インパラブルーってどんな墓石?特徴や価格、長所と短所を紹介します

インパラブルーってどんな墓石?特徴や価格、長所と短所を紹介します

お墓を建てようと考えた時に、一番大きな出費となるのが墓石です。墓石は主に御影石で作られますが、産地は世界中にあり産地ごとに色味や硬さなどの特徴が違います。インパラブルーは近年人気の色味のある石材です。今回は高級石材インパラブルーについて紹介します。

最終更新日: 2019年10月11日

インパラブルーってどんな墓石?

お墓

終活でお墓について考えている方は、墓地・霊園選びや費用など様々な悩みがあると思います。
墓石にどんな石を選べばいいのかも、悩む要素のひとつではないでしょうか?

以前は和型のお墓が一般的で、関東以北は黒、関西は白い墓石が主流でした。
これは元々、地域で産出する石材の違いによるものでした。

最近では洋型墓やデザイン墓の人気が高くなり、墓石にも色味のあるものが選ばれることが多くなっています。

墓石に使われる石材は、国内外合わせて300種類あるとも言われています。
墓石は石材の性質によって耐久性に大きく差があり、数年で割れや変色が出るものもあります。
将来長く受け継いでいきたいお墓にとって、墓石選びはとても大切なポイントになるでしょう。

今回「終活ねっと」では、人気の石材のひとつインパラブルーについて詳しくお伝えしたいと思います。

  • インパラブルーとはどんな石?

  • インパラブルーの墓石に向いている特徴

  • インパラブルーの価格

  • インパラブルーのデメリット

全国の霊園・墓地を比較したい方は、「終活ねっと」のお墓探しをぜひご利用ください。

お墓をお探しの方は
「終活ねっと」で

終活ねっとでは、安心して終活を始めるために、お墓の値段(見積り)やアクセス・特徴を比較した情報をまとめております。資料請求や電話対応も無料で承っておりますので、是非ご利用ください。

インパラブルーとは?

困った人々

インパラブルーとは、どのような石なのでしょう?

グレーがかった黒御影石の中に透き通るような青い結晶が輝き、光の加減や角度によって見え方が変わる美しい石材です。
インパラブルーは、黒御影石の中でも硬質で色あせが少なく、高級品とされています。

南アフリカ産の石

南アフリカ産の石材は、外国産の中で中国、インドに次いで3番目に多く使われています。
南アフリカには色付きの石材が豊富にあり、硬質で墓石に向いたものが多量に産出されています。

インパラブルーは、南アフリカ共和国のラステンバーグ市で採掘されています。
そこで採れる石材でブルーチップを含まないものは、ラステンバーグと呼ばれています。
インパラブルーはラステンバーグの一種です。

別名は「宝石」

インパラブルーは、産出量が非常に少ないです。
また、年々良質なものが減少しており、希少性の高い石材といわれています。

石目が細かい(細目)ほど産出量が少なく、黒色の濃いものほど高級とされます。
石目の中に宝石のように青く輝く結晶が美しく、別名で宝石とも呼ばれています。

インパラブルーの特徴

お墓

インパラブルーは、見た目が美しく、希少性の高い石材です。
しかしその他にも、墓石に適した特徴をたくさん持っています。

墓石に適した石材の特徴は、吸水性、硬度、石のきめといった物性を軸に比較すると、耐久性や色艶の持ちがよいかどうかが分かります。
石材は値段の高いから良い石材、安いから悪い石材とは限りません。

次に、インパラブルーがどのような特徴を持っているのか詳しく見ていきましょう。

吸水性が低い

石材が一定時間にどれくらい水を吸うのか測定した値を、吸水率といいます。

一般的な御影石の吸水率は、0.1~0.2%となっています。
それに対して、インパラブルーの吸水率は0.034%ととても低くなっています。
吸水率の低い石材ほど、目が詰まっていて強度があるということです。

石材の劣化の原因は、水分によるものが大きくなっています。
しみ込んだ水分が凍結膨張することで、割れや表面の変質や変色が発生することがあります。

インパラブルーは吸水率が低いので、劣化しにくく、表面が長く美しい状態を保てるのです。

石質が硬い

石材の硬さを表すには、圧縮強度(単位 N㎜2) が使われます。
圧縮強度は、どれだけの力を加えたら砕けるのか耐性を測ったものです。

御影石は全般的に硬い材質で、100~200N/㎜2のものが主流です。
インパラブルーは、119.60N/㎜2で平均的な御影石の強度をもっています。

参考までに普通コンクリートは18~27N/㎜2、大理石は100N/㎜2前後です。

艶があり耐久性に優れている

濃い色の石材は日光を吸収しやすく、色褪せてしまうものもあります。
また、石質によっては鉄分が噴き出して変色しやすいものもあります。
石選びに失敗すると、設置後数年で見た目がすっかり変わってしまうというトラブルが起きることもあります。

