四十九日の参列者のマナーとは?服装/香典/お供えについても解説!

四十九日の参列者のマナーとは?服装/香典/お供えについても解説!

法事の中でもとりわけ重要といえるのが故人の四十九日法要です。四十九日は葬儀と同じくらい重要とされているため、多くの参列者が出席します。参列者として出席する場合、どのようなマナーを心がければ良いのでしょうか?今回は四十九日に参列する際のマナーを見ていきます。

2019-11-04

四十九日の参列者のマナーについて

葬儀

亡くなった方の葬儀が終わった後は、故人のご不幸を悲しむ段階から、法事を通じて故人を供養したり偲んだりする段階になっていきます。
故人を供養するための法事の中で、特に重要とされているものの1つが四十九日法要です。
葬儀から2ヶ月足らずで行われる四十九日法要ですが、葬儀に参列した場合は招待されます。

もし四十九日法要に参列することになった場合、服装や持ち物はどのようにすれば良いのかや、香典をいくら包めば良いのかなど気になる点は多いでしょう。
故人を供養するためにも、適切な服装やマナーなどは心掛けたいところです。

そこで今回終活ねっとでは、故人にとって重要な節目に行われる四十九日法要で参列者として守るべきマナーをいろいろと見ていきます。

  • 四十九日とはいったいどのようなものなのか?

  • 四十九日法要当日の流れとは?

  • 四十九日法要に出席する際、参列者はどのような服装を着用すれば良いのか?

  • 四十九日法要の参列者が持参する香典の金額相場はいくら?

  • 四十九日法要に参列する際の持ち物とは?

  • 四十九日法要に参列した際、どのように挨拶すれば良いのか?

近く四十九日法要に参列する予定がある方にとって、実際に応用できる内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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四十九日の基礎知識を知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

四十九日とは

葬儀

葬儀が終わった後のタイミングになると、よく見聞きする「四十九日」ですが、そもそも四十九日とはどのようなものなのでしょうか。

四十九日とは、故人が亡くなって四十九日目に迎える没後の節目のことです。
具体的には、亡くなった方の生まれ変わり先が閻魔大王の審判によって決まる日とされているため、故人にゆかりのある方が盛大に供養することで、故人の成仏を願う意味があります。

同時に故人が亡くなってから続いていた忌中の期間が明けるため、神社へのお参りなど忌中に慎むべきとされていることもできるようになる節目といえるでしょう。

四十九日法要の流れ

葬儀

四十九日法要に参列するのであれば、事前に四十九日法要当日の流れがどのようなものであるのかについて一通り知っておくと、当日戸惑わずに済みます。
一般的な四十九日法要の流れは、以下の通りです。

  • 法要前の受付

  • 僧侶の入場・開式の挨拶

  • 僧侶の読経

  • ご遺族や参列者全員による焼香

  • 僧侶の法話

  • 僧侶の退場・閉式の挨拶

  • 納骨法要など

  • 会食

以上が基本的な当日の流れですが、僧侶の法話は省略されることがあります。
また納骨法要に合わせて、お墓の開眼供養を行う場合もあれば、ご遺族の都合で納骨法要が省かれることも多いです。

四十九日法要に出席する参列者の服装は?

葬儀

参列者として四十九日法要に参列する場合、適切な服装を着用することはマナーとされています。
ここでは四十九日法要に参列する際に、参列者が着用すべき適切な服装について詳しくご紹介しましょう。

男性の服装

男性の場合は、黒系の上下スーツが基本的な服装です。
インナーとして白無地のワイシャツを着用し、加えて黒無地のネクタイを着用します。
靴下についても、黒無地のものを着用するのがマナーです。

なお質感については、格式のことも考えて施主などご遺族のものより低めのものを選ぶと良いでしょう。

女性の服装

一方女性の場合は、黒系のスーツやワンピース、アンサンブルを着用するのが基本です。
スカートについては、ひざが隠れるくらいに丈が長いものを選びます。
インナーには黒のブラウスなどを着用して、全体的に黒で統一するように心がけるべきです。

女性の場合も施主をはじめご遺族との格式を考えて、質がご遺族のものよりも低くなるようにすることが大切です。

「平服でお越しください」と言われた場合

四十九日法要などの法事では、ご遺族からの案内状に「平服でお越しください」の一文が添えられていることがあります。
もし平服を指定された場合は、文字通り平服で参列しますが、ここで注意すべき点が平服は普段着ではないという点です。

