直葬の知識を一挙に紹介!流れや費用、香典、マナーなど徹底解説!

近年話題となっている直葬ですが、その内容を詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。ここでは直葬に関する基礎知識を一挙に紹介します。そもそも直葬とは何か、そして直葬を行うにあたっての流れや費用、香典、マナーなど、直葬に関する全てを紹介していきます。

2019-08-01

直葬について

葬儀

近年では葬儀も様々な形で行われるようになっています。
その中でも最もシンプルな形態の一つである直葬(ちょくそう)をご存知でしょうか。

そもそも直葬とはどういうことなのか、なぜ直葬が行われるようになったのでしょうか。
直葬のメリットやデメリット、所要時間や全体の流れ、マナーや費用なども気になりますね。

今回終活ねっとでは、直葬に関してメリット・デメリット、全体の流れや費用、参列する際のマナーや香典などの直葬に関する情報を一挙にまとめました。

今回ご紹介するのは、以下の内容です。

  • 直葬とは

    そもそも直葬とは何か、なぜ行われるようになったのかなど、直葬について概略を説明します。

  • 直葬のメリット・デメリット

    直葬を考える上で考慮すべきメリットやデメリットについて解説します。

  • 直葬流れ

    直葬の日程やスケジュール、全体の流れを解説します。

  • 直葬に参列するにあたって

    直葬に参列するにあたっての注意事項を解説します。

  • 直葬の際の香典について

    直葬における香典の扱いに関して説明します。

  • 直葬を行う際の注意点

    直葬を行うときに気を付けるべきポイントを紹介します。

  • 直葬でのお経やお焼香について

    直葬における宗教的儀式やしきたりについて解説します。

  • 直葬でよくあるトラブル

    直葬を行う際に頻発するトラブルを紹介していきます。

  • 直葬での挨拶状の扱いについて

    直葬を行う場合の挨拶状の取り扱いに関して解説していきます。

この記事をお読み頂ければ直葬の全貌・全容を掴むことができると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

直葬とは

葬儀

そもそも直葬とはどのような葬儀なのでしょうか?

直葬とは、一般的に行われている葬儀のやり方とは違い通夜や告別式を行わず、ご遺体を納棺後すぐに火葬場で火葬のみを行う葬儀の方法です。

一般の葬儀とは違い、直葬は限られた身内の方だけで行うことが多く、身内の方以外の参列は特に親しい友人・知人など限られるのが普通で、ごく少人数のことが多いです。
直葬はまだ広く受け入れられているわけではありませんが、近年直葬の人気は高まっています。

ここでは、まず直葬の概略的な説明をしていきます。
直葬と同様の葬儀形式である火葬式との違い、直葬の割合、直葬が増えている背景などを、ご説明します。


直葬について全く知らない人もおられるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

直葬と火葬式の違いは?

先ほども述べましたように、直葬とは火葬のみを行う葬儀の方法ですが、同様の葬儀形態として火葬式というものもあります。
それでは、直葬と火葬式は同じものなのでしょうか。

直葬と火葬式を同じものとみなすこともありますが、実際には両者の間には若干の違いがあります。

火葬式は通夜や告別式は行いませんが、火葬場にて僧侶など宗教者に来ていただき、故人を見送る宗教的な儀式(読経など)を行います。
一方で直葬では通夜や告別式を行わないだけでなく、火葬場でも宗教的な儀式は一切行いません

ただ、葬儀社によっては直葬と火葬式の明確な呼び分けをせずに名称を使っている場合がありますので、葬儀の形式を選ぶ際にはしっかりと確認するようにしましょう。

直葬が行われる割合は?

