四十九日法要の食事の内容は?費用相場や席順・挨拶も解説します!

四十九日法要の食事の内容は?費用相場や席順・挨拶も解説します!

四十九日の法要では終了後に参列者の方々と食事の場を設けます。そこで今回は四十九日法要の後の食事について、その意義や当日の流れなどを解説いたします。費用相場、施主としての挨拶などもご説明する四十九日法要の食事についての知識です。

2019-10-26

四十九日法要の食事について

葬儀

葬儀・お墓・相続など、終活にはさまざまなテーマがあります。
ご自分らしいエンディングに向けて考える終活では、亡くなった方をご供養する法要の行事について知っておくことも大切です。

法要では、お経をあげていただいたお坊さん(僧侶)や参列者の方々と一緒に、会食の機会を設けます。
施主の立場として食事を振る舞うことで、亡くなった方へのご供養に対する感謝の気持ちを表わします。
四十九日法要の食事には、大切な意味が込められています。

そこで今回終活ねっとは、初めに行う年忌法要である四十九日の法要について、特に食事に注目して解説いたします。

今回の記事では次の項目がポイントです。

  • 四十九日法要とは?

  • 四十九日法要での食事とは?
    法要後に行う食事とその内容について

  • 四十九日法要の食事の場所の選び方

  • 四十九日法要の食事の費用相場

  • 四十九日法要の食事の当日の流れ

  • 四十九日法要の食事で注意すること

  • 四十九日法要の食事、献杯時の挨拶

  • 四十九日法要で他に準備すること

四十九日の法要は、ご親族が一同に集まる大切なご供養の機会です。
施主の立場として、正しいしきたりに沿って会食の場所を用意する必要があります。

ぜひ最後まで目を通していただき、皆様の終活のお役に立てればと思います。

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下記の記事では四十九日法要についての基礎知識を全て解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

四十九日法要とは?

葬儀

亡くなった方をご供養する法要には、追善供養と年忌法要があります。

亡くなった日から数えて7日ごとに行う追善供養では、初七日から四十九日までの法要があります。
一方の年忌法要とは、一周忌から始まる一年ごとの法要を指します。

四十九日法要は、故人の魂があの世に旅立つ日にあたります。
極楽浄土に行けるように、お経をあげてお参りをする法要です。
また、四十九日法要は忌明けの日にあたります。
亡くなった方のご家族にとって、喪に服す期間が終わったことを意味します

仏式の場合では、ほとんどの場合に四十九日の法要当日にお墓への納骨を行います。
また、白木位牌から本位牌に魂を移す開眼法要も行います。

このように、四十九日法要はご供養の節目となる大切な機会となっています。

なお終活ねっとでは、四十九日法要についてさらに詳しい記事を掲載しています。
ぜひそちらもご覧いただき、参考にしていただければと思っております。

四十九日法要の食事とは?

葬儀

四十九日法要では、お坊さんにお経をあげていただき、納骨とお参りを行うのが一般的です。
法要での儀式が済んだ後は、会食の場を設けます。
ここでは四十九日法要の会食を行う目的などについて、ご説明いたします。

四十九日は法要後に会食を行う

仏教での法要の際に行う会食を、お斎(おとき)と呼びます。
このお斎という言葉は、仏教用語で食事を意味する斎食(さいじき)が語源です。

忌明けにあたる四十九日では、法要の儀式がすべて終わった後に、会食を行います。

故人の思い出を共有しながら食事する

四十九日法要での食事の目的は、思い出の共有と感謝です。

食事をしながら、故人が元気だった頃の姿に思いを馳せて参列してくださった方々と思い出話をします。
故人の人柄や生前のエピソードなどについて、落ち着いた雰囲気のなかで会話できます。

また、施主の方は、お坊さんと参列者の方々に感謝の気持ちを込めて、食事の場を設けます。
故人の思い出を皆で語り合いながら、あの世への旅立ちを見送るのが、会食の目的です

会食は2時間未満が目安

四十九日法要の会食では、ホテルや料理店での食事や仕出し弁当などをいただきます。
会食ではビールや日本酒といったお酒も用意されます。

思い出話をしながらの食事となりますので、所要時間は1時間半から2時間が目安です。

葬祭センターのホールやお寺の中の部屋を借りて会食を行う場合も、予定時間は2時間のケースがほとんどです。

四十九日法要の食事の内容は?

