友引や仏滅の日に葬儀をやっていい?通夜の場合や葬儀の日程をご紹介

友引や仏滅の日に葬儀をやっていい?通夜の場合や葬儀の日程をご紹介

あなたは葬儀と六曜の関係性をご存知でしょうか。日常的に意識するものではありませんが、何となく友引や仏滅の日に葬儀を行うのは縁起が悪いという認識の人も多いのかと思われます。今回はそんな友引や仏滅の日に葬儀をやってもいいのかということを中心に解説していきます。

最終更新日: 2019年10月30日

友引・仏滅の日の葬儀について

葬儀

よくカレンダーなどで目にすることの多い六曜ですが、意外に六曜についてちゃんとした理解のある人は少ないのではないでしょうか。
友引や仏滅は縁起が悪いというイメージからそのような日に葬儀をやってもいいのか分からない、という人もいるはずです。

今回「終活ねっと」では、実際に友引や仏滅の日に葬儀をやってもいいのかということを中心に解説していきます。

  • 友引・仏滅とは

  • 友引・仏滅の日に葬儀をやってもいいのか

  • 友引の日に通夜は可能か

  • 友引の日の火葬場は開いている?

  • 友引の日に葬儀を行う場合

  • 葬儀の喪主側のマナー

  • 葬儀の参列者側のマナー

以上の項目を中心に解説していきます。
葬儀や通夜の日程を決めるのに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

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友引・仏滅とは?

葬儀

そもそも友引と仏滅とはどういった意味を持つのでしょうか。
まずは前提の知識として六曜の解説を簡単にしていきます。

友引・仏滅は六曜のひとつ

カレンダーを見ると日付の近くに友引や仏滅、先勝などの熟語が書いてありますが、これは六曜と呼ばれるものです。
六曜は元々中国が発祥であり、それぞれ割り当てられた日付の運勢を占う民間信仰の一つです。

日本には鎌倉時代から室町時代の間に伝来したと言われており、そこから時代を経て今のような形になりました。
現代でも冠婚葬祭の日取りは六曜を参考にして決める人は多く、人々の生活に根付いている占いの一つです。

しかし、六曜と仏教などの宗教の関係性は完全に否定されており、最近ではカレンダーに六曜が記載されなくなるなど、徐々にその影響力は薄まっている傾向にあります

六曜のそれぞれの意味

六曜には先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類あります。
六曜のそれぞれの意味を確認していきましょう。

先勝

先勝(せんしょう・さきがち)は、何事も早く済ませるのが良いという意味を持ちます。
そのため、午前中は物事が上手く運ぶ「吉」の時間とされていますが、逆に午後は物事が上手く運ばない「凶」の時間とされています。

友引

友引は本来、何事も引き分けに終わるという意味で、特別何かが起こる日ではありません。
元々「友引」ではなく「共引」という字が使われており、共に引き分けるという意味であったのが、時代を経て友引という字に変化しました。

しかし、「友を引く」という字から、日本では友引(ともびき・ゆういん)は、慶事・凶事に友を引き入れると信じられてきました。

葬儀などを友引に行うと、友人が一緒にあの世へ引かれてしまうと昔から信じられており、今でも友引に葬儀を行うことを躊躇う人は少なくありません。
逆に結婚式などおめでたい席であれば、友も一緒に幸せになれるとされ、大安の次に結婚式の日取りとして選ばれることが多いです。

時間的には午前中、夕方、夜が吉で、昼間のみ凶の時間帯であるとされています。

先負

先負(さきまけ・せんぷ・せんぶ)は、何事もゆっくり済ませるのが良いという意味を持ちます。
先勝とは逆の意味を持ち、時間帯も午前中が凶で、午後が吉の時間となります。

仏滅

仏滅(ぶつめつ)は、何をしても上手くいかないという意味を持ちます。
元々は「物滅」と書いていましたが、仏の功徳すらも通用しないという解釈から、時代を経て「仏」という字が当てられました。

本来の物滅では、物事が滅んで新しく始まるという意味があり、新しい事を始める場合は吉とされています。

大安

大安(たいあん)は、何をしても上手くいくという意味を持ちます。
仏滅とは反対の意味を持ち、積極的に物事に取り組んでいくことが吉とされています。
大安に合わせて結婚式などの祝い事や、工事の着工日などが行われることが多いです。

赤口

赤口(しゃっこう・せきぐち・しゃっく)は、仏滅と同じく何をしても上手くいかないという意味を持ちます。
仏滅と同様の意味を持ちますが、祝い事に関しては仏滅よりも避けるべき日とされています。

また、「赤」という字から火や血を連想させるため、火の元や刃物を扱う際は特に気を付けるべき日でもあります。

このように六曜の中では最も縁起の悪い日とされている赤口ですが、正午の時間帯のみは吉とされています。

友引・仏滅の日に葬儀をやるのはNG?