直葬という葬儀形態を今まで知らなかったという人も多いのではないでしょうか?
昨今では葬儀の形態も多様化しており、広く行われてきた一般葬、家族など近親者のみが参列する家族葬、一日で全ての葬儀を終える一日葬など様々な葬儀が行われています。

さて、それでは直葬はどの程度の割合で行われているのでしょうか。

直葬は、全体のおよそ5%~6%の割合で行われていると言われています。
割合だけを聞くと少なく感じるかもしれませんが、大都市部を中心に近年増加傾向にあり、今後ますます直葬が行われる割合が増加すると考えられます。

直葬が増えている背景

直葬が近年増加していると説明しましたが、増加の原因は何でしょうか?
いくつか原因が考えられますので、以下で見ていきましょう。

宗教、慣習への関心の低下

ひと昔前であれば、人が亡くなった際には宗教や慣例に従い通夜や告別式を行うことが当たり前でしたが、昨今では若い方を中心に宗教への信仰心も薄れてきているようです。
特に菩提寺の存在を知らない若い方も多く、寺社などとの繋がりがも希薄になっており、宗教的な儀式の必要性を感じない人が増えてきていることが原因として考えられます。

昨今ではそうした宗教や慣習に縛られず故人とのお別れを行う人が増えているようです。

高齢化や近隣との付き合いの縮小

日本では高齢化が進んでおり、その影響は葬儀の様式にも及んでいます。

仮に葬儀のために多くの人を呼ぼうと思ったとしても、亡くなった方がご高齢の場合はその方のお知り合いもご高齢の方が多いことも考えられます。
ご高齢の葬儀参列者の負担などに配慮すると、近親者だけで葬儀を行うことを考える人が増えるのも納得できます。

また、近隣の人との付き合いが縮小していることも直葬が増えている背景と言ってよいでしょう。
近隣の人との付き合いが深かった時代は、葬儀にはそうした人たちが参列するのが当たり前でした。

しかし近年では都市部を中心に高齢者の単身世帯などが増え、近所の方々との関係が希薄化しており、近所の住人が葬儀に参列するということも少なくなってきています。

このような環境変化の下、特に時間に追われる大都市では葬儀時間が短い直葬が選ばれるようです。
そうした潮流の中、参列者を絞ったコンパクトな葬儀が増えていると考えられます。

金銭的、精神的負担の軽減

後ほど解説する直葬のメリットとも関係してきますが、直葬は一般葬に比べて葬儀費用や精神的な負担を大きく軽減することができます。

葬儀に参列する人数が少ないため、直葬では参列者への対応も少なくなり、精神的な負担の軽減に繋がります。
また葬儀場を借りることや食事を用意することがないため一般的な葬儀と比べると葬儀の価格を格安に抑えることができます。

こうした背景もあり、近年では直葬が着々と増加しています。

直葬のメリット・デメリットについて

葬儀

直葬には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

先ほども説明したように、直葬は時代の流れに合ったシンプルな形式の葬儀と言えますのでメリットも多くありますが、一方でデメリットも存在します。

直葬のメリットとデメリットを簡潔に列挙すると次のとおりです。

  • 直葬を行うメリット

    ・葬儀費用を抑えることができること
    ・参列者への対応の負担が減ること
    ・葬儀時間が短いこと
    ・返礼品の必要がないこと

  • 直葬を行うデメリット

    ・故人とのお別れの時間が短いこと
    ・菩薩寺に納骨を断られる場合があること

直葬のメリットとデメリットの詳細については、以下の記事で注意点を含めて詳しく説明していますので、しっかり理解した上で葬儀選びをするようにしましょう。

直葬の流れについて

葬儀

直葬では通夜や告別式を省略するため、一般的な葬儀とは全体の流れや所要時間が大きく異なります。
ここからは直葬の流れについて解説していきます。

直葬の日程や日数、所要時間

直葬は通夜を省略しますが、日本の法律上逝去から24時間は火葬してはいけないことになっています。
そのため通夜がないとしても火葬を行うのは逝去の翌日以降となります。

