三回忌は省略していい?やるべき?家族のみの三回忌についても解説

三回忌は省略していい?やるべき?家族のみの三回忌についても解説

故人を供養するための法事には、一周忌や三回忌などがあり、このうちの三回忌は故人の没後2年に行うものです。ただ最近では法事で省略できるものはやらないというケースも多いことから、三回忌をやるべきかに悩む方もいるでしょう。本当に三回忌はやるべきなのでしょうか。

最終更新日: 2020年09月09日

三回忌はやるべきかについて

葬儀

亡くなった身内の方を供養するために行われるのが法事ですが、法事といえば一周忌や三回忌といったものが知られています。
このうちの三回忌は、四十九日や一周忌ほどではないにせよ、故人が亡くなった節目にご家族やご親族で集まって行うのが一般的です。

ただ近年では、ご家族の経済面や精神面の負担を軽くするために、葬儀や法事を簡略化したり、可能であれば省略したりするケースが多くなっています。
三回忌以降の法事もよく省略されますが、それでも三回忌をやるべきなのでしょうか。

そこで今回「終活ねっと」では、故人を供養するために行う三回忌は省略できるのか、それともやるべきなのかについて見ていきます。

  • そもそも三回忌とはどのような法事なのか?

  • 三回忌はやるべきなのか?

  • 家族のみで行う三回忌とはどのようなものなのか?

  • 家族のみで三回忌を行う場合の適切な服装とは?

  • 家族のみで三回忌を行う際に香典は準備すべきなのか?

三回忌をやるべきか省略しても良いのかに悩む方や、家族のみで三回忌を行おうと考えている方にとって、いろいろと参考にできる内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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三回忌の基礎知識を知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

そもそも三回忌とは

葬儀

法事で良く見聞きする三回忌ですが、そもそもどのようなものなのでしょうか。
三回忌とは、故人が亡くなって丸2年となる節目と、その際に行う法事のことです。
一回忌が故人の亡くなった当日を指すため、二回忌を1年の節目として一周忌に行い、三回忌は2年の節目で行います。

三回忌はやるべきなの?

葬儀

仏教形式の法事では三回忌も重要なものとされてきましたが、最近では負担を考えて法事の簡略化する傾向が著しく、三回忌以降を省略するご家庭も多いです。
そのような中でも三回忌は省略せずにやるべきなのでしょうか。
ここでは三回忌を省略しても良いのか、それとも慣習通りやるべきなのかについて見ていきます。

特別な事情がなければ行うべき

三回忌をやるべきか省略しても良いのかについては、よほど特別な事情がない限りはやるべきです。
特に菩提寺がある場合は三回忌をきちんと行わなければ、後々菩提寺にある先祖代々のお墓に納骨できなくなるといったトラブルになる可能性もあります。

ほかにもご親族で伝統を重んじる方がいる場合や、地域の慣習で三回忌をやるべきとされている場合は、やはりきちんと行わないとご親族やご近所の方との関係がこじれかねません。
菩提寺との関係や地域の慣習にもよりますが、三回忌をやるべきという考え方がある場合は、なるべく行った方が良いでしょう。

法事はいつまで行うべきか

三回忌を行うか迷っている場合、法事をいつまで行うべきなのかで悩む方も多いでしょう。
一般的に法事は三十三回忌まで行い、弔い上げとする方が多いです。

三十三回忌を弔い上げとする理由としては、三十二年というときが過ぎることに伴い、世代が変わってくることで故人を知らない参列者が増えることなどが挙げられます。
なお、三十三回忌以降も法事を行う方もいるので、ご家族と相談したうえで決めるようにしましょう。

三十三回忌を弔い上げとすることが一般的ですが、宗派によって回忌法要を行うタイミングが違う場合もあります。
以下の記事では、そういった場合も含めて解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

