亡くなった動物を埋葬したい
犬や猫など、動物を飼っている人はみんな家族のように大切にしていますよね。
亡くなった動物を埋葬したいという方は多いのではないでしょうか?
そんな時にどうしたらいいのかご存知でしょうか?
自宅で埋葬する場合や、業者に頼んで霊園に入れてもらう場合など様々な方法があります。
大切なペットのために、一番良い方法を選んであげましょう。
自宅で埋葬することは可能?
埋葬するといっても、どこに埋葬しなければならないのでしょうか。
人のようにお墓を建てる必要があるのでしょうか?
それとも自宅で埋葬することはできるのでしょうか?
庭に埋葬する場合
一般的に、庭に動物を埋葬することは可能です。
しかし庭に動物を埋葬する際には、以下にあげるようなことに注意しなければなりません。
埋葬する深さ
庭に動物を埋葬する際には、深さに注意しなければなりません。
もし、犬を埋葬しようとする場合、最低でも3mは掘る必要があります。
なぜ深く掘らなければならないの?
もし、少ししか掘らずに埋葬してしまえば、動物に掘り起こされてしまうかもしれません。
動物たちは本能的に動物の臭いが分かるので、必ずということはありませんが、掘られてしまう可能性は高いといえるでしょう。
衛生面
また、庭に埋葬する場合、衛生面に気をつかう必要があります。
腐敗した動物に虫がたかるということもあるので、深く穴を掘る必要があるのです。
におい
庭に埋葬する場合、においも気を付けなければなりません。
やはり死体なので、時間が経てば腐敗します。
腐敗すれば腐敗臭がします。
腐敗臭が臭ってこないようにするためにも、穴は深く掘る必要があるのです。
埋葬のやり方
動物の埋葬方法をここで押さえておきましょう。
タオルで包むこと
埋葬する際、タオルで動物を包む必要があります。
もし使っていた毛布などがあれば、毛布でもかまいません。
土は盛る
堀った穴に入れたら土をかけます。
埋めた土はだんだん下がってくることが多いので、なるべく盛り上がった状態でかけるようにして下さい。
土をかけた後は、他の動物に掘り起こされないように重たい石などを置くといいでしょう。
気をつけるべきポイントは?
そして埋葬には、まだまだ気をつけなければならないポイントがあります。
法律はどうなっている?
気になるところは法律ですよね。
法律上で動物の死体は、一般的には廃棄物として処理されます。
しかし多くの人は火葬や埋葬をしています。
埋葬の場合、自宅に土を深く掘り、しっかり埋葬できるスペースがあるのなら、埋葬して構いません。
しかし、自宅にスペースがある場合のみに限られます。
自宅に庭がないからといって、公園や海、山、もしくは道路に埋葬することは認められていません。
もし見つかれば処罰されることもありますので、しないで下さい。
近隣に迷惑をかけないように
埋葬を行う場合は、近隣の方に迷惑がかからないようにしなければなりません。
ちなみに、埋葬していることを近隣の方に知らせる必要はありません。
しっかり穴を掘り埋葬することで近所の方に迷惑をかけることは避けられるでしょう。
衛生面にしっかりと気をつけなければいけません。
分解にかかる時間
では、埋葬した動物が分解されるのにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
土の中に埋葬した遺体の腐敗スピードはゆっくりです。
1年経ってもまだ埋めたままなんてこともあるようです。
どのくらいで分解できるか、正確なことは分かりませんが、長い年月がかかるようです。
もちろん動物の大きさにもよります。
間違っても掘り起こしたりしないようにして下さい。
動物霊園のご紹介
庭がないけれど、動物を埋葬したいという方は動物霊園がおすすめです。
霊園で埋葬する場合には、火葬を行い埋葬するケースが多いです。
値段の相場はどのくらい?
動物霊園での相場ですが、地域や動物の大きさによって異なります。
だいたいですが、小動物で1~2万円、ネコや小型犬で2~3万円、中型犬で3~4万円、大型犬で5~6万円となっています。
あくまでも相場です。もっと高いという場合ももちろんあります。
霊園に連絡すれば、相場を出してくれるので聞いてみるといいでしょう。
東京
深大寺動物霊園
東京調布市にある深大寺動物霊園は、緑豊かな環境の中にある霊園です。
年間行事が豊富で、24時間365日いつでも訪れることができます。
東京動物霊園
東京北区赤羽台にある東京動物霊園は、37年の歴史を持つ霊園です。
さまざまな要望を叶えてくれることから、多くの人に利用されています。
大阪
大阪稲荷山動物霊園
大阪府東大阪市にある大阪稲荷山動物霊園は、緑豊かで見晴らしの良い霊園です。
園内には、ドックランやペットホテル、さらにはペット介護施設まであります。
生前からも利用することができます。
埼玉
埼玉動物靈園
埼玉県上尾市にある埼玉動物霊園は、緑に囲まれた霊園です。
他で火葬した遺骨の埋葬も行っているので安心して利用することができます。
動物の埋葬に関するまとめ
いかがでしたか?
大切な動物が亡くなってしまった場合のことについて理解することができたでしょうか?
そのようなことは考えたくないことかもしれません。
しかし動物を一緒に暮らしているからこそ、もしもに備えて準備しておかなければなりません。
いざという時に慌てて、一番良い対応ができなかった…。そのようなことは避けたいです。
生前からしっかりどうしたらいいのか知っておきましょう。
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