初盆(新盆)のお供えにお返しは必要?お返しの選び方やお礼状の書き方を解説

初盆(新盆)のお供えにお返しは必要?お返しの選び方やお礼状の書き方を解説

初盆のお供えを頂いたとき、お返しについてどうすれば良いかご存知ですか?マナーに沿った正しい対応ができないと、いざというときに慌てたり、恥ずかしい思いをしてしまいます。今回の記事では、初盆に頂くお供えのお返しについて知っておきたい様々な知識をお伝えします。

最終更新日: 2019年12月17日

初盆(新盆)のお供えのお返しについて

仏壇

初盆のお供えを頂いたとき、どのような対応をすれば良いかご存知ですか?
いざお供えを頂くと、お返しをした方が良いのか、お礼状はつけた方が良いのかなど、様々な疑問が浮かんできます。

もし間違った対応をしてしまうと、自分が恥をかいてしまうばかりか相手の方に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
相手の方にも失礼のないように、初盆のお供えを頂いた際のマナーについて事前に知っておくようにしましょう。

今回「終活ねっと」では、初盆のお供えにお返しは必要かどうかと、それに付随した様々な情報をお伝えしていきます。
具体的には、

  • そもそも初盆とは?

  • 初盆のお供えにお返しはするべき?

  • お返しの品の金額の目安は?

  • お返しの品として選ばれるもの

  • 初盆のお供えのお返しで知っておきたいマナー

  • お礼状の注意点と文例

などの様々な情報をお伝えします。

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今回の記事では、初盆のお供えのお返しについて知っておきたいマナーがひと通り記載されています。
ぜひ最後までお付き合いください。

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「終活ねっと」ではお盆に関する記事を多数掲載しています。
2019年のお盆・お盆休みの時期について知りたい方は下記の記事をご覧ください。


また「終活ねっと」ではお盆についての詳しい知識やマナーもご紹介していますので、以下の記事もあわせてご覧ください。

初盆(新盆)とは

葬儀

初盆とは、亡くなられた方の四十九日を過ぎて、最初に迎えるお盆のことです。
別名、新盆(にいぼん)と呼ばれることもあります。

お盆の時期になると、亡くなられた方が家族のもとに戻ってくると考えられています。
そのため、お盆は故人を迎えて共に過ごし、供養するための大切な行事だと言えるでしょう。

中でも初盆は、故人が初めて戻ってくるお盆ということでより丁寧に供養を行います。
親族だけでなく故人と親しみのあった人々も法要に参列し、僧侶を招くこともあります。

初盆(新盆)のお供えへのお返しは必要?

困った人々

初盆にお供えを頂いた場合は、きちんとお返しをするのがマナーです。
お返しの仕方は、法要に参列された方とそうでない方とで異なります。

法要に参列される方の場合、香典や提灯、提灯代を持参されるのが一般的です。
頂いたお金に対してのお返しは、法要後に設ける会食と引き出物のお渡しです。

ただ、会食によるおもてなしは必須というわけではありません。
会食の席を設けない場合は、引き出物をお持ち帰り頂く際に、お酒とお弁当などを一緒にお渡しするようにします。

また、頂いた香典の額が大きく、お渡しした引き出物ではあまりに釣り合わないと感じた場合は、後日改めてお礼の品を贈ることもあります。

以上が、法要に参列頂いた方へのお礼の方法です。

しかし中には、法要には参列できないものの、郵送などでお供えだけを送ってくださる方もいます。
お供えを郵送していただいた場合も、当然お返しは必要です。
お供えを送ってくださった方には、お礼状を添えて後日お返しを送るようにします。

なお、このときに選ぶお返しは、頂いたお供えの金額に合わせて選択することが大切です。

初盆(新盆)のお返しの金額相場は?