逝去された時間帯や火葬場の空き具合にもよりますが、直葬の場合、ご逝去の翌々日に火葬することが多いです。

また、火葬自体にかかる時間としては、およそ1時間~2時間程度となっています。

全体の流れについて

直葬の全体の流れは以下ようになります。

直葬ではお通夜と告別式や会食は行いませんが、これらの一連の儀式を除くと、臨終から納棺までの流れや火葬場での流れは、通常の葬儀の場合と基本的に違いはありません。

  • 葬儀社への連絡

    故人の死亡が確認されたら、すぐに連絡するようにしましょう。

  • ご遺体の安置場所を決める

    火葬までの間にご遺体を安置できる場所を決めます。

  • 納棺および出棺

    通常火葬を行う日に出棺の直前に納棺を行い、その後ご遺族とともに火葬場に向かいます。
    納棺の際は、ご遺族も手伝って葬儀社の方とともにご遺体を棺に納めます。

  • 火葬

    火葬場の炉前などで最期のお別れをしてから、ご遺体の火葬を行います。
    僧侶に来ていただいてお経をあげて頂き、ご遺族がお焼香することもあります。

  • お骨上げ

    火葬後、お骨上げを行い遺骨を骨壺に納めて直葬は終わりとなります。

先ほどもご説明しましたが、通夜や告別式を行わないことが大きな特徴として挙げられます。

以下の記事では直葬の所要時間や流れについて詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

直葬にかかる費用

葬儀

費用を抑えることを目的として直葬を検討される方もされおられると思いますが、直葬を行うためにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

直葬にかかる費用の平均相場やその内訳、さらにはお布施の準備をする必要があるかなどについても解説していきます。

直葬にかかる費用の平均相場、内訳

直葬の費用相場は、一般的に10万円台~30万円台と言われています。

お通夜や葬儀・告別式を行いませんので、会場費や祭壇飾り付けなどの葬儀一式費用や宗教関係の費用はほとんど必要ありません。
また、参列者数もご遺族だけで少人数のことが多く、飲食費や会葬御礼などの費用もほぼ皆無です。

直葬にかかる費用としては、主に寝台車や火葬場の利用料などが挙げられます。
直葬の費用の内訳は、おおよそ次のとおりです。

  • 寝台車:2万円~3万円

    ご遺体を搬送するための寝台車の費用で、病院などから安置所への搬送と、安置所から火葬場への搬送分が必要です。

  • 棺:5万円~7万円

    ご遺体は棺に納めないと火葬してもらえませんので、基本的に必要です。

  • 火葬場利用料:5万円~15万円

    火葬場施設の利用料と火葬料で、公営の火葬場の場合は安く無料の場合もあります。

  • 骨壺:5000円~2万円

    火葬したご遺骨はすぐ埋葬できませんので、骨壺に納める必要があります。

  • 交通費など:1万円~2万円

    ご遺族の交通費などで、個別のケースにより違います。

直葬の費用については、細かい費用についての解説や費用の内訳について以下の記事で解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

直葬でもお布施は必要?

一口に直葬と言っても、その執り行い方はいろいろあります。
一切の宗教的儀式を省略する場合もあれば、火葬式のように僧侶を呼んでお経をあげて頂くこともあります。

お布施はお坊さんへの感謝のしるしですので、もし僧侶を呼んで読経や戒名を依頼する場合はお布施は必要となります。

以下の記事では直葬の場合のお布施に関して詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

直葬と散骨を併せたプランについて

散骨という、遺灰や遺骨を海や山に撒いて供養する方法があります。

散骨では費用が安いことが特徴ですので、直葬と合わせることにより葬儀にかかる費用を非常に安く済ませることができます。

散骨費用については、注意点や内訳などを含め以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

直葬に参列について

葬儀

極めて小規模で行い、参加者もごく一部に限られることの多い直葬ですが、もし直葬に参列することになった場合、気を付けるべきことはあるのでしょうか。

ここからは、直葬に参列する側に立って直葬の解説をしていきます。

誰が参列するのか

直葬を行う場合の多くは葬儀を小規模に抑えるために身内のみで葬儀を行います。
そのため直葬では主に親族のみが参列することが多いと考えてよいでしょう。

しかし親戚でなくても、故人と特に親しい場合や会社関係の人が参列する場合もありますので、もし可能であれば喪主の方や葬儀社に参列の可否について確認するようにしましょう。

直葬の参列者のマナー

直葬は一般的な葬儀と異なり基本的には身内のみで行いますが、気を付けるべきマナーはあるのでしょうか。
それでは、直葬に参列する際のマナーを見ていきましょう。

服装は喪服?平服?

