終活コラムに関する用語の意味の解説まとめたページです。当サイトでは終活コラムをはじめ終活全般の用語の意味を調べることができます。
急逝は「きゅうせい」と読み、人が急に死ぬことをいいます。事故で突然亡くなられた場合や、まだ死ぬ年齢でもないのに若くして亡くなられた場合などにも使われることもあるようです。急死を敬った言い方に変えるものです。
一定年齢以上を表す言葉で、「中年」や「高齢者」と同義です。辞書的な意味では、円熟した年頃の大人のこと。一説によれば、「壮年」と「老年」の間、言い換えれば60歳と80歳位の間を総称する言葉として用いられたと言われています。
人生の終わりについて自らを見つめなおし、今を有意義なものにするために考えたり行動したりすること。「死」という事象から目を背けず、向き合いながら自身とそれを取り巻く環境や人物への想いを言葉に表したり行動で示したりすること。
潮目とは温度の異なる海流がぶつかる場所の境目のことです。暖かい暖流と冷たい寒流がぶつかる場所のことを潮目と呼びますが暖流の中に氷塊が出来て温度差が出来るとそこも潮目と呼びます。また流れが違ったり塩分濃度が違ったりする海流がぶつかる境目も潮目といいます。海流の色が異なるので目で見てもわかります。
回復の見込みが考えられず、間もなく死が訪れるであろうと、医師が判断した重篤な状態のことを指します。つまりは死の直前という意味合いであり、家族などが呼ばれるような状況です。しかし、明確な定義は存在せず血圧が低下したり、呼吸が微弱になったりか、意識状態が悪化したり、医療措置によって回復することが見込めない場合などが当てはまります。
弔慰とは人の死を悼む気持ちの事です。死者を弔い、残された遺族の方を慰める意味もあります。似た言葉で弔意があります。弔意とは、死者の死を悲しみ、弔う気持ちの事なので意味合いとしては少し違います。遺族の方に哀悼の気持ちを伝える際には「弔意」を使用し、遺族の方を慰める際には「弔慰」を使用すると良いでしょう。
数え年で70歳のこと、もしくはその長寿のお祝いのこと。中国の唐代の詩人である杜甫の曲江詩にある「人生七十古来稀なり」に由来します。この詩は「七十年生きる人は古くから稀(まれ)である」という意味です。他に、還暦、喜寿、傘寿、米寿など年齢に応じた長寿を祝う名称があります。
電報とは、電信を用いた文書(電文)の配達サービスの事です。郵便による信書よりも高速に連絡出来るのが良いところです。 自分の気持ちをメッセージにして、最近はギフトと共に贈る方も多くいらっしゃるようです。
メモリアル(memorial)とは、故人や出来事を記念することをいいます。メモリアルだけで使うのではなく、他の単語と一緒に使うことが多いです。追悼の意味が含まれますので、ただの記念というより、誰か、何かを悼(いた)み覚えておきたい時に使われます。
命日とは仏教用語で、故人の亡くなった日を指します。毎年巡ってくる同月同日を祥月命日(しょうつきめいにち)と言い、それ以外の月の同日を月命日と言います。例えば、故人が亡くなった日が3月1日だとしたら、それ以外の月の毎月1日を月命日と言います。 祥月命日は1年に1度、月命日は1年に11回あるという事になります。 一般的には毎年巡ってくる祥月命日の事を命日と言います。 また、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と一定の年数に追善法要、年忌法要と呼ばれる、僧侶が執り行う法要を行います。
「他界」には、場所という捉え方と同時に、概念や状況を表す捉え方ができます。すなわち死後の世界、または死ぬことそのものを意味しています。場所という捉え方をした時、他界とは、人が死亡した時その霊魂が肉体から離れて行くとされる「現存する世界とは別の世界・場所」を指します。一方概念や状況という捉え方をした時は、死ぬことを婉曲にいう言葉として用いられ、その際でも故人を敬う気持ちを込めて「他界なさる」「他界なされた」という言い回しをします。
