三回忌の準備は何をすればよい?三回忌の流れやマナーについて解説!

三回忌の準備は何をすればよい?三回忌の流れやマナーについて解説!

近しい方が亡くなり、葬儀が終わったあとも法要が続きます。一周忌の次は三回忌です。三回忌の準備については分からないことも多いですよね。今回は、三回忌の準備では何をすればよいのか、三回忌の流れやマナーはどのようになっているかについても解説します。

最終更新日: 2020年09月10日

三回忌(3回忌)の準備について

葬儀

近しい方が亡くなり葬儀を行なった後も、故人の法要をする必要があります。
おおまかには四十九日法要、一周忌法要、三回忌法要と続いていきます。

しかし、それぞれの法要の準備については分からないことも多いですよね。
今回は、その中でも三回忌について注目してみたいと思います。
三回忌の準備では何をするべきなのでしょうか。

そこで今回「終活ねっと」では、次のような事柄に触れながら、三回忌の準備で何をすべきなのかについて詳しく解説していきます。

  • 三回忌の法事・法要にはどのような意味があるの?

  • 三回忌の準備ではどのようなことをするの?
    どこで誰が何を準備するの?

  • 三回忌にはどのような服装で参加するべきなの?

  • 三回忌当日の流れはどのようになっているの?

以上のことを解説してまいります。

三回忌法要をとり行なう際に慌てなくてよいよう、普段から心構えをしておきたいものです。
記事の中では、三回忌に参加する際の注意点についても説明をしております。

今回の記事が皆様の三回忌法要についての疑問を解決する一助となればと存じます。
ぜひ最後までお読みいただき、皆様のお役に立てていただければ幸いです。

また、「終活ねっと」では僧侶手配サービスを運営しています。
お坊さんを安く手配したいという方は、「終活ねっと」のお坊さんをぜひご利用ください。

三回忌の基礎知識を知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

三回忌の法事・法要とは

葬儀

三回忌とは、故人が亡くなってから満2年、つまり翌々年に行なう法要のことを指します。

三回忌が何のためにあるのかというと、故人の追善供養をすることで、故人の死後の行く先をよくするためと言われています。
これは、仏教では三十三回忌が終わるまで故人の死後の行く末は決まらないとする考えがあるからです。
ですので、追善供養を重ねることでできるだけ故人の死後の行く先をよくしようという意味があります

三回忌が行なわれるタイミングは、一周忌の翌年です。
三回忌なのになぜ、一周忌の翌年なのかと疑問に思われる方も多いかと思います。

実はこれは、「回忌」と「周忌」の違いから生じる誤解です。
回忌の数え方では、故人が亡くなった日をはじめの忌日として数えます。
周忌の数え方では、故人が亡くなってから何年目の命日かという数え方をします。
ですので、こうした誤解が生まれているのです。

少々ややこしいので、法要を数える際に間違えないようにしたいものです。

3回忌法要に持参する香典袋の書き方についてはご存知でしょうか?こちらの記事では3回忌法要における香典袋の書き方や水引の選び方などについて詳しくご紹介しています。
是非ご覧ください。

三回忌の準備

仏壇

三回忌とはどのようなものか、その意味については分かりました。
では次に、三回忌の準備では具体的に何をすればよいのかについて解説してまいりたいと思います。

いつから準備する?

まず三回忌について、いつから準備すればよいのかを押さえておきます。
とくにいつから準備をしなければならないと決められているわけではありませんが、2~3ヶ月ほど前から準備をするのが一般的です。

後述しますが、三回忌法要に当たっては、会場や僧侶、食事の手配などやっておかなければならないことも多くあります。
ですので、余裕を持って準備を始めた方がよいと言えます。

準備は施主が行う

三回忌の準備を誰が主になって行なうのかも問題です。
三回忌の準備をするのは一般的に主に施主になります。
施主は法要の一切の取りまとめ役を務めます。
葬儀で喪主を務めた人物が施主を務めるのが最も多いケースです。
ただし、その限りではないこともあります。
ですので、故人と関係の深い人間の中で誰が施主を務めるか、前もって話し合っておくとよいかもしれません。

日時・会場の決定

施主は日時・会場を決め、段取りの相談をしておきます。

日程については、できれば故人の命日に合わせたいところです。
しかし、平日であったり、繁忙期であったりして現実的に難しい場合も少なくありません。
そうした場合には、故人の命日前後の休日に設定しても構いません。
参列者が参加しやすい日程・時間にしておくことが重要です。

