
愛するペットが亡くなったとき、納骨堂に納めるという選択
愛するペットが亡くなった時、あなたはどうしますか?悲しみにくれるでしょう。しかし悲しんでいるわけにはいきません。ペットを埋葬するか、遺骨を納骨堂に納めるかの選択をしなければならないのです。今回は納骨堂を選択する場合についてまとめました。
目次
最終更新日: 2020年02月23日
ペットが亡くなったとき、どうしますか?
ペットは大切な家族の一員です。
大切な家族が亡くなったのであれば、きちんと供養してあげたいですよね。
ではペットが亡くなった時にはどのように供養してあげればいいのでしょう。
今回、「終活ねっと」ではペットが亡くなった際に納骨堂で供養することについて、以下の事柄を中心に解説していきます。
ペットを納骨堂に納めることについて
納骨堂の選び方
各地域の納骨堂のおすすめ

「終活ねっと」運営スタッフ
大切な家族の一員であるペットだからこそ、しっかりと供養してあげたいですよね。
ぜひ、最後までお読みになって、悔いのないお別れをしてください。
まずは埋葬のことから
埋葬に許可は必要?
ペットが亡くなると、庭に埋めるという人は多いのではないでしょうか。
ペットの埋葬を行う際には、特に許可申請は必要ありません。
しかし許可がないからといって、どこにでも埋葬していいというわけではないので注意して下さい。
公園や道、また山などで埋葬を行うと罰せられる恐れがあります。
埋葬は自分の土地でのみ、行うことが可能となっています。
埋葬の際、気を付けること
埋葬は自分の土地でしか行うことができません。
しかし、自宅などで埋葬を行う際には、気をつけなければならないことがあるんです。
それは腐敗臭です。
死体を埋めるとだんだんと腐敗してきます。
腐敗臭はとても強く、季節によってはご近所に臭うこともあるかもしれません。
そのため、最低でも穴は1m以上は掘るようにしましょう。
また深く掘ることは、腐敗臭を防ぐことにも効果があることはもちろん、他の動物に掘り起こされるということも防いでくれます。
穴が深ければ深いほど、掘り起こすことが難しくなるのです。
納骨堂という選択肢
ペットが亡くなった時の供養として、納骨堂を選択する人が増えてきています。
一昔前は、自宅に埋葬する人が多かったのですが、最近の住宅事情により庭がない家や、土地が狭いなどの関係で難しくなっています。
そのため、納骨堂を選択する人が増えてきているのです。
ペットの納骨堂はどんなもの?
ペットの納骨堂は、人の納骨堂と大きく変わりません。
一般的なペットの納骨堂は、骨壺に写真立て、お花を一緒に納めることができます。
ペット専用のお墓は、納骨堂形式をとっているところが多いです。
またロッカー型や棚型など、費用を押さえることができる形式のものもあります。
納骨堂のメリット
納骨堂のメリットは、お墓を建てるよりも安く済ませることができること。
そして屋内にあるので、天候を気にすることなくお墓参りをすることができることです。
料金はどれくらい
ペットの納骨堂の場合、料金は年間で1万円~となっています。
豪華なところであったり、飼い主と一緒に入れるというところであれば、料金はより高くなります。
しかし中には、2年間無料で利用することができるなんてところもあるんです。
地域や納骨堂の種類で、料金は変わってきます。
ペットの納骨堂を選ぶときの注意点
ペットの納骨堂を選ぶ時に、注意してほしいポイントを紹介していきます。
納める形式を確認しましょう
まず注意しなければならないところは、納めるところはどこかということです。
ペットの納骨堂といっても、種類はさまざまです。
ロッカー型であったり、棚型、また仏壇型などがあります。
きちんと確認をし、自分の希望の納骨堂を選ぶようにしましょう。
サイズに気をつけましょう
ペット霊園は、サイズによって料金が変わります。
そのため、サイズに気をつけなければなりません。
ペットといっても、大型犬とウサギなどの小動物ではサイズが違いますよね。
ペットの大きさにあった納骨堂であるのかを、しっかり確認するようにしましょう。
火葬も行う納骨堂がおすすめ