一般的な葬儀のように通夜や告別式があるわけではなく、参列者もごく近しい人に限られると思いますので、正装の喪服でないといけないといったような決まりはありません。

ただし、故人をお見送りする大切な機会ですので、喪服やブラックスーツなどのその場に適した服装をするのがマナーでしょう。

通夜振る舞いや精進落としは設けない?

一般的な形式でお葬式を行う場合では、通夜振る舞いや精進落としといった食事が催されます。
一方で直葬の場合は、ご家族だけで食事をされる場があるかもしれませんが、基本的には一般の参列者もまじえた食事の場は用意されません。

直葬に参列する際は、別途食事を済ませてから葬儀に参列するのが良いでしょう。

直葬の香典

葬儀

直葬は参列者はごく近しい人たちだけで行うことが多く、また通夜や告別式を行わないため、香典については渡し方や金額、香典返しはすべきか、そもそも持参するべきかなど疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

直葬の参列者が身内だけの場合は、基本的に香典は不要です。
結婚して別世帯になっている場合は事前に特に決めていなければ香典は持参した方がよいですが、ご家族で話し合って不要とすることも多いです。

ご家族以外の一般の友人や知人が参列する場合は、喪主からあらかじめ辞退されていないのであれば、香典を持参するのがマナーです。


直葬に参列する際の香典については次の記事で解説していますので、関心のある方はぜひご覧ください。

直葬の注意点

葬儀

直葬は最近になって行われるようになった葬儀の形式ですので、実際に行う際には注意すべき点もあります。
ここからは直葬を行うにあたっての注意点を解説していきます。

安置場所の手配が必要

直葬とは言えど「直葬の流れについて」でご説明したように、日本では逝去から24時間は火葬を行うことができません。
そのため火葬を行うまでの間、ご遺体を安置する場所を手配する必要があります。

病院で亡くなった場合は霊安室で安置する場合や、自宅で安置する場合があります。

しかし、病院で亡くなった場合は、ご遺体は一旦霊安室へ移され安置されますが、火葬までの丸一日間は預かっていただけません。
最近ではかなり早めにご遺体の移動を求めらることが多く、せいぜい数時間しか置いてもらえません。

ご遺体の安置場所が確保できない場合は斎場の安置所を利用することが可能です。
早めに葬儀社などと相談し必ず適切な場所を手配するようにしましょう。

ご遺体を安置する際には腐敗を防止するためにもドライアイスの準備等も必要なので、しっかりと考慮に入れるようにしましょう。

菩提寺に納骨を拒否される可能性も

直葬では宗教的な儀式を省略することになります。

火葬場でお経をあげて頂くことはあっても、きちんとした儀式は行いません。
まして菩提寺での通夜・告別式などの儀式は一切行いませんので、各宗教宗派の礼式を大切にする菩提寺との関係に影響を及ぼすことにもなりかねません。

菩提寺によってはそうしたことが原因で納骨を拒否するところもあります。
そのようなトラブルが生じないように菩提寺には直葬にする事情や理由を事前にきちんとお話して置くことをおすすめします。

直葬と菩提との関係については、詳しくは以下の記事で説明しておりますので、ぜひ参考にしてください。

直葬でのお経やお焼香、戒名はどうなる?

葬儀

直葬では通夜や告別式を省略するため、そこで行うはずの読経やお焼香はどうなるのでしょうか?
また直葬は宗教的な儀式を省略することがありますが、戒名は頂く必要があるのでしょうか?

ここでは、直葬における仏教的な儀式やしきたりに関することを中心に解説していきます。

直葬でのお経や戒名について

直葬では火葬場でお経をあげて頂いたり、火葬炉の前でお焼香を行うことがあります。
ただし、直葬自体かなり従来の葬儀の形式から離れたものであるため、読経やお焼香を省略するケースもあります。

また、戒名に関しても希望によって頂くことも可能ですし、頂かないで済ませるということも可能です。
こうした直葬における仏教的儀式に関しての内容は以下の記事で取り扱っておりますので、ぜひご参照ください。

