ペットと同じお墓には入れない?一緒に入る方法は?|ペット・お墓

ペットと同じお墓には入れない?一緒に入る方法は?|ペット・お墓

家族同然のペットと一緒にお墓に入りたいという願いは叶うのでしょうか?一緒のお墓がだめな理由はある?ペットと一緒にお墓に入ることがよいのかだめなのかについて見てみましょう。一緒に入れるお墓もご紹介していきます。

2019-11-09

ペットと一緒のお墓はだめ?

ペット

日本で飼育されているペットの数は、犬と猫だけでも2千万頭と言われています。
最近では、ペット同伴OKのレストランやホテルもたくさんありますよね。
自分の子どものようにペットにお金をかけるという方もいます。

このように、今や家族同然として扱われているペット。
家族ならば同じお墓に入りたいと考えるのは当然かもしれません。

しかし、ペットと一緒のお墓に入るのはだめだと言う方もいます。
なぜだめなのでしょうか?

そこで今回終活ねっとでは、ペットと一緒に入れるお墓を中心に

  • ペットと一緒のお墓がだめだと言われる理由

  • ペットと一緒に入れる霊園は限られている

  • ペットのお墓・供養方法

の順でお話ししていきたいと思います。

まずは、なぜペットと一緒のお墓がだめだと言われるのかについて考えてみましょう。

ペットと一緒のお墓がだめだと言われる理由

困った人々

ペットと一緒のお墓がだめだと言われる理由はいくつかあります。

しかし、ほとんどの場合が個人の考えに基づくものであるようです。

法的な取り決めはない

人間とペットが一緒のお墓に入ることについて、法的な取り決めはありません
個人が希望すればペットと一緒のお墓に入ることは十分可能なのです。
終活の一環として、ペットと一緒に入れるお墓を準備しているという方もいるほどです。

人間が亡くなったときは、「墓地埋葬等に関する法律」に従って供養が行われます。
この法律には墓地以外の場所に遺骨を埋めてはいけないなど、人間の死後に関する様々なことが定められています。

動物にも供養方法にルールがないわけではありません。
そのあたりにしっかりと従うことができれば、法律上は可能ということになるのです。

では、法律上の規制がないのにも関わらずなぜだめだと言われるのでしょうか?

宗教上・倫理上だめ?

ペットと一緒のお墓がだめだと言う人は、ほとんどの場合宗教上・倫理上の理由からそのように感じている可能性があります。
墓地や霊園自体がペットと一緒のお墓を禁止している場合もあります。

宗教上、人間以外の動物は「畜生」に分類されています。
「畜生」とは仏教の六道という考えで、輪廻転生の一つです。
人間よりも下位とされ、生前に悪い行いをしたものが畜生に生まれ変わるという考え方があるのです。

ですから、ペットを人と一緒に埋葬するのはよくないと考えている墓地や霊園が多いのです。
実際のところ、ペットの死骸は法律上「廃棄物」という扱いになってしまいます。
廃棄物処理法にも動物の死骸は廃棄物という記載があります。

こういった理由からペットが人間と同じお墓に入るのが受け入れられない場合があります。

その場合のペットが亡くなった時の処理方法として、一般的に以下の3つの方法があります。

  • 飼い主が自宅の庭に埋めるなど自分で供養する。

  • 地方公共団体へ連絡し、処理を依頼する。

  • ペットの火葬業者など民間の団体に依頼する。

長年一緒に暮らしてきたペットを、亡くなったからと言って廃棄物として処理してしまうのはあまりに可哀想ですよね。

そのため最近では、ペットの火葬を行ってくれる専門業者もたくさん出てきています。

ペットと一緒に入れる霊園は限られている

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一方、ペットと一緒にお墓に入れる霊園も存在します。
しかしその数は多いとは言えず、ペットと一緒に入れるお墓は限られているのが現状です。

では、ペットと一緒に入れるお墓というのはどういった場所にあるのでしょうか。

民営霊園の一部区画

一般の墓地では、ほとんどの場合人間とペットが一緒にお墓に入ることを認めていません。
特に、寺院墓地の場合は宗教上の理由から厳しく禁じられている場合が多いです。
しかし、民営霊園の一部区画ではそれが可能になることもあります。

最近では、人間用の民営霊園でも、その一部にペットと一緒のお墓に入れる区画を設けている霊園があります。
近年のペット事情も考え、そのような考慮がされている場所が増えているのです。
どうしてもペットと一緒に、と考えている方は、近くの霊園をインターネットで検索してみるのが良いと思います。

亡くなったペットのメモリアルグッズを作成してくれるなど、様々なサービスがある霊園もあるので、諦めずに調べてみましょう。

樹木葬

樹木葬とは、墓石を建てるのではなく、樹木を植えることによって墓石の代わりとするお墓のことです。
個人で1本の樹木を植えることもありますが、1本の樹木の下に複数のご遺骨を埋葬することもあります。
自然に還ることができる、墓石を建てるよりも費用が抑えられるなどという理由から、近年注目を集めている葬送方法です。

この樹木葬墓地にも、ペットと一緒に入れる墓地が存在します。
ほとんどの場合は全てがペット可能というわけではなく、一部区画のみです。

また、人間用の樹木葬墓地とペット用の樹木葬墓地が隣り合っているという墓地もあります。
ペットと一緒のお墓に入るとなると、やはりだめだと言う家族もいるかもしれません。
同じ場所に納骨するのがどうしてもだめな場合は、こういった選択肢も考えられます。

