四十九日のお返しの定番は?金額相場やのし紙の書き方までご紹介

四十九日のお返しの定番は?金額相場やのし紙の書き方までご紹介

四十九日では、参列いただいた方にお返しをする必要があります。では、四十九日のお返しの金額相場やのし紙の書き方はどうなっているのでしょうか?今回は、四十九日のお返しについて、金額相場やのし紙の書き方をご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

最終更新日: 2020年03月07日

四十九日のお返しについて

葬儀

四十九日法要の際には、参列していただいた方へお返しをするのが一般的ですよね。
しかし一口にお返しと言っても、渡す物の種類や金額の相場など、様々な疑問があると思います。

そこで、今回「終活ねっと」では四十九日のお返しについて、

  • そもそも四十九日とは?

  • お返しの種類

  • お返しで一般的な物

  • お返しの金額相場

  • お返しの仕方

  • 熨斗(のし)紙について

以上のことなどを中心に解説していきます。
詳しくご説明しますので、四十九日にお返しをする時の参考にしてください。
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四十九日とは?

葬儀

四十九日とは、故人が亡くなってから49日目にあたる日のことです。
仏教においては、亡くなって故人の魂が極楽浄土へ行くまでには、7日ごとに閻魔大王による裁きが行われるとされており、49日をもって最終判決が下されます。

そのため、故人が極楽浄土へ旅立つ四十九日は成仏を祈るための法要であり、大変重要とされています。

下記の記事では四十九日法要についての基礎知識を全て解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

四十九日法要後のお返しの種類

葬儀

四十九日法要後のお返しの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。
お通夜・お葬式に参列していただいた方は四十九日法要にも参列していただける方が多く、お葬式などのお礼も兼ねて四十九日法要ではお返しをします。

そして、四十九日のお返しには香典返しと引き出物の2種類があります。
この2種類のお返しの意味とはそれぞれどのような意味あいと違いがあるのでしょうか。

それでは、四十九日のお返しである香典返しと引き出物について解説いたします。

香典返し

香典返しとは、お通夜・お葬式などで包んでいただいた香典のお礼としてお渡しするお品のことです。
お通夜・お葬式での香典は御霊前となりますが、本来御霊前は四十九日法要が行われる忌明けにお返しするのが基本とされています。

そのため、お通夜・お葬式での御霊前のお返しとして、四十九日法要後にお返しするのが香典返しとなります。

引き出物

引き出物とは、四十九日法要の際にいただいたお供え・御供物料へのお礼としてお返しするお品のことです。

お通夜・お葬式と四十九日法要に参列していただいた方には、香典返しと引き出物の両方をお返しすることになります。

四十九日のお返しで一般的な品物

お茶

四十九日のお返しで一般的な品物とはどのようなものがあるのでしょうか。
四十九日のお返しには、いただいた方が普段の生活において役立つ物や消耗品が好まれます。

生活に役立つ消耗品とは、食品や洗剤などの日用品のことですが、そういった物のなかにも気を付けなければいけないマナーもありますので注意が必要です。

では、四十九日のお返しとして好まれることが多い品物についてご紹介いたします。

お菓子やお茶

四十九日のお返しとして選ばれることが多いのがお菓子やお茶です。
まず、お菓子は四十九日のお返しでは消え物として、不祝儀を後に残さない品物として定番となっています。

定番のお菓子としては、一昔前まではようかん・お煎餅・お饅頭などの和菓子が主流でしたが、近年ではクッキー・バームクーヘン・ゼリーといった洋菓子をお返しのお品とすることも増えてきています。

お菓子をお返しとして選ぶ場合には、日持ちする物が良いとされています。
生クリームなどを用いたお菓子は避けたほうがいいでしょう。

そして、四十九日のお返しにはお茶も定番の物とされています。
選ばれるお茶の種類としては、宇治茶・高級玉露・煎茶・ほうじ茶などが挙げられます。

人気はカタログギフト

最近人気な品物としてはカタログギフトが流行っています。
カタログギフトが人気の理由としては、受け取った方が好みに応じて品物を選ぶことができるということです。

このカタログギフトを贈る利点としては、たとえ定番の品物をお返ししたとしても、受け取った側が必要ない物であることも少なくはなく、そうなればお礼としての意味も薄れてしまう場合もあります。

そういったこともらも、好みに応じた品物を選ぶことができるカタログギフトが近年では重宝されている理由でもあります。

商品券でも大丈夫?

四十九日のお返しは商品券でも大丈夫なのでしょうか。
最近では実際に商品券をお返しとするケースあり、お返しの品物にはっきりとした決まりがあるわけではないので特に問題はありません。

ただし、商品券の場合には金額そのものが明記されているため、具体的な金額がわかる物は気を遣わせてしまうという側面もあります。
そのため、四十九日のお返しとして商品券を贈ることには賛否両論があることも確かです。

避けた方がいい物

お返しとして避けるべき物としては肉や魚といった生物や腐りやすい物です。
また、お祝い事に贈られる場合の多い昆布・日本酒なども避けたほうがいいでしょう。

お返しの品物の金額相場は?

