祈祷の意味とは?祈祷とは何か、解説いたします

読み方 きとう

祈祷とは

神や仏など、神秘的な力を持つ崇拝対象に対し、期待する結果を得るために言葉によって祈ること。
また、その儀礼。
あらゆる宗教に基本的な行為であり、例えば初宮詣・七五三などの人生通過儀礼や、節分の厄除けなどのような年中行事に関するもの、他にも家内安全・商売繁盛・交通安全など様々な祈祷があります。

祈祷と祈願の違いとは

祈祷と祈願とは、同じような意味で使われますが、少し意味が異なるようです。

祈祷とは

僧侶や祈祷師、神主などの特別な力を持った者が、神仏に祈りをささげるのが一般的です。
祈祷の舞をささげたり、願い事が書かれた護符をお炊き上げするといった方法もあります。
要するに、祈祷は他力本願であると言えるでしょう。

祈願とは

自分自身で、目的や願望を達成するために、神仏に祈りお願いすることです。
自分で神社などに出向いて行うのが祈願なので、祈願は自力本願であると言えるでしょう。

御祈祷料の書き方

神社などで祈祷を受ける際に、神官や僧侶に対して謝礼を込めて祈祷料を納めますが、一般的に書かれる祈祷料の表書きには「御初穂料」「御玉串料」「御祈祷料」「御礼」「御祭祀料」があります。
その中で、よく使われるのは「初穂料」「玉串料」だと思われます。
そこで、この二つの違いについてご説明します。

初穂料とは

初穂とは、その年に初めて収穫されたお米のことで、初穂料の起源としては、昔、初穂を最初に神前に捧げることで豊作の恩恵に感謝をする風習がありました。それが広く農作物や魚類にも広がり、現在でも「初物」として神社にお供えされています。
そのことから、神前にお供えするものという意味を持つようになり、神前にお供えする金銭を「初穂料」と呼ぶようになりました。

「御初穂料」とは、神様に感謝の気持ちを込めてお供えするという意味合いを持ちます。

初穂料を使う場面

交通安全祈願、厄除祈願、初宮詣、七五三など様々な場面で使うことができますが、初穂料の意味である「感謝を気持ち」を込めてお供えするものであるので、お葬式などの弔意を持って臨む場面では不向きでしょう。
また、社務所で販売されている御守や御札を受け取る際にも、「初穂料」と書いたのし袋が使えます。

玉串料とは

玉串とは、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたものです。

神と人との間に立って、霊威を取り次ぐもの、あるいは神意を通じるものだといわれます。
玉串を神前に奉って拝礼することで、榊の小枝を通して人々の願いが神様に通じるのです。

玉串料は、玉串の代わりとして納める金銭のことを指し、初穂料同様、神様にお供えするという意味合いをもちます。

玉串料を使う場面

初穂料同様に様々な場面で使うことができ、七五三、初宮詣などの神社で執り行う祭事で使うことができます。
これに加え、神式の葬儀にも使用することができます。
初穂料とは違い、御守や御札を受ける際には使用しません。

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