近年増えている身内のみの三回忌

三回忌を含め法事は、もともと故人のご家族やご親族、知人・友人といった、故人にゆかりのある人々が集まって行うものでした。
しかし最近では、ご家族の経済面や精神面、身体面の負担を軽くするために身内のみで三回忌を行うケースが増えてきています

このため三回忌法要の場に集まる顔ぶれも、故人のご家族とご親族だけである場合が非常に多いです。

家族のみの三回忌について

葬儀

参列する顔ぶれが故人のご家族やご親族だけとなってきている最近の三回忌事情ですが、中にはご家族のみで行うというケースも出てきています。
余計な負担がかからずに済みそうなご家族だけの三回忌ですが、具体的にどのようなものなのでしょうか

三回忌を身内のみで行うメリット

三回忌を身内だけで行う場合のメリットととして、まず費用面のメリットが挙げられます。
一般的な三回忌は、故人にゆかりのある方たちで集まったうえで法要を行い、その後別の場所で会食をするという流れです。

そして三回忌では会食と引き出物、香典返しを準備する際に人数分費用がかさむことになります。
このためご家族だけの三回忌であれば、必要最低限の人数分で行ううえに参列者のことまで考えなくて良いため、会食などにかかる費用を節約できるでしょう。
会食を行う場合でも、引き出物や香典返しの費用は軽減できます。

また参列者がほとんどいないために、ご家族側が余計な対応をする必要がない分、精神面の負担が軽くなります
もちろん三回忌の準備をする際の手間も、一般の参列者がいる三回忌に比べると軽くできるでしょう。

家族のみの三回忌の準備

もしご家族のみで三回忌を行う場合は、どのような段取りが必要なのでしょうか。
主に以下に挙げられる項目が、ご家族のみの三回忌で必要な準備です。
基本的には参列者も参加する一般的な三回忌を同じようなものです。

日取りの決定

最初に決めるべき事柄が、法事を行う日取りを決めることです。
日取りは三回忌となる日より前の土日祝日が望ましいですが、ご家族のみで集まれそうであれば平日でも良いでしょう。

会場の決定

日取りとともに会場も決めます。
会場は菩提寺や霊園の法要室、ご自宅などがありますが、ご家族のみでしめやかに行うのであればご自宅でも良いでしょう
ほかに会食を行う場合は、会食用の会場も決めることが大切です

菩提寺・寺院に連絡

三回忌の日取りと会場が決まったら、菩提寺などに連絡します。
希望の日程を伝えたうえでお坊さんと相談して、最終的な日取りを決め、菩提寺で行う場合は本堂を使いたい旨も伝える流れです。

参列者への挨拶状

三回忌をご家族のみで行う場合も、参列者がいる三回忌と同じように挨拶状をしたためます。
ただご家族のみで行う場合は、参列辞退の旨をきちんと記して、参列者の理解を得ることが欠かせません
なお参列辞退を伝える挨拶状の文面は、以下のように書くと良いでしょう。

拝啓 
初秋の候、皆様に置かれましてはますますご清祥のことと拝察申し上げます
亡父○○の葬儀に際しましては ご参列を賜り格別なるご厚志をいただきましたこと 心より感謝申し上げます

さて間もなく父の三回忌ですが 皆様のご多忙な事情と遠方であることを考慮いたし
家族のみで営ませていただければと思います
誠に勝手ではございますが 皆様に置かれましては別の機会に父のお参りに参じていただきますようお願い申し上げます

今後とも皆様のご健勝をお祈り申し上げ 父の三回忌法要のご連絡とさせていただきます
何卒この旨ご理解していただければ幸いです
敬具

令和〇年〇月〇日
喪主 ○○

もちろん挨拶状を作成する際は、句読点や忌み言葉を使わない点など、一般的な弔事の挨拶状と同じように記します。

お布施・御車代などの用意

三回忌に向けてお坊さんにお渡しするお布施や御車代の準備も欠かせません。
お布施は1~5万円ほどが相場ですが、もしご自宅など寺院以外で行う場合は、お坊さんに来てもらう必要があるために別途御車代の準備も必要で相場は、5千~1万円程度とされています。

