墓じまい後に樹木葬にする利点は?樹木葬の種類や費用を詳しく解説!

墓じまい後に樹木葬にする利点は?樹木葬の種類や費用を詳しく解説!

墓じまい後に樹木葬をするご家庭が増えています。樹木葬にはどのような利点があるのでしょう?改葬するにはどのようなことをするのでしょうか?この記事では「樹木葬とは」から始まり、墓じまいと改葬までの手続きや費用、メリットや注意点など気になる項目についてご紹介します。

最終更新日: 2020年06月27日

墓じまい後に樹木葬にすることについて

お墓

墓じまい後の改葬先として樹木葬を希望するご家庭が増えています。

樹木葬は個人やご夫婦で終活をしている方達に人気の埋葬スタイルですが、低価格でコンパクト、永代供養もあるといった点が墓じまいをする方々のニーズともマッチしているのです。

しかし樹木葬はまだ歴史が浅く、よく分からないという方が殆どではないでしょうか?

手続きはどのような流れで行うのか、費用はどの位になるのか?
どのような納骨方法で、埋葬後の供養はちゃんとしてもらえるのか?

自分の代でお墓を終わらせるということへのプレッシャーから、樹木葬に対して多大な不安を抱いている方もいらっしゃることかと思います。

そこで、今回「終活ねっと」では、墓じまい後に樹木葬をするための必要事項についてまとめました。

  • 樹木葬とは

  • 墓じまい後に樹木葬にする際の必要事項

  • 樹木葬のタイプ

  • 樹木葬の費用

  • 樹木葬にすることのメリット

  • 樹木葬にする際の注意点

以上の内容を中心に順にご説明していきたいと思います。
墓じまい後の改葬先についてご検討されている方は必見です。

実際に墓じまいを検討されている方は、「終活ねっと」の墓じまい代行サービスをぜひご利用ください。

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  • 墓じまいに必要な行政手続き

  • ご遺骨改葬先の手配

  • 墓じまい後の「海洋散骨」「粉骨」「洗骨」も可能(別途料金必要)


樹木葬のできる霊園は以下のページから探すことができます。

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樹木葬について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

樹木葬とは?

お墓

樹木葬とは、法律で許可を得た区画内に樹木や草花を植えて墓標とし、その周辺にご遺骨を埋葬する方法です。

従来の墓石を建てるより低コストなことに加えイメージも良く、埋葬後は管理している寺院や霊園で定期的に供養やメンテナンスもしてくれます。
そのような特徴から「子供たちに迷惑をかけたくない」「自然に還りたい」という理由で、終活をしている方達に人気があります。

お墓からご遺骨を取り出し更地にすることを「墓じまい」といいますが、樹木葬は個人の終活の他にも墓じまい後の改葬先として注目を集めています。

後継者問題、ライフスタイルの変化、金銭的な問題などの理由により近年はお墓の維持が難しくなっています。
このような問題の増加に伴い、今後は「墓じまい後の樹木葬」の需要も増えていくことが予想されます。

墓じまいに必要な書類・手続き

お金

ここでは墓じまい後に樹木葬にする際に必要な手続きをご紹介します。

既存のお墓を片付けて樹木葬にする場合は、法律上「改葬」に分類されます。
改葬するには「改葬許可証」という書類が必要になります。
そしてこの書類を入手するためには、下記の書類を揃える必要があります。

  • 受け入れ証明書(永代使用許可書)

  • 埋葬証明書(納骨証明書)

  • 改葬許可申請書

この3点を揃え、現在のお墓がある地域の市町村役場に提出することで、改葬許可証を発行してもらえます。
それぞれの取得方法について説明していきます。

受け入れ証明書・埋葬証明書の取得

改葬を決心したら、先ずは受け入れ証明書と埋葬証明書を用意しましょう。

事前準備としては、先に現在の埋葬施設で墓じまいの承諾を得た後、次の改葬施設を確定することが理想的です。
この2点を終えてから各書類の準備に取り掛かりましょう。

埋葬証明書は現在の墓地の管理者に発行してもらえます。
しかし、墓じまいの承諾を得る際には注意が必要です。

墓じまいをするということは、寺院でいえば檀家を辞めるということです。
あまりに事務的な態度で承諾をもらいに行けば、寺院によっては高額な檀家料の請求してくることがあります。
無用なトラブルを避けるためにも、誠意ある態度で墓じまいの事情や自分たちの希望を伝えましょう。