葬儀

六曜のそれぞれの意味を確認していきました。
それでは実際に、友引や仏滅の日に葬儀を行っても良いのか解説していきます。

友引の日の葬儀は避けたほうがいい?

先ほど説明した通り、友引の本来の意味は「友を引き入れる」ではないため、必ずしも避けなければいけないわけではありません。

しかし、近年は影響力も薄まった六曜ですが高齢の方は今でも信じている方も多く、多くの年代が集まる葬儀では友引は避けた方が無難でしょう。

仏滅やその他の日の葬儀は大丈夫

友引の他にも、仏滅や赤口など不吉とされている日はいくつかございますが、葬儀に関しては友引さえ避ければ問題ないと考えてよいでしょう。

そもそも仏滅や赤口などは、あくまでもお祝い事を行う際に避けるべき日であって、葬儀は祝い事ではないので影響は無いとされています。
また、縁起が良いとされる大安に葬儀を行うのも問題ありません。

縁起が良くめでたい日に葬儀を行うのは不謹慎だという考えもありますが、大安は何を行うのにも良い日という意味合いがあるため、全く問題ありません。

仏教には関係ないとする見方も

また、友引や仏滅が葬儀で避けられる理由としては、やはり「仏滅」という字そのものが、仏様にお祈りを捧げる葬儀と何か関係していると考えてる人が多いからでしょう。
確かに仏滅という言葉が入っている六曜と、仏様にお祈りを捧げる葬儀を関係付けるのは自然な事かもしれません。

しかし先ほども説明した通り、これは時代を経て「物滅」という字に「仏」という字が当てられただけで、元々仏教が由来した言葉ではありませんので、葬儀とは何の関係も無いとされています。

特に日本で一番信者数の多い浄土真宗では、占いや俗信などをタブーとしている宗派であるため、友引であっても問題なく葬儀を執り行うことができます。

友引の日の通夜はいいの?

葬儀

一般的に故人が亡くなった次の日に行われる通夜ですが、通夜では友引を避ける必要はないとされています。

そもそも通夜とは、亡くなった故人と最期の一晩を過ごすという意味や、古くでは死者の蘇りを願う儀式でもありました。
対して葬儀は、ご存知の通り故人を弔い、火葬によってあの世へ送るための儀式となります。

このように葬儀の場合は、友引の「友を引き入れる」という俗信が、「一緒にあの世へ送られる」という意味に該当してしまうため避けられていますが、通夜の場合は該当しないため、問題なく執り行うことができるのです。

以下の記事では、香典返しにも友引を避けるべきか、について解説しています。
興味がありましたらぜひ目を通してみてください。

友引の日の火葬場について

葬儀

友引の日には葬儀は避けたほうがよいということを解説してきました。
それでは友引の日には火葬場はどのような対応を取っているのでしょうか。
ここでは、友引の日の火葬場について説明していきます。

友引の日は火葬場が休みなことも

結局のところ、友引を含めた六曜を参考にするかどうかは人それぞれです。
しかし、火葬場では友引の日をお休みしている場所が多く、告別式の後に火葬を行う地域が多い日本では、必然的に友引の日を避ける必要性があります。
この休業を職員の休日や機械のメンテナンスに充てている火葬場が多いようです。

しかし近年では、友引の日であっても営業している火葬場が徐々に増えています
きちんと家族や親族と相談したうえであれば、友引の日に葬儀を行っても問題ないでしょう。

友引明けには注意が必要

友引の日に葬儀を行うことを避けると、当然友引にお通夜をして翌日に葬儀を行う人が増えます。
このために、火葬場が混雑する友引の日の翌日のことを友引明けと呼ぶことがあります。

このため、友引の日の翌日は火葬場が混雑しやすいため、日取りに注意が必要です。
早めの予約を心掛けましょう。
火葬場の予約については以下の記事で詳しく扱っていますのでぜひ読んでみてください。