インパラブルーは石のきめが細かく、硬くて重いのが特徴となっています。
そのため、風化や経年劣化に強く、含まれる青い結晶も退色が少ない石です。

硬い石は、磨きをかけるのに手間がかかります。
しかし、磨けば磨くほど美しく艶が出て、その硬さから長い間美しい輝きを保ってくれます。

石目に細目と粗目がある

インパラブルーには、細目と粗目があります。
細目をインパラブルーS、粗目をインパラブルーBといいます。

細目の方が産出量が少なく、希少性が高くなります。

一般的に、細目の石ほど色むらが出やすくなっています。
そのため、加工の際に歩留まりが悪くなり、さらに価格が高くなる傾向にあります。

インパラブルーの価格

お金

インパラブルーの才数単価は、5万6千円程度となっています。
会社によっては、9万5千円というところもあります。

採寸単価は中国産の石材が3万円前後、国内産の石材は10万円を超えるものもあります。
インパラブルーは、中堅どころの選択肢と言えるでしょう。

石の大きさを表す単位は、才(さい)が使われます。
才は、1辺が1尺=30.3cmの立方体のことです。
石材店の才数単価には、石材の原価に加工賃や物流費、利益が上乗せされていて会社ごとに大きく違いがあります。

また石材の価格は、為替相場や産出国の政治情勢の影響を受けるため、大きく変動します。

南アフリカ産のインパラブルー自体は、採掘量が減っています。

インパラブルーは全体として年々採掘量が減っていることから、希少価値が高くなっています。
石目の細かい、色の濃い、ブルーチップの量が多いといった良質な石になると、さらに入手が困難になると言われています。

ブルーチップが特に大きいものを超級インパラブルー、インパラキングと呼ぶ場合もあります。
値段は上がりますが価格差は大きくないので、選べるならブルーチップが多い方が好まれます。

インパラブルーのデメリット

困った人々

インパラブルーの特徴であるブルーチップは、原石ごとに含まれる量が違います。
そのため、見る角度によって色味が変わって見えます

また、基調となる色もグレーから黒まで幅があります。
さらに、インパラブルーはカットする面が縦と横で石目が違い、チップの出方も変わります。

和型墓の場合、三段重ねで使う石の量が多く、インパラブルーで見た目を均一に保つには、高い加工精度が求められます。
石の性質をよく見極めた上で、カットの方向を調整していく必要があるのです。

洋型墓やデザイン墓の場合、使う石が少ないことや種類の違う石を組み合わせることもあります。
石目や色合わせがシビアでないことから、洋型墓・デザイン墓であれば、インパラブルーは使いやすい石材といえるでしょう。

南アフリカで発掘されるその他の墓石の石材

お墓

南アフリカでは、硬質で色味のある墓石によく使われる石材が豊富にあります。
インパラブルーの青い結晶が入っていないラステンバーグや、ブルーシルク、高品質なベルファーストなど様々です。

今回は、オリーブグリーンクリスタルブラウンの2つについてご紹介します。

オリーブグリーン

オリーブグリーンは、デザイン墓石によく使われる色と模様に特徴がある石です。
緑色の地に黒い模様が入っており、切断の仕方によって石目模様が変わります。

緑色と黒色が平行に流れる石目に切断したものは、オリーブグリーンラインと呼ばれます。
網目柄になる方向に切断したものは、オリーブグリーンフラワーと呼ばれます。

クリスタルブラウン

クリスタルデザインは、御影石の中では珍しい茶系の石材で、茶色の地に紫や黒の模様が入っています。

吸水率は0.04%と低く、硬い石質は経年劣化に強いため、建築材としても使われていました。
最近はインド産や中国産の同名の石材もありますが、吸水率など石質が違うものなので注意が必要です。

インパラブルーの墓石って一体何まとめ

お墓

いかがでしたでしょうか。
ここまでインパラブルーの魅力についてお伝えしてきました。

今回「終活ねっと」では、インパラブルーの墓石について

  • インパラブルーとは?

