高齢化社会の原因、問題点とその対策法を探ります

高齢化社会が問題視されています。しかし高齢化社会が実際どうのように問題で、またそれに伴いどのような対策がされているかしっかり知っている人は少ないのではないでしょうか?今回は高齢化社会の原因、問題、対策など高齢化社会について紹介していきます。

目次

  1. 高齢化社会とは
  2. なぜ高齢化社会になったのか
  3. 高齢化社会の問題点
  4. 高齢化社会の対策
  5. まとめ

高齢化社会とは

人々

総人口に対し、65歳以上の高齢者の割合を高齢者率と言います。
高齢化率が7%の場合は高齢化社会
高齢化率が14%の場合は高齢社会
高齢化率が21%の場合は超高齢化率といわれます。

日本は超高齢化社会である

世界保健機構(WHO)によると、日本は高齢化率が21%の超高齢化社会であるとされています。この高齢化率は年々上がっていくとされています。

なぜ高齢化社会になったのか

人々

原因①医療技術の進歩

日本の高齢化が進んでしまっている理由、それは子供の出生率が減っていることと医療ぎゅつが進歩したことにあります。医療技術の進歩は素晴らしいことです。しかし、現在の高齢化社会の原因にもなっているのです…。高齢化社会と言われる前の日本は、先ほど医療技術が発展していませんでした。そのため長生きできる環境ではなかったのです。

原因②平均寿命の伸び

先ほど紹介した医療技術の進歩。医療技術の進歩により平均寿命が伸びています。日本はみんな保険に入ることが義務付けられています。そのため誰でも気軽に病院にかかることができるのです。

原因③ベビーブーム

第二次世界大戦に敗れてから、日本は急成長で成長していきました。戦後貧乏だった国民たちが仕事をするようになり生活が楽になり家庭を持つ人が増えました。その頃の日本はベビーブームで、子どもを産む人が多かったのです。今はそのベビーブームで生まれた人たちが高齢者と言われる世代になり高齢者の割合が増えているのです。

原因④出生率の低下

一時期はベビーブームだった日本も現在は出生率の低下が問題となっています。出生率の低下の原因は景気の悪化、賃金格差などが理由として挙げられています。ベビーブームと少子化の人口差が激しいことから高齢社会になっているのです。

高齢化社会の問題点

人々

問題点①増税

現在、日本は超高齢化社会で養われる側にある年配者が多くいます。年配者が増えるということは、年金・医療費・介護保険費・生活保護費が増えるということです。このような大勢の年配者を支えているのは私たちが収めている税金なのです。そのため年配者が増えるにつれ私たちの払う税金はどんどん多くなっていきます。

問題点②労働力の低下

年配者が増えるということは労働人口が減っていくということになります。働き手が少なくなるということは景気の悪化にもつながります。

問題点③家族への負担

家族に介護が必要な人がいた場合、家族に介護の負担がのしかかります。車いす生活や寝たきりなどで要介護度の場合トイレや食事の介助が必要となるので家族の負担も重くなるでしょう。もし施設に入ろうしても年金でカバーできる介護施設は定員がオーバーのところが多く、なかなか入れないのです。高いところに入れると次が金銭的な負担がのしかかってきます。

問題点④不注意の事故が増える

近年、高齢者によるブレーキ、アクセスの踏み間違いなどの車の操作ミスが問題視されています。健康な人であっても年齢には勝てず、鰈減少により若い時には考えられなかったミスを引き起こすのです。

高齢化社会の対策

人々

さきほど、高齢化社会で問題視されることについて紹介させていただきました。このような問題を受け政府もさまざまな対策をしています。今回は一部ですが、紹介します。

対策①定年延長、定年引上げ

団塊世代が65歳以上を迎え、定年を迎えてしまうと労働力が一気に減少してしまいます。そのため65歳以上の定年制や定年の定めの廃止を普及・促進する必要があります。そのため厚生労働省では中小企業定年引上げ奨励金を実施しています。中小企業定年引上げ奨励金とは、65歳以上への定年の引き上げ、または定年の定めの廃止を実施した中小企業事業主に対して奨励金を支払うというものです。このことにより、高齢者等が培った知識と経験を企業でいかせるようにし、労働人口の減少を少しでも減らそうとしています。

対策②機械化の導入

労働人口の減少により、今後機械化が進むでしょう。機械化が進むことにより、労働力が少なくても仕事が回るようになるのです。また今後人手不足が懸念される介護業界では、介護ロボットの普及が検討されています。

対策③介護サービスの普及

介護を必要とする家族がいる家庭の精神的・金銭的負担への対策もされています。平成9年から介護保険法が発足され平成17年には介護保険改正法案が可決されました。それに伴い高齢者の様々な機能低下に伴う介護サービスを利用する時の費用を、介護保険適用と認定されればほとんどの利用料保険料が負担してくれるのです。そのため家族の負担が軽くなります。

まとめ

いかがでしたか?今回は高齢社会の原因、問題点、対策について紹介しました。今後高齢化はますます進み、子育て世代の負担は大きくなる一方です。高齢者も子育て世代も負担が大きくならないよううまく対策が今後されるようになればと思っています。

「高齢化・対策」に関連する記事

「高齢化・対策」についてさらに知りたい方へ

  • 介護や年金など、高齢化社会が抱える問題と対策とは?

    介護や年金など、高齢化社会が抱える問題と対策とは?