次に、樹木葬をお願いする寺院や霊園で受け入れ証明書の発行をしてもらいます。
役所によっては永代供養証明書で代用できる場合があります。

改葬許可申請書をもらう

埋葬証明書と受け入れ証明書を入手したら、改葬する人数分の改葬許可申請書を準備します。
手続きを第三者に委託するなど、申請者とお墓の持ち主が異なる場合には、委任状も必要です。

申請書は現在のお墓のある市町村の役場で配布されているので、そちらに現在の墓主と、故人の氏名や生年月日、死亡年月日などを記入します。
戸籍や台帳などの記録から分からない場合は、お墓を開けて故人の情報を調べます。
それでも不明な場合は分かる部分のみを記入します。

最後に申請者と現在の埋葬先の捺印をして完成です。

改葬許可証の発行

「受け入れ証明書」・「埋葬証明書」・「改葬許可申請書」が揃ったら、現在のお墓のある役場の窓口にこれらの書類を提出して、改葬許可証を発行してもらいます。

この許可証の発行の際に住民票や免許証、故人の死亡を証明するための戸籍謄本などが必要となる場合があります。
事前にHPや窓口で確認し、不足のないようにしてからのぞみましょう。

改葬先に改葬許可証の提出

改葬許可証の用意ができたら、改葬先に提出しましょう。
これで墓じまい、改葬に必要な手続きと書類の準備は完了し書類上では改葬が可能となります。

「終活ねっと」では、墓じまい・改葬の手続きに関してさらに詳しく説明した記事を掲載しております。
ぜひ合わせてご覧ください。

墓じまい後に樹木葬にする際の必要事項

人々

樹木葬を行うためには、書類上の手続きの他にも事前に抑えておくべき点があります。
スムーズな進行をするために注意するべき事柄をご紹介します。

親族の同意を得る

樹木葬は歴史の浅い埋葬法であるため、漠然としたイメージしかお持ちでない方も大勢いらっしゃいます。

寺院や霊園に埋葬され、簡易ながら墓標を持つこともできる樹木葬は、世間一般には「従来のお墓に近い埋葬法」、「コンパクトな墓所」というイメージを持たれがちです。
そのせいか、海や野山にご遺骨を撒く散骨と比べ親族の賛同を得られやすい埋葬法といえます。

しかし「樹木葬」とは言っても個人墓のまま土に還るのか、後日ご遺骨を移して合葬するのか、プランによってご遺骨の扱いは様々です。
特に合祀は見ず知らずのご遺骨と混ぜてしまうので、人によっては抵抗を感じることもあります。

説明が不十分なまま進めてしまうと、実際の樹木葬を目の当たりにした親族から「イメージと違った」とか「こんな話聞いていない」などと苦情が入る可能性があります。
いくら後悔しても一度埋葬してしまったらやり直しができません。

そのような事態を避けるためにも先ずはご自身が樹木葬についてしっかりと勉強し、周囲に説明が出来るようにしておきましょう。

新しい改葬先の手配

周囲の理解を得て、現在の管理施設への報告をしたら、次は改葬先の手配も忘れずに済ませましょう。
ここでは改葬先を選定するためのポイントと、その後の手配の流れをご紹介します。

先ずは下記の点を参考に自分やご家族の希望を明確にし、条件を満たす候補地を挙げてみましょう。

  • 法律の許可を得た墓所に埋葬をすること

    日本では、「墓地・埋葬等に関する法律」により許可を得た土地にしか樹木葬を行う事ができません。
    散骨のように、好きな場所に埋葬をしてしまうと法律違反になってしまいます。