お金

では、お返しの品物の金額相場はいくらなのでしょうか。

そもそもいただいた香典は故人との関係によって金額が変わってきます。
しかし、香典返しの相場はいただいた香典の半額のお品となっています。
1万円の香典をいただいた場合には5千円程度の香典返しをお渡しします。

場合によっては相場を上回る高額な香典を包んでいただくというケースもあります。
そういった場合には、3分の1〜4分の1の金額に相当するお品をお返しするというケースもあります。

また、引き出物の金額相場については、いただいたお供え・御供物料の3分の1〜半額というのが相場となっています。

四十九日のお返しの仕方

葬儀

四十九日のお返しの仕方にはどのようなマナーがあるのでしょうか。
宗旨・宗派にもよりますが、御霊前をいただいた場合、最近ではお通夜・お葬式の後にすぐそのお返しをするケースもあります。
そういったケースでは四十九日での香典返しは不要となります。

では、従来の四十九日のお返しのタイミングについて解説していきます。

渡すタイミングは?

四十九日のお返しを渡すタイミングは法要当日と、後日郵送で渡す場合とあります。
では、当日あるいは後日渡す場合のマナーはどうなっているのでしょうか。

法要当日に渡す場合

基本的には、四十九日のお返しは法要後か会食の後となります。
お渡しするときには、丁寧なお礼を述べお返しをするのがマナーです。
しかし、会食中に配ることが迷惑となることもあり、それぞれの席にあらかじめ準備しておく場合もあります。

後日郵送で渡す場合

御霊前をいただいた方には、事情により四十九日法要に参列できない方もいらっしゃることでしょう。
または、参列者が多く四十九日当日だけで全員に手渡しできないということもあるでしょう。
そういった場合には後日郵送で渡す場合もあります。

一人一人に丁寧な挨拶を添えてお返しするという意味では、郵送も失礼な方法とはなりません。

下記の記事では、葬儀の後日で気を付けるべきお悔やみの言葉について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

送る場合は日時に注意

お返しを送る場合は日時に注意しましょう。
香典返しなどの四十九日のお返しは不祝儀となります。
そのため、年始や相手のお祝い事がある日時は避けるべきです。

このようなお祝い事がある場合には、その日時の後にあらためて送るようにしましょう。

お返しの際の熨斗(のし)紙について

困った人々

お返しの際の熨斗(のし)紙についてご紹介しましょう。
四十九日のお返しのお品には熨斗紙を用います。

そして、その熨斗紙には表書きや名前の書き方、添えるためのお礼状の書き方なども併せて解説いたします。

表書きは「志」

熨斗紙の表書きには、「志」と書くのが一般的となります。
しかし、西日本の一部地域では満中陰志と書く場合もあります。

名前の書き方は?

表書きの下に喪主となる方の苗字か苗字に家名を表す家をつけます。
例として「○○家」という具合になります。
もし故人と喪主の方の苗字が異なる場合には、受け取った方がすぐに分かるように故人との続柄を書く場合もあります。

また、近年ではフルネームを書く場合もあるようです。

のし紙の水引は?

熨斗紙の水引は、結び切りの色が黒と白が一般的で、関西地方では黄色と白という結び切りの色もあります。
弔事が一度切りであるようにとの願いから、結び切りという名が用いられているといわれています。

お礼状や挨拶状の書き方

四十九日の香典返しには、お礼状の意味あいも込めて忌明けの挨拶状が礼儀として必要となります。

では、その例文をご紹介しましょう。

謹啓(拝啓)
故○○○○儀
葬儀におきましては、鄭重(丁重)なるお心遣い賜りまして誠にありがとうございました。
○月○日に、お蔭さまで四十九日法要を済ませることができたことをご報告申し上げます。
故人が生前に賜りました多大なる厚情に心より感謝を申し上げます。
心ばかりではございますが、供養のしるしにお品をお贈りさせていただきますので、よろしければお納めくださいませ。
略儀ながら書中をもちまして御挨拶のほど申し上げます。

「終活ねっと」では、終活に関する様々な記事を掲載しています。
四十九日の挨拶状について詳しく知りたいという方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

四十九日のお返しについてまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、四十九日のお返しについて以下のことを解説してきました。

  • 四十九日とは、故人が亡くなってから49日目にあたる日のことである。

  • 四十九日法要後のお返しの種類には、香典返しと引き出物がある。

  • 四十九日のお返しで一般的な品物にはお菓子やお茶、最近人気な品物としてはカタログギフトなどがある。

  • お返しの品物の金額相場は、香典返しの場合はいただいた香典金額の半額のお品をお返しし、引き出物の場合はいただいたお供え・御供物料の3分の1~半額というのが相場となっている。

  • 四十九日のお返しの仕方には、法要当日に渡す場合と後日郵送で渡す場合がある。

  • お返しの際の熨斗(のし)紙については、表書きには志と書き、名前の書き方は志あるいは満中陰志と書いた場所の下に喪主となる方の苗字か苗字に家名を表す家をつける。

四十九日のお返しには、香典返しと引き出物があり、それぞれに意味が異なるため金額相場やお渡しするタイミングについても注意が必要だったのですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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