会場は多くの場合、自宅かお寺、斎場にするのが普通です。
会場を決める際には、法要の参列者の数や法要の規模などを加味して決めることが大切です。
また、お寺での法要を考えている場合には、お寺の住職に相談しておく方がよいでしょう。

僧侶の手配

日程や会場が決まったら、次は僧侶を手配しましょう。

菩提寺がある方は、基本的に菩提寺に依頼します。
菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。
菩提寺を持つためには、お寺の檀家となる必要があり、檀家になればお寺の経済的支援を行うかわりに、お墓の管理や供養を優先的に行ってもらえます。

僧侶手配サービスを利用する

菩提寺がある場合は基本的に菩提寺に依頼しますが、最近ではさまざまな事情により菩提寺を持たない方も少なくありません。
また、菩提寺がある方でも状況によっては、馴染みのお坊さんに来ていただけない場合もあるかもしれません。
菩提寺がない場合は、葬儀を依頼した葬儀社などに頼んで僧侶を紹介してもらうか、僧侶手配サービスを利用するという手があります。

僧侶や寺院関係への支払いは、不明瞭で高額になりがちですが、僧侶手配サービスなら、お布施が定額でいくらお渡しすればよいのかと悩む必要がありません。
僧侶手配サービスでのお布施の金額は、4万5千円前後が目安となっています。

おすすめは「終活ねっと」

なお、「終活ねっと」では、お坊さん手配サービスを運営しています。
全国どこでも対応してもらえるうえ、いつでもネット経由で依頼することができます。
僧籍の確認を徹底しているところも安心できるところです。
法事・法要の読経で4万5千円からという金額相場の安さもおすすめできるポイントといえるでしょう。

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会食の準備

三回忌などの法要では、会食の準備も必要です。
会食の場を決め、専門の業者や外部の仕出し料理業者に依頼するか、自分たちで準備するかを決めます。
食べ物の準備をする場合には、もしものときのことを考えて少し多めに準備をしておきます。

お寺で行う場合

お寺で会食を行なう場合は、業者に依頼するケースが多いようです。
業者に依頼する場合は、運び込む時間などについてしっかり打ち合わせをしておきます。

自宅で行う場合

自宅で会食を行なう場合には、業者に依頼するか、自分たちで準備をします。
自宅で会食をする場合には、会場設営も自分たちでする必要があるので、それも勘案しておく必要があります。

斎場で行う場合

他に、斎場で会食を行なう場合は、斎場の専門業者に頼むのも一つの手です。
斎場と連携している業者であれば、運び込みや会場の設営もスムーズです。

参列者への案内状

施主は、参列者への案内状の作成も行ないます。
ごくごく親しい関係者のみであれば電話での連絡でも構いません。

しかし、多くの参列者が想定される場合は、往復はがきで出欠の確認をするのが親切です。
各準備の関係もありますので、だいたい1ヶ月前くらいまでに返事をもらえるように出すとよいと言えます。

以下の記事では、三回忌の案内状の書き方について詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

引き出物の準備

三回忌法要では、参列者が持参した香典などへの返礼として渡す引き出物の準備もしておきます。
相場としては2千円~5千円程度が一般的とされているようです。

先方のことも考えて、できるだけ実用的な品物で日持ちのするものを贈るのがよいと言えます。
たとえば、タオルや洗剤、お茶などがおすすめです。

引き出物には内のしをつけておくことを忘れないようにします。

お供え物の用意

お供え物の準備もしておきます。

亡くなったのが近しい親族の場合は香典の他にお供え物も用意することが多いようです。
お供え物には、果物や日持ちのするお菓子、消耗品のろうそくや線香などがおすすめです。
肉や魚などの殺生を連想させるものは避けます

お供え物は親族でお金を出し合って準備することも多いので、あらかじめ打ち合わせをしておくとよいかもしれません。

以下の記事では、三回忌のお供えののしの書き方についても解説しているので併せてご覧ください。

お布施の用意

法要では僧による読経や供養が行なわれます。
ですので、施主は僧へのお布施の準備をする必要もあります。

供養のためのお経の読経料に加えて、会食に参加しない場合は御膳料、出張してもらう場合はお車代を包みます。
お布施は丸い小盆にのせて渡すのがマナーですので、お盆も用意しておきます。

お布施の金額相場は?