    墓じまい後に自然葬をお考えの方は、故人を所縁(ゆかり)のある場所や自然の中に還したいのか、それとも樹木葬で埋葬したいのかを明確にしておくとよいでしょう。

  • 受け入れ先の埋葬スタイルを確認すること

    シンボルツリーを設けた寺院やガーデン式に整備された霊園、故人毎に植林していく里山公園など、樹木葬には様々なスタイルがあります。

    施設によって運営方法や景観がガラッと変わりますので、希望に沿った施設を選びましょう。

  • 利便性の良い施設を選ぶこと

    継承の必要がないことが樹木葬の利点ではありますが、ご家族がお参りしやすいよう配慮をした墓所選びを心がけましょう。
    遠方に墓所があったり、交通の不便な場所だと残されたご家族の足が遠のいてしまいます。

希望に沿った改葬候補地が決まったら、実際にコンタクトを取り手配を進めます。
大まかな順序はこのような流れになります。

  • 情報収集

    候補となる施設のホームページを見たり、資料請求をして情報を集めましょう。
    最近では、樹木葬をしてくれる施設のランキングや口コミを紹介しているサイトも沢山あります。
    気になる点があれば施設へ直接問い合わせをしても良いでしょう。

  • 現地見学

    候補地が絞れたら、施設に申し込んで実際に見学をさせてもらいましょう。
    写真では分からなかった周辺の環境や施設の雰囲気を詳しく知ることができます。

  • 契約前の相談、確認

    施設が気に入ったら、住職や担当者との話し合いになります。
    樹木葬は埋葬後にやり直しができません。
    プラン内容や料金体制、その他希望や不明な点があればこの機会にしっかり相談しておきましょう。

  • 契約、購入

    納得がいったらいよいよ契約です。
    樹木葬の契約は、申込書の他に購入区画の使用許可の申請、許可書類の取り交わしが主な内容となります。

  • 納骨

    納骨の日取りを決め、ご遺骨を移します。
    改葬先の施設に事前に準備した改葬許可証を提出しましょう。

樹木葬のタイプ

葬儀

ご遺骨を草木と共に埋葬することを樹木葬とお考えの方も、大勢いらっしゃることでしょう。
しかし、実際には埋葬場所・埋葬スタイル・運営団体など、様々な視点で分類が出来ます。

まず埋葬場所としては寺院や霊園、整備された専用の公園や里山があります。

埋葬スタイルとしては、シンボルツリー周辺に多数のご遺骨を埋葬するスタイル、1人につき1本植樹するスタイル、草花や芝生のガーデン風、林に埋葬する樹林型などがあります。

また、運営団体も寺院など既存の宗教法人、霊園で行なっている施設の他にNPO法人が運営する施設もあります。
これらの団体によって形式や料金なども違いますので、購入の際には十分な検討が必要です。

闇雲に決めるのではなく、その施設がご自身の希望に合った形で受け入れてくれるのか、資料を取り寄せたり下見に行くなどして十分に確認しておくことをお勧めします。

年間管理費が必要なタイプ

樹木葬として埋葬した後、一定期間を過ぎたら合祀に切り替えるといったプランの場合、その期間に応じた管理料がかかります。
期間は数年〜長くて33年忌、50年までを区切りとする施設が多いようです。

その他にも個人墓の場合や、ご遺骨を骨壷に入れ共同スペースで個別に納骨するなど、個別の埋葬をするかどうかでも管理費用が発生する場合があります。

最初に一括で納める場合、ご本人の生前や合祀に切り替わるまでの期間に管理料がかかる場合など、支払い方法にも違いがあります。

年間管理費が不要なタイプ

他の方とご遺骨を混ぜてしまう合葬(合祀)タイプの埋葬方法は、年間管理費がかからない場合がほとんどです。
この場合、最初から個人の埋葬スペースを確保する必要がありませんし、お参りも共有の場所で済ますことができるからです。

