法事はいつまで行う?回忌法要や服装などについても解説します!

法事はいつまで行う?回忌法要や服装などについても解説します!

皆さんの中には故人の法事を何度か行っている方も多いでしょう。しかし、法事はいつまで行うものなのか気になる方も多いのではないでしょうか?たしかに子孫の方のことを考えると法事をいつまでやるのかという問題は重要なものです。今回は法事のいつまでについて解説します。

最終更新日: 2020年09月09日

法事はいつまで?

葬儀

読者の皆さんの中には、すでに故人の法事を何度も行っているという方も多いでしょう。
法事といえば葬儀や四十九日法要、回忌法要などさまざまなものが挙げられますが、その中でも故人が亡くなった後の決まった年に行われるのが回忌法要(年忌法要)です。

回忌法要といえば一周忌や三回忌などが挙げられ、徐々に数字が増えていく特徴があります。
回忌法要にまつわる疑問として、いつまで続けていくのかというものもありますが、多くの方がこの疑問を抱いているのではないでしょうか?

たしかに回忌法要の数字の中には、十七回忌や三十三回忌といった相当先の年月に法事を行うことになるようなものも含まれるため、上記のような疑問を抱くのも無理ないといえるでしょう。

そこで今回「終活ねっと」では、法事をいつまで行うのかという問題について詳しく見ていきます。

  • 法事とはいったいどのような儀式なのか?

  • 回忌法要はいつまで行うものなのか?

  • 法事での喪服や礼服はいつまで着用するのか?

  • 法事での香典はいつまで薄墨を使うのか?

法事を今後どのように行っていくのかについてをいろいろと考えている方たちにとって参考となる情報が詰まっていますので、ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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法事とは

葬儀

私たちは日ごろから法事という言葉をよく聞いたり、また法事の場に参列したりすることが多いですが、法事の正確な意味についてわからないという方も多いでしょう。
そこでまず、法事が一体どのような行事であるのかについて見ていきます。

法事とは簡単に言えば、亡くなった方の冥福を祈って供養するための儀式です。
正確には故人の葬儀の直後に行われる初七日法要以後に行われる忌日法要(四十九日法要の前に行われるもの)や四十九日法要、回忌法要(一周忌や三回忌など)を指します。

なお、非常によく似た言葉に「法要」というものがありますが、法要は法事の中でも儀式だけを指す言葉です。
法要に会食までを加えたものが法事ということになります。

回忌法要はいつまで行う?

葬儀

法事の中に含まれるものはいろいろとありますが、その中でも故人没後の決まった年に行うのが回忌法要(年忌法要)です。

ここでは、回忌法要がどのようなものであるのかにも触れながら、法事をいつまでやるのかについて見ていきましょう。

回忌法要の一覧

回忌法要には多くの種類がありますが、一般的には以下のようなものが行われます。

  • 一周忌:故人没後1年の命日

    親戚や友人らも招き盛大におこなうことが多いです。

  • 三回忌:故人没後2年の命日

    親戚らも招き盛大におこなうことが多いですが、一周忌より小規模になることもあります。

  • 七回忌:故人没後6年の命日

    親戚らも招いておこなうことが多いです。
    これ以降は規模が縮小していくことが多いです。

  • 十三回忌:故人没後12年の命日

    遺族のみでおこなうことが多いです。

  • 十七回忌:故人没後16年の命日

    遺族のみでおこなうことが多いです。

  • 二十三回忌:故人没後22年の命日

    宗派や地域によって考え方が異なり、省略されることもあります。

  • 二十七回忌:故人没後26年の命日

    宗派や地域によって考え方が異なり、省略されることもあります。

  • 三十三回忌:故人没後32年の命日

    三十三回忌をもって葬い上げとすることがあります。
    葬い上げの場合は盛大におこなわれることもあります。

一周忌は没後1年なのに対し、三回忌は没後2年のように回忌と没後年数が変わるので、注意が必要となります。

一般的には三十三回忌まで

このように回忌法要は一般的には三十三回忌まで行い、三十三回忌で弔い上げ(その故人を最後に供養する節目)とします。

なお、三十三回忌を弔い上げとする理由として、まず仏教では三十三回忌を過ぎた故人は誰もが成仏して極楽浄土で生まれ変わるとされる考え方があるためです。
このほかにも、1世代を30年とみなす考え方や、実際に故人が亡くなって30年以上経つと故人を直接知っている方が非常に少ないという事情があるという理由にもよります。

