故人を偲んで喪に服す期間、それはあなた次第できまる?!

喪中とは、いつまでの期間でしょうか?喪に服すと言いますが、決まりがあるのでしょうか?形式的な喪に服すという基本から、いろいろな考え方があることをご説明いたします。

目次

  1. 「喪に服す」と意味
  2. 基本的マナー、喪に服す期間
  3. 喪に服す心があればそれで良い
  4. 海外で喪に服すことあるの?
  5. 喪に服すことはあなた次第のまとめ

「喪に服す」と意味

葬儀

喪の意味は、「人の死後,その親族が身を慎むこと」死者の事を思い、日常生活の場から遠ざかり、死者のために供養に当たることを言います。
昔は、喪に服す期間を法律で定められていた時もありますが、現在は定められた法律はありません。

喪中と忌中のハッキリした違い

喪中・忌中を同じ意味で捉えている人が多いですが違いがあります。
喪中は、「故人を忍ぶ期間」です。
忌中は「故人をお祀りして供養する期間」です。
忌中は、故人が天に行かれた時に忌明けをして終了します。

基本的マナー、喪に服す期間

喪に服す期間は、最短で30日間、最長で13か月まであります。
自分と故人の関係や続柄で判断します。

喪に服す間、避けること

新年のあいさつを控える事として、喪中ハガキを出されることはご存知ですね。
新年を慎みながら迎える事の他に、海外旅行、住宅購入、お祭りやパーティーを開いたり参加する行為が挙げられます。
しかし、現代では人付き合いや会社の立場もあり、おざなりが現状です。

喪中の方へ、神社では新たな動きが…

「忌中・喪中に、神社参拝はいけない事という古い風習はやめましょう」そんな動きができてきました。
最近では忌中も含め、喪に服す期間でも初詣や神社参拝を促すところが増えてまいりました。
こうした流れは、明治7年太政官布告「服忌令」が昭和に撤廃になった理由から。

死を穢れとした時代は終わった

神道による、「死は穢れ」という時代はもう終わっている。
最近では、そのような考え方をしていないし、失礼にあたるとして、神社では、喪中・忌中の方に神社参拝を促す動きが出てきました。
昔のルールも人が作ったものです。
改めて行きたい神社の姿勢があります。

しかし、今までの風習を一気に変えることも難しいものです。
心の中に染みついたマナーを180度変える事は大変な事。
まして家族や親族なる故人を供養して偲ぶ思いは尊いものです。
よって、気になさる方には、忌明けまで中止されては?と勧めています。

神社関係は、参拝や鳥居をくぐることの抵抗を無くしてほしい動きがありますが、喪に服す間、祝い事への参加を遺族側の「任意」としています。
その人の気持ちの問題なのです。
忌中であっても神事の祝い事に参加したい場合は、任意でお決めください。

喪に服す心があればそれで良い

葬儀

喪に服すとは、故人を忍ぶ期間です。
友人であっても喪に服したいと思えばそれで良いのです。
1年間と自分で決めて喪に服すのも良いです。
はやり故人を思うあなたの気持ちが一番大切な事です。
祝い事は控えたいと思えばそうすれば良いだけの事です。

家族親族の場合、喪に服す心

祝い事を1年間避けることは大変な事です。
途中で子供や孫が生まれたり、進学など祝い事は容赦なく起きてきます。
現代では、喪に服す気持ちを忘れなければ、お祝いごとに参加することも良いとされています。
服忌令が撤廃されたからです。

海外で喪に服すことあるの?

日本は、忌中・喪中がありますが、海外ではどのような喪の服し方があるのでしょうか。
海外バージョンをまとめてみました。

アメリカの場合、キリスト教

アメリカの場合は、主にキリスト系ですね。
「死を神様の元に戻られた」と捉えているのである意味喜ばしい事なのです。
葬儀後は、喪中なるものが存在しません。
キリスト関係の国はすべてそうです。
新年も盛大なパーティーをします。
心の中だけで喪に服しているのでは?

インドの場合、ヒンドゥー教

仏教の由来にもなるインドでは、喪に服す期間はありません。
しかし葬儀が13日間行われますので、その間が、喪に服す忌中のような感じですね。
日本と同じように質素な服でつつましやかに過ごすように決められています。
お菓子も食べてはいけないとか。

韓国の場合、仏教とキリスト教

仏教徒キリスト教が信仰宗教になっています。
最近はキリスト教信者が増えたとも言われています。
しかし、昔から仏教の信仰がある国ですから、風習が残っています。
そこは日本と似ていますね。
韓国の喪に服す期間は、「誰であっても3日間」です。

イスラム教の場合

女性たちは4カ月と10日間の喪に服すことが義務つけられています。
その間の娯楽は一切禁止。
しかし男性は、3日間の追悼をするようになっているだけです。

国の象徴ご逝去の場合、喪に服すことがある

最近では、タイの国王のご逝去に関して国が1年間喪に服すことを国民に伝えしたね。
このように、どこの国でも、時として喪中期間を取ることがあります。
普段は喪に服すことが日常的になくても、国王となると別問題として捉えています。

喪に服すことはあなた次第のまとめ

日本だけが、喪に服すことに長期的な風習がありますね。
しかし、最近では随分と様変わりしています。
生きていくために、残った者たちを守るために、死活問題でもあります。
そうやって新しい価値が生まれてきています。

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