友引の日に葬儀を行うとき

葬儀

今まで紹介してきたように友引の日は葬儀を避けるのが望ましいとされています。
しかし、どうしても事情により友引の日に葬儀を行わなければならないこともあるでしょう。

そのような場合、友引人形という人形を使うことがあります。
ここでは、その友引人形について解説していきます。

友引人形とは

友引人形とは、友引の日に葬儀を行うとき棺に入れる人形のことを指します。
友人形と呼ばれることもあるようです。
この友引人形を棺に入れるという風習は主に関西で見られる風習です。

この友引人形に特に決まりはなく、形や種類も様々です。
故人が大切にしていた人形があるのであればそれを使うのが良いでしょう。

なぜ友引人形を使うのか

先ほども述べた通り、友引の日は「亡くなった人が友を一緒にあの世に引き入れてしまう」という悪いイメージを持たれてしまっています。
それを避けるための身代わりの人形として友引人形が用いられるのです。

友引人形はこのほか親族が忌明けの前に立て続けに亡くなった場合にも用いられることがあるようです。
この場合、親族などがこれ以上故人に引っ張られないようにという意味合いで使われます。

葬儀の喪主側のマナー

葬儀

葬儀は基本的に喪主が中心となって執り行います。
特に喪主挨拶などは葬儀を締めくくる大切な場面でもありますので、きちんと準備をしておく必要があります。
ここでは、簡単ではございますが喪主側のマナーについて解説していきます。

喪主挨拶

葬儀の喪主になった場合、通夜の終了時や告別式の終了時・出棺前、精進落としの前などいくつか挨拶をする場面があります。
これらの挨拶は、特別決められた文章などは無いですが、いくつか含めておいたほうが良いポイントがございます。

まず通夜の場合は、参列してくださった方々へのお礼の言葉や、告別式の案内などを含めます。
告別式・出棺前の場合は、参列・焼香をしてくださったことへのお礼の言葉や、今後の決意などを含めた挨拶をします。
精進落としの前は、葬儀が無事に終わったことへのお礼の言葉や、食事を勧める言葉を含めます。

これらのポイントを踏まえたうえで、なるべく簡潔にまとめるのが大切です。
喪主挨拶は、式を締めくくる重要な挨拶ですので、きちんと準備をして臨みましょう。

服装

喪主は基本的に、参列者よりも格式が高い正式礼装を着用します。
近年では喪主や遺族側も、正式礼装から格式が一つ低い準礼装を着用することが多いですが、もし用意することができるのなら正式礼装を着用しましょう。

男性の場合は、洋装ならモーニングコート、和装なら紋付黒羽織袴が正式礼装となります。
女性の場合は、洋装ならシルクかウールで出来た光沢の出ない黒無地のスーツかワンピース、和装なら黒無地五つ紋付きの着物が正式礼装となります。
地域によって違うこともあるので、注意してください。

言葉遣い

喪主は参列者の前で挨拶したり、話しかけられたりすることが多いので、特に言葉遣いに気をつける必要があります。
ポイントとしては忌み言葉を使わないことが大切となります。

忌み言葉とは、「死ぬ」などの死を直接連想させる表現や、「消える」「終える」などの不吉な言葉、「重ね重ね」「色々」などの重ね言葉のことを指します。
それらの言葉を使う際は、必ず表現を変えて話すようにしましょう。

  • 死ぬ→亡くなる

  • 消える→新たな道を進む

  • 終わる→済む

  • 重ね重ね→加えて

  • 色々→多くの

葬儀の参列者のマナー

葬儀

参列者側のマナーをご紹介します。
喪主側と違い、葬儀社が道具などを手配してくれることはありませんので、失礼のないよう事前に確認しておく必要があります。

また、先ほど説明した葬儀中の言葉遣いなどは、喪主側だけでなく参列者側も気をつけなければならないポイントとなりますので、きちんと確認しておきましょう。

服装

参列者は基本的に、正式礼装より一つ格式が低い準礼装を着用します。
準礼装の下に略礼装が存在しますが、これは突然の訃報を受けて、十分な準備が出来なかった場合に着用する喪服のため、葬儀ではあまり適切な服装とは言えません。

男性の場合は、ブラックスーツに白い無地のワイシャツ、黒ネクタイを着用します。
ブラックスーツとビジネスで着用する黒いスーツは、種類が全く違いますのでビジネススーツで代用することは出来ません。