老後とは年をとった後という意味ですが、高齢者になった後、つまり死んでしまうことではなく、年をとった後半生といった意味であり、日本では主に「定年退職後」の意味で用いられています。 (例文) 欲張りでなくても食べていけるし、薄情にならなくたって、老後の安心は守られます。<宮本百合子「社会と人間の生長」青空文庫>
近親者が亡くなった時に、一定期間故人を悼み、身を慎むことです。喪の期間は、外出を控え家にこもったり、お祝いごとや交際を避けることになります。喪の期間ですが、一般的には命日から1年ですが、故人との関係により異なります。
・人の死のうとするとき。死に際。臨終。一生の終わりのとき。 (末期症状)まっきしょうじょうとは、疾病中の患者が死が間近になったときに、露にする救うことの困難な症状のことです。人間・生物などでなく不安定な状態の政党や政権や企業などの組織が崩壊への兆候を見せている状態を末期症状と呼ぶことがあります。
追悼とは、死者の生前を偲んで、その死をいたみ悲しむ事をいいます。法要や会合などである程度の人数の人達が集まることに使われます。追悼コンサートや偲ぶ会などがそうです。類語として「哀悼」がありますが、哀悼とは死を悼む感情の事を指すのであって、「追悼」とは悼む行為そのものを指すようです。
弔電とは、弔意を表す電報のこと。電報には慶事用の「祝電」と弔辞用の「弔電」の二種類があります。弔電は故人の訃報を受け取った際にお悔やみの気持ちを伝える為に送る電報。何らかの理由で直接参列できない場合に、喪主宛に送ることが一般的である。なお電報を送った後に急遽参列できることになり式に参列しても、失礼にはあたらないとされています。
戸主が家督を他の者に譲ること。または家督に限らず、それまであった立場などを他人に譲って、自らは悠々自適の生活を送ることなどを指します。もしくは、第一線から退くことなどに対しても用います。 日本の民法上の制度としての隠居は、戸主が生前に家督を相続人へ譲ることを指し、日本国憲法の施行に伴う民法の応急的措置に関する法律(昭和22年法律第74号)により、日本国憲法の施行(1947年5月3日)と同時に、戸主制の廃止と共に隠居の制度は廃止されました。
神に対して穢(けがれ)を避け、身を慎むことを指します。 また、死や血などの汚れに触れた人が一定期間、神の祀り(まつり)や他人から遠ざかること。 転じて、その避けるべきことや良くないとされていること自体を指すこともあります。
人の死を悼み悲しむ気持ちのことを指します。 実際には「弔意を表す」や「弔意を示す」といった使い方をします。 遺族に弔意を伝える場合は宗教などによってふさわしい言葉が左右されるため、「成仏」などの仏教用語の明言は避ける方が賢明です。
年齢を重ねることを意味し、生まれてから死ぬまでの時間経過を指します。 近年では「老化」と同意味として扱われる傾向にありますが、「老化」は加齢に伴って体に現れる変化そのもののことを指しますので、その意味は異なるようです。
会葬とは主に葬儀・告別式に参列することを言います。 一般に通夜に参列することは弔問と言われます。 また、会葬する人のことを会葬者と言います。 会葬者の方は遺族に向けてお悔やみの言葉を述べ、葬儀に参列します。
人の死後満12年、数えて13年目の忌日です。また、その日に行う法事のことです。13年忌とも言います。 13回忌には宇宙の真理である金剛界大日如来様とひとつとなります。 13回忌の法事・法要は満12年目の命日に行ないます。
式次第と、会議やパーティ、結婚式といった催し物の開催から閉会までの進行を事前に記したプログラムに相当します。式の進行の順番を決めた式次第は、掲示されたり出席者全員に配られ、主宰者、司会進行係、出席者全員に周知するために使われます。
かしこまった場面で使われる敬称で、令室=第三者から見た場合の配偶者(妻)のことをさし、御令室とも書きます。葬儀や弔電・訃報の中で使用されるのは「ご令室」が多く、結婚式の招待状では「令夫人」が多く用いられているようです。
ご家族がご逝去された場合、家庭内の神社と言える神棚を死から遠ざける必要があります。日本古来の宗教である神道では、死のような平常ではないものを「ケガレ」として忌避し、神さまに近づけてはならないという習慣があるためです。ケガレが去る忌明けまでは、一時的に神棚を封印しておかなくてはいけません。