    高齢化社会の問題はニュースなどでもよく見かけますが、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は2016年には27%にも達したようです。ここでは、高齢化社会が抱える問題や対策を専門家ではない筆者の視点でまとめてみました。

  • 急速に進む、日本の少子高齢化。その原因はどこに?

    急速に進む、日本の少子高齢化。その原因はどこに?

    日本は今、子供が少なく、高齢者が多い、非常にバランスの悪い社会となっています。日本の総人口のなかで高齢者が占める割合がとても多い、高齢化社会。社会の高齢化の原因と、少子化の原因はなんなのでしょうか。その対策について、一人ひとりができることを考えてみましょう。

  • 高齢化率の上昇と日本のセカンドライフの変化

    高齢化率の上昇と日本のセカンドライフの変化

    高齢化率とは、65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のこと言います。日本の高齢化率の上昇にともない、今後、日本で起こってくるであろうセカンドライフの変化を読み解きます。

  • 少子高齢化の現状 日本の未来は暗い、明るい?

    少子高齢化の現状 日本の未来は暗い、明るい?

    少子高齢化がすごい勢いで進んでいます。現状は晩婚化が問題になり、結婚しても子どもを持たない人が増え、出生率は下がり続けています。国家規模の対策が急がれています。そんな待ったなしの少子高齢化の現状を見てみましょう。

  • 「高齢者」の定義から少子高齢化問題を考える

    「高齢者」の定義から少子高齢化問題を考える

    平均寿命の急激な延びと、出生率の低下による少子高齢化の問題が浮き彫りになってきています。少子高齢化は高齢者の定義が曖昧になっていることも実態を分かりにくくしている点ではないかと考えられています。今回はこの問題について高齢者の定義から考えてみようと思います。

この記事に関するキーワード

ランキング

よく読まれている記事です

  • 終活で使うエンディングノートって一体何?書き方や入手方法を紹介!

    終活で使うエンディングノートって一体何?書き方や入手方法を紹介!

    終活のことを調べた時にエンディングノートという言葉を目にする方も多いのではないでしょうか?エンディングノートとはいったい何のことでしょう。そこでこの記事では、終活に使うエンディングノートの意味と書き方などをご紹介します。

    1
  • 20代から始める終活?20代から行う終活の意義・内容とは

    20代から始める終活?20代から行う終活の意義・内容とは

    近年よく耳にするようになった「終活」という言葉。20代から終活を始めるという人もいるのです。20代から終活を始める意義とは何なのでしょうか?どのような内容にすればよいのでしょうか?20代からの終活について考えてみましょう。

    2
  • 終活で今話題の墓友って一体何?墓友の探し方や注意点も紹介!

    終活で今話題の墓友って一体何?墓友の探し方や注意点も紹介!

    今、終活で話題になっている墓友と言う言葉をご存知ですか。墓友とは、さまざまな事情から一人でお墓に入る予定の人が集まり、永代供養墓などに一緒に入る友達のことを言います。仲の良い友達とお墓に入ることは終活でお墓を考えるとき、新しい形態と言えるでしょう。

    3
  • 今のうちにやっておきたい終活準備について紹介します!

    今のうちにやっておきたい終活準備について紹介します!

    最近では終活準備を行う方が多くなってきています。自分も終活準備を行いたいと思っているけど何から始めたらよいかわからないという方もおられることでしょう。そこで終活で何を準備すればよいのかなどを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

    4
  • 終活セミナーの内容、1日の流れや開催している団体を紹介します

    終活セミナーの内容、1日の流れや開催している団体を紹介します

    終活という言葉は定着したものの、ご自分の終活の取り組みは何から始めればよいのか?迷ってしまう方は多いかもしれません。そんな時におすすめなのが終活セミナーです。この記事では終活セミナーの内容や主な開催団体について詳しく紹介します。

    5

シェアする

関連する記事

「高齢化・対策」についてさらに知りたい方へ

介護や年金など、高齢化社会が抱える問題と対策とは?のサムネイル画像

介護や年金など、高齢化社会が抱える問題と対策とは?

急速に進む、日本の少子高齢化。その原因はどこに?のサムネイル画像

急速に進む、日本の少子高齢化。その原因はどこに?

高齢化率の上昇と日本のセカンドライフの変化のサムネイル画像

高齢化率の上昇と日本のセカンドライフの変化

少子高齢化の現状 日本の未来は暗い、明るい?のサムネイル画像

少子高齢化の現状 日本の未来は暗い、明るい?

「高齢者」の定義から少子高齢化問題を考えるのサムネイル画像

「高齢者」の定義から少子高齢化問題を考える

人気のキーワードの記事一覧

キーワード記事一覧へのリンクです

ランキング

よく読まれている記事です

終活で使うエンディングノートって一体何?書き方や入手方法を紹介!のサムネイル画像

終活で使うエンディングノートって一体何?書き方や入手方法を紹介!

1
20代から始める終活?20代から行う終活の意義・内容とはのサムネイル画像

20代から始める終活?20代から行う終活の意義・内容とは

2
終活で今話題の墓友って一体何?墓友の探し方や注意点も紹介!のサムネイル画像

終活で今話題の墓友って一体何?墓友の探し方や注意点も紹介!

3
今のうちにやっておきたい終活準備について紹介します!のサムネイル画像

今のうちにやっておきたい終活準備について紹介します!

4
終活セミナーの内容、1日の流れや開催している団体を紹介しますのサムネイル画像

終活セミナーの内容、1日の流れや開催している団体を紹介します

5

目次

目次です

このページの先頭へ

終活ねっと 〜マガジン〜  Copyright© 株式会社 終活ねっと