お盆に渡すお布施はいくら包む?新盆の場合や宗派別の相場も解説!

お盆に渡すお布施はいくら包む?新盆の場合や宗派別の相場も解説!

お盆にわたすお布施の相場についてご存知でしょうか。法要によってはお布施の金額は様々ですから、お盆のお布施の相場をついつい忘れてしまうかたは多いことでしょう。そこで今回はお盆のお布施の相場について新盆や宗派別の場合にも触れつつ解説していきたいと思います。

最終更新日: 2019年12月29日

お盆のお布施の相場について

葬儀

お盆に渡すお布施の金額について考えたことはありますか。

お布施の金額は法要によって様々だからお盆のお布施の費用っていくらだったかわからない、お盆の際にはお布施の他に必要なお金ってあるのかと疑問に思う方は多いことでしょう。
また、自分の家の宗派でも一般的な金額相場で大丈夫なのかと不安に思うかたもいらっしゃるかもしれません。

そこで今回「終活ねっと」では、お盆に渡すお布施の相場について、新盆の場合や宗派別の場合と合わせて解説していきます。
今回の記事の内容の大枠としては次のようになります。

  • お盆法要にすることとは?

  • お盆でのお布施の金額相場はいくら?

  • 宗派ごとのお盆のお布施の金額相場は?

  • お坊さんへ渡すお布施以外のお礼はなに?

  • お盆に渡すお布施の包み方について解説!

  • その他の法事でのお布施の金額相場は?

お盆は毎年行われる法要ですから、きちんと事前に相場を理解しておくことで直前になって困らないよう準備しておくと良いかもしれません。
ぜひ最後までお読みください。
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お盆についての詳しい知識やマナーはこちらをご覧ください。

お盆法要(棚経)にすること

仏壇

お盆法要においてはどのような事をおこなうのでしょうか。

宗派によっても様々な様式がありますから、どのような事があるのかよくわからないという方のために以下ではお盆法要で行う事の名称とその内容について解説していきます。
具体的には「棚経」「盂蘭盆会」「施餓鬼の法要」について解説していきたいと思います。

お寺から僧侶を招きお経を読んでもらう

お盆法要においては、お寺から僧侶を招きお経を読んでもらう棚経が行われることが多いです。
棚経とは、お盆の際には先祖の供養のためにお供え物や盆飾りのための棚を用意することとされ、このような棚を精霊棚と呼びます。

盂蘭盆会(うらぼんえ)

盂蘭盆会(うらぼんえ)とは、お盆の正式名称のことをいいます。

その語源はインドのサンスクリット語やペルシャ語の「逆さ吊り」に由来すると言われています。
亡き母が逆さ吊りで苦しんでいたのを救うために行ったのがお盆の由来となり、「逆さ吊り」を意味する盂蘭盆会がその正式名称とされています。
仏教の逸話によって(旧暦)7月15日は父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養を積む重要な日となり、それが現在のお盆にあたるとされています。

施餓鬼の法要

施餓鬼法要とは、お盆の時期に行われることの多い仏教行事の一つのことをいい、餓鬼とは、生前の悪行によりあの世に落とされた魂や無縁仏などの魂のことをいいます。

施餓鬼法要の意味としては、餓鬼に食べ物や飲みものを施すことによって餓鬼の供養を行い、それにより自らの徳が積まれ先祖を供養することになるとされています。

一方で、施餓鬼法要については宗派によっては呼び名が異なってる場合もあり、例えば曹洞宗では施餓鬼ではなく施食会と呼びます。
また、浄土真宗ではその考え方に基づき施餓鬼法要を行わないようです。

お盆でのお布施の金額相場

お金

以上では、お盆法要に行われる行事の名称やその内容について解説してきました。
では、実際にお盆法要を行う際にかかるお布施の金額はどれくらいなのでしょうか。

お布施は、読経等をしてもらうことに対しての僧侶への感謝やお礼を示すものとされていますから、その金額は様々ですが、以下では一般的な御布施の相場について新盆・初盆の場合と新盆・初盆以外の場合とに分けて解説していきたいと思います。

新盆・初盆の場合

まず新盆・初盆とは、故人が亡くなった最初の年でのお盆のことをいいます。
新盆・初盆においては、親族だけでなく友人や知人などの多くの人が出席しますから、自宅で法要を行う場合だけでなく、お寺などでも法要を行う場合があります。

新盆・初盆の場合の御布施の金額は、3万円から5万円を目安としてお渡しする場合が多いようです。

新盆以降のお盆の場合

新盆・初盆以外の場合には、親族だけなどの少数で自宅などに僧侶の方を招き、読経してもらう棚経が行われることが多いです。
新盆以降のお盆の場合には、新盆の場合より執り行う行事が少ないのでお布施の金額の相場としては5千円から1万円前後になることが多いようです。

宗派によって異なるお盆のお布施相場

お金

以上では、一般的なお布施の相場について解説してきました。
では、宗派によってはお布施の相場は変わるものなのでしょうか。
宗派によってはお盆の法要で行う行事やお盆に対する考え方にも違いありますから、お布施の金額の相場にも違いがあるかもしれません。

以下では、宗派別に分けてお布施の金額の相場について、また合わせてお車代や食事代の相場についても解説していきたいと思います。

曹洞宗の場合

まず、曹洞宗の場合の特徴としては、曹洞宗の場合には施餓鬼法要とは言わずに施食会と呼ばれるようです。
これは、曹洞宗の考えかたにおいては施す側と施される側には貴賤はなく餓鬼のような考え方をしないことに由来します。

