墓石のデザインって自分で決められるの?費用はどれくらい?

墓石のデザインって自分で決められるの?費用はどれくらい?

最近のお墓って墓石がデザインできるものがあるってご存知ですか?まだまだあまり浸透していないデザインされた墓石ですが、どのような文字や柄を彫ることができるのかこの記事で解説していきたいと思います。

最終更新日: 2020年02月28日

墓石のデザインが自由にできる?

お墓

私たちの馴染み深いお墓、墓石と言えば縦長でシンプルに家名が刻まれたものだと思います。
墓石の側面に納骨されている故人の名前が刻まれているのが一般的です。

私たちにとって馴染み深いこのお墓の形を和型と言い、江戸時代後期から定着しました。

そんな墓石ですが、現在進化しています。

縦長だった墓石は横長であったり、個性的な形を持たせることができるようになりました。
石の種類も豊富になり、彫れるのは文字だけではなくなりました。

どのようなデザインがあるのでしょうか?
一体この自由度の高い墓石を作成するにはどのくらいの価格と手間がかかるのでしょうか?

この記事を読めば様々な疑問が解決すると思います。
是非最後までご覧ください!

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「終活ねっと」運営スタッフ

死生観の多様化に合わせて様々なスタイルの供養方法が誕生しました。
そのひとつ、墓石のデザインを自由に決めることができるデザイン墓というお墓が注目を浴びています。
今回「終活ねっと」では、

  • デザイン墓石の金額相場
  • 墓石の種類
  • 何を彫刻するのか

について解説します。
ぜひ最後までお読みください。

デザイン墓石にかかる価格は?

最初にずばり、気になるデザイン墓石の価格について見ていきたいと思います。

石の種類と大きさ

墓石で値段を大きく左右してくるのが、石の種類と大きさです。

一般的な和型の墓石にかかる費用は145万円~205万円と言われています。
デザイン墓石になってしまうと加工の手間も入ってしまいますから、必然的に和型よりは高価になると思って良いでしょう。

とはいえども和型の墓石であっても高級な石を使い大きなお墓を建立すれば、価格は跳ね上がります。
デザイン墓石で価格を少しでも抑えたいという希望があるのなら、少し小さめのお墓を建立するか、石の種類を変更すると良いでしょう。

お墓の大きさは墓地の面積も関係してきますので、バランスを考えたものにしましょう。

こだわり

基本的に墓石にこだわりがある人がデザイン墓石を選んでいます。
デザイン墓石は和型の墓石では選べないような石の種類や形、彫刻を入れられるのが特徴です。
もちろんその分高価な墓石になってしまいますが、満足度は高くなるでしょう。

どんなこだわりを墓石に表すことができるかは下記に記載していきますのでご一読下さい。

墓石にはどんな種類があるのか

お墓

デザイン墓石と申しましたが、他にはどんな種類の墓石があるのでしょうか。

和型墓石

江戸時代後期より一般的に浸透した、日本人に一番馴染みのあるお墓の形を和型墓石と呼びます。
角型で縦に高く、石を台のように積み重ねているのが特徴です。
霊園や墓地で一番目にする機会が多いと言えます。

和型墓石は基本的に黒や白色の石を使用します。
自由度は高くありませんが、最もポピュラーですので金額もお手頃です。

洋型墓石

和型墓石に比べて背が低く、墓石が横に長いことを特徴とするのが洋型墓石です。

昔は墓石に使用する石は国産が多かったのですが、最近では墓石の輸入がはじまり、様々な石材を選ぶことができるようになりました。
その結果輸入してきた石材に合う墓石の形が洋型だったため、洋型墓石を選ぶ人が増えました。

そして何よりお墓を新しく建立しないといけなくなった若い世代にとって、受け入れられやすい形をしているのも特徴です。

どうしてもお墓には暗さや悲しいイメージがついてしまうものです。
そんなお墓が形を変え、新しいイメージを感じることのできる洋型墓石が好まれ始めています。

デザイン墓石

まだまだ浸透率は低いですが、墓地や霊園に行くと趣向を凝らした形のお墓を見かけることはありませんか。

これがデザイン墓石です。
デザイン墓石は和型墓石のように使用する石の種類も色も制限がありません。

生前故人が好きだったものを表す墓石にすることができたり、故人の好きな言葉を彫ることも可能です。
とにかく自由度が高く、お墓を建立する人の気持ちを最大限表すことができる墓石と言えます。
ただしまだまだ浸透しておらず、人によっては受け入れがたいものであったりもします。
建立する際には親族の意向も聞きつつ、墓石を決める必要があります。

何を彫刻するの?

