納骨堂に維持費ってかかるの?費用とともに納骨堂を選ぶ理由も解説!

納骨堂に維持費ってかかるの?費用とともに納骨堂を選ぶ理由も解説!

最近では、遺骨を納めるのにお墓ではなく納骨堂を選ぶ方が増えてきていますよね。お墓よりは安いとは聞くけど、維持費がかかるのではないの?と疑問に思われる方もいますよね。そこで、納骨堂の維持費とともに、納骨堂を選ぶ理由を解説しますので、ぜひ、最後までご覧ください。

最終更新日: 2020年02月22日

納骨堂の維持費ってどれくらいかかるの?

お墓

納骨堂は、屋内にある遺骨を納めることができる施設のことです。
一人用や家族用など、大きさもいろいろありますし、ロッカー式や仏壇式、カードや暗証番号で、正面のお参りするところに遺骨が移動してくる機械式などがあります。
お墓を建てるよりは安く済みますし、屋内にあることから天候を気にせずお参りしやすく、お手入れもほとんどいらないということで、最近は人気となっています。

子孫に迷惑をかけたくないということもあって、納骨堂が注目を浴びていますが、実際には費用はいくらぐらいなのでしょう?
維持費は必要なのでしょうか?

そこでこの記事では、以下の事柄について解説します。

  • 納骨堂って維持費はかかるものなの?

  • 納骨堂、購入のための費用の内訳

  • なぜお墓より納骨堂なのか?

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就活ねっと運営スタッフ

納骨堂での供養を選ぶ方も増えてきました。
今回「終活ねっと」では、納骨堂の料金について解説します。
ぜひ最後までお読みください。

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そもそも納骨堂に維持費はかかるの?

困った人々

そもそも、納骨堂というものは維持費がかかるものなのでしょうか?

納骨堂と一口に言っても、いろんなタイプがあり、管理しているところも様々です。

納骨堂とは、屋内にある遺骨を納めることができる施設です。
日本では、公営、民営、寺院の3つのうちのどこかが管理しています。

納骨堂は、遺族に代わって遺骨を管理してくれている施設ということです。
「納骨堂を購入する」という表現を使いますが、遺骨を納骨する場所を借りているというのが正しいです。

つまり、施設の中にたくさん並んでいる、ロッカー式や仏壇式などの納骨する場所の一角を、借りるということになります。
その場所が永久に自分の物になるわけでは無いということを理解しておきましょう。

屋内にある納骨堂は、室内を維持する必要がありますし、大事な遺骨を預かっているのですから管理もしなければいけません。
そのため、毎年契約の際に支払った申込金以外に、維持費、あるいは管理費が発生する場合もあります。

例えるなら、分譲のマンションを購入しても、廊下やエレベーターなどの共有する部分を維持するために、住宅ローンとは別に管理費を支払わなければいけませんよね。
ローンを払い終わっても、管理費はずっと続きますよね。
納骨堂も同じことが言えます。
共有部分を維持していくために、利用している人、全員から管理費・維持費を支払ってもらって、メンテナンスなどにあてているということになるんです。

また、施設内は、トイレはもちろん、エアコンが効いていて、休憩室や法事用の部屋などが用意されているところもあります。
そのような施設を保つためには、維持費がどうしても必要になってきます。
契約者がいつでも好きなように使うためには、日ごろからのメンテナンスは欠かせませんよね。

また機械式のような新しいタイプの納骨堂では、機械が故障すると困ったことになりますので、メンテナンスは欠かせません。
納骨堂を管理している側も、遺族が気持ちよくお参りできるように気を配っているのですから、維持費がかかるのは仕方がないことかもしれません。

維持費が基本的には必要であるということは分かりましたが、いらない場合もあります
そこで、納骨堂での維持費について詳しく見てみましょう。

契約期間が決まっているもの

納骨堂は、購入するというより借りるといった方が正しいのですが、多くの納骨堂では契約期間が決まっています。
契約期間は納骨堂によってまちまちですが、20年、30年、50年、あるいは二十五回忌、三十三回忌、五十回忌など、切りの良いところを設定しているところが多いです。