浄土真宗などの宗派によって変わる?

ここまで見てきたのが一般的な回忌法要の一覧ですが、実は宗派や地域によっては回忌法要を行うタイミングに違いが見られます。
宗派ごとの回忌法要を行う時期の違いを見ていくと、以下のようなものです。

法事をいつまで行うかについては、ご家族の中で話し合ったり、またはご近所の方や菩提寺の僧侶の方にも相談してみると良いでしょう。

浄土真宗の場合

一般的なやり方と同じになります。

曹洞宗の場合

十七回忌まで行った後、二十三回忌と二十七回忌を行うか、または二十五回忌としてまとめて行うことがあります。
その後、三十三回忌を行い弔い上げとするところが多いです。
ただし、地域や寺院によっては五十回忌を弔い上げとするところもあります。

臨済宗の場合

一般的なやり方で行い、三十三回忌で弔い上げとします。
なお、地域や寺院によっては、二十三回忌と二十七回忌を行う代わりに二十五回忌を行うこともあります。

日蓮宗の場合

臨済宗の場合と同じです。
一般的なやり方で行い、三十三回忌で弔い上げとします。
なお、地域や寺院によっては、二十三回忌と二十七回忌を行う代わりに二十五回忌を行うこともあります。

真言宗の場合

十七回忌まで普通に行った後、二十五回忌と三十三回忌を行って、三十三回忌を弔い上げとすることが多いです。
なお、弔い上げの後、五十回忌や百回忌、百五十回忌を行うこともあります。

祖父母や叔父など親戚の回忌法要は?

回忌法要に関して弔い上げの時期をどうするかという点のほかによく持たれる問題として、親戚の方をいつまで呼ぶか、いつまで参列するかというものがあります。
回忌法要は普段なかなか連絡すらしない親戚の方までも参列して行われることが多いため、一族総出でのにぎわいが見られるのも事実です。

しかし近年では、親戚の方との関係も希薄になったり、回忌法要でも主要なもの以外は省略するといったやり方をとるご家庭が多かったりするなど、変化が見られるようになってきています。
ただ、親戚をどの回忌法要まで呼ぶかは施主の方の考えによっても異なるため、絶対的な基準が存在するわけではありません

このため、親戚の方が勢ぞろいして集まるようなタイミングで、いつまで法事をみんなで行うのかを話し合っておくと良いでしょう。

喪服・礼服はいつまで着る?

葬儀

法事の際の標準的な服装というイメージが強いのが喪服や礼服ですが、こちらについてもいつまで喪服などを着用すれば良いかが気になる方は多いでしょう。

ここでは、いつまで喪服や礼服を着用するべきかについて見ていきます。

施主の場合

法事を主催する立場にある施主は、最も目立つ存在である以上、着用する服装にも気を使う必要があります。
このため、一般的な作法では施主の方が喪服や礼服を着る時期は比較的長めです。

具体的には、故人の三回忌までは喪服や礼服を着用すべきとされています。
なお、ご遺族も施主にならい、適切な服装を着用することが求められます。

参列者側は案内状を確認

一方、参列者側については喪主やご遺族の方ほど長い期間にわたって喪服や礼服を着用する必要はありません。
というのは、法事にまつわる服装の作法として、参列者がご遺族以上に格式のある服装を着用することは避けられるべきとみなされているためです。

このため、一般的には故人が亡くなってから1年後に行われる一周忌までが参列者側が喪服や礼服で参列すべきという基準といえます。
ただし、服装に関する考え方は施主によって異なることから、法事の案内状に書いてある服装についての項目を確認しておく最も無難です。

香典はいつまで薄墨を使う?