また、あらかじめ購入価格に管理費が含まれており、年間管理費が存在しないという料金設定にしている施設もあります。

個人墓

個人墓とは代々受け継がれてきた一族のお墓とは違い、個人のために建てるお墓です。
個人用のお墓ですので、継承の必要がなくデザインも自由にできます。

樹木葬での個人墓は、その区画をずっと使用できる場合と、区画の使用期間が決まっている場合とがあります。
完全な個人墓の場合、ご遺骨を紙や布など自然に還る素材のケースに入れたり、パウダー状にして直接土に還すスタイルを取ります。

使用期間が決まっている場合は、ご遺骨を骨壷に入れ移葬できるようにしておき、期間終了後に合祀されます。
期間内には故人の命日や法要に合わせて読教などの供養をしますが、合祀後は施設側の決めたタイミングで合同供養となります。

個人墓のメリットは、コンパクトながら専用区画を持ち個人の墓標を建てることが可能な点です。
「個人の眠る場所」という認識を持ちやすいので、親族が安心してお参りできます。

デメリットとは合葬、合祀と比べ高額になってしまうという点です。

合葬墓

合葬墓とは、合同区画に他の方のご遺骨と一緒に埋葬する埋葬方法です。
お参りスペースは他のご遺族と共有することになります。

樹木葬としての合葬墓は他の方とご遺骨を混ぜる「合祀タイプ」と、ご遺骨は分けて保管し、納骨する区画を共用する「集合タイプ」があります。
大抵は墓標となるシンボルツリーを区画の中心に植えて、その周辺に埋葬します。

集合タイプの多くは骨壷を使用せずそのまま土に還す形を取るようです。
ご遺骨は紙や布などの自然素材で作られた袋に納められ、ゆっくり土に還すようにするか、パウダー状に粉砕して埋葬します。

メリットとしては費用を抑えられる、無縁仏にならずに済む、家族に負担がかからないといった点があげられます。
樹木葬の場合、生前に同区画に埋葬される予定の「墓友」ができるのが特徴の一つといえるかもしれません。

デメリットは、個人の墓であるというイメージが薄く墓参りの足が遠のきやすい、本来は無縁仏となってしまった方や身寄りのない方を止むを得ず埋葬する方法であったため抵抗感がある、といった点です。

個人墓と違い、合葬墓は見ず知らずの方と一緒に埋葬されるスタイルです。
故人への思い入れが強い方や、他人と墓所を共有することに抵抗がある方には難しいかもしれません。

永代供養

永代供養とは、親族に変わり寺院などの管理施設が埋葬後の管理と供養をしてくれることです。
具体的な例としては、定期的に読経を上げたりお墓の清掃や点検などをしてくれます。

従来は寺院などが慰霊碑や供養塔を建て、ご遺骨をまとめて供養するといった形が一般的なものでしたが、現代では様々な永代供養のプランが誕生しています。

樹木葬の他にも、専用の建物内に納骨堂を作る方法や、納骨スペースがロッカーのように区切られているタイプもあります。

樹木葬は継承の必要がないお墓ですので、永代供養を含んだプランになっています。

個人墓を構え、故人の法要などの節目で供養をしてくれるプランもありますが、それらの殆どは一定期間が過ぎたらご遺骨を移し合祀されます。

樹木葬は個人として永代供養をしてくれるのか、合祀での永代供養になるのかが施設の方針によって異なります。
同じ場所で眠り続けたいのか、合祀でいいのか、希望にあった施設を選びましょう。

樹木葬の費用

お金

地域やプランによりますが、樹木葬にかかる費用は基本的に一般のお墓より低価格です。
区画代と墓石の費用がを抑えられ、継承の必要がないため檀家料なども不要だからです。

料金プランはセット価格になっている場合が多く、項目も分かりやすいケースがほとんどです。

ここでは樹木葬に必要な費用をまとめてみました。
現在検討中の施設がある方は、判断材料の一つとして比較してみてください。

内訳

見積もりの主な内訳として、「永代使用料」、「永代供養料」、「その他管理料」があります。

施設によってはさらに墓碑代、工事費、埋葬料、備品代、年間管理料などがつきます。
上記の諸費用は、永代使用料や永代供養料に含まれている場合もありますし、全て込みのセット価格を提示している施設もあります。