とにかく自由が売りのデザイン墓石ですが、何を彫ることができるのでしょうか。

文字

和型墓石は基本的に家名や南無阿弥陀仏と言った文字のみしか彫れません。
洋型墓石であれば二文字や三文字程度の文言であれば彫れます。

デザイン墓石になると自由です。
墓石の面積が許す限り彫ることができます。

具体的に何が彫れるのかと言われると困ってしまうほど自由です。
日本語はもちろん、英文を彫ることも可能です。
歌詞でも、四文字熟語でも、思い出のある一文でも何でも彫ることができます。

桜などの花や絵

文字だけではなく、花や絵を彫ることができるのも特徴です。
石材店さんに相談する必要はありますが、和風の花から洋風の花まで希望を伝えてみましょう。

ただ彫るだけではなく、着色もしてくれるのがうれしいところです。

そして花だけではなく、絵も彫ってもらうことができます。

例えば生前楽器が好きだったのであれば楽器の絵、スポーツが好きだったのであれば関連するものなど自由自在にお願いすることができます。

石材店さんにもよりますが、こちらのデザインしたものを彫って頂くことも可能です。

浄土真宗の場合

お墓

いくら墓石を自由に選択できる時代が来たと言っても、信仰する宗教によっては最初から墓石の形が決められている場合があります。

ここでは主に浄土真宗のお墓について見ていきたいと思います。

五輪塔

五輪塔とは仏塔の一種で、御釈迦様の遺体や遺骨を入れて安置していた仏教的建築のことです。

四角や三角、丸などの石を積み上げたもので、和型墓石は五輪塔を簡略化させたものと言われています。
今でもお寺などで見かけることができます。

五輪塔はもちろん仏教のものですが、浄土真宗は五輪塔を用いません。

実は浄土真宗にはそもそも、先祖を供養するという概念自体ありません。
五輪塔は供養の意味を込めて建築するものですから、浄土真宗には不要となっています。

梵字・種子

宗教によってはお墓に種子を刻みます。

種子とは仏尊を一文字の梵字で書き表したものです。
この種子は宗教によってお墓に刻むようになっています。

浄土真宗は阿弥陀如来の本願を信仰している宗派です。

その阿弥陀如来を表す種子も存在していますが、特にお墓に刻むような教えはありません。
ちなみに阿弥陀如来を表す種子はキリークと呼ばれています。

位牌

仏教のお葬式でよく見かける位牌ですが、浄土真宗では位牌は不要です。

そもそも何故位牌が必要かと言うと、亡くなって仏の弟子になった故人が修行に励んで悟りを開けるように、祈りを捧げるための追善供養のためです。

浄土真宗では亡くなれば即極楽浄土へ行き、仏になるとされています。

このような理由から、浄土真宗では位牌を準備する必要はありません。

しかし現代では浄土真宗であっても位牌を用意する人たちもいます。
厳密にいえば不要ですが、用意したいのであれば用意しても良いという形をとっているようです。

「「終活ねっと」」では、位牌の購入・相談を承っております。
メーカー様より位牌を直接仕入れているため、スピーディーかつ手ごろな価格での販売が可能です。
位牌の購入をご検討中の方、位牌についてなにか疑問がある方は、下記のリンクから気軽にご相談ください。

塔婆立

五輪塔と同じく仏塔の一種なのが卒塔婆です。
塔婆立とは卒塔婆を立てるためのお墓の装飾品です。

形は五輪塔を模っており、戒名や没年月日、宗教の経文や供養年月日を記載してお墓の近くに立てます。
卒塔婆は五輪塔と一緒で追善供養となりますので、真言宗には不要です。

卒塔婆が不要ということは、もちろん塔婆立もいらないと言うことになります。

墓石のデザインまとめ

お墓

いかがでしたでしょうか。

一昔前は霊園や墓地に行くと、同じような形、同じような色をしたお墓が並んでいて、やはり物悲しく暗い雰囲気を感じたものです。
そのお墓が墓石のデザインが自由になったことで変わろうとしています。

ただまだまだ受け入れがたく、賛否両論あるのがデザイン墓石でもあります。
供養をする親族一同が、永代守っていきたいと思えるお墓をデザインすることが何よりの供養です。

これからお墓を建立される方はぜひ参考にして頂けると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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