四十九日法要での食事の内容は、どういったものになっているのでしょうか。
お斎と呼ばれる法要での会食は、時代の流れを受けて次のように変わってきています。

かつては肉や魚を使わない精進料理

お斎では、かつては正式な形の精進料理を用意するとされていました。
精進料理は仏教の戒律に沿って、肉や魚を使わずに作る料理です。

昭和30年代までは自宅で調理して精進料理をふるまう場合もあったようですが、時代の流れとともに変化し、昭和50年頃には特に精進料理にこだわらない食事が主流となりました。

現在は会席料理や仕出し弁当も

参列者には、子どもから大人まで幅広い世代の方がいらっしゃいます。
法要における会食では、どなたの口にも合う和風の食事、会席料理や日本料理の仕出し弁当などが好まれています。

また、四十九日法要での食事は、かつてはご自宅やお寺の中の広間で行われてきましたが、現在では料理店やホテルなどで行う場合が増えています。
料理店やホテルなどの会場では、室内のバリアフリーや和室でのテーブルと椅子の使用など、ご高齢の方も安心して会食に参加できるよう工夫がされています。

食事を行わない場合もある

四十九日法要での食事は、必ずしなければならない決まりはありません。
施主の方の考えによって、会食の場そのものを省くこともできます

会食を行わない場合は、四十九日法要の最後に行う挨拶で、施主の方から会食の場は設けておりませんという内容を述べるようにします。
そのうえで、法要に来ていただいた返礼の品と持ち帰り用の仕出し弁当・お酒を、参列者一人ひとりに渡します。

都合があり会食の時間が取れない、あるいは参列者の方にご高齢の方が多く負担になるといった理由で、四十九日法要の会食を行わないケースもあります。
四十九日法要での会食は、行わなくても特に失礼にはあたりません。

四十九日法要の食事の場所の選び方

葬儀

料理店・ホテル・葬祭ホールなど、現在では、四十九日法要での食事の場所の選択肢は多くあります。
施主の方は、当日の参列者の数を把握でき次第、会場と食事に予約を入れて手配をします。

食事の会場は、お坊さんと参列者の方々にご案内しておく必要があります。
遅くとも四十九日法要当日の2週間前までには決めるようにしたいものです。

食事の場所を選ぶうえで気をつけたいポイントは、次の2点です。

会場同士の距離

四十九日法要では、ほとんどの場合にお墓での納骨を行います。
したがって、会食を行う場所は、お墓のあるお寺や霊園に近い必要があります。

大きな料理店・ホテル・葬祭センターなどは、マイクロバスでの送迎が可能ですが、移動距離が長いと参列する方々の負担となります。

食事の場所は、四十九日法要の会場とお墓、その両方に近い会場を選ぶようにします。

規模感

四十九日の法要をどれくらいの規模で行うかは、葬儀の形式と参列者の数によって決まってきます。

葬儀が大きな規模だった場合には、四十九日法要もそれなりの人数の方々を招いて行います。
一方で、家族葬のような形で小規模での葬儀を行った場合は、四十九日法要の参列者も少人数となります。

食事の時間は、故人の思い出話ができるよう、一つのテーブルにある程度の人数がまとまって着席したいものです。
人数に比べて広すぎる会場や狭すぎる会場は避けるようにします。

四十九日法要の食事の会場は、参列者の人数に合わせて選ぶことがポイントです
また食事の会場は、遅くとも法要の2週間前までには予約を済ませる必要があります。
参列者の方々に四十九日法要のご案内を出す際には、法要後の会食に参加できるかどうかをさりげなく確かめるとよいでしょう。

四十九日法要の食事の費用(予算)相場

葬儀

会食にかかる費用は、会場の広さや参列者の人数によって決まります。
食事の費用としては、相場の目安は次のようになっています。

  • 料亭・日本料理店の場合 一人あたり5千円から1万円

  • ホテル内のレストランの場合 一人あたり5千円から1万円

  • 葬祭センターなどの貸会場で仕出し弁当を取る場合 一人あたり3千円から5千円

ほとんどの料理店やホテルでは、法要での食事にふさわしい会席料理のコースを準備しています。
仕出し弁当を扱う料理店の場合でも、予算別に何種類かのお弁当をそろえています。
正式な予約をする前に、四十九日法要の会食である旨を伝えて、まずは予算や料理の内容を相談してみるのがおすすめです。