色々な項目があり混乱してしまいそうですが、代表的な料金項目についてご説明します。

納骨費用

ご遺骨を然るべき場所に納め供養するための費用です。
従来のお墓の場合は、お寺に「納骨式」をしてもらい読経と共にご遺骨を納めるのが一般的でした。

樹木葬の場合はお墓を持たないので納骨費用も安く、大抵は購入価格内に組み込まれています。
その中でも一番低価格で済むのは、合祀タイプで5万〜10万円程度です。
個別納骨だと20万〜50万円程度が相場のようです。

永代供養料

永代供養料とは、「永代に渡る供養費」、つまり読経や御供えなどの供養に関する費用を指します。

従来のお墓の場合は、後継者がないと無縁仏となってしまい、荒れ放題となってしまいます。
その場合、管理している寺院がお墓を撤去し、供養塔などにご遺骨を移し合祀します。
身寄りのない方や素性の分からないご遺体なども、同じように寺院がまとめて供養をします。

一族でお墓を守ってきた昔と違い、現代は様々な事情によりお墓の維持が困難なケースが増えています
永代供養はそのような方々にとって、とても便利な供養の形なのです。

永代使用料

永代使用料とは、「永代に渡る墓地の使用料」、つまり埋葬する土地の使用料を指します。
「永代使用料」という名称の他に「区画料」、「分譲費用」という呼び方をすることもあります。

墓所と言っても、その区画はお墓を管理している施設の土地ですから、その分の使用料を納めます。
共有スペースに埋葬する合葬の場合の永代使用料は、低額か必要ないことが多いのですが、個人墓や後日ご遺骨を合祀するプランでは、個人区画を使用した分費用がかかる場合があります。

相場

地価や埋葬プランによって違いがありますが、一人当たりの費用として大体5万円〜80万円前後、夫婦で100万円前後が相場のようです。

その多くはセット価格になっていて、永代使用料、永代供養料、納骨料などが含まれます。
上記の項目は「区画料」、「永代管理料」、「墓碑工事費」、「維持費」など異なる名称で記されている場合があり、それぞれの項目にどのようなサービスが含まれているのか施設ごとに確認が必要です。

また、これらの基本料金に年間管理費がプラスされる場合もありますが、その場合は8千円〜2万円程度が相場のようです。
納める期間は数年〜長くて50年分程必要な場所もありますが、一括払いをすることにより割引が効く所もありますので確認してみるといいでしょう。

いずれにしても、従来の墓石を建てるとなると100万円以上費用が掛かることが通常なので、樹木葬は低価格で行うことができると言えます。

注意したいのは、樹木葬はあくまで個人〜数人用で利用するお墓なので、購入の際には一人一人の埋葬費用が必要になることです。
利用人数によっては従来のお墓よりも高額になってしまう可能性があるため、プランの選択には気をつけましょう。

また、墓じまい後の改葬先として樹木葬を検討されている方の場合は、墓じまいの費用も必要になりますのでご注意ください。

樹木葬にすることのメリット

人々

樹木葬とはどういう埋葬スタイルか、手続きや費用についてはお分かりいただけたことかと思います。
ここで一旦、樹木葬のメリットについてまとめたいとお思います。

  • 子孫に負担がかからなくて済む

    樹木葬は継承を前提としていませんので、埋葬後は維持費がかかりません。
    よって自分の死後、子共たちに負担や手間をかける心配がありません。

  • 低価格に抑えることができる

    樹木葬は、既存のお墓に比べ工事費や区画料を大幅に抑えることができます。
    また、必要経費の多くは初期費用内で収まり、年間管理料を除き追加費用が掛かることはほとんどありません。

