
お墓に造花を供えてもいいの?注意点は?|重り・固定・100均
最近よくお墓に造花が飾られているのを見かけます。お墓への供花に造花を使うのはマナーとして大丈夫なんでしょうか?実は供花に造花を使っても大丈夫なんです。今回「終活ねっと」では、そんな造花に関する情報を詳しく紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
最終更新日: 2020年12月17日
お墓の造花について

お墓参りの時にお花をお供えすることはとても大切なことですよね。
とはいえ、そんな中でもお花はどんなものをお供えしてあげれば良いのか、造花をお供えしてもよいのかというようなお花のお供えに対する疑問が数多くあると思います。
今回「終活ねっと」では、そんな皆さんの疑問の一つでもあるお花の造花について詳しく紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する内容は以下の通りです。
お墓にお花をお供えする理由
お墓に供える造花
造花を使うときに注意したいこと
仏壇には造花を使えるのか?
通販で買えるお墓用の造花

「終活ねっと」運営スタッフ
造花を使う時の注意点や様々な造花の紹介もしています。
今回の記事が少しでもみなさんのお力になれれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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お墓にお花をお供えする理由

まず始めに、なぜお墓にはお花がお供えされるようになったのでしょうか。
ここでは、お墓にお花をお供えする理由について紹介していきたいと思います。
お墓に花を供える理由は、遥か釈迦の時代に遡ります。
釈迦が仏になる前、燃灯仏(ねんとうぶつ)という仏様に会う機会がありました。
何か供養したいと考えたものの、何も持ち合わせていませんでした。
そこで青蓮華(しょうれんげ)を買って供養したという話がお経の中に出てきます。
これがお墓に花を供えるようになった始まりだと言われているのです。
また、仏教における供花は修行の1つであるとされています。
厳しい自然に耐えて咲いている花を、修行の誓いとして毎日供えるのです。
お墓に花を供える際は、ご先祖様を大切に思い、花が枯れないように心がけるのが基本です。
しかし、遠方に住んでいたりしてなかなかお墓を訪ねることができない場合もあります。
そこで最近注目されてるようになったのがこれから紹介する造花なのです。
お墓に供える造花

お墓にお花をお供えする理由が分かったところで、ここからはお墓に造花をお供えすることは違反ではないのかという疑問やなぜ造花がお供えされるようになったのか、造花の値段などについて解説していきたいと思います。
造花を供えるのはマナー違反?
まず始めに、造花を供えるのはマナー違反ではないのかということについてです。
花を供える時、生花でなければいけないという決まりは特にありません。
ご先祖様を供養する気持ちがあれば、造花でも生花でもどちらでもよいのです。
昔は庭の花などをお供えしていましたが、時代の流れと共にほとんどの人が購入した花を供えるようになっていきました。
そのような流れから、最近では造花が注目されてくるようになっていったようです。
「終活ねっと」では、他にもお墓に関する様々な記事を紹介しています。
お墓参り時の供花にまつわるマナーやルールについて詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください!
造花を供える理由
次に、造花を供える理由についてです。
先述したように、お墓に供える花は常に枯らさないよう心掛けるべきなのですが、実際にはかなり難しいことだと考えられます。
屋外のため日光や風雨にさらされ、生花はあっという間に枯れてしまいます。
毎日水を取り換えることもほぼ不可能です。
枯れたままの花が残っているのはなんとなく寂しいですよね。
しかし造花であれば生花よりも遥かに長持ちします。
天候や環境にもよりますが、だいたい1年くらいは大丈夫です。
水洗いできるものもあります。
また、虫がわいたり腐ったりする心配もありません。
いつ見ても鮮やかな花が枯れずに供えられていることが造花を供える利点であり、造花を供える人が増えている理由なのです。
造花の値段相場
最後に造花の値段相場について紹介します。
お墓に供える造花の値段は様々です。
大きさによって、千円台~1万円を超えるものまであります。
平均的なものは1対で3千円前後のようです。
必要性や供える場所の広さに応じてうまく選ぶとよいですね。
100均でも造花を買うことはできるのか?
皆さんは100均でも造花を購入することができることをご存知ですか。
実は100均でも造花を購入することができます。
また、選ぶお花や組み合わせ方によってとてもきれいな造花を作ることも可能です。
供花は、値段が高価なものが良いという決まりはなく、一番大切なのは故人を供養してあげるという気持ちです。
ぜひこちらも参考にしていただければと思います。
造花を使う時に注意したいこと

