俳句作りの参考に!~【6月の季語】特集~

俳句作りを趣味にしている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。俳句の基本となる季語ですが、今回は「6月」をテーマに俳句作りに役立つ6月の季語をご紹介していきます。

目次

  1. 6月ってそもそも?
  2. 日本の6月って?
  3. 6月の季語~生き物編~
  4. 目高(めだか)
  5. 6月の季語~自然編~
  6. 6月の季語まとめ

6月ってそもそも?

summer

6月とはそもそもどのような月なのでしょうか。6月の別名は日本では水無月(みなづき)ともいいますよね。しかし、本来は陰暦6月の異なる名称でもあります。

英語ではJuneといいますが、この由来はローマ神話からきています。ローマ神話に登場するユピテル(ジュピター)の妻の名前であるユノ(ジュノー)が由来しているとされています。「ジューン・ブライド」という言葉がありますが、それはこのユノが結婚生活の守護神であるので6月に結婚式を挙げる花嫁は幸せになれるといわれているようです。

日本の6月って?

日本における6月とは、夏の初め(初夏)ですよね。北海道を除いた日本の各地ではいわゆる梅雨の時期であるので、雨の日が非常に多い季節です。

また、水無月という別名称がありますがこの由来は諸説ありますが、田植が終わった時期にその田んぼに水を張らなければならないのですが、そこから「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」となったという説があります。
その他にも、水無月の「無」は「の」を意味する連体助詞の「な」なのではないかという説もあり、「水の月」とも言われているようです。

実は、6月は祝日が存在しない月でもあるのをご存知ですか?この理由には、天皇家由来の節目の日などもないことや、農繁期ということで庶民の生活にもハレの行事がなかったということが挙げられているようです。

6月の季語~生き物編~

6月がどういった月なのかを見たところで、ここからは6月の季語をご紹介していきます。まずは生き物の季語からです。

鰻(うなぎ)

実は鰻は6月の季語であることをご存じでしょうか。確かによく夏場に食べられていますよね。
泳ぎ方に特徴があるうなぎですが、その生態を知れば6月の季語として俳句などにも応用できそうです。

鰻

鰻はじつは泳ぎはさほど上手くないので、遊泳速度は遅いんです。普通の魚ならばひれで泳ぎますが、鰻の場合は体を横にくねらせることで波打ちのような状態になり推進力を生み出して泳ぎます。このような泳ぎ方は蛇のようなので蛇行型と呼ばれています。蛇行型をする魚としては似た形をした魚が挙げられ、ウツボやハモ、アナゴなどがいます。

淡水魚として川などに生息することが知られていますが、産卵や孵化は海で行われています。つまり、淡水にさかのぼってくる魚ということですね。このような生活の形は「降河回遊(こうかかいゆう)」とよばれます。実は鰻の嗅覚はイヌと同等であるほど優れた嗅覚でもあるんですよ。

目高(めだか)

川などによく見るめだかも6月の季語に分類されます。とても日本人になじみのある歴史も持っている魚であるので、俳句作りの参考になるかもしれません。

river

目がとても大きいので頭部の上端から飛び出している特徴がありますが、実はこれがそのまま名前の由来にもなっています。古くから日本人の間で観賞魚と親しまれてきたましたが、とても飼育が簡単なことからも金魚と同様に日本人にはなじみ深いかもしれませんね。

小川や水路などの流れのゆるやかな水辺に生息しています。食べ物は動物プランクトンなどですが、蚊の幼虫であるボウフラを好んで食べる特性があります。なので、益魚としても知られていてボウフラ退治にも一役買っているようですね。

日本人になじみ深い歴史というのは、めだかの産卵時期と稲作が関係しているのです。というのも、水田に水が張られる時期がめだかの産卵時期と同時期なのです。このことからも日本の稲作と共存してきた「水田の魚」とも呼ばれることがあります。

6月の季語~自然編~

ここからは、6月の季語として分類される自然の植物などをご紹介していきます。

木苺(きいちご)

ラズベリーなどの種類がありますが、木苺も実は6月の季語であることをご存知でしょうか。綺麗な実をつける植物であるので、俳句にもアクセントがつくかもしれませんね。

 Strawberry

木苺は主に北半球の寒帯から温帯で見る事ができる植物です。
小柄なものがほとんどであり、木のようになっている茎を持った低木です。匍匐のような形状のものや草本なども一部の種類には見受けられます。棘を持ったものも多いようです。
多くの心皮というものから雌蕊はつくられていて、この雌蕊が果汁を含んだ粒のような外見になります。つまりそのような粒が集まっているものが果実ということになります。この果実はご存じのように食べられるものが多いです。野いちごは多くの種類がこの仲間ですね。

枇杷(びわ)

枇杷(びわ)はご存知の方も多いでしょうが、オレンジ色の果実の植物です。実はこの枇杷も6月の季語とされています。

 Loquat

何故枇杷が6月の季語なのかというと、実がなるのが梅雨ごろであるためのようです。正確には「枇杷」という言葉は「仲夏」という6月6日頃からの1か月間の季語となっているようです。
果実がなるのは6月ではありますが、冬には花も咲かせます。黄色味を帯びた白くて可愛い小さな花を咲かせるんですよ。小さい花ですが香りは素晴らしいようです。なので、「枇杷の花」という言葉は冬の季語にもなっています。

6月の季語まとめ

かたつむり

幾つかの6月の季語をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
6月と言えばなにかと情緒のある季節。是非これらの季語を用いた俳句を作ってみてください。

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