埋葬許可証の意味とは?埋葬許可証とは何か、解説いたします

最終更新日: 2018年01月23日

埋葬許可証とは

読み方 まいそうきょかしょう

別名 埋火葬許可証

埋葬許可証とは、お墓に故人の遺骨を埋葬する際に必要な書類のことを指します。
故人が亡くなった際に病院などから交付された死亡届・死亡診断書を自治体に届け出ると火葬許可証が交付されます。
火葬許可証が交付されると火葬が可能になります。
続いて、火葬を終えると火葬許可証にその旨が明記された「埋葬許可証」となり手元に戻ってきます。

ただし、本当は埋葬許可証というものは土葬する際に必要になる許可証のことであり、火葬許可証がそのまま埋葬許可証になるというのは本来誤りになります。

埋葬許可証っていういい方は誤り?

困った人々

一般的には埋葬許可証を役所から発行してもらい、火葬した遺骨をお寺や霊園などのお墓に納めるという認識があります。
しかしこの認識は正確には間違った情報です。
その理由には墓地埋葬法という法律を見てみると分かります。

墓地埋葬法では、ご遺体を土の中、すなわち土中に葬ることを「埋葬」と言っています。
そしてこの埋葬に必要な書類を「埋葬許可証」と読んでいます。
ここで問題になるのが法律でいう「埋葬」と一般的に認識されている「埋葬」という言葉の意味が食い違っている点です。

皆さんが埋葬と聞くと、ご遺体を火葬場で焼いた遺骨をお墓や納骨堂に納めることと考える方がほとんどでしょう。
これは現代の日本ではほとんどのケースで火葬を選択されるためです。
しかし法律上では、ご遺体を火葬ではなく土葬として葬ることを埋葬という言葉に置き換えています。

そのため、火葬したご遺骨を寺院や霊園に納めるために埋葬許可証が必要という認識は、細かくいってしまうと誤りであると言えます。

では、火葬したご遺骨を納めるためにはどんな書類が必要なのでしょうか?法律上では火葬許可証という許可証があります。
この許可証さえあれば火葬を行った後にご遺骨を納骨することができます。

なお、火葬場から返却された火葬許可証がそのまま埋葬許可証になるという表現がありますが、本来の意味を考えるとこちらも誤った表現になります。

しかし今回の用語解説では、納骨されるご遺族の皆様の多くが「火葬された納骨に必要な許可証のこと」を埋葬許可証と認識されていることを踏まえ、用語の意味を冒頭に書かれた文章のとおりとしました。

埋葬許可証の提出先はどこ?

次の3つのうち、当てはまる場所の市役所や町役場に埋葬許可証を提出します。

  • 本人が亡くなった時にいた場所(死亡地)

  • 亡くなった方の本籍地がある場所

  • 提出を行う方の住所がある場所

よくいわれる間違いとして、亡くなった方の住所がある役所に提出してしまうというものがありますが、手続きを行うことはできませんので要注意です。

埋葬許可証を再発行するには

紛失した埋葬許可証を再発行出来る場合があります。
埋葬許可証の再発行を考える上で5年間という年数がキーワードになります。
経過した年数によって手続きが違うことを覚えておきましょう。

紛失防止のために、埋葬許可証を骨壺の中で保管される方もおられますが、墓地へ納骨する場合は書類の劣化なども考えられるため、コピーしたものをお仏壇などで保管しておくと安心です。

発効後5年未満の場合

死亡届を提出した役所にて再発行を受けることができます。
死亡届を提出した方ご本人が手続きを行う時は、本人確認書類と印鑑を準備します。
また届け出た方と違う方が手続きを行う時は、本人確認書類と印鑑のほかに、亡くなった方との関係を証明できる書類が必要になります。

発効後5年以上の場合

再発行自体は役所にて手続きを行うことができます。
しかし、役所へ向かう前にご遺体を火葬した火葬場にて「火葬証明書」を発行してもらう必要があります。
詳しい手続きの流れは火葬場によって違いますので、お問い合わせください。
埋葬許可証と火葬許可証は一つの書類上でその性質が変化する様式である場合が多いので、両者の違いをよく理解しておく必要があります。

火葬証明書のほかには本人確認書類と印鑑が必要になります。
また、死亡届を提出した方以外の方が申請する場合は、亡くなった方との関係を証明する書類を準備します。

分骨や散骨などの場合でも保存しておく

墓地や納骨堂に納骨する場合は埋葬許可証が必要ですが、分骨して納骨する場合も同様です。
「分骨証明書」という書類の準備が必要になりますが、納骨前であれば火葬場で発行が可能です。
納骨後に分骨を希望する場合は、墓地あるいは納骨堂の管理者に発行を依頼します。

また、散骨する際に必要な書類は法律的には無いとされていますが、散骨業者に散骨を依頼する時に「改葬許可証」が必要な場合があります。

お墓のお引越しや納骨堂のお引越しにも改葬許可証が必要になります。

また何らかの事情があって許可証が必要になることを考えると、使わないからといって処分せずに大事に長く保管することをおすすめします。

お墓をお探しの方は
「終活ねっと」で

終活ねっとでは、安心して終活を始めるために、お墓の値段(見積り)やアクセス・特徴を比較した情報をまとめております。資料請求や電話対応も無料で承っておりますので、是非ご利用ください。

関連する記事

関連する記事

よく読まれている用語

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連用語

よく読まれている用語

関連する記事