もし会食を行う場合でお坊さんが参加できない場合は、御車代と同じ相場で御膳料の準備も必要です。

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家族のみの三回忌の流れ

ご家族のみで三回忌を行う場合は、以下のような流れとなっています
近いうちにご家族のみで三回忌を行う際の参考にすると良いでしょう。

  • 僧侶の入場・施主の挨拶

  • 読経と焼香

  • 法話・施主の挨拶

  • お墓参り

  • 会食

「終活ねっと」では以下のリンクの記事で三回忌法要の挨拶について解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

家族のみの三回忌の服装

葬儀

ご家族のみで三回忌を行う際は、服装も気になるところです。
黒系のフォーマルな格好をするのが一般的ですが、ご家族のみで行う場合は気心の知れた人たちで行うこともあるため、そこまで神経質になる必要はありません。

ただあまりカジュアルすぎると、法事の雰囲気を壊したり故人を供養する気持ちを疑われたりするため、暗色系のフォーマルな格好が望ましいでしょう。

家族のみの三回忌に香典は必要?

葬儀

もしご家族のみで三回忌を行う場合、香典はどのようにすれば良いのでしょうか。
香典についても服装の場合と同じように、そこまで気構える必要はありません

家族のみなら用意しなくてもいい

もし故人や施主の直接のご家族だけで三回忌を行う場合は、特に準備する必要はありません。
直接のご家族の場合は、引き出物や香典返しを準備する必要はないうえ、会食についてもそこまで大きな負担にならないためです。

用意する場合は1万円前後が相場

どうしても香典を用意したいのであれば、1万円前後が相場として望ましいでしょう。
あまり少ない金額でも施主に対する誠意が伝わりませんが、高すぎる金額を包むと今度は施主に気を使わせるうえに、香典返しを準備すべきかどうかで悩ませることになるためです。
精神的な負担をかけない範囲で香典を包む意味でも、1万円前後が程良いといえます。

香典で避けるべき金額

香典を包むのであれば、4と9のつく数字は避けるべきです
4は「死」を、9は「苦」を連想させる忌み数として、昔から縁起が悪いとされています。
このため、1万円前後という相場を考えれば、4千円や9千円といった金額は避けた方が良いでしょう。

法事には様々な種類があり、包むご香典の金額に毎回迷ってしまいますよね?こちらの記事では法事の香典の金額について、相場・書き方・マナーを理由も含めて細かく解説しています。
是非ご覧ください。

三回忌はやるべきかについてまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、故人を供養する三回忌を省略しても良いのかやるべきなのかについて、ご家族のみで行う形を紹介しつつ触れてきました。
今回の記事で見てきた内容をまとめますと、以下に示す各ポイントの通りです。

  • 三回忌は故人が亡くなって丸2年の節目と、その際に行う法事のことである。

  • 三回忌はよほど特別な事情がない限りはやるべきで、日程も故人没後2年の節目を過ぎる前とするのが一般的であり、近年では身内のみで行うケースが増えてきている。

  • ご家族のみの三回忌は費用面や精神面の負担が軽くなるメリットがあるが、挨拶状に関するものを除けば、基本的には当日の準備や流れは一般的なものと同じである。

  • 家族のみで三回忌を行う場合の服装は、あまり神経質にならなくて良い反面、カジュアルさが目立たないようにするべきで、暗色系のフォーマルな格好が望ましい。

  • 家族のみで三回忌を行う場合の香典は基本的に準備しなくて良いが、どうしても包みたい場合は1万円前後が相場である。

三回忌は特別な事情がない限りは行うべきですが、もし極力費用や負担を軽くしたいのであれば、ご家族のみで行うのがおすすめです。
ご家族のみで行えば費用は安く、参列者対応が必要であっても最低限で済みます。

「終活ねっと」では以下のリンクの記事で法事後の会食(お斎)について解説しています。
こちらも参考にしていただけると幸いです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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