13回忌法要にお供え物は必要?具体例やマナーについても解説します

13回忌法要にお供え物は必要?具体例やマナーについても解説します

法事や法要の際のお供え物。13回忌ともなると、ほぼ、身内だけのこじんまりとした集まりになるかと思いますが、だからこそ、失礼のないようしっかりとマナーを押さえておきたいものです。今回の終活ねっとでは、13回忌のお供え物について考えてみたいと思います。

最終更新日: 2019年07月01日

13回忌のお供え物について

仏壇

13回忌は7回忌から6年ほど経過した頃に執り行われます。
久しぶりに顔を合わせ、故人を偲んで仏前に手を合わせる法要の場に、どのようなお供えを持っていけば良いのでしょうか。

そもそも、13回忌に、お供えを持参する必要があるのかどうか迷っている、という方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんな疑問・質問にお答えしつつ、13回忌のお供えについて以下の順番で解説してまいります。

  • 香典を包めば、お供えは不要?

  • 13回忌のお供え、持っていくならどんな品物を選べばいい?

  • 現金のほうが喜ばれるって本当?

  • せっかくなので、喜ばれるものを持っていきたい!

お役に立てば幸いです。
どうぞ最後までお付き合いください。
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13回忌法要について

葬儀

13回忌とは、故人が亡くなってから12年目に行う仏式の法要です。

四十九日の後の年回忌法要は、1周忌、3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、23回忌と、3と7にちなんだ年に行います。
一般的には、7回忌以降は、規模を小さくして親族だけで行うことが多いようです。

「終活ねっと」では、終活に関する用語をわかりやすく解説した用語集を用意しています。
13回忌についてもっと詳しく知りたい方はぜひ以下の用語記事もあわせてご覧ください。

13回忌にお供え物は持参すべき?

仏壇

地域によって違いがあることではありますが、基本的には、お供えは持っていくべきです。

13回忌の法要に参列するのであれば、香典だけでなくお供えも必要となります。
基本的にはどちらか一方のみを持参するという場合はありません。

そのことを踏まえたうえで、お供えについて詳しく見ていきましょう。

地域の慣習によっても異なる

法事や法要などの仏事は古来より、亡くなった人を偲んで、家族や親族と共にご近所の方々によって執り行われてきたものです。
供養の仕方は、その土地の慣習によっても異なります。

法要の際の香典の金額やお供え物も地域によって違いがあるものなのです。

儀式が簡略化されていく傾向にある地域もあれば、古くからのしきたりを重んじる地域もあります。
まずは、その地域での進め方・慣習に沿った形で香典やお供え物を用意するべきでしょう。

お寺側が用意してくれる場合も

13回忌の法要をお寺で行う場合、お供え物をお寺で用意していただけることもあります。

法要の執り行いをお願いするときに、お供え物についても合わせて確認しましょう。
当日になり慌てることのないよう早めの相談を心がけてください。

お寺でお供え物を準備していただけることになったら、施主はお布施のほかに、御供物料を包む必要があります。
忘れないように用意しておきましょう。

お寺でお供え物の用意がない場合でも、アドバイスはいただけるはずです。
お供え物に迷っているのであればお寺の方に聞いてみるのもひとつの方法です。

故人の孫でもお供え物は持っていくべき?

お供え物や香典の金額は、故人との関係によっても異なります。

故人の孫となれば、まだ未成年である場合もあるのではないでしょうか。
未成年であれば、香典やお供え物を用意する必要はありません。
成人していても学生であれば基本的には必要ありません。

一般的には、独立しているのであれば孫であってもお供え物は持っていくべきであると考えられています。
故人との関係や自身の状況に応じて判断しましょう。

13回忌のお供え物の金額相場

お金

13回忌のお供え物の金額はいくらぐらいのものを用意すればよいのでしょうか。

地域の慣習や故人との関係によっても異なりますが、およそ5千円~1万円くらいの間で考えればよいでしょう。

果物や花を選ぶ場合は、季節によって金額が変わる可能性もあるので、下限を5千円と大まかに決めて品物を選ぶことをおすすめします。

また、最近では品物ではなく現金を包むこと(御供物料と言います)も多くなってきています。

お供え物の選び方

困った人々

13回忌で親族しかいない場合でも、法要は厳粛に執り行われます。
お供え物は人にものをあげるのでそこに意味が宿ってしまいます。
特に死に関するので失礼のないように、相手の心を気遣ってお供えする必要があります。

