三回忌に最適な花とは?人気の花や不適切な花、送る際のマナーも解説

三回忌に最適な花とは?人気の花や不適切な花、送る際のマナーも解説

故人が亡くなってから満2年が経過すると、三回忌の法要を執り行います。三回忌には花を送る風習がありますが、どのような種類の花を送ればよいのでしょうか?今回は花の適切な相場や選び方はもちろん、不適切な花や配送の際のマナーについても共に解説していきます。

最終更新日: 2019年10月07日

三回忌の花には何を選べばいいの?

困った人々

三回忌は亡くなった方を偲んで満2年目に行われる仏教の儀式です。
この法要の際に、気持ちを伝えるために供花を送る風習があります。
そこでは、一体どのような花を送ればいいのでしょうか。

マナーを知らないと、自分が恥ずかしい思いをするどころか、遺族や故人に対して失礼にもなってしまいます。
そんなことがないように、「終活ねっと」では三回忌の法要で送る花について解説していきます。

この記事の内容のポイントは以下の通りになっています。

  • そもそも三回忌の法要ってなに?

  • 三回忌にふさわしい花ってどれ?

  • 三回忌によく使われる花の種類は?

  • 三回忌の花を送る際に気を付けるポイントは?

  • 仏壇に花を飾る際に注意することは?

  • 花を頂いたお返しはどうするの?

三回忌での花の選び方についてはもちろん、送る際のマナーについても解説していきます。
故人の死を慈しむ気持ちを伝えるためにも、必ず知っておきたい内容となっています。

ぜひ、最後までお読みください。

三回忌の基礎知識について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

三回忌の法要とは?

葬儀

三回忌は故人が亡くなって満2年目の命日に執り行う法要です。
近年では命日にこだわらず、ご遺族のお仕事の都合などに合わせて土日など参列者が集まりやすい日に執り行われます。

三回忌はお寺や斎場、ご自宅などで執り行われることが一般的です。
また多くの方を招く最後の法要となりますが、最近では家族など近親者のみで執り行う場合も多いです。

葬儀後の法要三周忌以外にも多数存在します。
法要に種類について以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方は合わせてご参照してください。

三回忌での適切な花選び

葬儀

三回忌に使われる花は、亡くなった直後に執り行われる葬儀の供花などとはマナーが異なります。
次は三回忌にふさわしい花の種類について考えてみましょう。

花の相場金額

では具体的に三回忌に送る花の金額相場はいくらなのでしょうか。
地域や宗派などにより異なりますが、一般的に5千円~1万5千円が三回忌に送る花の相場です。

細かく見ていくと、送る花のタイプによって適正相場が異なります。
花束やアレンジメントタイプの場合には5千円~1万円程度、スタンド花や鉢花など長持ちするタイプである場合には1万円~1万5千円程度がおすすめです。

この金額相場は四十九日法要に送る花の相場とほぼ同等です。
また、法要を行わない年の命日に送る花の相場は5千円~8千円程度となっているので、特別な命日である三回忌には通常の命日よりも高額な花が送られているのです。

三回忌にふさわしい花

通夜などの葬儀では白を基本とした花を供花として用いることが多いです。
では、三回忌の法要に送る適切な花はどのようなものでしょうか。

花の色

四十九日前までの供花は白が基本になっていますが、そこから日が経つごとに、法要での供花の色は明るくしていきましょう。
3周忌は無くなってから2年が経過してるので、ふさわしい花の色は白よりも少し明るめの色合いのものがいいでしょう。