位牌について

位牌とは木のお札に故人の戒名や没年月日を記したものです。
必ずしも位牌を作らなくてはいけないという決まりはありません。

また、先述の通り直葬では戒名を頂かないケースもありますが、戒名でなく生前の名で位牌を作ることも可能です。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

直葬でよくあるトラブル

困った人々

直葬は最近になって増えてきた新しい形式の葬儀ですので、場合によってはトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

故人を安らかに送り出すためにも未然に防げるトラブルには前もって注意を払うようにしましょう。

遺族や友人・知人とのトラブル

直葬を行う場合、遺族の方の理解を得られない可能性があります。
風習やしきたりを大切する方の場合は直葬に対して特に抵抗があることでしょうし、非常識とさえ思われてしまうかもしれません。

もし直葬を行うことを考えている場合は、後悔しないためにも親族間でよく相談し、納得できるよう葬儀の進め方を考えるようにしましょう。

また、直葬ではごく少人数で執り行うことが一般的です。
故人の友人や知人の中には、故人をしっかりとお見送りをしたいという人もいるかもしれません。
場合によってはお線香を上げたいなどという理由で故人の知り合いが自宅に弔問に来ることも考えられます。

負担を減らすために直葬を選んだつもりがかえって負担が増えてしまうこともあり得ますので、直葬を行うにあたっては理解を得られるように取り計らうようにしましょう。

最後のお別れのときや葬儀が終わった後で思わぬトラブルにならないように、直葬にしたいという故人の希望やご遺族としてのお気持ちをていねいにしっかり説明して、納得して頂くことが大切です。

菩提寺とのトラブル

先ほど「直葬の注意点」の章でも説明しましたが、直葬は菩提寺とのトラブルを生む可能性があります。
お寺への相談なく直葬を選んでしまい、直葬後に納骨を拒否されるということを避けるためにも事前の相談は欠かさずするようにしましょう。

葬儀社とのトラブル

葬儀にかかる費用は比較的高いものでありますが、中にはお金のかからない葬儀のプランと言ってかなりの低料金での葬儀を提示する葬儀社が存在します。

直葬はそうした料金を抑えたプランとして提示されることが多くありますが、葬儀社によってはサービスが杜撰であったり、オプションをつけることで追加料金を請求してくる場合もあります。

複数社から資料請求をしたり見積もりをしっかり行うことで、そうした粗悪な葬儀社を選ぶことのないように注意しましょう。

直葬でも挨拶状を出す?

困った人々

本来挨拶状とは、49日法要が無事終わったことを伝え、感謝の気持ちを表するためにお送りするものです。
通夜や告別式といった仏事を省略する直葬の場合も、挨拶状はお送りするべきなのでしょうか。

実際のところ、直葬の場合であっても挨拶状を送ることは多いです。
ただし、この場合の挨拶状の目的は法要が無事終わったことを伝えるものというよりは、故人が亡くなったことをお知らせすることに主眼があります。

その際に故人の遺言や生前の意思を尊重して身内のみで葬儀を執り行ったことをお伝えするようにしましょう。
また、香典や供花を辞退する場合も挨拶状にその旨を明記するようにしましょう。

直葬についてまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。

今回終活ねっとでは、直葬について解説してきました。

  • 直葬とは、通夜や告別式を行わずに火葬のみを行う葬儀の方法である。
    火葬式とは違い、宗教的な儀式も行わない。

  • 直葬は葬儀全体の5~6%ほどの割合であるが、近年増加傾向にある。

  • 宗教や慣習への関心低下や、近隣との付き合いが希薄化しているなどの理由で直葬が増えている。また金銭的、精神的負担の軽減も直葬増加の理由の一つとして考えられる。

  • 直葬では通夜を行わないが、法律上亡くなってから24時間は火葬をしてはいけない。
    そのため、火葬を行うのは逝去の日の翌日以降となるので注意が必要である。

  • 直葬にかかる費用は、10万円台~30万円台が平均的な相場である。
    火葬式の場合、僧侶を呼んで読経や戒名をお願するのであれば、お布施の用意も必要になる。

