お墓の花立はステンレスがいい?花立の選び方を紹介します!

お墓の花立はステンレスがいい?花立の選び方を紹介します!

花立とはお墓などに見られる故人にお供えするお花を立てるためのスペースのことです。最近では取り外し可能なものもあり、その中でもステンレスのものがよく見られます。今回はステンレス製のものを中心にお墓の花立について一緒に見ていきましょう。

最終更新日: 2019年11月23日

お墓の花立について

お墓

私たちがお墓の前や、また自宅の仏壇などで故人を供養する気持ちでお花を供えるのはごく日常的なことです。

しかし、日常的にお花を供えているにもかかわらず、このお墓のお花を供えるためのスペース、というより容器のようなものについてはなかなか意識がいかないという方も少なくないのではないでしょうか。

この容器、つまり花立は文字通り、お花が立った状態でお供えできるようにするためのものですが、お墓においてもステンレス製のものが立っているところをお墓参りのたびに何気なく見かける場合はあります。

そこで今回は、お花を供えるときに何かとお世話になっている花立について見ていきましょう。
あわせて、特によく使われるステンレス製の花立に注目していきます。

この記事の主なポイントとして、

  • そもそもお墓の花立とはどのようなものか?

  • お墓にある花立の種類にはどのようなものがあるか?

  • ステンレス製の花立でおすすめのものとは?

の3点を取り上げて、話を進めていきます。
お墓の花立に関する終活について考えている方は参考にして見てはいかがでしょうか。

そもそもお墓の花立とは?

お墓

日常的に使っているにもかかわらず、花立についてあまり知らないという方も少なくないのではないでしょうか。

ここではお墓にある花立がどのようなものかについて簡潔に見ていきます。
花立とは三具足(花立、香炉、燭台)の1つに数えられる仏具で、文字通りお墓や仏壇にお供えするお花を入れるためにあります。

お墓で使われる花立は基本的に筒状です。
このため、お花の茎がある程度長くてもお供えすることもできます。

どのように使うのが正しいのか

花立は筒状になっていることに加えて、底もあります。
そのため、基本的には花立に水を入れた状態で、お花をその中に入れることになります。

しかし、花立はどのように使うのが正しいのでしょうか?
ここではその方法について一緒に見ていきましょう。

まずは、花の部分をお供えしている私たちの方向に向けてお供えするというものです。
これは、花を見ている私たちの心が清められ、その清められた心で拝礼することが仏様を喜ばせることにつながるためとされています。

もっとも、お花の向きよりももっと大切なのが、参拝する際の私たちの気持ちの方が大切ですので、仏様を敬い、故人を供養する真心を持って参拝に臨むようにしましょう。

花立の交換について

お墓にある花立も、お墓そのものが基本的に外に立地している以上は、風雨の影響でいつか必ず不具合が見られ、穴が開いたりひび割れしたりするようになります。

そうなった場合は、交換することになりますが、それではどのようなタイミングで、また花立がどのような状態になったら花立を交換すべき時と言えるのでしょうか?

花立が壊れてしまう原因は風雨もそうですが、厳しい自然による経年劣化や、特に夏場や冬場の温度変化の影響で無理が生じて壊れるということも少なくありません。

具体的な交換時期というのは、その花立のおかれている状況や素材にもよるので何とも説明はできないのですが、もし小さな穴やひび割れが見られるなど少しでも異常があるようであればすぐに交換するのがおすすめです。

お墓の花立の様々な種類

お墓

お墓に使われる花立にはいくつかの素材別や取付方法による種類があります。
ここでは、お墓の花立の様々な種類について1つずつ見ていきましょう。

材質別に見るお墓の花立

花立の種類を見ていく中で、最もわかりやすいのが、花立に使われている材質から見ていくというものです。
まずは、材質別にお墓の花立を見ていくことにしましょう。

ステンレス製

お墓の花立の中でも最もよく見られるのがステンレス製の花立です。
お墓の花立の中では最も主流とされており、普通にお墓参りに出かけた際に、周りに立っているお墓を見ると、ステンレス製のものが多く目立っているのではないでしょうか。

また、取り付けの仕方も非常に簡単で、地面にさすことができるものもあれば、ねじで固定することができるものもあるうえ、花立自体が軽く持ち運びしやすいという利点もあります。
そのうえ、見た目もきれいであるため、お墓全体の見栄えの良さに貢献するという点でも使える種類です。

陶器製

陶器製の花立は、いわば焼き物を模したているため、お墓にお花を供えた姿は非常に優雅で、そういう点ではステンレス製の花立を使った場合以上に見栄えの良さを示すことになります。
中には高級品のものもあり、お供えすることでその家の高貴さも証明するのにうってつけです。

ステンレス製のものが主流になる前は、陶器製のものが主流とみなされていましたが、一方で外の温度変化などの影響を受けやすく、そのためひび割れしやすいということもあるため、物持ちがあまり良くないというデメリットを持っています。

