葬儀委員長の意味とは?葬儀委員長とは何か、解説いたします
最終更新日: 2018年08月18日
葬儀委員長とは
読み方 そうぎいいんちょう
葬儀委員長とは葬儀における役割の一つで、葬儀進行における責任者のことです。
一般に葬儀進行に関しては喪主よりも立場が上であることがほとんどです。
最近は葬儀屋に依頼して葬儀を行う人がほとんどなので、葬儀委員長がいないことが多いです。
英語ではFuneral Chairmanといいます。
葬儀委員長の仕事ってなに?

葬儀委員長は葬儀の司会進行を司り葬儀を統括します。
ただし葬儀社に葬儀の依頼がされる最近のケースでは、司会進行はもっぱら葬儀社の者が行い、葬儀委員長はおかれたとしても実際には挨拶を任されるだけ、というケースも多いようです。
葬儀委員長も弔辞を読むの?
葬儀委員長も弔辞を読みます。
ただし挨拶は喪主の方もするので、内容が被らないように配慮が必要です。
また一般的に喪主よりも故人との関わりが浅い方が葬儀委員長になることが多いため、故人の略歴を予め事実と相違ないよう確認しておくことが大切です。
誰が葬儀委員長になるの?
誰が葬儀委員長になるのかは一般葬の場合と社葬の場合とで異なります。
一般葬の場合
一般葬で葬儀委員長が置かれること自体稀ですが、葬儀委員長が置かれる場合には町内会会長や役員といった方がその役割を務めることが一般的です。
なお合同葬の場合も基本的には公的立場に近い者が葬儀委員長に選ばれることが多いようです。
社葬の場合
その会社の社長・会長といった職にある方が葬儀委員長を務めるケースが多いといわれます。
社長などが亡くなった場合には次期社長や有力候補といった後継者が葬儀委員長を任されます。
葬儀委員長も香典が必要なの?
喪主の場合であれば香典は不要ですが、葬儀委員長の場合はどうなのでしょうか?
葬儀委員長が香典を用意すべきかは葬儀委員長と故人との関係によって異なります。
葬儀委員長に選ばれたとしても親族など本来であれば香典を用意する立場にない場合にはやはり香典を用意しておくのが一般的と言われます。
弔電の宛名は喪主?葬儀委員長?
一般に弔電は喪主を宛名としますが、葬儀委員長がおかれている場合にはどうすれば良いのでしょうか。
葬儀委員長の役割は本来葬儀の進行を統括することにあるので、弔電も原則として葬儀委員長に送るのが良いでしょう。
ただしケースバイケースとなることは否めないため、迷った場合には式場・喪主・会社などに確認するのが確実です。