三回忌の意味は?法事の内容や命日からの数え方などとあわせて紹介!

三回忌の意味は?法事の内容や命日からの数え方などとあわせて紹介!

人が亡くなると、法事を続けて行うことになりますが、それぞれの法事にはどんな意味があるのでしょうか?亡くなって2年目なのに三回忌を行います。どうして、2年目なのに三回忌なのでしょう。三回忌の意味や、法事の流れや内容についてもご紹介していきます。

最終更新日: 2019年10月28日

三回忌(3回忌)の意味について

葬儀

葬儀の後に、彼岸やお盆をはじめ、慌ただしく法事が続きます。
故人が亡くなってから四十九日後に行われる四十九日法要、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆に行う新盆(初盆)などは、ご存じの方も多いと思いますが、三回忌についてはあまりよく知らないという方は多いのではないでしょうか?

三回忌法要はとても重要な法要のひとつです。
ですので、故人をしっかり弔うためにも、三回忌について基本的な知識や理解を持つことが大切です。

そこで今回「終活ねっと」では、聞いたことはあるけどよく知る機会があまりない三回忌について、以下の内容を中心に解説していきたいと思います。

  • 三回忌とは?

  • 三回忌の流れとは?

  • 年忌法要は他に何回あるの?

  • 他の宗教でも三回忌と同じようなものはあるの?

  • 三回忌のお供物はどんなものがいい?

三回忌についてぜひ最後までご覧いただき、ご自身が法事について考えるきっかけになってもらえれば幸いです。

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三回忌の基礎知識について知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

三回忌(3回忌)の意味とは

葬儀

三回忌ついて、あまりよく知らないという方は非常に多いと思います。
三回忌には、どのような意味があるのでしょうか?

三回忌について理解するためには、法要の意味を正しく理解する必要があります。
法要とは死者に対しての追善供養の意味があります。
仏教では、供養を重ねることで徳を積むことができると言われています。
先祖への追善供養の徳を、先祖に向けると自分にも徳が回るからです。

これは、お釈迦様の教えで仏教独特の回向という考え方です。

人が亡くなって、四十九日法要でこの世を離れ各自の境界に行きます。
家族は少しでも高い境界に昇って欲しいと思うのが心情です。
仏様は寛容ですから、故人や遺族に対してチャンスを与えてくれます。
仏様から頂いたチャンスを、確実に先祖に届けるのが三回忌を行う意味です。

三回忌の法事の流れ

葬儀

法要のためにやらなければいけないことはとても多いです。

一般的に三回忌までは、親族だけではなく親しい知人などにも声をかけます。
三回忌の日取りについて、お寺との調整もしなければいけません。

法要の日時が決まったら、参加してもらう人への連絡や会食の手配をします。
三回忌の準備は、のんびりしていると間際で慌てることになります。
法要の準備は、計画的に決めて早めに終わらせるようにしましょう。

三回忌法要当日も行わなければならないことが多くありますが、当日の流れを知ることによって、法要をスムーズに進めることができ負担を減らすこともできます。

そこで、ここでは三回忌法要の流れについて解説していきたいと思います。

全体の流れ

三回忌をはじめ、年忌法要では場所や地域の習慣によっては法要の流れは変わります
一般的に自宅で行う場合は、僧侶が到着し入場し施主が挨拶をして法要がはじまります。
また、お寺や斎場で行うときには僧侶や施主が中心となり進めます。

挨拶は僧侶が着席したのち、僧侶や参列者へのお礼と法要のことなど簡素に話します。
しかし、地元の習慣などからこの場で施主の挨拶が必ずあるわけではありません。

その後、僧侶による三回忌法要の読経が唱えられ焼香が行われます。
宗派によってですが、読経は長くても1時間ほどで終了し、その後は僧侶の法話になります。
菩提寺の僧侶やお寺との親密度から、生前の思いで話をすることもあるようです。

