基本的な決まりごとや礼儀など、書き方を守る必要があります。

基本的な手紙の書き方としては、前置きの言葉がまずあり、時候の挨拶から始まり、相手の沙汰を伺い、それから本題に始まります。最後は結びの句で終わります。

一般的に、『拝啓・敬具』はよく知られているでしょう。
女性の場合は『拝啓・かしこ』も使われますが、女性らしさを前面に感じさせてしまう点では注意が必要です。『前略・早々』もよく知られていますね。

相手の立場と自分の立場を理解した上で、適切な言葉を選ぶことが重要です。

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手紙を書く上での決まりごとを気にする人が多いからこそ、こういった指南本が発行されているのでしょう。友人関係でやりとりをするなら、決まりごとなく自由に手紙を書いてもよいかもしれません。ですが、礼儀を守らなくてはいけない相手には、無礼を働くわけにはいきません。
万全に準備をして、手紙を書きたいものですね。

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手紙の書き出し・結びが説明されている本です。混乱しやすい部分でもあるので、書き出しと結びの書き方を、ぜひ知っておきたいものです。

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こういった書籍を活用しても良いでしょう。
手紙は、一旦投函してしまったら、手元に取り戻すことができません。また、相手が捨ててくれない限りは、ずっと手元に残ってしまいます。

後悔する前に、書き方について慎重に調べておくほうが良いでしょう。

書き方の前に。郵送で送れるものは?

手紙では、文面をしたためた便せんのほか、多少のものなら同封して送ることができます。

郵送で送れるもの

普通郵便では、定形郵便で50グラムまで、定形外郵便で4キログラムまで送ることができます。
重さのほかに、大きさについても送れるサイズが決まっています。定形郵便では、9センチ×14センチ以上、12センチ×23.5センチ以内で、厚みは1センチ以内です。それ以上では、定形外郵便になります。
もしも「遅れるかどうか不安かな」という場合は、切手を貼ってポストに入れるのではなく、郵便局に行って窓口から発送しましょう。

もし送れなかった場合に、きちんと手元に戻ってくるように、リターンアドレスを明記しておくことも大切です。

どういう時に、手紙を送る?

手紙を送ることが少なくなった昨今、封書で送られてくる手紙は、どことなく特別な雰囲気を感じます。メールや通話アプリでなく、あえて手紙を送るのは、どんな時でしょう。
ご自身で、「こういう時は、手紙で送りたいな」と思うタイミングを考えてみましょう。それに合わせた書き方を知っておくことが大切です。

大切なことを伝えたいとき

大切なことを伝えたい時は、電話やメールではなく、手紙で伝えたいですね。
電話では形にのこらず通話を切ってしまえば終わりですし、メールでは軽すぎます。

なにかのお礼は、その最たるものでしょう。しっかりと礼を尽くして誠意を伝えたいものですから、手紙にその旨をしたためるのが適しているでしょう。

お礼の手紙・はがきの書き方文例
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お礼の手紙を書きたいとき、その文例を集めた本です。形式的な手紙を書きたい時には、こういった文例集は書き方がよくわかるので便利ですね。

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久しぶりの相手に、連絡をとりたいとき

手紙は相手を邪魔することなく送ることができます。
電話と違って、相手が好きな時に見ればいいという利点があります。

「長いあいだ連絡をとっていなかったけれど、久しぶりに、あの人が何をして暮らしているのかが気になった」などの場合、手紙を送らせてもらうのは良い手段でしょう。

とても久しぶりの連絡となったときには、メールや通話アプリでは味気ないものです。手書きの文字や、便箋の選び方など、メールなどのフォント文字とは違って趣が見えます。手紙を出した側の趣味や嗜好が伺えるようで、とても楽しいものになります。

手紙の書き方まとめ

手紙を書く機会は減ったとは言え、親しい間柄では、書き方についてそれほど厳しく考えることはありません。会社の上司などに挨拶を兼ねて送る場合は別ですが、そうでないならば、書き方について悩むよりも、楽しくレターセットを選んで、思いを込めた手紙を送ることができれば良いのではないでしょうか。

書き方を重視することが大切な場合も、基本的な決まりとマナーさえ守っていれば、それほど難しいことはないはずです。

メールや通話アプリは便利ですが、たまには、紙に想いをしたため、手紙を送ることを考えてみてはいかがしょう。

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