そして、施食会の御布施の金額の相場としては3千円から1万円前後になることが多いようです。

浄土真宗の場合

浄土真宗の場合には、故人は皆極楽浄土に往生するという考え方があることから、一般的なお盆法要で行われる故人の霊を迎え入れるということなしないとされています。
したがって、浄土真宗の場合には先祖や故人に感謝やお礼の意を伝えることがお盆の本来の目的とされています。

もっとも、浄土真宗の場合にもお盆においては故人への感謝の意とともに仏法を聞くことで自らの人生を顧みる機会とされていることから、棚経などの読経をしてもらいますから御布施等を支払うこととになっています。

浄土真宗の場合の御布施の相場としては、5千円から1万円前後が目安となっています。

真言宗の場合

真言宗のお盆に対する考えとして追善供養があります。
追善とは残された家族が本尊様にお祈りをして、善行を積み重ねていくことが、供養になるという考えのもと遺族がお祈りをするということを指します。
そのため真言宗におけるお布施は、ご本尊へのお供え物という考えです。

真言宗のお盆のお布施の金額相場としては5千円~2万円程度のようです。
新盆(初盆)の場合は3万円~5万円程度をお渡しすると良いようです。

日蓮宗の場合

日蓮宗のお盆のお布施の金額相場は1万円~3万円程度です。

日蓮宗のお布施の考えは、お布施金額の大きさが功徳の大きさに比例するという考えではなく、供養する心持ちが特に大切であるとされています。

お坊さんへ渡すお布施以外のお礼

葬儀

お坊さんにわたすものとしては、お布施以外にどのようなものがあるのでしょうか。
以下では「お車代」と「お膳料」に分けて解説していきたいと思います。

ここで注意していただきたいのはお布施・お車代・御膳料は、それぞれ別々に分けて渡すのがマナーとされていますから、お布施の封筒にまとめてお金を入れることのないようにしてください。

お車代

お坊さんを自宅等に招く際には、お坊さんの移動費としてお車代をお渡しする必要があります。
お車代としては、自宅からお寺までの距離にかかわらず5千円から1万円前後をお渡しするのが一般的です。

お膳料

そもそも御膳料とは、法事の際に用意される食事の代金のことをいいます。
一般的には法事が終了した後には会食が行われることが多いですが、僧侶の方は会食を辞退することもできます。
僧侶の方が、会食を辞退した場合に食事の代わりにお渡しするのか御膳料の意味とされています。

一般的な御膳料の相場としては、自宅などで仕出しの会食を行う場合には5千円から1万円程度、料亭やレストランで行う場合には1万円から2万円が相場となっています。

御膳料についてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事で詳細に解説されていますから、ぜひ参考までに参照してみてください。

お盆に渡すお布施の包み方

葬儀

お盆に渡すお布施の包み方はご存知でしょうか。

封筒は白い無地のものを選び水引きがないものでかまいません。
表書きの仕方としては上段に「お布施」と書き、その下の中央部分に施主の名前を記載します。
裏の左下段にはお布施の金額を壱拾萬円のように漢数字で記載します。

また、お布施をお渡しする際には僧侶の方に直接渡すのではなく、お盆にお布施を乗せて渡すか、袱紗(ふくさ)に包んだものをお渡しするのがマナーとされています。

その他の法事でのお布施相場

お金

以上ではお盆の際のお布施の金額の相場について解説してきましたが、お盆以外の法要のお布施相場はどの程度なのでしょうか。

お盆以外の法要としては、例えば葬儀から初七日、一周忌などがあります。
初七日のお布施の相場は15万円から30万円前後、一周忌の場合には3万円から5万円前後が相場になっています。

以上の他にもお布施をお渡しする法要がありますから、もっと詳しくしりたいという方は以下の記事も参照してみてください。

お盆でのお布施の相場に関するまとめ

仏壇

いかがだったでしょうか。

今回「終活ねっと」では、お盆に渡すお布施の相場について、新盆の場合や宗派別の場合と合わせて解説してきました。
今回の記事の内容をまとめると次のようになります。

  • お盆法要には、棚経・施餓鬼などがあり、盂蘭盆会とはお盆の正式名称のことをいう。

  • お盆でのお布施の金額相場としては、新盆の場合には3万円から5万円前後、新盆以外の場合には5千円から1万円前後である。

  • 曹洞宗の場合のお布施の相場としては、3千円から1万円前後。
    浄土真宗の場合には5万円から1万円前後。
    真言宗の場合には5千円から2万円前後。
    日蓮宗の場合には1万円から3万円前後である。

  • お坊さんへ渡すお布施以外のお礼としてはお車代と御膳料があり、お車代は5千円から1万円前後、御膳料も5千円から1万円前後が相場である。

  • お盆に渡すお布施の包み方としては、白無地の封筒に「御布施」と表書きをし、その下に施主の名前を記載する。

  • お盆以外の法要としては、葬儀から初七日、一周忌などがあり、初七日のお布施の相場は15万円から30万円前後、一周忌の場合には3万円から5万円前後が相場である。

お盆は毎年行われる先祖供養のための大事な日ですから、お布施の金額でお寺への失礼にあたらないようしっかりマナーとしておさえておくと良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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