ここでは、お供え物を選ぶ際の注意点を、ふさわしいもの・ふさわしくないもの・具体例の3点に分けてご紹介いたします。

お供えにふさわしいもの

お供え物には、食べ物やお花がよく選ばれます。
それぞれどのようなものがよいのか、理由なども踏まえつつ選ぶポイントをまとめました。

消えるものを選ぶ

仏壇へのお供え物などには「消えもの」が適していると言われています。

「消えもの」とは、食べ物や飲み物など、食べてしまえば形が消えて後に残らないもの
後に残らないので場所も取りませんし、受け取る側に負担をかけることもありません。

日持ちするものを選ぶ

お供え物としてしばらく仏壇にあげることも考えて、日持ちするものを選ぶとよいでしょう。
お菓子や練り物などを選ぶときは、賞味期限にも気を配ってください。

かさばらないものを選ぶ

いくら良い品でも、仏壇や仏間を占有するような大きさの品物や重すぎるものは避けましょう。

13回忌ともなると、寺院やご自宅で略式に済ませる場合も多々あります。
運び込みや受け取りに手間がかかるものや、参列者をわずらわせるものも好ましくありません。

かさばらず、手渡しできるくらいの大きさのものを選ぶようにしましょう。

分けやすいものを選ぶ

お供え物を参列者で分けて持ち帰る、という習慣がある地域も多いです。

13回忌は、ほぼ身内だけの集まりになる可能性が高い仏事なので、法要が終わった後で、お供え物をみんなで分配することも考えられます。

その場で切り分けなければならないものより、個別包装してあるものなど、分けやすいものの方が好まれます。

お供えにふさわしくないもの

それでは、逆にお供えにふさわしくないものについてもご紹介していきます。
渡す相手を困らせてしまったり手間をかけさせないために心掛けましょう。

日持ちがしない食べ物

消費期限、賞味期限の短いものは避けましょう。

お供え物ですので、仏壇に供えていただくことを想定した品物でないといけません。
すぐ冷蔵庫にしまってもらないとならないものや、法要の儀式が始まる前に開封しないとならないものは、お供え物には向きませんので注意が必要です。

派手な色のもの

仏壇や仏間にそぐわないものや、際立って目立つ色合いのものも、お供えとしては好ましくありません。

お店でお供え物である旨を伝えれば、仏事にふさわしい控えめな包装にしてもらえるはずです。
派手になりすぎないよう気をつけてください。

卵や肉などの生鮮食品

13回忌は仏事ですので、殺生を連想させるようなものは避けましょう
卵や肉、魚など動物性のものは、お供えには不向きです。

また、ニンニクやラッキョウなど、匂いの強いものもよくありません。

故人が好きだったものなら、お供えとしてではなく、別の機会にお届けするようにしてください。

お供え物の具体例

理由を読めば納得できることばかりですが、では結局を何を選んだら良いのでしょうか。

身内だけの集まりだからこそ、よりいっそう気を配りたいですよね。
どのようなものを選んだらいいか、具体例を挙げてお話いたします。

お菓子

「消えもの」「日持ちする」「かさばらない」「分けやすい」
これらの条件を満たすものの代表例は、お菓子です。

クッキーやカステラ、マドレーヌ、水ようかんなど、個別包装になっていて小分けしやすいものがおすすめです。

果物

お供えといえば「丸いもの」という地域もあるようで、丸ごとの果物もおすすめです。
置いておくだけでも室内が華やかになりますので、お供えとして喜ばれます。

果物店で頼めば、お供え用に季節の果物を見繕ってもらえますし、バスケットに詰めてもらうこともできます。

定番は、みかん、リンゴ、ぶどう、オレンジ、グレープフルーツなどです。
季節ものとして枇杷やイチゴ、桃、小玉スイカなどもよさそうです。

花を添えることは死者への手向けとして、古代から残る習慣の一つです。
今でも代表的なお供え物とされています。

最近では、花瓶をお持ちでないお宅もあるので、あらかじめ様子をうかがってからのほうがよいかもしれません。

お供えにおすすめの花は以下の通りです。

  • リンドウ

  • トルコキキョウ

  • スターチス

  • グラジオラス

  • ユリ

  • キンセンカ

  • アイリス

  • 菊の種類

  • 胡蝶蘭

色は、白や黄色、紫などを中心にするとよいでしょう。
生花店で、お供え用だと伝えれば、適した花を選んでくれます。

また、注意点としてバラなどのトゲがついた花や、匂いの強い花はお供えには不向きです。

消耗品

地域によっては、その他、かまぼこなどの練り物や、そうめんをお供え物にするところもあります。
お茶の葉も喜ばれます。

食べる物以外では、ロウソクやお線香など、仏事に必要な消耗品も、お供えとして喜ばれる品です。
消費期限はありませんし、仏壇で必ず使うものです。
また、他の人と重複しても問題ありません。