葬儀

法事の際に参列者側が持参すべきものとして不可欠といえるのが香典ですが、香典といえば使う墨を薄墨にするべきというのはよく聞かれることといえます。

香典を書く際に使う薄墨は、いつまで使うべきなのでしょうか?

薄墨を使う意味

最初に香典で薄墨を使う意味について見ていきましょう。

本来、薄墨を使うのは、故人を亡くした悲しみで墨に涙が混じったさまに見えるためで、それが転じて悲しみを示すものとして使われるようになったというのが理由です。
また、このほかにも故人が亡くなったことで墨をする余裕もなく駆け付けたという意味もあります。

いずれにしても、故人のご不幸に接し、弔意を示すために薄墨を使うようになったものです。

一般的には四十九日まで

薄墨を使う意味について見てきたところで、具体的にいつまで薄墨を使うかについて見ていきましょう。
結論を先に書くと、故人の四十九日までで使うのが一般的です。

四十九日を迎えるまでは故人もまだ成仏しておらず生まれ変わり先も決まっていないことから、故人のご不幸を悲しむための時期とされています。
このため、葬儀が終わった後であっても四十九日が明けるまでは薄墨を使うのが一般的です。

ちなみに、お布施の場合は四十九日前であっても薄墨ではなく黒色の濃い墨を使って書くため、混同しないように注意しましょう。

下記の記事では四十九日法要についての基礎知識を全て解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

法事は何時までやるのか

葬儀

法事、法要に時間の決まりはありません。
施主がお寺と決めることが一般的です。
法要後の御斎(おとき)などを考慮し午前中からはじまることが多いです。
遠方の場合など、前泊が必要になる場合もあります。

仏教以外の法事はいつまで行うのか

葬儀

神道

神道の法要は、霊前祭、式年祭とよばれています。
没後一年以内の法要を霊前祭、一年以降の法要を式年祭と呼びます。
一般的に、五十年祭でまつりあげとします。

詳しくは、以下の「終活ねっと」の記事をご覧ください。

キリスト教

キリスト教では、ミサや記念集会が法要にあたります。
仏教の法事・法要のように厳格なしきたりはあまりありません。

詳しくは、以下の「終活ねっと」の記事をご覧ください。

法事はいつまで行う?まとめ

お墓

今回「終活ねっと」では、法事をいつまで行うのかという問題を取り上げて、いろいろと見てきました。
内容をまとめると、以下のようになります。

  • 法事とは、故人の冥福を祈って供養するために行われる儀式のことで、正確には葬儀の直後に行われる初七日法要以後の法要を指す。
    なお、法事は法要のほか会食も含めたものである。

  • 一般的な回忌法要は三十三回忌までで、三十三回忌をもって弔い上げとする。
    ただし、宗派や地域によっては回忌法要を行うタイミングや弔い上げの時期が異なることも多い。
    親戚の方をいつまで呼ぶかについては絶対的な基準はないため、親戚の方が勢ぞろいした段階で話し合って決めると良い。

  • 喪服や礼服をいつまで着るかについては、喪主の場合は三回忌まで、参列者側は一周忌までが作法とされている。
    ただし参列者側の場合は、案内状の服装に関する項目を確認した方が無難である。

  • 香典で薄墨を使うのは故人のご不幸に対する悲しみの気持ちを示すためとされている。
    なお、薄墨は四十九日までは使うのが一般的である。

法事をいつまで行うかについては一般的には三十三回忌までとされていますが、宗派や地域によって異なってくる場合も多いです。
このため、ご家族の中でよく話し合うほか、ご近所の方や菩提寺の方によく相談して、いつまで行うかを決めるようにすると良いでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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