弔事で平服とは、グレーや紺色などの暗色系の略喪服を指します
このため間違っても、暗色系の普段着を着用しないことが大切です。

服装のマナー

ここまで四十九日法要で着用する服装の基本形について見てきました。
ただし四十九日法要で参列する服装には、細かいマナーがいくつか存在します。
当日に恥ずかしい思いをしたりご遺族などを不快にさせたりしないように、以下のマナーについても見ておくと良いでしょう。

靴とバッグは黒

まず靴やバッグは、どちらも黒無地のものが一般的です。
靴に関しては男性は礼装用の靴を、女性はヒールが程良い高さのパンプスを履きます。
またバッグは手提げタイプのものを持参するのがマナーです。

加えて靴もバッグも素材が動物性には見えないことと、光沢が目立たないものを選ぶことも大切といえます。
動物性の素材は仏教で説かれている不殺生の教えに反するためで、一方光沢は法事の雰囲気を壊すことにつながるためです。

以上のような理由から、靴とバッグは地味で黒無地なものを持参したり着用したりするのが作法とされています。

アクセサリーはパールのみ

四十九日法要を含め弔事では、アクセサリーは基本身に着けないようにします。
身に着けても良いとされているのは、結婚指輪と婚約指輪、パール(真珠)のものです。
パールのものについては、真珠の形が故人のために流す涙をイメージさせることから、1連または1つだけであれば身に着けて良いとされています。

ファーのものは避ける

冬場に身に着けるコートや手袋の中には、保温性に優れたファー(毛皮)が使われているものもあります。
ファーが使われているものも四十九日法要などで着用するべきではありません。

ファーももともと動物を加工して作られたため、やはり仏教でいう不殺生の教えに反するとされるためです。
なお見かけがファーに見えるだけのフェイクファーについても、見かけが動物性であるためやはり避けるべきでしょう。

黒ストッキングを着用する

最後に女性については、黒のストッキングも着用します。
脚の部分がそのまま露出した状態は、やはり派手なイメージがあるためで、なるべく地味に故人を偲ぶ気持ちを示すためにも、ストッキングを着用するのがマナーです。
ただ法要の最中に伝線することもありますので、予備を1足分持参するとなお良いでしょう。

参列者の香典について

葬儀

葬儀と同じように、四十九日法要でも香典を持参することが欠かせません。
香典といえば金額相場が気にかかるところですが、四十九日法要ではいくらくらい包めば良いのでしょうか。
ここでは四十九日法要の香典について、金額相場やマナーの面から見ていきます。

香典の金額相場は?

四十九日法要で持参する香典の金額相場は、葬儀の場合と同じように故人との関係性によって目安が決まっています。
四十九日法要で持参する香典の金額相場は、故人との関係性ごとに見ていくと以下の通りです。

故人が親族である場合

故人が親族である場合は、葬儀の場合に比べるとやや少なめの金額を包んでも良い相場になっています。
関係性ごとの具体的な金額相場は、以下の通りです。

  • 故人が祖父母の場合:3千~3万円程度

  • 故人が叔父・叔母の場合:3千~3万円程度

  • そのほかの親戚の場合:3千~2万円程度

もちろん実際に香典としてどの程度の金額を包むのかは、故人との親しさなどに応じて決めると良いでしょう。

故人が友人・知人である場合

故人が知人や友人の場合は、2千~1万円程度が一般的な相場です。
知人や友人が故人の場合でも、生前の親しさに応じて実際にいくら包むのかを決めると良いでしょう。

故人が職場関係の場合

職場関係で付き合いのあった方が故人の場合は、上司で千~1万円、同僚で千~5千円程度が相場といわれています。
ただしそれなりに年齢が上で、なおかつ親しい付き合いをしていた場合は、1万円程度包むと良いでしょう。

香典袋の書き方について

四十九日法要で香典を持参する場合、故人との関係性に合わせて金額を包むほかにも、書き方などできちんとしたマナーを知っていることも大切です。
ここでは四十九日法要で持参する香典のマナーを、書き方を中心に見ていきます。

香典袋の表書き

香典袋の表面には表書きと名前を記します。
四十九日法要の場合、表書きは「御仏前」や「御香典」、「御香料」などが一般的です。
「御霊前」もイメージされやすいですが、故人が成仏して霊から仏様の状態になったとみなされるために使われません。

一方名前については、香典を包んだ個人のフルネームを書きます。
夫婦で一緒に包んだ場合は、夫のフルネームと妻の下の名前を書くのが作法です。

3人までの人物が包んだ場合は、立場が高い順に右からフルネームで記します。
4人以上の場合は部署名などを書き、詳しい名前と金額の内訳を記した別紙を香典袋の中に同封するのが作法です。

香典袋の裏書き

一方香典袋の裏書きには、包んだ香典の金額と住所・氏名を記します。
ここで重要なのが金額の書き方で、裏面右側に「金○○圓」という形で書き、数字は大字と呼ばれる漢数字の旧字体を使って記すのが一般的です。
漢数字の旧字体(大字)に関しては、以下の表を参考にしてください。
住所・氏名は裏面左側に書きますが、住所の丁目などに使われる数字は、普通の漢数字を使って記します。

漢数字 旧字体(大字)

水引は?

