迎え火・送り火の日にちはいつ?やり方や意味についても解説します!

迎え火・送り火の日にちはいつ?やり方や意味についても解説します!

お盆の過ごし方は、昔とは違ってきています。このため、迎え火・送り火の日にちがいつなのか、またなぜ迎え火や送り火をお盆にするのかということをご存知ない方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回の記事では、迎え火・送り火の日にちや方法について詳しく解説していきます。

最終更新日: 2020年12月15日

お盆の迎え火・送り火の日にちは?

お墓

お盆の迎え火・送り火は伝統的な行事です。
江戸時代には、人々はこの時期になると「藪入り(やぶいり)」といって仕事を休んで実家へ帰り、家族全員で先祖の供養をしました。
しかし、時代の変化とともにお盆の過ごし方は変化し、迎え火・送り火の日にちや方法をご存じない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回「終活ねっと」では迎え火・送り火の日にちについて

  • 迎え火・送り火をするお盆って何?

  • 送り火・迎え火の意味とその方法や日にちについて

  • 送り火・迎え火以外のお盆の準備や行事について

以上を中心に解説していきます。

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「終活ねっと」運営スタッフ

お盆の由来や迎え火・送り火の日にちや方法なども詳しくご説明しており、お盆を迎える際には役立つ内容となっております。
ぜひ最後までお読みください。

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「終活ねっと」では他にもお盆についての記事を掲載しています。
2020年のお盆、お盆の基礎知識について知りたい方は下記の記事をぜひご覧ください。

迎え火・送り火をするお盆って?

困った人々

お盆には、ご先祖様が現世に戻って来ると言われ、法要やお墓参りなどをする習慣があります。
このような習慣はどのように生まれたのでしょうか?
こちらでの項目で簡単にご説明します。

お盆の仏教的意味

まず、お盆の仏教的な意味をご説明します。
お盆とは略語で、正式名称を「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言います。
盂蘭盆会とは、祖先を供養する仏教行事のことで、盂蘭盆経の説話に起因しています。

その説話とは、お釈迦様の弟子が旧暦の7月15日に、多くの僧にお布施をし供養したことで、餓鬼道にいた母親を極楽往生させることができたというものです。
この説話に由来し、地獄や餓鬼道に落ちて苦しんでいる先祖を旧暦の7月15日に供養する盂蘭盆会が始まり、一般大衆にも広く受け入れられ現在に至ります。

多くの家庭でお盆に法要を行うのには、このような仏教的背景があります。

お盆の由来

お盆には「故人や祖先があの世から帰ってくる」と言われ、ご先祖様の霊を迎える準備をします。
しかし、このような考え方は仏教の中にはありません。
それではこちらの考え方は何に由来しているのでしょうか?

実は、仏教の盂蘭盆会の考え方が入ってくる前から、日本には旧暦7月頃は、祖先の霊たちが帰ってくるという思想がありました。
そのため各地で鎮魂のための「みたま祭」や「精霊祭」が開催されていました。

このような元々の習わしが、新しく入った仏教の盂蘭盆会と徐々に融合し、お盆にはご先祖様が帰ってくる・法要をする・お墓参りをするなどの現在のお盆の形となったのです。

送り火・迎え火について

困った人々

それでは本題の送り火・迎え火について見ていきましょう。
送り火・迎え火の意味・やり方・日にちをご説明します。

送り火・迎え火とは

迎え火とは、あの世からご先祖様の霊が迷わずに家まで帰ってこれるように焚く火のことです。

昔はお墓や菩提寺に家族全員で提灯を持って行き、お墓の前で提灯に火を入れ、その火を消さずに持ち帰り、火を仏壇に移すという流れを迎え火としていました。
しかし現代ではお墓や菩提寺が遠い場合が多く、火を持って移動ということも困難なため、ご自宅の玄関先でオガラなどを燃やすなどして、迎え火をすることが一般的です。

送り火とは、ご先祖様がこの世からあの世へ迷わずに帰ることを願い、焚く火のことです。
昔は仏壇の火を提灯に移し、それを消さずにお墓や菩提寺へ持参し、お墓の前で提灯の火を消して、ご先祖様の霊を送り出すという流れを送り火としていました。