また、食事の費用のほかに、室料が必要になる場合もあります。
たとえばお寺の広間を借りて会食を行う時には、室料としてのお布施の目安は1万円です。
食事の予約をする際には、室料の有無も確かめておくのが必要です。

四十九日法要の食事の流れ

葬儀

四十九日法要の当日は、法要での儀式が完了してから会食場所に移動して食事となります。
ここでは、当日の流れに沿って見ていきましょう。

  • 参列者が会場に着席して、お坊さんの到着を待ちます。

  • お坊さんが到着して読経を開始します。
    お経の間、順番にご焼香をします。
    ご焼香は施主の方から故人と関係が深かった順番で行います。

  • お坊さんからの法話を聞きます。

  • お墓に移動して納骨を行います。
    お坊さんがお墓の前で読経をします。
    参列者の方は、施主の方から順番にお線香をあげてお参りします。

  • 会食の場所に全員で移動をします。

  • 会食場所では着席をして全員の到着を待ちます。
    全員がそろったら、施主の方から挨拶をして、献杯(けんぱい)の合図で食事を開始します。

  • 懇談しながら食事をした後で、施主の方が締めの挨拶をします。
    施主の方は、参列者の方に返礼品を渡して感謝の気持ちを伝えてから、解散となります。

四十九日の食事で注意すること

葬儀

四十九日法要の食事では、主に次の3点に注意が必要です。
料理の内容や座席など会場の料理店やホテルに準備してもらえる場合でも、食事が始まる前に施主の立場として次の点を確認しておきましょう。

ご祝儀料理が入ることがないように

四十九日法要の食事では、おめでたいことを連想させる料理は入れないようにします。
これらのご祝儀料理の代表としては、鯛や伊勢海老などがあります。

通常は、予約をする時に四十九日法要の会食であることを伝えておけば、鯛や伊勢海老といったご祝儀料理は加わりません。
また、あらかじめ法要向けとなっているコース料理を選んだ場合も、ご祝儀料理のメニューは加わりません。

料理店やホテルなどの会席料理は、会食の開始の時にすでにテーブルに並べられていることがほとんどです。
四十九日法要の当日は、施主の方は会場に到着したら料理をひと通り見て、ご祝儀料理がないことを確かめるとよいでしょう。

故人に配膳する「陰膳」は必須ではない

陰膳(かげぜん)とは、遺影の前に一人前を配膳して用意する故人のための食事です。
四十九日法要の会食では、基本的に陰膳を用意する必要はないとされています。

しかし、地域によっては陰膳を用意する習慣があります。
また、少人数では陰膳はいらないですが、数十名が参列する四十九日法要では陰膳を用意するという地域もあるようです。

陰膳の用意は、必須ではないものの、ケースバイケースと言えます
ご家族やご親族の方と相談して、陰膳が必要な場合は忘れないよう手配をしましょう。

席順

四十九日法要の会食では、施主の方は当日までに席順を決めておく必要があります。

具体的な席順ですが、最も故人に近い上座の席にお坊さんが座ります。
お坊さんの隣には、法要の参列者の方々が座りますが、順番は、故人と血縁関係が最も薄い方から順番に座ります。
最後に、施主の方は、上座から最も遠い末席の位置に座るようにします。

故人との関係が近い人ほど下座に座るしきたりです。
法要の当日に会場に着いてから慌てることのないように、参列者がはっきりした時点で席順をあらかじめ考えておきましょう。

四十九日の食事の献杯時の挨拶

葬儀

四十九日法要の会食では、献杯の合図で食事を始めます。
この献杯の発声は、施主の方が行うことが多いですが、施主でなければならない決まりはありません。
故人と親しくしていたご親族の方が献杯の合図を行うこともあります。

