
13回忌の香典の金額相場はいくら?故人との関係別に紹介します
13回忌法要に参列するにあたり、香典はどのくらい包めばいいんだろうと悩んでいる方はいませんか?久しぶりに親族が一同に会する中で、香典のマナーを知らないことで恥をかきたくないですよね。今回は、13回忌法要における香典の金額相場について詳しく説明します。
最終更新日: 2020年02月18日
13回忌の香典の相場について

法要に参列する際には、香典を持参するのがマナーですよね。
皆さんは、13回忌法要に持参する香典の金額相場がどのくらいなのかご存知ですか?
金額の相場まで知っているという方は少ないのではないでしょうか。
法要は人生で何度も参列する機会がありません。
久しぶりに法要に参列するときにも香典の相場って悩みますよね。
いざというときに困らないよう、今一度しっかり確かめておきましょう。
今回「終活ねっと」では、13回忌法要の香典について
13回忌法要とは
故人との関係で違う香典の相場とは
13回忌法要で渡す香典のマナーについて
香典返しの相場について
という内容を中心に解説します。

「終活ねっと」運営スタッフ
13回忌をこれから控えているという方や、法事のマナーについて知りたいという方には興味深い記事になっています。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
13回忌法要とは

13回忌とは、故人が亡くなって満12年目の祥月命日をさします。
法要は、概ね13回忌にあたる日の前後に行われることが多いです。
13回忌法要は、親族だけで執り行われるのが一般的です。
しかし場合によっては、故人と親しかった友人などを招待するときもあります。
また13回忌を節目として、弔い上げの33回忌までを省略する場合も多くあります。
「終活ねっと」では、終活に関する用語をわかりやすく解説した用語集を用意しています。
13回忌についてもっと詳しく知りたい方はぜひ以下の用語記事もあわせてご覧ください。
13回忌の香典の金額相場とは?

ここでは、13回忌の際に包む香典の金額相場について説明します。
13回忌法要では法要だけではなく、会場を借りて会食を用意している場合も多いです。
会食に参加する場合は、香典に会食費分としての1万円程度を上乗せして包むのがマナーです。
香典袋にお金を包む際には、「4」や「9」のつく金額は避けるようにします。
「4」や「9」は、縁起の悪い「死」や「苦」を連想させてしまうためです。
また、お金の枚数は偶数をさけるようにするのもマナーです。
これには諸説ありますが、偶数より奇数のほうが縁起がいいという説が有力です。
ただし唯一、2万円だけは認められている場合が多いです。
以上のポイントを踏まえて、故人との関係性を考慮したお香典の相場を解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、今後の法要の際に参考にしてください。
故人が実父・実母の場合
故人が実父や実母の場合、13回忌のお香典の相場は1万円~5万円となります。
故人が自身の実父や母にあたる場合は、香典の金額のふり幅が大きくなっています。
これは、法要の執り行い方や自身の状況によって変わるためです。
13回忌は、最後の法要として大々的に行う場合があります。
香典には相互扶助の意味合いもあるため、普段より豪華に執り行った場合は香典を多めに包む必要があります。
しかし、ご遺族のみの小規模で行う場合などは1万円でも大丈夫な場合もあります。
故人が祖父母の場合
故人が自分の祖父母にあたる場合、13回忌法要のお香典の相場は1万円~3万円です。
供物料を上乗せする場合も、総額で1万円から3万円と考えて問題ありません。
また、供物料を孫一同としてまとめるケースも多く見うけられます。
香典についても、孫同士で金額を相談するというのも良い方法でしょう。
親戚の場合
故人の親戚だった場合、13回忌の金額相場は1万円~3万円です。
故人の親戚の場合は、故人とのお付き合いの深さによって見合った金額を選ぶと良いでしょう。
親戚同士で声を掛け合って、お香典の金額を相談するのも良いです。
お金が絡んだトラブルは、些細な事でも大きく発展してしまうことがあります。
香典などは一律で金額を決めたほうが、親戚同士のトラブルを回避するためにもおすすめです。
親しい友人の場合
故人と親しかったご友人の場合は、5千円~1万円が香典の金額相場です。
どんなに故人と親しかった場合でも、血縁のあるご遺族やご親戚の金額を上回る必要はありません。
招待されたお友達同士で、金額のご相談をするのも良いでしょう。
夫婦で出席する場合
ご夫婦で出席する場合は、2人分の金額を包みます。
お香典は、2万円~3万円が相場です。
会食に参加する場合は、食事代として一人につき1万円程度を上乗せしましょう。
13回忌法要における香典は、会食や会場の準備などによっても事情が変わります。
香典の金額相場は、あくまでも一般的な状況にすぎません。
どのような場合でもトラブルにならないよう、施主や出席者に相談されることが望ましいです。
香典に子供の分を上乗せすべき?

香典の金額に、子どもの分の香料を包む必要はありません。
しかし、子どもの分でも食事代を包むのがマナーです。
会食に参加する場合は、中学生以上なら1万円を包みます。
中学生未満なら、大人の半分の5千円を包むと良いでしょう。
親の食事を分けてあげれば十分という年齢の場合は、特に食事代は必要ありません。
食事には、大人と同じものは食べられないお子さんが参加する場合もあります。
また、アレルギーのあるお子さんが参加する場合もありますよね。
そのような場合は、食べられない食品がある旨を事前に伝えるか、予め準備をしていきましょう。
13回忌の香典返しの金額相場

13回忌の香典返しの相場についても触れておきましょう。
香典返しは、大体2千円~5千円ほどのものを引き出物として返します。
引き出物には、食料品や消耗品などを選ぶと良いでしょう。
13回忌の引き出物を、自分で選んで準備するのはかなり大変な作業です。
13回忌を会場で行うという場合は、事前に相談されるとスムーズです。
お寺で法要を行うのであれば、住職様に相談しましょう。
ご自宅で法要を行う場合は、ギフトの専門ショップなどがおすすめです。
13回忌の香典の相場についてまとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、13回忌法要のお香典について説明してきました。
故人が実父・実母の場合、13回忌法要における香典の金額相場は1万円~5万円
故人が祖父・祖母の場合、13回忌法要における香典の金額相場は1万円~3万円
故人の親戚の場合、13回忌法要における香典の金額相場は1万円~3万円
故人の友人の場合、13回忌法要における香典の金額相場は5千円~1万円
会場や食事の内容によっては、香典の金額にも多少の変動がある
ご夫婦で出席する場合は、香典も2人分の金額を包む
出席者同士で相談し金額を設定すると、金銭トラブルを生まない
年忌法要は、宗派や宗教によっても多少の違いはあります。
一般的に、7回忌や13回忌は法要の規模も小さくなるのが普通です。
ご遺族だけの参列になることも多いため、招待された際のお香典に悩む方も多いでしょう。
何年回忌においても、ご先祖様の大切な法要です。
故人を想い、清々しい気持ちで執り行われることが大切です。
香典などお金が関わることで、親族の間でもトラブルになってしまうというケースが多いようです。
まずはご出席される方同士で相談されることが、一番望ましい形です。
今回の記事が、お香典の悩みの解決にお役立ちできたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。