香典を包む際は水引も大切です。
基本的には色が黒白のものを掛けますが、関西では黄白のものを掛けます。

結い方についてはご不幸が繰り返されないように願う意味で、結び切りか淡路結びにするのが一般的とされています。

墨の色は?

香典を包む際は、表書きなどを書く際に使う墨の色も気になるでしょう。
実は四十九日法要の場合は、薄墨ではなく濃い墨が使われます。
四十九日はすでに故人のご不幸を悲しむ段階ではないため、悲しみの意味を示す薄墨を使う必要がないためです。

香典のお札は新札でもいいの?

最後に香典を包む際に使われるお札ですが、こちらは葬儀と同じように使い古したものを準備します
法事でも葬儀と同じように新札を準備することは、故人のご不幸を予想していたものとみなされるためです。

もし手元に新札しかない場合は、一度折り目を入れてから包めば無難でしょう。
一方であまりにも古すぎるものを包むのは避けた方が良いです。

以下の記事では、お札の向きや枚数についても解説しております。
さらに知りたい方は参考にしていただけると幸いです。

四十九日に参加する際の持ち物について

葬儀

四十九日法要に参列する際の持ち物は、バッグや香典のほかにも以下のようなものがあります。
ここではそのほかの持ち物についてご紹介しましょう。

  • 数珠:本式数珠と略式数珠があるが、略式数珠であれば宗派に関係なく使える。

  • 袱紗:香典を包んで持参するためのもので、紫色や寒色系のものが良い。

  • ハンカチ:白か黒のどちらかにすると良い。

四十九日法要参列者の挨拶例文

葬儀

四十九日法要に参列する場合、参列者がご遺族などに挨拶することはごく一般的です。
もし挨拶することになった場合、どのような文例で挨拶すれば良いのでしょうか。
以下に文例をいくつか示しておきますので、ぜひとも四十九日法要で挨拶する際にご活用ください。

本日はお招きいただき、誠にありがとうございました。
本日は大切な四十九日の式にお招きいただきありがとうございます。
ともに○○様へのお祈りをさせていただきます。
本日はお招きいただきありがとうございました。
久しぶりに○○様のことに思いを馳せられたひと時でした。
どうぞこれからも皆様が健やかでありますように。

以上のようにごく簡単な挨拶で問題ありません。
ただ忌み言葉や重ね言葉などを使わないようにする点に注意が必要です。

終活ねっとには、さらに詳しく状況にわけた参列者の挨拶に関した記事もあります。
さらに知りたい方はぜひ、こちらも参考にしてみてください。

四十九日法要参列者についてのまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、四十九日法要に参列した際に参列者が守るべきマナーをいろいろと見てきました。
今回の記事で触れた内容をまとめますと、以下に挙げられる各ポイントの通りです。

  • 四十九日は故人が亡くなって49日目の節目で、故人の成仏を願って盛大に法要を行うのが一般的である。

  • 四十九日法要当日は、法要を行って読経と焼香を行い、その後納骨や会食を行う流れである。

  • 四十九日法要で参列者が着用すべき服装は基本的にブラックフォーマルであるが、平服を指定された場合は暗色系のフォーマルな格好でも良い。

  • 四十九日法要で参列者が持参する香典は、故人との関係性に応じた金額相場になっており、表書きは「御仏前」と記すほか、記す際の墨は普通の濃い墨を使う。

  • 四十九日法要に参列する場合は、数珠や袱紗、ハンカチも持参する。

  • 四十九日法要で参列者が挨拶する際は、ごく簡単な内容で挨拶して良い。

四十九日法要では参列者はブラックフォーマルを着用し、また香典も故人との関係性に応じた金額を包むのがマナーです。
ほかにも故人のご遺族に対して挨拶をする際は、ごく簡単な内容のもので問題ありません。
基本的には葬儀に参列する場合と同じであるため、特にあまり気構えることはないでしょう。

四十九日法要に参列する際に、あらためてこの記事の内容を振り返っていただければ幸いです。

また、急な用事で四十九日に出席できなくなる可能性もあるかもしれません。
終活ねっとでは、欠席の際の正しい方法についても紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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