献杯の合図は、初めに短い挨拶の言葉を述べてから、献杯と全員の方に向けて声をかけます。
ここでは、献杯の時の挨拶について、例をあげてご説明いたします。

会食の挨拶文例

四十九日法要に参列してくださった方々に、よい形で供養ができましたという感謝の気持ちを述べます。
挨拶は長く話す必要はありませんが、会食の場でいきなり話そうとすると緊張するものです。
事前におおまかな挨拶文を決めておくとよいでしょう。

挨拶は、たとえば次のように話します。

「本日は、ご参列いただき、誠にありがとうございました。
私たち家族とともに、亡き父をしのぶ席におつき合いいただけて、うれしくまたありがたく思っております。
ささやかな形ではございますが、お食事をご用意いたしました。
生前の父の思い出を話しながらお食事を召し上がっていただければ幸いにございます。
本日の会が亡き父の供養になると思っております。
どうぞ皆様、お時間の許す限り、ごゆっくりとおくつろぎください。」

お坊さん(僧侶)への挨拶文例

お坊さんが会食に参加された場合は、会食が終わる時にお坊さんにお布施をお渡しします。
その時は、お布施と同時にお礼の言葉を述べる必要があります。

お坊さんへのお礼の挨拶は、たとえば次のように話します。

「本日は、お忙しいところ四十九日法要に来ていただき、誠にありがとうございました。
たいへん丁寧なお勤めをたまわることができ、とてもありがたく存じます。
おかげ様で亡き父の四十九日を無事に済ませることができました。
どうぞこちらをお納めいただければ幸いです。」

四十九日法要で他に準備すること

葬儀

四十九日の法要を迎えるにあたっては、会食の手配のほかにもさまざまな準備が必要です。
悲しみのなかでの準備となりますが、直前に慌てないように、余裕をもって始めることが大切です。

  • 四十九日法要の日取りを決める。
    参列者の都合を考えて、法要は四十九日の当日でなく直近の土日に行う場合が多い。

  • お坊さんに日付を伝えて、読経の依頼をする。

  • 本位牌を手配する。
    四十九日には、白木位牌から本位牌に魂を移す開眼法要を行う。

  • 参列者の方々に案内状を出す。
    少人数の場合は電話連絡で済ませることもある。

終活ねっとでは四十九日の法要について、さらに詳しい記事を掲載しています。
ぜひそちらもご参照いただければと思っております。

四十九日法要の食事についてのまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。
今回終活ねっとでは四十九日法要の食事について、当日の流れや費用などを解説してきました。

今回の記事をまとめると、以下となります。

  • 四十九日法要とは忌明けの日にあたり、故人の魂が極楽浄土に旅立つ日にあたる。
    四十九日法要では、納骨と本位牌に魂を移す開眼法要を行う。

  • 四十九日法要がすべて済んだ後は、会食の場を設けて参列者で故人の思い出話をしながら食事をする。
    食事の所要時間は約2時間が目安である。

  • 四十九日法要での食事は会席料理や仕出し弁当が好まれている。
    食事の会場は、法要の場所とお墓の場所との距離が離れすぎないようにして、参列者の人数に合った広さの会場を選ぶ。

  • 四十九日法要の食事の費用相場は、料理店・ホテルの場合で一人あたり5千円から1万円、葬祭センターなどで仕出し弁当を取る場合で一人あたり3千円から5千円が目安である。

  • 四十九日法要の食事のでは、初めに施主の方から挨拶をして、献杯を合図に会食をする。
    懇談しながら食事をして、最後は施主の方が締めの挨拶をする。
    参列者の方に返礼品をお渡しして解散となる。

  • 四十九日法要の食事では、ご祝儀料理が入らないようにする、故人に配膳する陰膳はなくてもよい場合がある、席順に注意をする。
    席順はお坊さんを上座にして遺影に近い順に故人から血縁が遠い順に座る。

  • 食事の献杯時の挨拶は、挨拶文の例を参考にして事前に考えておくとよい。

  • 四十九日法要では食事の手配のほかに、日取りを決める・お坊さんへの読経の依頼・本位牌の手配・参列者への案内状の手配といった準備が必要である。
    直前に慌てないように余裕をもって早めの準備を心がける。

今回の記事をご参考に、四十九日法要についての知識を皆様の終活に役立てていただければと思っております。

また、終活ねっとではこのほかにも四十九日の法要に関する記事を掲載しています。
ぜひそちらもご参照ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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