  • 直葬をする場合は、逝去から火葬までの間にご遺体を安置する場所の手配が必要になる。

  • 読経や戒名を頂かなかった場合は、菩提寺によっては納骨を拒否される場合がある。

  • 直葬に対して抵抗がある人もいるため、直葬を行う際には遺族との相談が必要である。
    ごく少人数で執り行うことが多いため、故人を弔いたかったという故人の友人や知人との間でトラブルが起きないように挨拶状などでしっかりと説明した方がよい。

直葬はご覧いただいたように費用も安く抑えることができます。
時間的にも短時間ですので大都市などを中心に直葬を選ぶ方が増えていますが、どんな形式であれ大切なことは亡くなった方に感謝し、心を込めてしっかりと思い送りすることです。

直葬について理解を深め、故人の遺志を大切に尊重しながら、遺族として納得のいく形で故人をお見送りできるように検討して頂ければ幸いです。

終活ねっとでは他にも葬儀に関する記事を多数掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

この記事に関するキーワード

よく読まれている記事一覧

  • 葬儀にかかる費用はいくら?内訳や費用を安く抑える方法も解説!のサムネイル画像 1
    葬儀にかかる費用はいくら?内訳や費用を安く抑える方法も解説!

    葬儀を執り行う際に気になるのが費用についてですが、手続きなどをはじめ何にどのくらいの費用がかかるのかをご存知でしょうか。全国の費用相場や、香典・相続・誰が費用を負担するのかなど、よくある疑問を中心に、葬儀にかかる費用について、全てをご紹介します。

  • 家族葬の費用っていくらなの?費用の内訳や支払い方法もご紹介!のサムネイル画像 2
    家族葬の費用っていくらなの?費用の内訳や支払い方法もご紹介!

    家族葬の費用はいくらなのでしょうか?家族葬イコール安いというわけでもありません。安いと思って家族葬を選択したら、一般葬よりも高くついてしまったということもあります。一方、家族葬の費用を安く抑える方法もあります。家族葬にかかる費用について、全てをご紹介します。

  • 直葬(ちょくそう)の費用っていくらなの?内訳や注意点も解説しますのサムネイル画像 3
    直葬(ちょくそう)の費用っていくらなの?内訳や注意点も解説します

    一般によく言われる葬儀はお通夜やお葬式を経て火葬や埋葬を行うというものです。しかし、中には火葬や埋葬のみを行う直葬というものがあります。この直葬は実は普通の葬儀よりも費用を抑えることができるというメリットがあります。実際の直葬の費用はどのくらいなのでしょうか?

  • 香典袋の表書きの正しい書き方は?名前や金額の書き方についても紹介のサムネイル画像 4
    香典袋の表書きの正しい書き方は?名前や金額の書き方についても紹介

    香典とはお線香やお花の代わりにお供えする現金のことをさし、遺族を経済的に助けるという意味もありますのでマナーには十分気を付けたいところです。香典袋の書き方には様々なルールがあります。大切な方との最後のお別れの場に知っておきたい香典袋の書き方をまとめてみました。

  • お葬式で着る礼服とは?種類やマナーについて解説のサムネイル画像 5
    お葬式で着る礼服とは?種類やマナーについて解説

    お葬式への参列、黒い服であれば何でもいいと思って出かけてはいませんか?礼服には格がありますので正しい装いを知っていれば何かと安心です。礼服と喪服との違いから礼服の種類までお葬式にふさわしい装いをご紹介しますので、ぜひ終活の一つとして確認しておきましょう。

  • 葬儀のお布施の渡し方とは?費用相場や包み方から書き方まで解説!のサムネイル画像 6
    葬儀のお布施の渡し方とは?費用相場や包み方から書き方まで解説!

    葬儀を行う時には必ずお布施が必要ですよね?しかしお布施の正確な扱い方については知らない方も多いのではないでしょうか?そこで、人には聞きにくい葬儀で渡すお布施の相場やマナーを解説しますので、覚えて置いて知らない人にぜひ説明してあげてください!

「直葬」に関連する記事

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

よく読まれている記事一覧

女性オペレーターの画像

事前相談・資料請求で葬儀費用が5000円割引

call 0120-641-026
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料