基本的には、白を基調とした花々の中に、色味のある花を加えていきます。
たとえば、癒しの印象をもつ青大人っぽい優雅な印象をもつ紫などが挙げられます。

赤色はマナー違反にはなりませんが、お祝いごとで使用することが多いので出来るだけ避けたほうがいいでしょう。
全体に赤を足したい場合には紫色の花で代用しましょう。

故人が好きだった花

一方、故人が特別に気に入っていた花種や花色がある場合にはその限りではありません。
故人にとって特別な思い入れのある花がある場合には、ぜひ活用しましょう

ただし花種によってはマナー違反となるものもありますから、あらかじめ遺族と相談のうえ送ることをおすすめします。

三回忌にふさわしくない花

次に三回忌に適さない花についてご説明します。
故人が好きだった花に該当するのであれば供花にすることも可能ですが、特に細心の注意を払うべき花の種類があります。

それが以下のような花です。

毒のある花

三回忌の供花は故人や仏様にお供えする花です。
その花に毒があるとなると、故人や仏様に毒を与えていることになり、不快な気持ちにさせてしまうといわれています。

そのため、毒のある花を選ぶのは不適切です。
一見、白くて愛らしいスズランやアジサイなども毒のある花なので、送らないように注意しましょう。

棘のある花

毒と同様に棘のある花は故人や仏様を傷つけることになります。
そのため、送る花としては棘のある花は不適切です。
その花には、バラやアザミなどが挙げられます。

ただし、バラはキリスト教では一般的な供花として用いられています。
そのため、バラを供花として送りたいと考えている場合には、一度先方に確認を取ることがおすすめです。

もし何らかの理由でどうしても棘のある花を送る場合には、棘の部分を手やハサミで切り、安全な状態を保つことがマナーとなります。

三回忌に人気の花の種類

Phalaenopsis orchid

次に三回忌にふさわしい花の種類を具体的に紹介していきます。
法要に用いる供花には、花束・アレンジメント・スタンド花など様々なタイプがあります。

先方の都合に合わせて、ふさわしい大きさでふさわしいタイプのものを選びましょう。
花に詳しくない方は、法要用の花束やアレンジメントが販売されているのでおすすめです。

胡蝶蘭

慶事・弔事問わずフォーマルな場でよく用いられる花に胡蝶蘭があります。
胡蝶蘭の花は高貴で品が良く、白を基調としてるために法要に使いやすいでしょう。

挿し色に便利な黄色や紫色の胡蝶蘭があることも法要に向いています。
また胡蝶蘭は切り花やアレンジメントのみならず、鉢花で送ることが出来ることも最大のメリットです。

鉢花は切り花などに比べてとても花もちがよく、長期に渡って観賞できることが特長です。
ただし仏教の宗派などによっては鉢植えの肥料を不浄なものとする場合がありますので、鉢花を送る際には先方に事前に確認を入れておくといいでしょう。

百合

胡蝶蘭と並んで冠婚葬祭に多く用いられる花に百合があります。
高貴な印象を持ち、大輪で見栄えがするため、三回忌などの法要に大変重宝される花種です。

白を基調として和風にも洋風にもアレンジできるため、花束やアレンジメントの主役として好んで用いられています。

ただし、百合の一種であるカサブランカは香りが強いことや花粉が落ちたりするので、法要用の花に適さない品種なので注意が必要です。

日本の皇室の家紋としても有名な菊は、仏教でよく見られる供花です。
仏教式弔事の際には、白・黄色・紫色など見栄えのする花として利用されています。
一方、キリスト教でも白色の菊は一般的に供えられます。

菊は花もちが良く長い間鑑賞を楽しむことができ、1年を通して購入することもできます。
また、和菊やスプレー菊など多くの品種が幅広い相場で出回っているため、供花用の花として欠かせない存在です。

カーネーション

母の日の代名詞として有名なカーネーションも三回忌などの法要にふさわしい花の1つです。
白・薄緑・黄色など法要にふさわしい色味が多いことが特徴です。

多くはキリスト教式の弔事で使われますが、アレンジしやすい程よい大きさや花もちの良さから仏教式の法要でも重宝されています。

三回忌の花を配送する際のマナー

葬儀

先ほどあったように、最近では三回忌の法要を親族のみで行うので、花を直接渡さずに配送してもらいます。

ここでは、花の送り方について解説します。
気持ちを込めて送った花が送り方のミスで悪い印象にならないようにしましょう。

お悔やみの文章を添える

三回忌の花を送る際は花だけを送るのではなく、故人の遺族に対してお悔やみの文章を添えましょう。

文章を添えるだけで、故人を慈しむ思いを表現することができますし、配慮のある供花となるでしょう。
文章を添える方法は、メッセージカードと木や紙の名札に書く方法の2種類があります。

メッセージカード

三回忌の花を先方に配送する場合には、メッセージカードを添えることをおすすめします。
メッセージカードには「先方の名前」「故人を偲ぶ言葉」「自分の名前」を書きましょう。

以下のように簡単なメッセージを添えるだけでも、印象は変わってきます。

三回忌のご法要にあたり改めて故人のご冥福をお祈りいたします。

○○様の三回忌にあたり心ばかりの花をおくらせて頂きました。ご仏前にお供えいただければ幸いです。

ご法要のご通知を頂きありがとうございました。あいにく所用にて参列できず誠に申し訳ありません。ご冥福を心よりお祈りいたします。

葬儀ではメッセージカードを使用する場面が多々あります。
メッセージカードを書き方について詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説しているので、ご参照してください。