法要はここまでですが、この後は会食や地方によってはお墓にお参りします。
施主からその旨の短い挨拶があり、会食が他の場所ならば僧侶も含めて移動します。

最近では会食(お斎)は、自宅で行う人は少なく他のお店などへ移動して行うことが増えてきています。
会食(お斎)は平均して2時間ほどで終了し施主のお礼の挨拶で終わります。

施主が務めること

葬儀や法事の時に聞くことがある、施主や喪主の違いをご存じでしょうか?
施主はお布施や費用を負担する人のことで、喪主は僧侶や参列者への接待をする人のことです。

祭祀を受け継ぐ意味もあり、三回忌などの法要も葬儀のときの施主がそのまま務めます。
施主はお寺との連絡や、引き出物選びや茶菓子選びと手配など準備します
また、一番重要なのは僧侶へのお礼の意味でお布施やお経料の用意です。

法要は何度行っても、精神的にも身体的にも大変疲れます。
健康に気を付けながら準備をしてください。

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三回忌を含む年忌法要

葬儀

年忌法要は、一周忌から数えて三十三回忌まで8回ほどあります。
年忌法要は、宗派や地域または家の慣習によってさまざまなやり方があります。
宗派によっては、同じ仏教でも年忌法要の意味が違っています。
また、三回忌以降の年忌法要では遺族や親族のみで行うことが多いです。

年忌法要では、地域によっては違いますが一般的に三十三回忌で弔いあげを行います。
地域によっては節目の五十回忌で弔いあげを行うところもあります。
弔いあげとは、この法要が最後で以降の法要は行わないと言う意味です。

ここでは、年忌法要について基本的なことをご紹介していきたいと思います。

年忌法要とは

年忌法要とは、仏教で決められた年に法要を行うことを言います。
仏教では祥月命日の前に、定められた年忌法要をするきまりになっています。
弔いあげを行わない場合は、三十三回忌以降も大まかに法要を行うようです。

年忌法要も宗派によっては、二十三回忌以降の年忌法要でもしない法要があります。
人は生きている間に、たくさんの善行を行っていますが不足している分もあるかもしれません。
年忌法要で亡くなった先祖に、追善供養で徳を追加してあげましょう。

また、各年忌法要ではそれぞれの仏様との面会や修行のお手伝いをすると言われています。

命日から何年?年忌法要の数え方

三回忌という言葉から、三回忌は故人が亡くなってから3年目に行う法要だと思いがちですが、実は故人が亡くなって二年目に三回忌は行われます。
なぜ、二年目なのに「三回忌」と呼ばれるのでしょうか?

三回忌は二年目ですが、仏教では亡くなった日を初めての忌日としています
三回忌が二回目の祥月命日の年にするのは、忌日は三回目になるという考え方からです。
これ以降の年忌法要は、一桁の数字が3と7の付く年に法要を行います。

ちなみに、三回忌からは「周忌」ではなく「回忌」という言い方に変わります。

一周忌

一周忌は、亡くなってから初めての祥月命日に行う年忌法要です。
初めての年忌法要では、勢至菩薩の元で修行すると言われています。
また、年忌法要の中でも四十九日と並んで重要な法要と言われています。

一周忌の基礎知識について知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

三回忌

年忌法要の三回忌には、阿弥陀如来(あみだにょらい)の御許での修行となります。
亡くなってから二年目なので、親族や親しい間柄の人が参加する法要です。
一般的には三回忌までは、親しい間柄の人にも参加していただくことがあります。

七回忌

七回忌は亡くなって6年目で、阿閦如来(あしゅくにょらい)の元で修行します
七回忌になると、身近な親族以外には参加の招待状は出さない人が多いようです。
最近では親族や家族のみで、法要を行うことが多くなってきています。

十三回忌

十三回忌は亡くなってから12年目に行われる年忌法要です。
この年忌法要から、一番位が高い大日如来の元で修行をすることになります。
また、この法要から三十三回忌までの間は仏様はいらっしゃいません。

三十三回忌

三十三回忌は亡くなった年から、32年目に行われる年忌法要です。
三十三回忌をもって修行が終わり、亡くなった人が先祖の一員になる重要な法要です。
また、修行が終わるタイミングなので弔いあげを行う人も多くいます。