契約期間が過ぎれば、合祀墓に遺骨を合祀する、遺族が遺骨を引き取る、新たに契約する、の3つの方法があります。
合祀墓の方に合祀した場合は、それ以降は遺骨は返してくれませんが、合祀墓を管理している寺院や霊園がある限り、永代に渡って供養し続けてくれるということになります。

遺骨をどのような形で供養するのが良いか、先々のことも考えて家族で話し合ってみましょう。

基本的には維持費はかからない

契約期間が決まっている納骨堂を購入した場合は、基本的には維持費はかかりません
というのも、例えば20年契約で納骨堂を購入した場合、費用の中に20年間の永代使用料、永代供養料、そして維持費も含まれています。
つまり、20年間の遺骨の管理を委託する分を、前払いで払うということになります。
維持費というのは、委託料と言ってもいいかもしれません。

納骨堂は、たくさん並んでいるお壇の中の一つを購入するということになります。
契約期間が決まっているものは、20年なら20年、そのお壇を使えるように約束されています。
扉が壊れたなど、お壇に不具合があった場合は自分で修理を考えるということになります。
管理者側はよほどのことがない限り、修理はしてくれません。
つまり、お壇を維持していくのは自分ということになります。
ですが、自分の好きなように大きく改装するようなことはできませんので、注意してください。

管理費が必要になることも

納骨堂によっては、管理費が必要なところもあります
相場は1万円~1万5千円前後のところが多いです。
1年に一度程度、請求が来るケースが多く、施設によっては一括払いで割引をしてくれるところもあるようです。

維持費と管理費は、ほぼ、同じ意味と言っても良いかもしれませんが、管理費は納骨堂を利用している人、全員に一律に発生するものです。
遺骨がちゃんと納められているか、盗難などに合わぬように管理してくれています。

寺院が管理している納骨堂では、維持費や管理費は存在せず、その代わりにお布施を渡すところもあるようです。

管理費は、施設全体のメンテナンスやセキュリティの維持のためにあてられることが多いです。
都心や駅前、施設そのものが大きく新しいところほど、管理費が高くなる傾向です。

この維持費、管理費、お布施が必要かどうかは、納骨堂によって違いますので、契約する前によく確認するようにしましょう。

契約内容を確認しておく必要がある

維持費・管理費が、一括であるか、毎年支払うのかは、納骨堂によって違います。
物価の変動によって、維持費・管理費が変更されることも考えられますので、契約内容をよく確認して、疑問に思った点はきちんと聞いておくようにしましょう。

墓石式のような納骨堂で、彫刻を入れたり、家紋を入れると、契約期間終了の際には追加料金を取られる場合もありますので、契約の際にどのようなことが許されてどれが許されないかもよく聞いておきましょう。

納骨堂は正確に言うと、場所を借りているということですから、契約期間が過ぎればその場所を空けることになり、次の人が借りることになります。
特に宗教・宗派を問わない納骨堂では、次の人などんな宗教を信仰しているかわかりません。
子供に負担をかけたくないと、納骨堂にしたのに、あまり凝り過ぎると、後々に費用が発生してしまう場合もありますので、先々のことも考えて納骨堂を選ぶようにしましょう。

契約期間が決まっていないもの

納骨堂の中には、契約期間が決まっていないものもあります。
1年、あるいは数か月単位で、契約を更新していくシステムになっており、代々に渡って利用することができ、屋内にあるお墓と言ってもいいかもしれません。
初期費用を抑えることができ、お墓を守っていくという気持ちを感じることができます。

契約期間が決まっているものは、最初に一括で契約期間分の費用を払うのに対して、契約期間が決まっていないものは、初期費用は安くできますが、契約更新のたびにそこそこの費用を払うということになります。

契約者が途中で亡くなった場合も、比較的楽に後継者に引き継ぐことができます。
子々孫々に渡って納骨堂を管理していきたい方や、家族で同じ納骨堂に入りたいと望まれている方に向いています。
またいずれはお墓を建てる予定で、一時的に遺骨を預かってほしい方は、契約期間が決まっていないものを選択するのが良いでしょう。

