
納骨堂での納骨に必要な許可等、まとめました!
現代では、お墓での埋葬以外に、納骨堂に遺骨を納めるという選択肢が有ります。お墓での埋葬では埋葬許可証が必要になりますが、納骨堂への納骨の際はどういった許可が必要になるのでしょうか?今回は納骨堂で必要な許可等についてまとめていきます。
最終更新日: 2020年02月28日
そもそも納骨堂とは?

納骨堂とは、火葬を経て骨壺に入れた故人の遺骨を納めておく場所の事です。
お墓が出来るまでのつなぎ期間に納骨を行う、という人は稀であり、ずっと遺骨を納める、いわゆる永代契約を行う事の方が一般的です。
民営のものと、公営のものとが有り、納骨堂自体にも様々なタイプが有ります。
今回「終活ねっと」では、納骨堂で必要な許可等について解説していきます。

「終活ねっと」運営スタッフ
納骨堂で必要な許可等について理解を深めたい方のために、納骨堂で必要な許可等に関するあらゆる情報をまとめております。
時間がないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までお読みください。
東京都や大阪府等の都会で定着
納骨堂は、地方よりもむしろ、東京都や大阪府等の都会で定着しています。
これらの都会には親族から独立して暮らしていく人達が多くいる事や、新規でお墓を造るよりもコストがかからず手軽である事、未婚率の増加による一人暮らしの人々の増加等がその大きな理由です。
都会では納骨堂を扱っている企業も多く、街中での宣伝広告もまた沢山有ります。
「終活ねっと」では、他にも納骨堂に関する記事を多数紹介しております。
東京都にある人気の納骨堂のランキングをご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
埋葬許可証が納骨堂利用時に必要

法律上、故人の遺骨を納骨堂に納める際には、お墓に遺骨を納めるのと同様に埋葬許可証が必要になります。
埋葬許可証は火葬場での火葬を経た後に現地で受け取る事が出来るため、それを納骨堂利用時までしっかりと管理しておく必要が有ります。
埋葬許可証は納骨堂利用の手続きの際に担当者に渡し、それ以降は納骨堂のスタッフの方で管理されます。
色々な種類の納骨堂

納骨堂には、様々な種類のものが有ります。
本項では、それらについて紹介していきます。
仏壇型の納骨堂
2段構造になっている仏壇を使っている納骨堂です。
一般的に上には故人の遺影、位牌を置き、下には遺骨を入れる、という形になります。
下に遺骨を入れるという面では、お墓と形が近いと言えます。
形としては一般家庭にある仏壇とほとんど変わらないので、遺族は納骨堂を訪れた際に特別な許可や操作を経ずにそのままお参りする事が出来ます。
位牌の購入をご検討されている方は、ぜひ「終活ねっと」にご相談ください。
メーカー様より位牌を直接仕入れているため、スピーディーかつ手ごろな価格での販売が可能です。
ロッカー型の納骨堂
ロッカーの中に遺骨を納めるのがこの形式の納骨堂となります。
他の形式と比べて、安価であるのが大きなメリットです。
お参りの仕方に関しては、ロッカーを開けて直接行うものと、スタッフに遺骨を持って来て貰ってから行う場合とが有ります。
どちらになるかは施設によって変わります。
機械型の納骨堂
ICカード等を通して必要な情報を入力すると、自動的に故人の遺骨が運ばれてくるのが機械型の納骨堂です。
カードをかざすといった簡単な過程で遺骨が運ばれてくる手軽さが魅力です。
また、遺族の持っているカード類と施設の機械によって遺骨が管理されているため、セキュリティが他のタイプよりもしっかりしているのもまた大きなメリットです。
お供え物に関する注意点
納骨堂では、いわゆる普通の屋外の墓地の場合と違い、お供え物を置いていけない場合が多いです。
もし持ち込めたとしても、お参りの後に引き取る必要が有る場合がほとんどです。
この理由は、納骨堂の衛生管理上の都合である場合がほとんどです。
ただ、中には置いていける場所も有りますので、お供え物を納めたい場合はそれを考慮に入れて情報収集するのが大切です。
そして、お供え物の取り扱いについては各自が納骨堂のスタッフとしっかりと確認しておく必要が有ります。
納骨堂からお墓に移転したい場合

心境や状況が変わって納骨堂ではなく、お墓に遺骨を納めたくなった場合には、遺骨を移動する事になります。
その際には様々な許可が必要になります。
本項ではそれらに関する注意点について解説していきます。
遺骨を持ち出す際には許可が必要
故人の遺骨は、遺族ではなく納骨堂のスタッフが管理しているため、許可なく遺骨を持ち出すという訳にはいきません。
移送先の墓石や改装許可証等の手配を経て、それから納骨堂に手続きを行う必要が有ります。
改めて埋葬許可証が必要
納骨堂に遺骨を納めるのと同様、お墓に遺骨を納めるのにも埋葬許可証が必要になります。
そのため、納骨堂に預かってある埋葬許可証を遺骨の移動の手続きの際に返して貰い、それをしっかりと管理しておく必要が有ります。
ペット用の納骨堂も存在する

納骨堂は、人間だけのものではありません。
なかにはペット用の納骨堂も存在し、管理費は1年あたり1万円前後が相場となります。
タイプはロッカー型のものが一般的で、ペット用の場合はお供え物を置ける場所も少なくありません。
また、それぞれ好きなように飾り付けが出来る場合が多いため、各自のこだわりを反映させやすいのも大きな魅力です。
納骨堂で必要な許可等まとめ

今回「終活ねっと」では、納骨堂で必要な許可等についてまとめました。
これらの情報が、納骨堂利用の際に役立てばうれしく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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