命日に飾るお花を選ぶポイントとは?おすすめの種類や花言葉も解説

命日に飾るお花を選ぶポイントとは?おすすめの種類や花言葉も解説

仏壇やお墓参りなどで欠かせないものの1つにお花が挙げられます。しかし、命日にどんなお花を飾ればいいのか、わからないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、命日に飾るお花を選ぶポイントなどについて解説します。

最終更新日: 2020年09月08日

命日に飾るお花について

お墓

故人の仏壇やお墓参りなどをする際、準備するものはいろいろとあります。
仏壇の場合は、炊き立てのご飯やお客様からいただいたばかりのお菓子などで、お墓の場合は墓石やその周囲を掃除するための道具などが挙げられるでしょう。
その中でも欠かせないものの1つが「お花」です。

特に考えることなく好きなお花や綺麗なお花を基準に選んでいる人はいます。
しかし、命日に飾るお花を選ぶ際には、いくつか見ておくべきポイントがあることをご存知でしょうか?
「どんな風にお花を選べばいいのか」「お金はどれくらいかかるものなの」など、疑問は次から次へと湧いてくることとおもいます。

この記事では、命日に飾るお花について

  • 命日の意味

  • 命日に飾るお花を選ぶ際のポイント

  • 命日に選ぶおすすめのお花の種類と花言葉について

  • お花の購入でいくらかかるのか

  • 命日にお花を贈る際に配慮すべき点

  • 命日に飾るお花として鉢植えはNGなのか

以上のことを解説していきます。
命日にお花を贈る際の宅配のタイミングなどについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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命日とは

お墓

命日には2種類あって「祥月命日(しょうつきめいにち)」と「月命日」でわかれており、意味やすべきことはそれぞれ違います。
祥月命日は故人が亡くなられた特定の月日と同じ月日で、毎年訪れる命日のことです。
月命日は祥月命日だけ除き、毎月訪れる命日のことです。

月命日にやることは故人の好物やお花などを供え、掃除をして焼香をあげます。
祥月命日は基本的に月命日と同じですが、3または7がつく祥月命日には法要を挙げます。

命日に飾るお花の選び方

お墓

命日に飾るお花に厳密な決まりはありませんが、できることなら場に合ったお花の方が良いでしょう。
ここでは命日に飾るお花の選び方をご紹介します。
選ぶ際にどこを見ればいいのか一緒に見ていきましょう。

お花の色

選ぶ際のポイントの1つはお花の色です。
どんな色を選ぶかについてですが、故人が亡くなられてからまだそこまで日が経っていない場合、白や青、紫といった控えめな色を選ぶのが良いでしょう。
故人が亡くなられてからすでに数年が経過している場合は、色合いも黄色や赤、ピンクなどを選んでも問題ありません。

また、色の数としては3色、もしくは5色が良いとされています。
こちらも基本的には故人の逝去日から日が浅ければ3色、そうでなければ5色という風にわけて考えましょう。
これはお花の色合いが派手であったり、お花の種類が多様だったりした場合人によっては故人を偲んでいないように見え、場に合わないとされるためです。

日持ちするお花を選ぶ

選ぶ際に見ておくべきポイントは長持ちするお花かどうかという点です。
命日以外に手を合わせる時間があまりとれない人などは、定期的にお花を入れ替えることができないため、できるだけ長く持つお花が良いとされています。
また、故人も長く花開いている方が喜ぶことでしょう。

長持ちできて、弔事で選ばれやすいお花として有名なのは菊です。
ほかにもスターチスやグラジオラスなど、多くのお花と比較して長持ちしやすいお花はたくさんあります。
命日に飾るおすすめのお花の具体的な種類については、後述していますのでそちらをご覧ください。

お墓のタイプに合わせて選ぶ

選ぶ際に見ておくべきポイントの1つとして挙げられるのが、お墓のタイプは何かという点です。
お墓には大きくわけて、日本古来からある和型のお墓と制約が少ない洋型のお墓があります。
和型は縦に長い形に対し、洋型は横に長い形をしており、さらに好きな言葉や絵柄の彫刻などができます。