また、一度据え付けると取り外しがしにくいという点から、メンテナンスもしにくいです。

合金製

2種類以上の金属を合わせて作り上げた合金製の花立は、その分強度の強さがメリットです。

このため、衝撃に非常に強く、取り換えの時などに誤って落としたり、またどこかにぶつけたりしても破損しにくくて安心して使うことができます。

銅製

銅といえば10円玉で使われている金属ですが、お墓用の花立でも銅製のものがあります。
抗菌効果があるうえ、中に入れた水を酸化させる働きがあるため、蚊の幼虫であるボウフラがわきにくく、また水のぬめりも防ぐため、お供えしたお花を長持ちさせてくれます。

また、色遣いも鮮やかであるため、遠くから見てもお墓が映えているさまがよくわかるという利点もあります。

プラスチック製

プラスチック製もまたお墓の花立の材質としては、かつて主流として使われていたものです。

夏の暑さや冬の寒さによる温度変化の影響を受けにくいとされていますが、北海道のような冬場は極端に寒い地域では冬の間にひび割れやすくなるため、最悪の場合で短期間で交換する羽目になることもあるので、取り扱いには注意が必要です。

お墓の花立はステンレスが適している?

お墓

ここまで材質ごとにお墓用の花立の種類を見てきましたが、お墓の花立に最も適しているのはステンレス製といえます。
その理由としては、ステンレス製の耐久性にあります。

基本的にお墓は外の屋根のない場所に立っているため、普通に雨や、地域によっては雪に降られることも、また風にさらされることも少なくありません。
もちろんのこと、お墓の付属品としてお花をお供えするためにある花立もそのような風雨や雪の影響を免れることはできません。

その点において、ステンレス製の花立は雨や雪が降っても水分によるサビができにくく、そのため長期間にわたって使用できるという長所は非常に大きいといえます。
このため、ほかの材質の花立に比べれば、ステンレス製はあまり交換や修理の手間がかかることなく、費用面でも経済的といえます。

花立の取り付け方法

花立の種類は材質によって分類できるほか、花立の取り付け方法でも2種類に分けられます。
ここではネジ式と落し込み式の2つを紹介します。

ネジ式

ネジ式は、お墓の石材の中に金属のネジが差し込んである部分に、時計回りに回してはめ込むタイプのものです。
花立の中に入れた水を交換したり、中を清掃したりするときは、反時計回りに外すこともできるため、使い勝手の良い種類といえます。

しかし、はめ込んである花立の素材の金属が劣化することでネジそのものが石材にくっついてしまうと取れにくくなるという難点があります。

落し込み式(中入れ式)

近年になって比較的主流となってきているのが、落し込み式(中入れ式)の花立です。
お墓で花立を立てる部分の石材に、あらかじめ穴が設けてありその中に花立をはめ込むタイプのものです。

ネジ式のものに比べると花立の金属の劣化で壊れるという欠点がなく、加えて花立の着脱もネジ式のように時計回りもしくは反時計回りの方向に回すことなく、穴にはめ込むだけなので手間もかかりません。

さらに、水を交換したり中を清掃する際も持ち上げて外すだけで済むため、非常にメンテナンスもしやすいです。

これらの利点のため、新規で製作されるお墓の花立の部分はほとんど落し込み式になっています。

おすすめのステンレス製花立

お墓

ここでは、おすすめのステンレス製の花立をを紹介していきます。
ぜひとも終活でお墓を建てる際に、よい花立を選ぶための参考材料にしてみてください。

お墓の花立についてまとめ

お墓

お墓の花立について見てきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめますと、以下のようになります。

  • 花立とはお墓にお供えするお花を飾るための仏具で、基本的には筒状をしており、中に水を入れておくことができる。なお、お花の正しい供え方は花が参拝する人間の方を向くようにするというものである。なお、経年劣化などでひび割れや小さな穴など少しでも異常が見られるようになったら交換のタイミングである。

  • 花立の種類は材質で見るとステンレス製や陶器製、銅製のものなどが挙げられるが、耐久性や経済性で考えるのであればステンレス製のものが最もおすすめである。また、取り付け方法で見るとネジ式と落し込み式とがあり、メンテナンスのしやすさや手間のかからなさの点から落し込み式(中入れ式)が主流となっている。

  • おすすめのステンレス製の花立は全長として100~200㎜、口径が40~50㎜、落し込み式(中入れ式)のものが多い。

お墓でのお花は仏教の考え方の中でも非常に大切なお供え物の1つとされています。
この点から考えると、故人を供養し、仏様を敬うためにも花立はお墓の中でも欠かせない部分です。

長期的に真心を持って供養や参拝をしていくことができるように、花立について考えてみるのも終活の中で大切なことといえます。

今回「終活ねっと」では、「お墓の花立」について解説しましたが、他にも終活に関する記事を多数掲載していますので参考にして見てはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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