仏教以外の三回忌に相当するものについて

神社

仏教には年忌法要がありますが、他の宗教でも同じような法要を行っています。
どの宗教でも教えは違っていても、亡くなった人を供養することに関しては同じです。
それぞれの、神道やキリスト教そしてイスラム教の法要に関して説明していきます。

神道

神道では回忌ではなく、神として祀るため式年祭という言い方をします。
式年祭は1年目が、1年祭で以降3年祭、5年祭、10年祭と行っていきます。
仏教とは式年祭の数え方が違い、三年祭は亡くなってから三年目に行う祭祀です。

キリスト教

キリスト教では、カトリックでは追悼ミサが故人を追悼する場になります。
同じキリスト教でも、プロテスタントでは記念集会という形で行います。

キリスト教では人の死は、不幸なことではなく「祝福されること」と言う考え方です。
そのためか、仏教の三回忌にあたる法要は基本的にはなく追悼という形です。

カトリック

カトリックでは、3日目と7日目と30日目に追悼ミサを行い死を受け入れます。
また、一年後の命日には盛大な死者記念ミサを行い友人も交えて行われます。

プロテスタント

プロテスタントでは、1週間目と10日目と1か月後に記念集会を行います。
また、プロテスタントでは亡くなると神様に使える立場になるとされています。

イスラム教

イスラム教では、葬儀が終わった後に仏教のような年忌法要はありません
お墓参りをすることはありますが、追悼のための法要はしません。

イスラム教では、死後に復活するという教えがあります。
そのため、追悼の意味の法要をふくめ死者を供養する習慣がありません。

三回忌のお供えについて

仏壇

三回忌に用意するお供え物については、一周忌と変わりありません。
主に、以下の物をお供えとして用意します。

  • 故人が生前に好きだった物

    お酒や甘いものなど、故人が生前好きだった物をお供えすると、故人も喜ぶでしょう。

  • 日持ちする食べ物・飲み物

    日持ちする食べ物として代表的なものとして、お茶・焼き菓子・佃煮などがよく選ばれています。

  • 季節の果物

    季節の果物をお供え物として選ぶ際は、なるべく日持ちする物を選ぶようにしましょう。
    みかんやリンゴ、柿は日持ちしやすいため、お供え物として人気です。

以上の物をお供えとして選ぶ方が多いですが、現金をお供えとして渡すことも可能です
現金を渡す際の相場金額は、三回忌の場合5千円~2万円ほどで、故人との関係性によって金額は変わります。

三回忌の意味についてまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、三回忌の意味について以下のことを解説してきました。

  • 三回忌の意味は、故人が修行するための後押しするためのものです。
    故人が速やかに、高い境界に行けるように願って行います。

  • 三回忌は、自宅で行う場合とお寺や葬儀場で行う場合で流れが違います。
    法要までの準備も含めてやることがとてもが多いです。
    施主にとっては、お寺へのお布施なども準備する必要があります。

  • 三回忌をはじめ、年忌法要は末尾の数字が3と7の時に行います。
    弔いあげの三十三回忌まで、8回ほど年忌法要があります。

  • 仏教以外の宗教では、イスラム教では法要という概念がないようです。
    しかし、神道では式年祭という形で供養を行っています。
    キリスト教では、カトリックもプロテスタントでも法要はありません。
    しかし、追悼ミサや記念集会などは行っています。

  • 三回忌のお供え物は、一周忌の際と変わりありません。
    食べ物や飲み物の代わりに、現金をお供えとして渡すことも可能です。

三回忌は故人に対して、徳を回向するために行う供養です。
また、回向することで自分にも同じ徳がもらえるようです。
徳を積むのは大変なことです。
少しでも良いところに行けるように供養してあげましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では、他にも三回忌などについて数多くの記事を紹介しています。
以下の記事では、三回忌の香典について解説しています。
ぜひそちらもご覧ください。

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