お布施の金額の相場

  • 読経料:3万円

  • 御膳料:5千円~2万円

  • お車代:5千円~2万円

とされていることが多いようです。
御膳料やお車代については幅があります。
周囲と相談するかお寺に前もって相談しておくのもよいかもしれません。

以下の記事では、お布施の渡し方なども含めて三回忌のお布施についてより詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

卒塔婆の準備

三回忌法要に際して、卒塔婆を新しくする必要があれば卒塔婆の準備もしておきます。
卒塔婆はお寺に頼めば作成してもらえますので、相談をしてみてください。

卒塔婆を作成する場合には卒塔婆料もかかります
卒塔婆料についてはお寺によって異なります。
作成しようとお考えの方は、お寺に確認をしておくようにするのが一番です。

浄土真宗では卒塔婆は用いない

仏式では卒塔婆を立てますが、例外があります。
それは、浄土真宗式のお墓の場合です。
浄土真宗の場合は卒塔婆を用いません
ですので、卒塔婆を準備するかどうかに当たっては、どの宗派かを確認しておくようにします。

三回忌の服装

葬儀

三回忌法要に当たって準備しておくことについては分かりました。
では次に、三回忌に参列するときの服装はどのようなものを選べばよいかを確認しておきます。

男性の場合

ダークスーツを着用し、ネクタイは黒いものを締めます。
靴下も黒のものを着用し、靴も黒にします。
ベルトや靴は光り物を避け、タイピンなどの類は外しておくのが好ましいと言えます。
また、本革は殺生を連想させますので避けた方がよいとされています。

女性の場合

黒いスーツやワンピースを着用します。
ストッキングも黒いものを着用し、靴や鞄も黒にします。
男性と同様に光り物は避けます。
本革についても男性と同様の理由から用いないようにします。
アクセサリーについては涙を表す真珠は可とされていますが、それ以外は外すのが無難です。

子供の場合

子どもの場合は、制服があれば制服を、制服がない場合は地味な平服で参加します。
色は黒や紺など落ち着いたものを選びます。

このように、基本的には礼服を着用します。
ただし、参列者の場合はご遺族から平服でと言われることもあります。
その際には、喪服に準じた華美でない地味な平服を着用して行きます。

三回忌当日の流れ

葬儀

このような準備をして、三回忌当日を迎えることになります。
三回忌の当日はどのような流れで法要が進行するかを確認しておきます。

三回忌の法要はこうしなければならないという明確な決まりがあるわけではないのですが、一般的に三回忌法要の当日の流れは次のようになります。

  • 参列者の確認

  • 僧侶の入場

  • 施主の挨拶

  • 僧侶の読経

  • 参列者による焼香

  • 僧侶の法話

  • 僧侶の退場

  • 施主の挨拶

  • 会食の案内

  • 会食

あくまでここに挙げたのは目安ですが、いざというときに慌てなくてよいよう、当日の大まかな段取りを頭に入れておくとよいでしょう。

三回忌の準備についてまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。

今回「終活ねっと」では、次のようなことに触れながら、三回忌の準備では何をすればよいのかについて解説をしてまいりました。

  • 三回忌の法事・法要には、追善供養を行なうことで故人の死後の行く先をよいものにするという意味があること。

  • 三回忌法要の準備は主に施主が中心になって行なうこと。
    準備は2ヶ月~3ヶ月前から始めること。
    用意するものは次のとおりであること。
    ・日時と会場の設定
    ・会食の用意
    ・参列者への案内状
    ・お供え物
    ・お布施
    ・卒塔婆(必要な場合のみ)

  • 三回忌の服装は基本的には礼服を着用すること。
    葬儀と同様に光り物を避け、地味な装いで参列すること。

  • 三回忌法要の当日の流れは次のようになること。
    ・参加者が揃う
    ・僧侶の入場
    ・施主の挨拶
    ・僧侶の読経
    ・参列者の焼香
    ・僧侶の法話
    ・僧侶の退場
    ・施主の挨拶
    ・会食の案内
    ・会食
    ただしこれは目安であり、明確な決まりがあるわけではない

いざ三回忌法要を行なうことになった場合に慌てないよう、普段から三回忌法要について知っておきたいものです。
今回の記事が皆様の三回忌法要の悩みを解決する一助となりましたら幸いです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

「終活ねっと」では他にも法事に関する記事を多数掲載しております。
そちらもあわせてお読みください。

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