仏壇へのお参りのやり方について|作法・マナー・お供え・香典・リン

仏壇へのお参りのやり方について|作法・マナー・お供え・香典・リン

家の仏間などでよく見かける仏壇といえば、基本的に毎日のようにお参りして仏様やご先祖様にご挨拶するための場と言うイメージが強いです。そしてお参りの際はお線香をあげ、おりんを鳴らして合掌するという方も多いでしょう。実は仏壇へのお参りには正しい作法が存在します。

2019-09-15

仏壇のお参りのやり方は?作法はあるの?

仏壇

家の仏間などでよく見かける仏壇は、私たちは仏様やご先祖様にご挨拶したりお供え物をしたりするための場というイメージが強いです。
特に年配の方や信心深い方は、毎日のようにお参りするのが日課という方も多いでしょう。
また長期休暇で実家などに帰省した際も、必ず仏壇にお参りする方も多いです。

ところで仏壇へのお参りといえば、お線香をお供えしておりんを鳴らし、合掌するものであると考える方も大勢います。
実は仏壇へのお参りについては、正しいやり方や作法が存在しますが、意外と知られていません。
果たして仏壇への正しいお参りとはどのようなやり方で行うのでしょうか。

そこで今回終活ねっとでは、仏壇への正しいお参りのやり方や作法について、以下のポイントを軸に詳しくご紹介します。

  • 仏壇にお参りする理由とは?

  • 仏壇にお参りする際の作法とは?

  • 他所の仏壇にお参りする際の作法とは?

  • 仏壇で法要を行う方法とは?

日々仏壇にお参りする方や、仏壇へのお参りについて知りたい方にとって、すぐにでも活用できる情報を載せてあります。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

仏壇にお参りする理由とは

仏壇

日々の習慣として仏壇にお参りする方は大勢いますが、そもそも仏壇にお参りする理由はどこにあるのでしょうか。

仏壇は仏様をお祀りする場であるとともに、ご先祖様の位牌を安置するための場です。
このため仏様に日々生かされていることに感謝しながら、ご先祖様とお話をすることを通じて、自分自身を整えて行いや心を正していくのが仏壇にお参りする目的といえます。

仏壇へのお参りの作法

仏壇

仏壇へのお参りといえば、線香をあげて手を合わせることがよくイメージされます。
しかし実際の仏壇参りはもっと奥が深く、手順の中でやるべきことも多いです。
ここでは仏壇にお参りする際の正しい手順や、線香やリン(おりん)の作法についても見ていきましょう。

お参りの手順

まず仏壇にお参りする際の手順ですが、具体的には以下のリストでご紹介する通りとなっています。
ぜひともご参照いただいたうえで、日々の仏壇参りにご活用いただければ幸いです。

  • 仏壇のご本尊に向かって正座し、一礼する

  • 仏飯や水などのお供え物をお供えする

  • 正座したうえで、マッチなどを使ってろうそくに火を灯す

  • ろうそくから火を移す形で線香に火をつけてお供えする

  • リンを鳴らしてお経を読み上げ、再びリンを鳴らす

  • 合掌しながら一礼し、ろうそくの灯を消す

  • 最後に一礼して、お参りを終える

なおお経については、読んでも読まなくても問題ありません
ただ信心深さからどうしても読み上げたい方は、読経の時間も設けると良いでしょう。

線香のあげ方

仏壇へのお参りで、誰もが必ずやることの1つが線香のお供えです。
線香をお供えする際には、いくつかの正しい作法がありますので、ぜひともここで知っておくと役立つでしょう。

線香に火をつけるには、ろうそくの火から移す形がとられます。
線香の火は激しく燃え上がるため、炎を落ち着けてから香炉にお供えするのが一般的です。
なおその際に息を吹きかけるのではなく、手などで軽く仰ぐようにします

なお一度にお供えする線香の本数は、宗派によって異なり、天台宗と真言宗が3本、それ以外の宗派は1本です。
ただし、必ずしも決まった本数をお供えしなければいけないわけではありません。

リンについて

線香のお供えとともに仏壇参りで必ず行われるのが、リンを鳴らすことです。
リンは本来、お経を読む前と呼んだ後に1度ずつ鳴らすものですが、実際はお経を読まない場合に鳴らしても問題ありません
また鳴らさない状態で、そのまま合掌をしても大丈夫です。