しかしこれも現代では困難なため、迎え火同様、ご自宅でオガラなどを燃やし送り火とすることが一般的です。

送り火・迎え火のやり方

送り火・迎え火も手順は一緒です。
その方法は、玄関先や門口などで焙烙(ほうろく)という素焼きのお皿の上に折ったオガラなどを積み重ね、それに着火し、煙を立たせます。
焙烙はホームセンター、オガラはスーパー等でも買うことができますが、通信販売もあります

またマンションなどで着火が難しい場合は、点灯した提灯を玄関先に持って出て一礼、黙祷をし迎え火・送り火とします。
この時に使う提灯の光にはLEDのもあり、火を使わずに送り火・迎え火をできるように配慮されています。

時代や家の形態の変化に合わせて、迎え火・送り火の方法も様々なものになってきます。

送り火・迎え火の日にちは?

お盆の日にちは地域により違いますが、多くは7月13日~7月16日、もしくは8月13日~8月16日です。
この期間のうち、いつの日にちに送り火・迎え火をするのかご説明します。

迎え火

迎え火の日にちは、お盆の初日の13日の夕方、または前日の12日の夕方であることが一般的です。
地域によってはお盆がある月の1日~7日に迎え火を焚く習慣があります。

迎え火をするお盆初日のことを「迎え盆」「お盆の迎え日」などと呼びます。

送り火

続いて送り火の日にちをご説明します。
ご先祖様の霊は16日の午前中までは家に滞在するとされるため、送り火の日にちは16日の午後、多くは夕方に行われます。
16日に送り火をすることが難しければ、15日に送り火をする場合もあります。

送り火をするお盆最終日のことを「送り盆」「お盆の送り日」などと呼びます。

盆に送り火・迎え火の他にすること

仏壇

お盆には送り火・迎え火以外にも準備することや行事があります。
その中の代表的なものを見てみましょう。

盆提灯や精霊棚を飾る

精霊棚や盆提灯をお盆には飾ります。
精霊棚とは、お盆にお供えものをしてご先祖様の霊を祀る棚で、仏壇の前に設置されます。

マコモという植物で作ったゴザの上に精霊棚を置き、精霊棚の上にはホオズキ、水の子や季節の果物・素麺などの飲食物、精霊馬などを飾ります。

また、精霊棚の横には盆提灯を飾り付けます。
この提灯も、迎え火同様、ご先祖様の霊が迷わず家に帰ってくるための目印としての意味があります。

精霊流し

精霊流しとは、長崎県の各地・熊本県の一部・佐賀市で行われるお盆の行事です。
現在では禁じられていますが、以前の精霊流しでは、故人の霊が乗るとされた精霊船と供物を海に流していました。
昔は海の彼方に死後の世界があると考えられていたため、このような形で、故人をあの世へ送っていたと考えられています。

盆踊り

夏の風物詩である盆踊りですが、こちらもお盆の仏教行事の一つです。
盆踊りの起源は、躍念仏や、神事の際の巫女舞や白拍子と言われています。
このような踊りと、盂蘭盆会の考えが融合し、死者の供養のための盆踊りが誕生したと言われています。

迎え火・送り火の日にちのまとめ

人々

いかがでしたか?
お盆の迎え火・送り火の日にちなどについて解説してきました。
今回「終活ねっと」がお送りした記事では

  • 現在のお盆の習慣は、仏教行事である盂蘭盆会と、仏教が入る前から行われていた各地の鎮魂祭が融合してできたものである。

  • お盆の迎え火とは、ご先祖様の霊が迷わず家に帰ってくるために焚き、送り火とは迷わずあの世に帰るために焚く火である。

  • 迎え火・送り火は玄関や門口で、焙烙の上のオガラなどを燃やす方法が一般的だが、火を使えない場合は、提灯に明かりを灯し玄関で黙祷する方法もある。

  • 迎え火の日にちは7月か8月の12日、もしくは13日、送り火の日にちは7月か8月の16日に行う地域が多い。

以上のことを中心に解説してきました。
この記事が迎え火・送り火の日にちや方法などを知りたい方のお役になてれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では、お盆の準備やしきたりについても詳しく解説しております。
ぜひこちらもご覧になってください。

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