お墓単体だけで雰囲気がそれぞれ違うため、お花もお墓のタイプによって分ける必要があります。
アイリスなどは名前だけ見れば洋風におもえますが、アヤメ科の総称でどちらかと言えば和風のお花です。
そのため、和型のお墓に飾った方がよく合います。

洋型のお墓にはユリなどの洋風のお花が合うでしょう。

宗教に合わせて選ぶ

選ぶ時に気にするポイントの1つには、宗教に合わせるという点も挙げられます。
そもそもお墓にお花を飾る行為自体が宗教に合わせたものなので、お花もそれにならうのは自然なことと言えるでしょう。

仏教に合わせるなら、選ぶお花は蓮の花が最適です。
仏教においてはさまざまな仏教画などで蓮の花が描かれており、仏教の象徴と言えるお花でしょう。
さらに仏様はお花の香りを食べ物としていただくとされているなど、お花との縁は深いです。

キリスト教に合わせるなら、選ぶお花はユリが最適です。
上の項目で少しだけユリについて触れましたが、ユリは聖母マリアのお花で、キリスト復活の象徴でもあります。

命日に飾るお花の種類と花言葉をご紹介

お墓

命日に飾るお花の選び方をご紹介しましたが、もっと具体的にどのお花がいいのかを知りたいという人もいらっしゃることでしょう。
ここではおすすめのお花の種類とそれぞれに応じた花言葉についてご紹介します。
花言葉は色によって内容が変わるため、気に入ったものを選ぶのも良いです。

命日に飾るお花の種類は、先述したように菊をおすすめします。
菊全体の花言葉は「高尚」「高貴」「高潔」です。

色別の花言葉は赤色の菊が「あなたを愛してます」「愛情」です。
白い色の菊は「誠実な心」「真実」「慕う」です。
赤色は情熱の色でもありますので「愛」が含まれているのはぴったりですし、白い色は何にも染まっていないまっさらなイメージなので、それに対応した花言葉となっています。

ピンクの菊は「甘い夢」、黄色の菊は「破れた恋」、紫色の菊は「私を信頼してください」「夢が叶う」「恋の勝利」です。
ピンクや黄色の菊は恋愛色が強いため、故人との関係によっては避けた方が良いかもしれません。

カーネーション

命日に飾るおすすめのお花の1つとして、カーネーションが挙げられます。
カーネーション全体の花言葉は「無垢で深い愛」です。

色別の花言葉は赤色のカーネーションが「感動」「母の愛」です。
ピンクのカーネーションが「女性の愛」「熱愛」「美しい仕草」、白色のカーネーションは「純粋な愛」「私の愛は生きています」「亡き母を偲ぶ」です。
紫色のカーネーションが「誇り」「気品」、オレンジのカーネーションが「純粋な愛情」「清らかな愛」です。

カーネーションは母の日に贈るものとされていますが、故人が父親や恋人などの場合でも供える花としてカーネーションは合うことでしょう。

リンドウ

命日に飾るお花としては、リンドウもおすすめです。
リンドウ全体の花言葉は「正義」「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」などがあります。

色別の花言葉は白色のリンドウが「貞節」「的確」です。
紫色のリンドウが「勝利」「悲しんでいるあなたが好き」「満ちた自身」「高貴」などです。
ピンクのリンドウは「愛らしい」「固有の価値」、青色のリンドウは「淋しい愛情」「あなたの悲しみに寄り添う」などがあります。

全体的に凛とした雰囲気や物悲しさなどを感じさせる花言葉が並んでいます。
特に「悲しみに寄り添う」などの哀愁漂う花言葉から、死産や流産になった赤ちゃんに手向ける人が多いとされています。