女性の場合は、ブラックフォーマルなアンサンブル、スーツ、ワンピースなどを着用します。
肌の露出を出来るだけ控えるように、スカートの丈などは長いものを選びましょう。

持ち物

参列者が葬儀に持っていくものは決して多くありませんが、中には必ず必要なものもございますので、きちんと確認しておきましょう。
ここでは特に代表的なものをご紹介します。

  • 数珠

    絶対に必要なものではありませんが、仏式の葬儀であるならば持っておいた方が良いです。
    合掌をする時などに手に掛けて使用します。

  • 香典

    故人の霊前に供える現金です。
    自分の年代や、故人との関係性によって金額の相場が異なりますので、きちんと確認しておきましょう。

  • 袱紗(ふくさ)

    袱紗とは香典を入れる不祝儀袋を包むものです。
    専用のものがありますが、風呂敷やハンカチなどで包んでも問題ありません。

  • ハンカチ

    ハンカチは白、もしくは黒色の無地のものを持っていきます。
    どうしても無地のものが無い場合は、多少のレースや刺繍が入っていているものでも問題ありません。

  • カバン

    基本は黒の布製のハンドバッグなど、周囲の邪魔にならないものを選びましょう。
    派手なものやカジュアルなもの、ワニ柄など殺生をイメージさせるものはNGです。
    また、男性は基本手ぶらで参列します。

香典

香典は先ほど説明した通り、御霊前に供える現金のことです。
そのまま現金を渡すのではなく、不祝儀袋という水引きが結ばれた袋を使用します。
水引きが印刷されている不祝儀袋もあります。

水引きの上には「御霊前」や「御香典」を記入し、下には自分や団体の名前などを記入します。
袋の中には供える現金と、入れた金額を記入した紙を入れておきましょう。

受付に香典を渡す際は「この度は御愁傷様でした」と挨拶をしながら渡します。
その後に「御霊前にお納めください」と付け足しても良いでしょう。
また、香典を渡す際は表書きの向きが受付の人が読める向きにして渡します。

また遺族側は、香典の表書きに書かれた名前と、包まれた金額などを確認して、後日香典返しを行うのがマナーとなっております。

お葬式参列時のマナーについては、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

友引・仏滅の日の葬儀のまとめ

葬儀

いかがだったでしょうか。
今回「終活ねっと」では、友引・仏滅の日の葬儀について詳しく解説していきました。
以下、今回の内容をまとめます。

  • 六曜とはそれぞれの日付に割り当てられたその日の占いのことであり、友引・仏滅は中国から伝来した六曜の一つである。

  • 友引の本来の意味は「何事も引き分けに終わる」であるが、「友を引き連れる」という迷信があるため、葬儀は避けた方が良いとされている。
    ただし、本来六曜と仏教は関係がないので、友引にも行なって良いという見方もある。

  • 友引の日に通夜を行なっても問題はない。

  • 多くの火葬場は友引の日をお休みにしている。

  • 友引の日に葬儀を行うとき、故人に引かれないようにするために身代わりとしての「友引人形」が棺に入れられる場合がある。

  • 喪主挨拶は参列者へのお礼の言葉などを簡潔にまとめて行う、喪主は正式礼装を着用するのが基本である。
    「消える」などの不吉な言葉や「重ね重ね」などの重ね言葉には気を付けるのが喪主側の主なマナーである。

  • 葬儀において参列者は、準礼装を着用するのがマナーであり、持ち物は数珠・香典・袱紗・ハンカチ・カバンなどである。
    香典を受け付けで渡す時は「この度は御愁傷様です」と挨拶しながら渡すと良い。

近年では日常的に六曜を意識する人はほとんどいなくなり、葬儀においても若い世代はあまり意識しない人も増えてきています。
しかし、葬儀は様々な年代の人が参列するため、自分は良くても誰かが不快に思ってしまう可能性もございます。

また、友引は故人の友人が対象となる占いのため、遺族側よりも参列者の方が気にしてしまうのが自然です。
もしどうしても友引の日に執り行う際は、火葬場の確認と同時に、家族や親族にもきちんと相談したうえで決めるようにしましょう。

「終活ねっと」では、他にも葬儀に関する記事を数多く掲載しております。

以下の記事では、葬儀にかかる費用や、安くする方法なども解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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