香炉の意味とは?香炉とは何か、解説いたします

最終更新日: 2019年09月30日

香炉とは

読み方 こうろ

別名 香鑪

香をたくときに用いる器のことです。
陶磁器や金属、漆器などから作られています。
元々は仏具ですが、香道や床の間の置物飾りとしても使われることがあります。
仏教の伝来とともに日本にもたらされたと考えられています。

仏具としての香炉

香炉の歴史

香炉は仏教の伝来とともに日本に渡ってきました。
一年中暑い土地であるインドでは古来より、スパイスなど豊富な香料をブレンドしてお香を作り、それらを焚く風習がありました。
臭気を防ぐために香りをまとうことが習慣化していたようです。
それが転じて、仏様を供養する方法の一つとなりました。
中国には戦国時代の末期に現れ、やがて日本にも伝えられました。

五具足・三具足

香炉は基本的な仏具として揃える際に必要なものの1つです。
香炉1基、ローソク立てと花立てを1対ずつの計5個を1セットとし、これを総じて「五具足」と呼びます。
また、香炉、ローソク立て、花立てをそれぞれ1つずつの計3個で「三具足」と呼びます。
それぞれが、香供養、灯供養、花供養のための仏具です。
正式には五具足ですが、省略する場合は三具足にします。
菩提寺の考え方や宗派、地域によって変わってきます。

香炉の種類

香炉には2種類の役割があります。
1つはお焼香用のもので、もう1つはお線香を立てて、祈りをささげるときのものです。
宗派や地域の慣習によって、使われる香炉の種類は違ってくるので、購入の際には菩提寺や仏具の販売店に相談するとよいでしょう。

火舎・火舎香炉

主に真言系で使われる香炉です。
お焼香用になります。

土香炉

真言系で使われる香炉です。
お線香用です。
青磁器のものが多く、透かし香炉と呼ばれる透かしが入ったものもあります。
真言系ではお線香を折り、土香炉に寝かせます。

前香炉

お線香を立てるときに使われる香炉です。
口が広く作られています。

長香炉

お線香をそのまま縦に寝かせて使う香炉です。

香炉のお手入れ

お線香が立てにくくなったり、燃え残りが気になったりしたことはありませんか?
香炉の灰もお手入れが大切です。
とても簡単なので、日頃からこまめにお手入れしておくと、気持ちよくお線香をあげられますよ。

燃え残りを取り除く

お線香の燃え残りは、見た目にも美しくありませんし、新しくお線香を立てるときに立てにくくなります。
香炉の灰を静かに返しながら、ピンセットなど先の細いもので、丁寧に取り除きましょう。

灰をふるう

湿気を吸って全体が固くなったり、塊ができてしまったら、灰をふるいましょう。
茶こしなどを使うとサラサラになります。
また、最後に香炉を軽くたたき、灰の空気を抜いてあげます。

灰の交換

ふるいにかけてもすぐにまた固まったり、塊ができるようならば、仏具販売店で新しい灰を購入し、交換しましょう。
古い灰はお庭に捨ててしまっても大丈夫です。
お庭がない場合は、可燃ゴミとして処分しましょう。

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