お金

初盆のお返しを選ぶときの金額相場の目安は、頂いた品の価格の半分~3分の1程度です。
お返しの金額は、少なすぎても多すぎてもいけません。

頂いたお供えと同等もしくはそれ以上の高価なお返しをしてしまうと、受け取った相手の方に気を遣わせてしまいます。
だからといってあまりに少額の品物でお返しすることも、相手の方に対して失礼です。

お供えを郵送などで送って頂いた方へのお返しは、頂いた品物の価格に合わせて金額を決めるようにしましょう。

一方で引き出物を選ぶ場合の金額ですが、香典の相場を目安に決めると良いでしょう。

一般的に初盆の香典は、5千円~1万円程度が目安とされています。
この相場から考えると、2千円代~3千円代の価格で引き出物を用意するのがちょうど良いことになります。

仮に、想定していた金額を大きく超えるような香典を頂いた場合は、前述した通り後日改めてお礼の品を贈れば問題ありません。

初盆(新盆)のお返しに人気の品物

人々

初盆のお供えのお返しには、消えものを選ぶのが基本です。

消えものとは、いつまでも残り続けるものではなく、消費して無くなるもののことを指します。
「不祝儀を残さないようにする」との考えから、このような慣習が生まれました。
そのため、お供えのお返しは消えものの中から選ぶようにしましょう。

また、お返しは複数の人に贈ることになるので、好き・嫌いが分かれにくいものを選ぶと安心です。

お茶やのりなどの食べ物

「消えもの」のお返しの定番の一つが、食品です。

中でも、お茶・のり・そうめん・水ようかん・ゼリー・調味料は定番の品としてあげられます。
特にそうめんは、暑い時期と重なるお盆の季節がら人気が高く、毎年多くの人から選ばれています。

上記以外の食品に関しても、日持ちが長く贈り物として適していることや、夏の季節に合った品物であることが共通しています。

タオルや石鹸などの消耗品

タオル・石鹸・洗濯洗剤・食器用洗剤などの日用品も、お返しの定番としてよく選ばれます。

これらの日用品は好き・嫌いが激しく分かれるものではありませんし、使うのに困るものでもありません。
そのため、受け取る側も助かるでしょう。

また、引き出物としてお持ち帰り頂く場合は、荷物が大変にならないよう大きさや重さに配慮してお返しを選ぶことが大切です。
その点、前述した日用品であれば、そこまで荷物にならないため安心できます。

カタログギフト

最近では、カタログギフトもお供えのお返しとして定番になりつつあります。

「消えもの」に該当するのでマナー上の問題はありませんし、大きさも限られているため持ち帰りに苦労することもありません。
自分で自由に好きな商品を選べるため、相手の方にも喜んでもらいやすいでしょう。

カタログギフトだけだと味気なく感じる場合には、予算内に収まるよう調整しながら、食品や日用品など通常の品と合わせて贈る方法もあります。

カタログギフトは価格が豊富で、2千円代のものから1万円を超えるものまで様々です。
そのため予算に合わせて選びやすいですし、高額なお供えを頂いた際のお返しとして利用することもできます。

商品券を贈ってもいいの?

お供えのお返しに商品券を贈るのは、完全なマナー違反というわけではありません。
ですが、中にはふさわしくないと考える人もいるため、積極的なおすすめはできません。
その最大の理由は、金額が明確に分かるからです。

一般的に、お返しは頂いたお供えの価格に合わせて、半分から3分の1程度の品を用意します。
お返しの品は見ればおおよその金額が分かるものですが、だからといってはっきりとした金額まで分かるわけではありません。

一方で商品券の場合は、金額が明示されています。
そのため、あからさまな印象を受けて良いイメージを抱かない人もいます。
また、現金でそのまま返すこととなるため、相手に対して失礼な印象を与える可能性もあります。

以上のことから、商品券を贈る際には注意が必要です。

ただ、中には商品券の方が便利で助かると感じる人もいるでしょう。
親しい間柄の人であれば、商品券のお返しでも良いかを確認し、問題なければ使用するという方法もあります。

初盆(新盆)のお供えのお返しのマナー

葬儀

続いて、初盆のお供えのお返しを贈るにあたり、知っておくべきマナーについて説明します。
お返しを贈る際には、以下のポイントをおさえるようにしましょう。

お返しを贈る時期は?

