塔葬の意味とは?塔葬とは何か、解説いたします

2018-07-09更新

塔葬とは

読み方 とうそう

塔葬は、チベット族特有の葬儀の一つです。
遺体に塩をつけて乾燥させたあとに、霊塔に遺体を安置します。

この埋葬方法は、ダライラマやパンチェン・ラマのような一部の有名な法王に対してのみ行われます。
霊塔は金銀様々な宝石で飾られ高貴です。

チベットの埋葬の種類

null

塔葬含め、チベットには5種類の埋葬方法があります。
ここからは、その5種類の埋葬方法についてそれぞれ紹介していきます。

火葬

火葬は、チベットでは、もともとは僧侶など身分が高い者についてのみ行われる葬式でした。
ただし、僧侶の中でも特に高位の者に対してはすでに述べたように塔葬が行われます。

しかし、近代以降に衛生的な観点からそれまで庶民にとって一般的だった天葬(鳥葬)が禁止された後はチベットでも火葬が最も一般的な葬式の方法となっています。

とはいえ、伝統的な僧侶についてのみ行われる火葬ではお経を唱えながらバター油で火を燃やすなどの特徴をまだ残しています。

水葬

水葬は、チベット東部の山間部など地理的にハゲワシが少ない地域では一般的に行われる埋葬方法です。

故人を河岸に運び、ラマ(チベット仏教の僧侶)に経を読んでもらった後、遺体を川に流して執り行われます。

土葬

チベットでは重い罪を犯した人には鳥葬が許されないと考えられています。

そのため土葬は、重罪人・死罪に処された人に施される埋葬方法です。

その他、鳥葬では感染が拡大してしまうおそれのある感染症に罹患して亡くなった人もやむなく土葬にされる場合があるといいます。

天葬

天葬は、俗に「鳥葬」とも呼ばれ、チベット仏教の僧侶以外の一般人に対して広く行われる葬儀の方法です。

天葬師(鳥葬師)が故人の遺体を解体しつつハゲタカなどに食べさせるなどします。

輪廻転生の考え方に基づき、魂が抜け空となった遺体を他の生き物の生命に役立てるという思想が天葬文化の背景となっていると指摘されます。

また、チベット全体が高地で気温も低いことから土葬にしても遺体が腐敗しきらず、火葬のための薪を集めることも困難だったといったといった地理的な条件も天葬文化が生まれた原因と考えられています。

大活仏にのみ執り行われる

「活仏」とは高僧やブッダ本人の生まれ変わりであり、大活仏はその中でも特に高位の者の生まれ変わりとみられた人物のことを指します。

ダライ・ラマやパンチェン・ラマはそういった「大活仏」とみられ、塔葬はこうした人物の葬儀としてのみ執り行われます。

塔葬はチベットのお葬式のなかでも最も名誉ある方法です。

塔葬に用いられる霊塔にも金塔・銀塔・銅塔などさまざま種類があります。

関連する記事

よく読まれている用語

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連用語

よく読まれている用語

関連する記事

女性オペレーターの画像

事前相談・資料請求で葬儀費用が5000円割引

call 0120-641-026
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料