    南アフリカ原産の輝くブルーチップを含む石材。別名「宝石」。

  • インパラブルーの特徴

    吸水率が低く、耐久性対候性に優れている。硬度もあり艶が長持ちする。

  • インパラブルーの価格

    石材価格は中堅どころ。石目の細かさやブルーチップの含量で値段が上がる。

  • インパラブルーのデメリット

    石目に向きがあるため加工精度が求められる。洋型やデザイン型に向く。

以上のことを中心に解説しました。

インパラブルーは、墓石に適した性質を持ち、美しい見た目を持つ石材です。
インパラブルーで作るお墓は、墓苑でもひときわ目を引く存在になりそうですね。

石材店ではサンプルを展示しているところが多いので、実際にその美しさを見てみてください。

「終活ねっと」では、皆様のお役に立てる情報を多数掲載しています。
本記事が終活中の皆様のお役に立てることを願っております。

お墓を建てたいけどどうすればいいかわからない方へ...

お墓をお探しの方は
「終活ねっと」で

終活ねっとでは、安心して終活を始めるために、お墓の値段(見積り)やアクセス・特徴を比較した情報をまとめております。資料請求や電話対応も無料で承っておりますので、是非ご利用ください。

関連する記事

こんな記事も読まれています

よく読まれている記事一覧

  • お墓や墓石の値段相場はいくらなの?費用の内訳や購入のコツもご紹介のサムネイル画像 1
    お墓や墓石の値段相場はいくらなの?費用の内訳や購入のコツもご紹介

    墓地・霊園でお墓の購入をする際に一番気になる費用。墓石や土地代など、一体何にいくらかかるのかでしょうか?今回「終活ねっと」では、お墓の費用相場や値段の内訳・購入のコツまで、お墓の費用に関する疑問点を全て解説します。ぜひ最後までご覧ください。

  • 樹木葬の費用相場はいくらなの?内訳や料金を左右する要因を解説!のサムネイル画像 2
    樹木葬の費用相場はいくらなの?内訳や料金を左右する要因を解説!

    近年、自然葬の一種である樹木葬を供養方法として選ぶ方が増えてきています。皆さんは、樹木葬を行う際にかかる費用がどのくらいかご存知ですか?今回は、樹木葬にかかる費用相場がどれくらいなのか、料金の内訳や形態による違いとともに詳しく紹介していきます。

  • 永代供養の費用相場はいくら?内訳や料金が安いと言われる理由を解説のサムネイル画像 3
    永代供養の費用相場はいくら?内訳や料金が安いと言われる理由を解説

    近年永代供養という言葉を耳にする機会が増えてきました。永代供養という言葉は知っていても、費用はいくらかかるのか?お墓との違いがわからないという方も多いと思います。今回はそんな永代供養にかかる費用の相場はいくらなのかを内訳や料金が上下する要因とともに解説します。

  • 納骨堂に納骨する際の料金はどのくらい?費用の相場を詳しく紹介!のサムネイル画像 4
    納骨堂に納骨する際の料金はどのくらい?費用の相場を詳しく紹介!

    近年、永代供養という供養方法が注目を浴びています。特に納骨堂での永代供養は、お参りのしやすさと料金の安さ、そして個別で遺骨を管理してもらえることから大人気です。今回は、そんな納骨堂に納骨する際にかかる料金の相場を、納骨堂のタイプ別に詳しく紹介していきます。

  • 墓じまいの費用相場はいくらなの?|作業・流れ・抑える・方法のサムネイル画像 5
    墓じまいの費用相場はいくらなの?|作業・流れ・抑える・方法

    近年、様々な理由から墓じまいという選択をする人が増えています。墓じまいをするためにはどのような手続きが必要で、一体平均どれくらいの費用がかかるのでしょうか?今回「終活ねっと」では墓じまいをするために必要な費用について、手続きの方法や納骨先の探し方とともに解説。

  • 東京都で人気の墓地霊園ランキング12選!お墓の値段相場・資料請求のサムネイル画像 6
    東京都で人気の墓地霊園ランキング12選!お墓の値段相場・資料請求

    東京都で人気の霊園・墓地・お墓(墓石タイプ)をランキング形式で紹介しています。「終活ねっと」では、東京都にある墓地・霊園を料金・口コミ・アクセスなどで比較して探すことができます。見学予約・資料請求も可能です。お墓の値段相場や東京都のお墓事情も解説しています。お墓を購入・建てる際に参考にしてください。

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 都道府県から霊園を探す
終活ねっとで霊園を探す