ひまわり

命日に飾るおすすめのお花といえば、ひまわりも忘れてはいけません。
ひまわり全体の花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」「あなたは素晴らしい」「光輝」「愛慕」などがあります。

色別の花言葉は白色のひまわりが「程よき恋愛」です。
赤色のひまわりは「冷静な判断」ですが、赤紫色のひまわりは「悲哀」になります。
また、黒色のひまわりの花言葉も「冷静な判断」です。
黄色は「憧れ」「いつわりの金持ち」、オレンジは「未来をみつめて」「願望」などがあります。

ネガティブな花言葉もありますが、基本的には前向きな言葉が多いです。
そのため、大切におもっている人やペットの猫・犬などにもおすすめです。

胡蝶蘭

命日に飾るお花として、胡蝶蘭もおすすめです。
胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」などがあります。

色別の花言葉は白色の胡蝶蘭が「清純」、赤やピンクの胡蝶蘭が「あなたを愛する」です。
青色の胡蝶蘭は「愛」「尊敬」「懐かしい関係」などがあります。
紫色や黄色、緑色などの胡蝶蘭はまだ新しい品種のため、花言葉が明確に決まっていません。
しかし、その色や雰囲気などから連想させる言葉はあります。

紫色は「高貴と不安」黄色は「個性的で存在感がある」緑色は「安心や安定」です。
花言葉の内容から故人との関係は、赤色・ピンクなら血縁者や恋人、青色は恩人や昔の友人などが良いでしょう。

命日に飾るお花の金額相場

お金

お花にかかる金額は、月命日と祥月命日で違いがあります。
月命日の金額相場は3千円~1万円、祥月命日の金額相場は5千円~1万5千円くらいです。
直接訪ねて行くならお花の鮮度を考え、生花店で購入するのが良いでしょう。

しかし、ご遺族にギフトとしてお花を送るなら、楽天などの通販がおすすめです。
メリットとしては当日の指定や即日配送、プレゼント用の包装などができますし、ネットなのでそれぞれのお花の値段も時間をかけて吟味しやすいです。
ただ北海道や沖縄は送料が高いのでご注意ください。

また、ご遺族側がお供えのお礼としてお返しする場合にかける相場は、いただいたお花の半額程度になります。

命日に贈るお花のポイント・マナー

お墓

この項目では、命日に贈るお花のポイントやマナーについてご紹介します。
命日にお花を供えに行くことが難しい場合は、ご遺族にお花を贈ることになります。
その際、どんなことに気を配れば良いのか、一緒に見ていきましょう。

アレンジメントされているものを贈る

命日にお花を贈る際は、アレンジメントされているものにしましょう。
アレンジメントとは、給水スポンジをカゴや器などの中に置き、お花を挿している形のことです。
そのまま飾るだけで何の手間もかからない、花瓶を用意したり、水を換えたりする必要もないなどのメリットがあります。

贈る相手がお花に興味がなく、普段からお花を飾る習慣を持ち合わせていないのであれば、花瓶も当然ないでしょう。
仕事などで忙しく、時間のかかることを嫌う人もいらっしゃいます。
相手がどんな人でどんな状況に置かれてるのか知らないなら、なおさらそういった人に対する配慮ということでアレンジメントを選ぶのがマナーです。

お花はいつまでに宅配する?

命日のお花はいつ送るのが適切でしょうか。
シンプルに考えるなら、命日ぴったりに届くよう指定して送るのが一番良いです。
仮に余裕を持って命日の数日前に宅配してしまえば、命日後のお花の長持ちする期間が短くなってしまいます。

そのため、宅配は命日ぴったりか、または前日の午後にするのが良いでしょう。
また、相手の状況がわからないまま宅配しては、相手に手間を取らせてしまう可能性があります。
したがって、あらかじめ相手と連絡をとり、お花の宅配はいつ頃ならば都合が良いかの確認をすることが大切です。