リンを鳴らすときは軽く鳴らすだけで問題ありません
リンを鳴らした後の余韻が続くうちに、合掌すると良いでしょう。

他所の仏壇に訪問してお参りする際のマナー

仏壇

仏壇のお参りをする機会は、ご親戚など他所のご自宅に伺った際にも持てます。
ただご自宅でのお参りに比べると、少し気を使った方が良いと感じる方も多いでしょう。
ここでは他所の仏壇にお参りする際の作法をご紹介します。

服装について

服装については、よほど正装が必要な場合を除けば平服を着用すれば大丈夫です
ただし平服といっても、ジーパンやタンクトップのシャツといった見た目がカジュアルすぎる服装は控えましょう
最も無難なものとして、黒など落ち着いた色合いの服装がおすすめです。

持ち物について

他所の仏壇にお邪魔する場合、持ち物もまた重要な要素です。
具体的にどのような持ち物を持参すれば良いのでしょうか。

花や手土産などのお供え物

まず仏壇へのお供え物を用意することが大切です。
具体的には仏壇にお供えする際の定番であるお花や手土産などが挙げられます。

お花については、故人が生前好んでいたものであれば非常に喜ばれるでしょう。
ただし、トゲが付いたものや毒が含まれているものなど、仏事で避けられる種類の花は持参しないようにします。
また手土産については、比較的保存のきく焼き菓子などがおすすめです。

なおお供え物をお供えする際は、ご自身で直接お供えするのではなく、故人のご遺族などからお供えしてもらうようにします。

香典

他所で仏壇参りする際に、香典を持参するケースも多いです。
香典の金額は、故人とご自身との関係性に応じた金額を包みます。
具体的には故人が叔父や叔母の場合は5千円~3万円、知人・友人の場合は5千円~1万円といった相場です。

香典についても持参してすぐにお供えするのではなく、ご遺族の手でお供えしてもらうのが一般的な作法とされています。

仏壇での法要の方法

葬儀

故人を供養するために、決まった年に法要を行うことも多いです。
もし仏壇を前に法要を行う場合は、どのようなやり方で行われるのでしょうか。

仏壇を前に法要を行う場合は、左側にご遺族やご親族が、右側に故人の知人・友人が座るのが一般的です。
また故人の近い順に前から座ります。

法要自体は僧侶の読経と焼香が主で、焼香の際は施主・ご遺族・ご親族・知人や友人の順番に行うのが作法です。
なお参列する際の服装は黒系のフォーマルなものを着用し、数珠や香典などを持参します。

なお、葬儀後の法要については下の記事で詳しく解説しております。
よろしければそちらもお読みください。

仏壇へのお参りについてまとめ

仏壇

今回終活ねっとでは、日々行う仏壇へのお参りをする際のやり方や作法について、いろいろと見てきました。
あわせて他所での仏壇参りや法要の方法もご紹介しました。
今回の記事で触れた内容をまとめますと、以下に挙げられる各ポイントの通りです。

  • 仏壇へのお参りは、仏様に対して火活かされていることに感謝しつつ、ご先祖様との対話を通じて自分自身の行いや心を正すというのが目的である。

  • 仏壇へのお参りはまずご本尊に一礼し、お供え物をお供えしてからろうそくに火をつけ、線香をお供えしリンを鳴らしてから合掌するという流れである。

  • 他所でお仏壇にお参りする際の作法は、まず服装は暗色系の落ち着いたものを着用し、持ち物はお花や焼き菓子、香典などを持参して、ご遺族にお渡しする。

  • 仏壇で法要を行う際は、まず仏壇の左側にご遺族やご親族が、右側に知人・友人が座り、焼香の際は喪主など故人に近い人物順に行う。

仏壇へのお参りは、毎日のように仏様やご先祖様を敬い、感謝するために行うだけに、お参りの作法をきちんと知ったうえで実践したいところです。
ぜひとも今回触れた内容を日々のお参りに活かして、真心から仏壇に向かう生活を送っていただけると良いでしょう。

また他所の仏壇にお参りする際の作法も、仏壇を前に法要を行う際の方法も役立つ場はいろいろとあります。
こちらについてもぜひともお役立ていただければ幸いです。

終活ねっとでは、他にも仏壇や葬儀に関する記事を多数掲載しておりますので、ぜひそちらもご参照ください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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