樹木葬について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

ペットのお墓・供養方法

お墓

それでは飼い主と一緒のお墓に入ることの他に、ペットの死後どのような供養方法があるのでしょうか?
ペットのお墓や供養方法を4つほどご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ペット専用霊園・納骨堂

一番利用者が多いのが、ペット専用の霊園や納骨堂です。
ペットが亡くなった時、霊園施設で人間と同じように供養から火葬、納骨までを行ってくれます。

丁寧に供養してあげたいけれど、火葬場まで行くことができないという場合には、訪問火葬などのサービスもあるようです。
家族同様にペットを可愛がるこの時代、これからもどんどん様々なサービスが生まれることが期待されています。

ペット火葬の費用はペットの体重大きさによって変化します。
ペットが大型であるほど費用は高くなる傾向にあります。
霊園のホームページなどに詳しいことが記載されている場合が多いので、事前に確認を取っておきましょう。

散骨

ペットの遺骨を散骨したいという希望は、年々増えているようです。
様々な事情からペット霊園で供養することができなかったり、お墓を建てても頻繁に訪れることが困難だというのが主な理由の1つです。

ペットの遺骨を散骨する場合、ほとんどが人間と同じ方法で行われます。
ですが、散骨の場合、人間でもまだ法的にしっかりと取り決めが行われていません。

とはいえ、どこにでも散骨してよいかというとそうではありません。
人の生活圏などに散骨してしまうと、もちろん不快に思う方もいます。
また、遺骨だとわかる形で散骨するのではなく、必ず粉骨して遺骨だとわからない状態にする必要があります。
このように、しっかりしたルールの定まっていない散骨は常識とマナーを守って行う必要があります。

近年多く利用されているのは、散骨を専門とする業者です。
特に、海洋散骨が好まれているようです。
散骨に心配を抱える場合には、このようなサービスを利用するのもよいかと思います。

手元供養

手元供養も新しい供養方法として注目を集めています。
今まで一緒に暮らしてきたペットが亡くなっても、ずっと離れたくないと考える方も多くいます。
手元供養は自宅にペットの遺骨を置いて供養したり、メモリアルグッズに加工したりする供養方法です。

自宅に置いておくためには骨壺が必要ですが、最近は様々なペット用骨壺が販売されています。
インターネットの通信販売でも簡単に購入することができます。
写真や生前愛用していたグッズなどと一緒に飾っておく家庭が多いようです。

また、メモリアルグッズも様々な加工方法があります。
一般的なのはペットの遺骨をネックレスやブレスレット、指輪など身に着けられるものに加工することです。
身に着けられるものならば、いつでも一緒にいられるような安心感が得られますね。

そのほかにも置物やオブジェなど、様々なかたちのメモリアルグッズがあるので、自分好みの手元供養のあり方を見つけられるでしょう。

土葬

昔はこの土葬が最も一般的な方法とされていました。
ペットの死後は、法律上人間と違う扱いになりますので、自宅の庭に土葬しても問題はありません。
ただ、雨風にさらされたり異臭のもととなったりしないよう、穴を深く掘るなどの配慮は必要です。

しかし、自宅の庭以外には埋葬しないようにしましょう。
公共の場所や他人の私有地に埋めることは法律違反となってしまいます。
山や川なども同じで、動物の死骸や遺骨の場合、不法投棄扱いとなりますので注意が必要です。

ペットと一緒のお墓はだめ?まとめ

お墓

今回終活ねっとでは、ペットと一緒のお墓はだめなのかについてお話ししてきました。

上記の内容からわかったことをまとめてみると以下のようになります。

  • ペットと人間が一緒のお墓に入ることについて、法的な決まりはない。

  • ルールに従えば一緒のお墓に入ることは理論上可能となる。

  • ペットは宗教上人間とは違う「畜生」に分類されるため、人間と一緒のお墓に入れることを嫌う人もいる。

  • ペットが亡くなったときの対処法は、自分で供養する、地方公共団体へ依頼する、専門業者に依頼するの主に3つです。

  • ペットと一緒のお墓に入ることができる場所は限られており、民営墓地の一区画や樹木層墓地などが挙げられる。

  • 寺院墓地の場合、宗教色が強いので禁止されていることが多い。

  • 家族などの反対により、一緒のお墓に入ることが困難な場合は、人間用のお墓とペット用のお墓が隣接している墓地もある。

  • 飼い主と一緒のお墓に入ることができないペットは、他の供養方法を考える必要がある。

  • ペット霊園や納骨堂を使用する場合は、火葬の価格がペットの大きさによって異なるので、事前に調べておくとよい。

  • 散骨も年々増えている葬送方法で、お墓を建てることができない場合やお墓参りが難しい場合などに選択される。

  • 散骨する場所は人の生活圏を避けるなど、配慮が必要。

  • 手元供養する場合は骨壺が必要だが、ペット用の骨壺はたくさん販売されている。

  • ペンダントやブレスレット、置物などメモリアルグッズに加工する方法もある。

  • 自宅の庭に土葬することは可能だが、深く穴を掘るなどの配慮が必要。

  • 公共の場所や他人の土地に埋めることは、法律違反となる。

ペットと一緒のお墓はだめだと言う方もいるようですが、そこに法的縛りはなく、あくまで個人の考えや宗教的意見からそう言っている方がほとんどなようです。

昔は「家畜」と考えられることが多かった動物も、今ではペットとして家族同然に扱われています。
死後どのように供養してあげたいか、ご自宅のペットについてもう一度考えてみてはいかがでしょうか?

自身の終活だけでなく、ペットの終活も始めなければいけない時代なのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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