合祀墓の方に遺骨を合祀してしまうと、遺骨は返してもらえませんが、個別用の納骨堂なら遺骨は別々に保管されています。
途中で、納骨堂の施設を変えたい時にも、比較的手軽に変更できるという点がメリットです。

基本的には維持費がかかる

契約期間が決まっているものは、一括で数年間の費用を支払うことになりますが、期間が決まっていないものは、一回に払う費用を押さえられます。
費用の中に維持費が含まれており、文字通り、納骨堂を使用している限りは、維持費を支払わなくてはいけません。
維持費を支払うことで施設側は、契約者が好きな時に納骨堂を利用できるようにしなければいけない義務があるとも言えます。

名目としては、維持費とは言わず管理費と表現するところもありますが、どちらも施設内のメンテナンスなどにあてられることが多いようです。

エアコンの効いた屋内で、お花もお線香もいらず、草むしりや掃除が必要のない納骨堂なのですから、屋外にあるお墓よりもお参りしやすいという点でも、維持費というのは必要なものなのかもしれません。

支払いをやめるとどうなるのか

維持費の支払いが滞った場合、施設側はまず家族・親族に連絡を入れます。
そして、継続の意思があるか確認します。
連絡がつかなかったり、未払い状態が続いた場合は、遺骨を撤去するという手段を取る場合があります。
未払い状態が続いても、完全に撤去されるまでには2~3年の猶予があります。
合祀墓の方に遺骨を合祀してしまうことが多いですが、その施設に合祀墓がない場合はどこかよそにまわされ、遺骨の行方が分からなくなる恐れがあります。

遺族と連絡がつかなくて、合祀された遺骨は無縁仏になる可能性もあります。
合祀墓に入れられた遺骨は、返してくれません。
故人が後継者がいない、あるいは子供に費用の負担をかけたくないと思っていた場合は、契約期間が決まっているものか、最初から合祀墓の方を利用したほうが、故人の供養になるのではないでしょうか?

故人が安らかに眠るためにも、未納や滞納が起こらぬように、家族でよく話し合っておきましょう。

納骨堂に納骨するためにかかる費用

困った人々

実際のところ、納骨堂に納骨する場合の費用はいくらぐらいなのでしょう。
お墓を一から建てるよりは安いですが、納骨堂もタイプや場所によっては、お墓を建てるのと同じぐらいかかる場合もあります。

この章では、寺院が管理している納骨堂と、霊園の中にある納骨堂の費用を比べてみました。
どこの納骨堂が良いか迷ったら、参考にしてください。

寺院の場合

寺院が管理している場合は、宗派は問わないというところもありますが、大体はそのお寺の檀家にならなければいけないことが多いです。
少なくとも寺院管理の場合は、仏教を信仰している人に限られます。
寺院管理の納骨堂は、仏壇式のものが多いようです。
相場としては30〜80万円となっていますが、寺院によって変わりますので注意してください。
檀家なら、年間の維持費や管理費は無しというところもあります。

民営納骨堂の場合

民営の納骨堂の場合、少し高めで50万円〜ほどのことが多いです。
納骨堂によって大きく変わりますので、心配ならば問い合わせてみましょう。

公営納骨堂の場合

公営の納骨堂では、20〜60万円が相場です。
維持費は年間1万円前後のことが多いです。

納骨にかかる料金について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

納骨堂を選ぶ理由とは

お墓

最近では、お墓ではなく納骨堂を選ぶ人が増えてきています。
遺骨というものは、土に還るものという考え方を持っている方には、屋内にある納骨堂に抵抗がある方もおられるようです。
確かに、納骨堂へのお参りは従来のお墓参りとは趣が違い、違和感がある方もおられるでしょう。