  • 無縁仏になる心配がなく安心して眠ることができる

    樹木葬の場合、埋葬後の供養や管理は寺院や霊園などでしてもらえます。
    そのため、子供のいないご夫婦や身寄りのない単身者の方でも、安心して眠ることができます。

  • 自然に還ることができる

    合祀される場合は違うこともありますが、ご遺骨を紙や布など自然素材で作られた骨壷で埋葬したり直接埋葬する場合には、樹木や草木の養分となり自然に還ることができます。

  • 宗教、宗派を問わない

    通常の埋葬では、宗教や宗派によって受け入れ先の寺院を選ばなくてはなりませんが、樹木葬ではどのような宗教でも問題ありません。

  • 個人や夫婦に限らず友人やペットと入ることができる

    樹木葬は個人のお墓ですので、購入時に決めておけば自由な相手と眠るができます。
    血縁や戸籍にこだわらず生前親しかった人や、場所によってはペットと入ることも可能です。

以下のリンクではペットと一緒に入れる樹木葬について解説しています。
ぜひ、合わせてご覧ください。

樹木葬にする際の注意点

困った人々

樹木葬のメリットの次は、デメリットもご紹介します。

  • 家族や親族とトラブルになる可能性がある

    樹木葬については、まだ理解の浅い方が大勢いらっしゃいます。
    そのため本人が納得していても、周囲から苦情が来る可能性があります。

  • やり直しが効かない

    樹木葬はご遺骨を粉砕して直接土に還したり、他のご遺骨と混ぜてしまいますので、やり直しができません。
    ご購入の際にはプランの細部まで確認しましょう。

  • 季節で景色が変わる

    その土地の景観を気に入ってご購入される方が多い樹木葬ですが、冬に寂しい景色になってしまったり、墓標となる草木が枯れてしまう可能性もあります。
    気になる方は、季節ごとの景色や樹木の管理方法なども確認しておきましょう。

  • 追加で子孫が入ることができない

    樹木葬は継承を前提としていないので、基本的には最初に契約した人数しか入ることができません。
    後日追加で入れたとしても、別途料金がかかったり別区画に新しく埋葬する形になります。

  • 法律で定められた場所にしか埋葬ができない

    樹木葬というと先進的で自由なイメージがしますが、法律で定められた場所にしか埋葬することができません。
    故人の好きだった場所や自宅の庭などに埋葬すると罰せられてしまいます。

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墓じまい後に樹木葬にすることまとめ

樹木

墓じまいと樹木葬への改葬について解説してきましたが、如何でしたでしょうか?
以下がこの記事のまとめになります

  • 樹木葬とは、墓標代わりに草木を植えその周辺に埋葬をする自然葬の一種。

  • 問題なく樹木葬に改葬するためには、親族への説明を怠らず、自身の要望を明確にし、それに合った埋葬をしてくれる施設を選ぶこと。

  • 樹木葬には樹木を墓標にするタイプやガーデン風、山林に埋葬したりと様々な埋葬スタイルがあり、さらに個人墓と合葬墓にタイプ分けされる。

  • 樹木葬は5万円〜80万円、夫婦で入る場合100万円程度が相場で、年間管理費が8千円〜2万円程かかる場合がある。

  • 樹木葬はコストを抑えつつ様々な埋葬プランの選択が可能であり、さらに子孫に迷惑をかけずに自然に還ることができる。

  • 樹木葬はやり直しができないので、事前に埋葬プランや施設を吟味し、反対する人々への配慮をする必要がある。

樹木葬は個人の終活や墓じまいなど、多様なニーズに対応する時代に合った埋葬法ですがそれ故に様々なスタイルがあります。
満足のいく樹木葬にするためにも、普段から希望を整理し情報収集を怠らないようにしましょう。

「終活ねっと」では、この他にも墓じまいや樹木葬について紹介している記事を掲載しています。
よろしければそちらも是非ご参照ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では他の永代供養の形について取り上げた記事も掲載しております。
ぜひ合わせてお読みください。

お墓を建てたいけどどうすればいいかわからない方へ...

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