反対に命日を過ぎてから行うお花の宅配は相手に対し、失礼にあたるので止めておきましょう。

メッセージカードを添える

命日にお花を贈る際は、メッセージカードを添えましょう。
お葬式のお花の場合、立て札に送り主の名前を記入する形になります。
しかし、命日ではご遺族が読むことを前提としたメッセージカードを添えるのが一般的です。

伝票の宛名とは別に名前も合わせて書きたいという場合は、文章の最後に記入すると良いでしょう。
メッセージカードを書く時のポイントはまず簡潔に書くこと、そのため前置きを省いて伝えたいことだけを記入します。
内容は何を書いてもいいのですが、命日なので全体的に故人を悼んでいることが相手に伝わるような文章を心がけてください。

最後はご遺族に対する気遣いの言葉で締めましょう。

生花と造花のどちらが良いか

ここまで購入するお花は「生花」であることを前提にお話を進めてきました。
しかし、造花を贈るのはダメなのでしょうか。
お供えに生花が推奨されているのは、水やお花を定期的に代える行為が精進につながるとされているためです。

したがって、本来であれば生花を購入すべきでしょう。
ですが、忙しい人が多い現代においては、お花の手入れをする時間がとれないという人もいるのです。
そのため、贈る相手によっては、造花でも問題ないとされています。

命日に飾るお花で鉢植えはタブー?

困った人々

命日に飾るお花にはさまざまなタイプがありますが、鉢植えに関しては贈り物としてタブーとされている人もいます。
例えば、入院されている人のお見舞いに鉢植えを持って行くことがタブーとされているのは「根付いている」鉢植えが「寝付く」を連想させるためです。
入院が長引くことをイメージさせ、縁起が悪いという理由があります。

命日に関しては鉢植えの中の肥料を不浄なものと考えている人もおり、相手を不快にさせる可能性があるということです。
他には鉢植えが「埋める」ことを連想させるなどの理由から、命日だけではなく弔事関連で鉢植えは避けるべきと考える人もいます。

命日に飾るお花のまとめ

お墓

いかがでしょうか。
今回の「終活ねっと」の記事では、命日に飾るお花を選ぶポイントを中心に以下のことを解説しました。

  • 命日は、毎年1回だけ訪れる「祥月命日」と月に1回だけ訪れる「月命日」の2種類ある

  • お花の選び方は故人の逝去日に近ければ控えめな色を3つ、離れていれば明るい色を5つ、長持ちできそうなものにする
    お墓の種類と宗教に合わせて選び、仏教なら蓮の花、キリスト教ならユリ。

  • おすすめのお花と花言葉は菊「高尚」「高貴」、カーネーション「無垢で深い愛」、リンドウ「悲しんでいるあなたを愛する」。
    ひまわり「光輝」「愛慕」、胡蝶蘭「純粋な愛」などがあり、色によって内容は変わる。

  • 金額相場は月命日が3千円~1万円、祥月命日が5千円~1万5千円。
    ご遺族側がお返しする場合、相場はその半額。

  • お花を贈る際のポイントは、そのまま飾ることのできるアレンジメントされた生花を選ぶ。
    宅配のタイミングは当日、もしくは事前に確認をとる。

  • メッセージカードを添え、内容は簡潔にして故人を悼み、ご遺族を気遣う文章であること。
    「肥料は不浄なもの」「埋めることを連想させる」などの理由で鉢植えを嫌がる人もいる

故人が亡くなられた日から、どれくらいの年月が経過しているかによって、選ぶお花の色や数が変わることがわかりました。
具体的にどれくらい時間が経っていればお花の色合いを変えていいのかについて、はっきりとは定められていません。
四十九日後という人もいれば、一周忌を基準にされている人もいるので、そこはご自分で決められるのが良いでしょう。
しかし、一番大切な故人を悼む気持ちは忘れないようにしたいものです。

「終活ねっと」では他にも命日やお供え物について、具体的にご説明している記事を多数掲載しております。
ご興味がありましたら、そちらの方もあわせてぜひご覧ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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