造花をお供えすることは一見利点ばかりのようにも見えますが、実は注意すべき点もたくさんあります。
ここからは、そんな造花を使う時に注意すべきことについて紹介していきたいと思います。
思わぬトラブルの可能性
まず始めに、思わぬトラブルが生じる可能性があるという点についてです。
造花の使用率が高くなってきているとはいえ、やはり生花にこだわる人も中にはいます。
造花をお供えしたらお姑さんに叱られ、トラブルになったという事例もあるほどです。
造花を使用することでお墓に通う頻度が少なくなり、手抜きと捉えられてしまったようです。
また、仏教の教えに反すると言う人もいます。
まずは家族に相談し、年長者や本家に合わせることがよさそうですね。
お盆やお正月には生花がおすすめ
次に、お盆やお正月には生花の使用をおすすめするということについてです。
上記のようなトラブルを避けるためにも、普段は造花を使い、お盆やお正月などには生花を使っている人も多いようです。
使う時期やお墓に通える頻度に応じて使い分けるというのも、トラブルをうまく避ける方法だと思います。
風で飛ばされてしまう危険性
最後に、風で飛ばされてしまう危険性があるという点です。
造花は長い間供えておくことが多いですが、物によっては生花とは違い、とても軽量なものがあります。
そのため、供えっぱなしにしている間に風で飛ばされてしまうことがあるのです。
もし可能であれば、供える前に茎の部分に重りのようなものをつけておくとよいかもしれません。
仏壇には造花を使えるのか?

ここまではお墓に供える造花について紹介してきましたが、では一方で、仏壇には造花を使えるのかという疑問をお持ちの方も多いと思います。
ここからは、そんな皆さんの疑問を解決していきたいと思います。
お墓でも造花が使えるように、もちろん仏壇に供えるお花も生花でなければいけないという決まりはありません。
仏壇でも造花はご利用いただけます。
現在では、技術も進歩し、造花でも素敵な商品が増えてきています。
上記でもご紹介したようにお花を供える際に一番大切なことは、故人を供養してあげるという気持ちです。
お花の価値はお金で決まるものではありません。
その気持ちを一番大切にお花選びをするようにしましょう。
通販で買えるお墓用の造花

最近ではネット通販でもお墓用の造花が販売されています。
しかも価格によっては生花と見間違うほどの完成度です。
ここからは通販で買えるお墓用の造花をいくつかご紹介していきます。
ニューホンコン造花 エコ仏花蓮 2本組

インターネット販売で5つ星評価のリーズナブルなお墓用造花です。
葉から花びらまで1つ1つ丁寧に作られているのがよく分かります。
サイズは約35×19×15㎝、重さは約70gとなっています。
お盆やお正月は生花をお供えし、普段には造花という使い方もできます。
商品価格 0円
購入する keyboard_arrow_rightお墓用の仏花(造花)大 ユリ白(百合、菊、小菊など )1対

しっかりした作りで、長期のお供えにもバッチリ対応可能。
菊、百合、蓮華など供花の定番ともいえるお花が揃っています。
高さも55㎝あり、ボリュームたっぷり。
本物そっくりのお墓用造花です。
商品価格 0円
購入する keyboard_arrow_right【仏花 造花】ふんわりピンクの優しい花束仏花 一対(2束)

ピンクの花をたくさん使った優しい色合いの供花です。
注文の際に「屋外で使用する」と言うことを伝えると、水に濡れても大丈夫なようにしっかりと茎の部分にテーピングをしてくれるという嬉しいサービスも。
サイズは55×35㎝ですが、差込口の長さに合わせてカットすることも可能です。
商品価格 0円
購入する keyboard_arrow_right 今回は3種類の造花をご紹介しましたが、この他にもインターネット通販で買えるものはまだまだたくさんあります。
使用目的や予算に合わせて、ぴったりなものをうまく選んでみて下さいね。
お墓用の造花まとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、お墓に供える造花についてさまざまな視点から考えてきました。
今回ご紹介してきたことは以下の通りです。
お墓にお花をお供えする理由は、釈迦が仏になる前に燃灯仏(ねんとうぶつ)という仏様の供養に青蓮華(しょうれんげ)を買ったことから始まった。
供花はご先祖様を供養する気持ちがあれば、生花と造花どちらでもよい。
造花の価格は大きさによって様々で、平均的なものは一対数百円~3000円前後である。造花をお供えする理由として、鮮やかな花を枯れずに供え続けられることが挙げられる。
造花をお供えするとお墓に行く頻度が減り、手抜きと思われる場合があり、そこからトラブルに繋がる可能性があるため、事前に家族と相談してからお供えする必要がある。
造花は通販でも購入することができ、使用目的や予算に合わせて様々な種類のものを選ぶことができる。
造花を使用することは経済面や衛生面で便利な部分が多くあります。
お墓に通う頻度も少なくなり、負担も減るでしょう。
しかし「お墓には生花」とこだわりのある方もいるのが事実です。
後からトラブルになるのを防ぐためにも、メリットデメリットを家族でしっかり話し合い、年長者に相談して決めるのがよさそうですね。
造花を使用する際は、便利なインターネット通販もぜひ使用してみて下さいね。
「終活ねっと」では、他にもお墓に関する記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
造花に限らず、法事の際にお供えするお花についてもっと詳しく知りたい方は是非こちらもご覧ください!
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