木や紙の名札に書く

お届けする花に木や紙の名札(木札・紙札)に名前と主にお悔やみの言葉を添えることができます。

札には「お悔やみの文と依頼主の名前」を書きます。

多くお悔やみの言葉を書くスペースもなければ、遠くから見て文字が小さく不格好になるので短い言葉で慈しみの思いを表現することになります。
三周忌の場合は供 三回忌とする場合が多いでしょう。

しかし、三回忌の花の役割は故人を「弔う花」よりも「偲ぶ花」としての役割になっていますので仰々しく札で表現するのではなく、メッセージカードで丁寧に思いを伝えたほうが伝わりやすいでしょう。

法要の前日までに送る

三回忌の花を先方のご自宅へ送る場合には、必ず三回忌の前日までに届くように手配しましょう。
三回忌の会場がお寺や斎場であれば、当日は外出されるため配送された花を受け取ることはできません。

またご自宅で三回忌を行う場合でも、当日は多忙ですので配送の受取は迷惑になってしまいます。
先方に配送場所や日時を相談し、気持ちを込めた美しい花を負担なく受け取ってもらいましょう。

三回忌での仏壇の花の飾り方は?

葬儀

三回忌となると白の花だけではなく色とりどりの花を供えることになります。
その際にどう生けたらよいのか、飾ったらよいのか迷ってしまいますよね?

仏花を生けるときに注意したいのは茎を切って高さを調節して、それぞれの花が見えるようにすることです。
生ける時の花の色は、上段が白、中段が黄色やうすい紫などの淡い色の花、下段が青などの濃い色の花にして、だんだんと濃い色の花にしていきます。

最後は花瓶で見えなくなる茎の下部分を輪ゴムでまとめて花壇に挿します。

三回忌で花を頂いたときのお返しは?

人々

三回忌法要のために花を頂いた場合にはお返しをしないといけません。

お返しの品の金額相場は3,000円から5,000円程度です。
お返しの品としては消え物が良いとされており、お茶やお菓子などの重くなくかさばらない物から、時期によってはそうめんやうどんなどが定番となっています。

現在では、カタログギフトで相手方に選んでいただく場合も多くなっています。

「終活ねっと」では、年忌法要などで香典や品物を頂いた際のお返しの品について詳しく紹介しております。
ぜひこちらも参考にしていただけると幸いです。

三回忌の花についてまとめ

葬儀

いかがでしたか。
今回「終活ねっと」では、三回忌の法要にふさわしい花について詳しく解説してきました。
その内容をまとめると以下のようになります。

  • 三回忌とは故人が亡くなって満2年目に執り行われる法要のことである

  • 花の金額の相場は5千円~1万5千円ぐらいになっている
    ふさわしい花の色は、白を基調に、青や紫,黄,ピンクなどを入れるとよい
    また、故人が好きだった花を入れるのもよい
    ふさわしくない花には毒のある花や棘のある花が挙げられる

  • 三回忌の法要の供花として人気な花には、慶弔問わず利用できる胡蝶蘭や百合、仏式の供花としてよく利用される菊、キリスト教の弔事で利用されがちなカーネーションがある

  • 三回忌の花を配送する場合は、メッセージカードや木札/紙札などでお悔やみの文を添えて前日までに送ることがマナーである

  • 三回忌の花を仏壇に飾る際には茎を切って白からだんだん濃い色になるように高さを調整する

  • 花を頂いた際のお返しは3千円~5千円ぐらいで、お茶やお菓子などの消え物を選ぶ

葬儀で供花として送る花というと白色のイメージが強いです。
ですが、亡くなってから月日が経過している三回忌の法要では程よい色味があり、残された家族の方を明るい気持ちにさせるような花を選ぶようにしましょう。

また、三回忌の法要に花を送るときには、この記事の内容を参考にしましょう。
ただし、送る相手によって迷惑になってしまうので、事前に送っても問題がないかの確認を忘れないようにしましょう。

最近では、法要用の花束やフラワーアレンジメントが多数存在しています。
故人とその家族の方のために、気持ちのこもった花が送れるのではないでしょうか。

「終活ねっと」では、他にも多数の記事を掲載しております。
また、下記の記事では葬儀の費用や内訳、安くする方法について解説しています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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