法要に参列頂いた方に対しては、お返しは法要が終わってから帰り際にお渡しします。

法要には参列せず、お供えを送ってくださった方には、お盆が終わってから2週間までの間に贈るようにしましょう。
できるだけ早くに贈るのが望ましいです。

お返しにはのしを掛ける

お返しには、のしを掛けるようにします。
そこで、のしの書き方や掛け方など、詳細について説明していきます。

のしの選び方

のしにはいくつか種類があるため、それらを知った上で選ぶようにしましょう。

定番で最もよく使用されるのは、白黒の水引、もしくは双銀の水引ののしです。
黄白の水引ののしもありますが、こちらは関西地区でよく使用されています。

地域によって決められた風習がある場合は、そちらに従うようにしましょう。

また、宗教によっても水引の種類は変わってきます。
ですが、白黒の水引もしくは双銀の水引であればほぼすべての宗教で使えるため、宗教が不明な場合はこの2種類で選んでおくと安心です。

のしの表書きの書き方

のしの表書きを書く際は、水引の上の部分に志・「初盆志」・「初盆供養」・「粗供養」・「新盆志」・「新盆供養」など、いずれかの文字を書きます。

神式の場合は「志」・「しのび草」・「新盆祭志」などの文字を書きますが、仏式と「志」が共通しているため、宗教が不明な場合は「志」と記載しておくと間違いありません

続いて表書きの下部分ですが、ここには名前を書くようにします。
「施主の苗字」・「施主の氏名」・「○○家」のいずれかを記載しますが、通常は「施主の苗字」・「○○家」のどちらかが使用されます。

親しい間柄の方やご近所の方に対してであれば、「施主の氏名」を使用することもできます。

神式の場合は、「施主の苗字」もしくは「施主の氏名」のいずれかを書きましょう。

のしの掛け方

のしの掛け方には、内のしと外のしの2種類があります。

内のしは、お返しの品に直接のしを掛ける方法です。
上から包装紙で包むため、外からはのしが見えません。
お返しを郵送などで送る場合は、のしが破れたり汚れたりしないよう内のしが多く選ばれます。

それに対して外のしは、お返しの品を包装し、その包装紙の上にのしを掛ける方法です。
引き出物など、直接手渡しで贈る場合に多く選ばれます。
もちろん、郵送する場合に外のしを選んでも、マナー違反にはなりません。

「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。
のしの種類についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

お返しにはお礼状をつける

お供えのお返しには、品物と一緒にお礼状を添えるのがマナーです。
そこで、お礼状を作成する上での注意点や、文例についても紹介していきます。

お礼状を書く際の注意点

お礼状を書く際には、句読点を使用しないのがマナーです。
文中にうっかり「、」や「。
」を書いてしまわないよう注意しましょう。

次に、故人の名前を入れることも忘れてはいけません。
故人の名前が無いと、誰の法要に対するお礼なのかが分からなくなってしまいます。

また、お礼状というくらいですから、当然お礼の文を入れる必要があります。
法要の参列やお供えに対するお礼を書くようにしましょう。

お礼状の文例

以下の通り、お礼状の文例を記載しておきます。

拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
このたびの故○○の初盆に際しましては ご鄭重なるご厚志を賜り誠に有難うございました
故人も浄土にありまして 御厚情に深く感謝していることと存じます
つきましては ささやかながら心ばかりの品をお贈りさせて頂きますので ご笑納くだされば幸いに存じます
略儀ながら書状にてお礼かたがたご挨拶申し上げます
                                          敬具

平成○○年○○月○○日

住所
施主の氏名
親族一同

お礼状も、通常のお手紙と同様に頭語・結語を入れて書きます。
差出人の氏名も忘れず入れるようにしましょう。

また、実際にお礼状を書く際は縦書きで書くようにします。

「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。
お盆のお供えのお返しについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

初盆のお供えのお返しに関するまとめ

仏壇

いかがでしたかでしょうか?
今回「終活ねっと」では、初盆のお供えのお返しについて、詳細を説明してきました。

この記事の要点をまとめると、次のようになります。

  • 初盆とは、四十九日を過ぎて最初に迎えるお盆のこと

  • 初盆にお供えを頂いたら、お返しをするのがマナー

  • お返しの金額は、頂いた品の半分~3分の1程度が目安

  • お返しの品には「消えもの」を選ぶようにする

  • お返しは、お盆が終わってから2週間以内にのしとお礼状を添えて贈る

  • お礼状は句読点を用いず、故人の名前・お礼の文章・差出人氏名を必ず記載する

以上が、今回の記事のまとめとなります。

初めて迎えるお盆では、分からないことが多く戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そんなときには、この記事を参考にして頂けましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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