しかしそれ以上に納骨堂にはメリットもあります。
ここでは、お墓より納骨堂を選ぶ理由について解説します。

普通のお墓に比べて安い

普通のお墓は、霊園や墓所の場所を確保する永代使用権が必要です。
そして、墓石がいることになります。
墓石は、高級なものもありますが、一般的なものでも130万円前後はかかります。
お墓は、親族でない限り中古品を使用することはできません。
以前に使っていた人が、墓じまいをした場合はその場所は空きということになり、次に契約した人が使うということになります。
その際には、前の人の墓石はすべて撤去されます。
従って、その場所にお墓を建てる時は、一から建てるということになります。

その点、納骨堂はまず、墓石はいりません。
中古品と言うと語弊があるかもしれませんが、前に使っていた方が遺骨を移動された後のお壇を使うことも可能です。
なのでお墓を建てるよりは、かなり費用が抑えられます

ただし、有名寺院の納骨堂や、駅前などアクセスの良い地価の高いところでは、普通のお墓を建てるのとあまり変わらない場合もあります。

アクセスが良いことが多い

納骨堂は屋内なので、ビルの中や地下に作ることができます。
都心などでも建設できますので、駅前のビルの中でも作られていることもあります。

お墓というと、郊外に建てられることが多いのですが、納骨堂は都心などに多く見られますので、アクセスが良いというのがメリットです。
天候に左右されることなくお参りできますし、エアコンやトイレも備えられていますので、高齢者の方でも一人でお参りできますよ。
また、お花やお供えを持って行く必要もなく、気軽にお参りできるのも利点です。
草むしりや掃除の必要がないのもいいですね。

お参りをしてから、ゆっくりとショッピングなどをして楽しい時間を過ごせば、故人も喜んでくれるかもしれません。

永代供養であるところも多い

契約期間や供養方法は、納骨堂によっていろいろですが、多くの納骨堂ではある一定期間を過ぎると、合祀墓の方に合祀されるという永代供養と同じ方法をとっています。
もちろん、毎年、管理費を払い続ければ、個別の納骨堂を利用しながら、永代に渡って供養し続けてくれるところもあります。

他には、最初から合祀墓の方に合祀するということもできます。
合祀墓は、遺骨を返してくれない、知らない人と一緒に同じ墓に入るというデメリットはありますが、初期費用だけで済み、維持費・管理費の必要のないところが多いです。

納骨堂を個別に購入した場合は、100万円以上かかるところもあり、維持費・管理費を毎年納めなければいけません。
しかし、合祀墓なら、費用は50万円以下で済み、その後は一切支払いがないというところも多いです。
後継者がいない方や、お墓に費用をかけたくない方に向いています。

管理がしっかりなされている

ほとんどの納骨堂では常時、管理してくれる人がいるので、安心で安全です。
室内の清掃もされていますし、不具合が見つかった場合の対応もしてくれます。

納骨堂によっては、宗教を問わないところもありますので、ほかの宗教の方が独自のお祭りなどをされていても、注意してくれますよ。
機械の使い方や、納骨堂に関する相談や疑問点なども聞くことができるのが良い点ですね。

もちろん、夜中の管理もしっかりなされていますし、盗難やいたずらの心配もありません。

納骨堂の維持費まとめ

お墓

いかがでしたでしょうか?
納骨堂の維持費について、語らせていただきましたが参考になりましたでしょうか?

この記事では以下のようなことを解説しました。

  • ほとんどの納骨堂では、年間に1万円~2万円程度の、維持費・管理費が必要です。

  • 寺院が管理している納骨堂は、お寺の檀家にならなければいけないなどいろいろ制約がある。

  • 最近は納骨堂を選ぶ人が増えているが、納骨堂はデメリットもあるがメリットも多い。

納骨堂というところは、遺族に代わって遺骨を管理・供養してくれるところです。
屋内にあるため、空調もよく、掃除もなされているので、お墓参りがとても楽になります。
その分だけ、管理費・維持費がいるのは当然かもしれません。

子供に負担をかけたくないからと、お墓ではなく納骨堂を選ぶ方もおられるでしょうが、初期費用のほか、年間にいくらぐらいの管理費・維持費が必要であるかということも、よく理解してから納骨堂を選ぶようにしましょう。

「「終活ねっと」」では終活に関する様々な記事を紹介しています。
ぜひほかの記事もご覧ください。

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