最近では、さまざまな色や香りのお線香があるので、珍しいものを選んで持っていくのもおすすめです。

現金

お寺や斎場で慌ただしく法要を行う場合などは、品物より現金を包んでいった方が喜ばれることも多いです。
きちんと「御供物料」として包んでお渡しすれば、決して失礼にはあたりません。

何を持参したらよいか、品物の見当がつかない場合は、現金を包んでいくというのもひとつの手です。

現金をお供えするときの金額相場

お供えを現金で持参する際の金額は、地域や故人との関係にもよりますが、5千円くらいが相場と考えてよさそうです。

お祝い事ではないので、あまり高額にならないほうがよいでしょう。

表書きは「御供物料」と書く

現金は、白い封筒か市販されている不祝儀袋に入れて持参します。
表書きは「御供物料」と書くのが一般的です。

お札は、わざわざ新札を用意する必要はありません。
破れたり汚れたり、折り筋がついているお札は避けるべきですが、新札ではなく古札を包みましょう。
死を予期していなかったことを表すためです。

線香をお供えしてもいいの?

「お供えに適した消耗品」のひとつとしてお線香を挙げましたが、お供えとしてお線香を贈ってもよいものなのでしょうか?

お線香を贈る習慣は、古来よりよく行われていました。
よい香りは何よりの供養になるとして、お供えとしても喜ばれています。

13回忌のお供え物の包み方

葬儀

お供えにふさわしい品物を選んでも、裸では失礼です。
お供え物はのし紙で包みましょう。

現金を包むときも同様です。
白い封筒に「御供物料」と書いて渡しても問題ありませんが、ぜひ、御供物料を包むのし袋についても理解を深めておきましょう。

ここでは、13回忌のお供え物の包み方について解説いたします。

熨斗(のし)袋の選び方

コンビニなどにも売っている熨斗袋ですが、様々な種類があってどれを選んだらいいのかわからない場合もあるかと思います。

表書きはいずれも「御供物料」で問題ありませんが、宗教によってのしの種類が変わるので解説いたします。

仏式の場合

黒白、または黄白の、結び切りの水引のものを使います。
表書きは御仏前と書きます。

神式の場合

銀色の水引で結び切りのものを使います。
表書きは御玉串料と書くことが多いです。

キリスト教式の場合

白地にユリの花が描かれており、水引がないものがほとんどです。
右上あたりに十字架が記されています。
表書きとしては御花料や献花料と書きます。

のし袋の包み方

お供えの品物にのしをかけるとき、かけ方も2種類あります。
どちらがよいというわけではありませんが、お店で果物やお菓子を包んでもらう時に聞かれることもありますのでご紹介します。

内のしの場合

内のしは品物の箱に直接のしをかけ、その上から包装紙などをかける包み方。
法要への参列をせず、お供えを宅配便などで送る場合、のしが切れてしまわないよう、このかけ方をすることが多いです。

外のしの場合

外のしは品物を包装紙で包み、その上からのしをかける包み方。
表書きが見えるので、直接持っていく場合は、こちらのかけ方をすることが多いです。

13回忌のお供えの渡し方

困った人々

13回忌のお供えにふさわしい品物とのしについて解説してきました。

では当日持参したお供えはどうしたらよいのでしょうか。

13回忌ともなると、大がかりな受付など用意していないことが多いので、お供えをいつ渡したらいいか戸惑ってしまう方も多いようです。

しかし、例えタイミングがわからなかったとしても、施主様に断りもなく勝手に仏壇の前に置くようなことをしてはいけません。

必ず「心ばかりですが、どうぞ御仏前にお供えください」と、施主様に一言かけて渡すようにします。

このとき、お供え物は紙袋や風呂敷から出して、「御供物料」という表書きが相手から見えるような向きにして、両手で持って差し出しましょう。

13回忌のお供え物についてまとめ

お墓

今回の「終活ねっと」では、13回忌のお供え物について以下の通り解説してまいりました。

  • お供えは、地域の習慣やしきたりによってさまざま

  • 「お供物は不要です」と言われない限り、香典とお供えは両方持参する

  • 日持ちするお菓子や果物、花、お線香などが喜ばれる

  • 現金を包むことも多い。白封筒かのし袋に入れ、表書きは「御供物料」

  • のし袋は白黒または白黄の水引で結び切りのものを使う

  • 仏前に供える際は、勝手に置かず、施主に声をかけてから

13回忌の法要など、頻繁にあるわけではないので、いざというとき、何をお供えしたらよいか戸惑うのは当たり前のことです。
故人やご家族を思いやる気持ちがあるからこそ、マナーやしきたりを守り不快な思いをさせないようにしたいですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では、終活に関する様々な記事を掲載しています。
13回忌の香典について詳しく知りたいという方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

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