納骨堂を選択された場合、ペットを火葬しなければなりません。
納骨堂の中には、火葬を行いそこで納骨を行うことが可能な納骨堂があります。
火葬を行いそこで納骨となった場合には、料金もお得に利用することができることが多いです。
またなにより移動距離が少ないのも嬉しいですよね。
納骨堂を選ぶ時に、火葬を行っているかいないかで選ぶのもポイントの1つです。
大都市圏でのペット用の納骨堂
今回は、東京・神奈川・大阪・福岡など大都市圏にあるペット用の納骨堂を紹介していきます。
これらの地域に住んでいる人はぜひ、チェックしてみて下さい。
東京
まずは、東京にあるペットの納骨堂を紹介していきます。
世田谷区「常在寺」
東京世田谷区にある「常在寺」は、境内にペット専用の墓苑「六季の庭」があります。
漆喰造りで、落ち着いた雰囲気のある納骨堂で、納骨堂の扉には、菩薩様が金色で描かれています。
そして遺骨が納められたペットたちの名前は、納骨堂にあるカラーガラスに刻まれます。
たくさんのペットたちが収められているので、カラーガラスはとてもカラフルなんです。
足立区「慈恵院足立別院」
どこで火葬した遺骨であっても納骨することができるのですが、慈恵院で火葬を行った場合、なんと2年間無料で納骨堂を利用することができます。
慈恵院足立別院の納骨堂は、ロッカー式、そして棚式となっています。
荘厳できめ細やかな細工と、漆塗装の美しい仕上げで作られているため豪華です。
神奈川
次に東京のすぐ近く、神奈川県にあるペットの納骨堂について紹介していきます。
横浜「平和会ペットメモリアル」
国内最大級の敷地面積を誇る、ペット霊園です。
その広さなんと4,000坪!広大な自然に囲まれた広々とした気持ちの良い霊園となっています。
なんと一般のペットはもちろんですが、動物園の動物も利用しているのです。
そんな霊園には、カロ―ナ式墓地や屋内納骨堂などを完備しています。
川崎「ペットマザー川崎橘ペット霊園」
川崎市にある、蓮花寺の中にあるペット霊園です。
落ち着いた雰囲気の境内に、ペットの火葬場、納骨堂、個別の墓地、共同の墓地、合同供養塔を全て敷地内に完備しています。
大阪
次に、大阪府にあるペットの納骨堂を紹介します。
平野区「平野動物霊園」
平野動物霊園の納骨堂は、ロッカー式タイプの納骨堂となっています。
納骨式への納骨は、1年間で1万円と低価格となっています。
平野動物霊園では、朝から夕方までずっとお経が流れており、ペットを供養してくれます。
忙しくてなかなかお参りに行くことができないという人でも、安心してお願いすることができます。
東大阪「大阪稲荷山動物霊園」
稲荷山は、大阪湾や大阪城さらには、大阪平野を一望することができる眺めの良い立地にあります。
眺めの良い場所で、納骨してもらうことができるとあって人気があります。
落ち着いた雰囲気の納骨堂で、ゆっくり手を合わすことができるのが可能です。
また、嬉しいことに同じ納骨同士であれば、何体でも同じ納骨堂に入れることが可能となっています。
福岡
最後に、九州一の大都市福岡県にあるペットの納骨堂を紹介します。
中央区「香正寺」
香正寺の納骨堂は、本堂併設の脇堂内部に設置されています。
カーペットの色は明るくし、光がうまく入るように窓の位置にこだわったり、明るい雰囲気の納骨堂となっています。
香正寺は棚型の納骨堂となっており、区画タイプは大・中・小とあります。
北九州「ペットセレモニー河内の里」
サイクリングコースになるほどの自然豊かな立地にあり、近くには河内池があります。
火葬を行うことができ、納骨堂や合同供養設備を完備しています。
さらにペットセレモニー河内の里では、毎月第4日曜日に合同供養祭を行っています。
ペット用の納骨堂について まとめ
いかがでしたか?
今回、「終活ねっと」ではペットの納骨堂について紹介しました。
ペットの遺骨は、納骨堂に持って行く人が多いようです。
いざという時に慌てなくて済むように、自分のお家の近くにペットの納骨堂があるかないか確認しておきましょう。
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