神道の墓石、どんなものかパッと思い浮かびますか?

神道の墓石、どんなものかパッと思い浮かびますか?

神道の墓石は、仏教のお墓と少々違いがあります。神道の墓石に掘る文字も違いがあります。 パッと見では、分かりずらいのですが、どんな所が違うのかご説明いたします。

最終更新日: 2020年02月23日

神道の墓石の特徴

お墓というものは、日本独自の形式であり、神道でもお墓はあります。
しかし、仏教の墓石とは少し形状に違いがみられます。
「角兜巾」と言って、墓石の上部がなだらかで尖った形になっています。

仏教と同じ形態の物もありますが、多くは、角兜巾スタイルになっています。
詳しくみていると、神道をよく知らない方には、どこか違っていることに気が付く事でしょう。
どこに違いかがあるのか、ご紹介いたします。

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「終活ねっと」運営スタッフ

日本では、お墓といえば仏教式のものがポピュラーですが、もちろん違う宗教のお墓を建てる方も少なくありません。
今回「終活ねっと」では、

  • 神道のお墓
  • 神道式と仏教式のお墓の違い
  • 神道の墓石

について解説します。
ぜひ最後までお読みください。

仏式の墓石との違いは

神道のお墓には、仏式とは違いが多数あります。
お墓を立てる場所や、墓石の文字、お参りの作法など違いがあります。
仏式と、どこが違うのかをご説明いたしましょう。

墓石を角兜巾にする理由

神道の墓石は、てっぺんが四角錐の形をしている兜巾型(ときんがた)になっているのが特徴です。
三種の「天叢雲剣」に似せているとされています。
神道では、亡くなられた方が仏になるのではなく、遺族の方の守護神となるという考え方をします。
よって、神器に似せた形を取ります。

お墓を立てる場所

仏式では、属している宗派のお寺内にお墓を立てることがあります。
神道では、神社内にお墓を立てることがありません。
宗派や、宗旨不問な霊園が一般的です。

お線香は、たてません

お線香は、仏式の法具です。
よってお線香を立てることはありません。
代わりに、墓石の所に玉串を捧げる八足台があります。
榊に紙垂をつけたものを飾ります。

玉串とは

玉串とは、神前に供えるものと同等の物として扱われるものです。
神様と自分とを繋ぐ架け橋でもあります。
お墓参りの時は、故人と自分を繋ぐ心の依り代となっています。

神道のお墓参り作法

神道では、命日や霊祭の時にお墓参りをします。
霊祭とは、仏式で言う「お盆」も霊祭、御霊祭と呼び、お墓参りをします。
墓石の前に、「二礼二拍手一礼」といった作法を取ります。

お墓参りのあれこれについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

お供えするもの

ロウソク、榊を用意して、神具と同じく「水、お神酒、塩、洗い米」が基本です。
故人の好きな食べ物や、お花を添えることもできます。

仏式と同じ墓石でも良いの?

神道の墓石は、角兜巾でなければならないことはありません。
最近では、仏式と同じ形状や、デザイン墓石も活用されています。
オブジェのような形まで自由自在になっているケースもあります。

神道の墓石の彫刻

お墓

神道では、亡くなられた方を仏・宗派の弟子扱いしないため、墓石の文字にも違いがみられます。
どんな文字で、どんな意味が込められているのか、ご説明いたします。

どんな文字を彫るか

神道墓石は、「○○家之奥津城」「○○家之奥都城」という文字が刻まれます。
「奥都城」とは、神霊のお祭りしてある場所という意味です。
○○家のお墓という事になります。

故人の名前は?

仏式では「戒名」と呼ばれるものがあります。
あの世で、その宗派のお弟子さんになった時の呼び名の意味があります。
神道では、戒名ではなく「霊号」「諡」と呼ばれる故人の名前があります。

諡(おくりな)とは

亡くなられた方の「男女」「年齢」などで決められ、「姫・彦・大人・刀自」などがつけられ、最後に「神・命」が付きます。

子供の場合:○○彦命、 ○○姫命などがあります。
大人の場合:○○大人命、 ○○刀自命などがあります。

帰幽日

故人が亡くなられた日、仏式でいう命日の事です。
神道では、亡くなられると幽世という所に帰るという考え方です。
幽世とは、いわゆる死後の世界の事です。
神道では、神域となっています。

神道の墓石、価格は?

神道の墓石は、仏式と価格に違いがあるのでしょうか?
価格について詳細をご説明いたします。

基本的には、仏式と大きな差はありません。
墓石だけの価格は、約50万円からありますが、墓石の金額相場は120〜175万円となっています。
デザインにより料金が上がる場合があります。
これに、敷地代金、管理費などを加えたお墓の新規建立費用は約145万〜205万円以上となっています。

以下のサイトでは、日本の伝統であるお墓文化の継承を目指し、最高級の国産墓石を提供しています。
国産墓石の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

手入れの仕方に仏式との違いは

1、お墓の周りのゴミ・雑草を取り、周辺から綺麗に清掃します。
2、墓石にお水をかけて、汚れを落としながら清めていきましょう。
3、墓石を洗う時は、柔らかいスポンジなどで磨きます。
墓石専用の洗剤・スポンジがお勧めです。
4、文字など、凸凹したところは、歯ブラシで優しくこすってあげると良いでしょう。

墓石は仏式と大きな違いがありませんので、清掃する時の作法なども特にありません。

神道の墓石について まとめ

日本では、仏教が伝わる前から神道がありました。
現在では「神仏習合」が日本のスタイルです。
お墓参り、お盆などは、日本が生み出した独自の物で、墓石についても大きな違いがありません、

それでも、仏式、神道では、それぞれの特色を出すスタイルを継承している形や作法があります。
神道は、日本で生まれた物でありますから、後世に残していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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