葬儀委員長の仕事とは?喪主との違いや役割・挨拶・注意点を解説!

葬儀委員長の仕事とは?喪主との違いや役割・挨拶・注意点を解説!

葬儀委員長は喪主と同様、あるいはそれ以上に葬儀で重要な役割を担います。喪主と異なり少し聞き慣れない言葉ですが、誰が葬儀委員長になれば良いのでしょうか。今回は、葬儀委員長の役割や具体的な仕事、葬儀委員長の仕事を任された際の注意点についてご紹介しています。

最終更新日: 2020年02月09日

葬儀委員長の仕事について

葬儀

葬儀を執り行う際には、様々な役職が存在します。
その役職の中の一つに、「葬儀委員長」という役職があります。
あまり聞きなれない言葉ですが、葬儀では喪主と同様に、あるいはそれ以上に重要な役割です。

では、そんな葬儀委員長とはどのような役割を担っているのでしょうか。
また、どのような人が葬儀委員長を務めるでしょうか。
今回「終活ねっと」では、葬儀委員長について、次の事柄を中心にご紹介します。

  • 誰が葬儀委員長を務めるべきか

  • 葬儀委員長の仕事内容

  • 葬儀委員長を務める際の注意点

以上のことを中心に葬儀委員長について解説していきます。
葬儀には、経験しなければわからないことがたくさんあります。
葬儀委員長もその一つであり、突然葬儀委員長の仕事が回ってきたときに慌てないためにも早めに知っておくと良いかもしれません。

また、葬儀委員長の仕事の他に葬儀で重要な役割分担についてもご紹介しています。
葬儀における各係の詳細に興味がある方もぜひ最後までお読みください。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

葬儀委員長とは

困った人々

葬儀委員長は、一言でいえばお葬式の準備や進行を統括する人物です。
家族葬など小規模なお葬式では、葬儀社に式の準備・進行を任せきることがほとんどであるため選出されることはあまりありません。

しかし社葬やその他の団体のお葬式では、葬儀委員の選出とともに葬儀委員長も選出されることがあります。
選出された葬儀委員長は式の準備や進行についての責任者とされるのが一般的です。

葬儀委員長は誰が務めるの?

葬儀委員長は基本的に誰が務めても構いません。
しかし、一般的には故人の遺族は避けられる場合が多いとされます。
故人の遺族は喪主としての役割を担うことがあるからです。

会社やその他の団体のお葬式では、葬儀委員長は通常その会社や団体の代表が務めます。
特に、社葬などの場合は、その会社のトップや次期トップが葬儀委員長を務めるのが好ましいとされます。

喪主との違いは?

喪主は遺族の代表である一方、葬儀委員長はいわばそのお葬式の代表者・最高責任者とされます。
家族葬の場合ならば喪主が式の主催者である場合がほとんどです。

しかし、葬儀委員長が選出されるような団体葬であれば、喪主ではなく葬儀委員長が主催者とされるケースが一般的です。
なおその場合は、団体葬とは別に喪主を主催者とする家族葬を執り行うことも多いようです。

以下のリンクから、葬儀委員長について用語解説している記事がご覧になれます。
ぜひご一読ください。

葬儀委員長の仕事・役割

葬儀

葬儀委員長は式の最高責任者と位置付けられますが、実際の準備や式当日の進行の大部分は葬儀社の方にお任せすることになります。
葬儀委員長の主な仕事としては、挨拶や会場受付の準備、葬儀委員の役割分担が重要になります。

挨拶をする

葬儀委員長は、葬儀の要所で挨拶をする場面があります。
特に会社の会長や社長が亡くなった場合、会葬者への挨拶を通じてその会社や団体の今後の運営に関する懸念を払拭する役割が大いに期待されるでしょう。

いずれにせよ、団体代表として葬儀の場で挨拶することはその団体構成員の結束を強めるために重要な仕事です。
葬儀委員長が挨拶をする場面は、大きく分けて弔問・参列客への挨拶と葬儀の開式・閉式の挨拶があります。

以下ではそれぞれの挨拶におけるポイントと具体例をご紹介します。

弔問・参列客への挨拶

喪主と同様に葬儀の最高責任者・主催者とされる葬儀委員長も弔問客や参列客に挨拶しなければなりません。
具体的な内容・方法としては、喪主がする挨拶と同様に考えればいいでしょう。
以下に弔問・参列客への簡単な挨拶の例をご紹介します。

この度は足をお運びいただきありがとうございます。
(個人の名前)も喜ばれていると思います。

あまり長々と挨拶する必要はありません。
簡潔に参列して頂いた感謝を述べましょう。

葬儀の開式・閉式の挨拶

葬儀の最高責任者として葬儀委員長は開式・閉式の挨拶をすることが期待されます。
そうはいっても、これらの挨拶は基本的には喪主などがする挨拶と同様に考えれば事足ります。

まず葬儀の開式の挨拶の例をご紹介します。

「葬儀委員長として、ご遺族、ご親族に代わりご挨拶申し上げます。
本日は皆様お忙しい中○○の葬儀にご会葬いただき誠にありがとうございました。」
「故人は昭和○○年に○○社を創業し、以来、多年にわたり○○社及び業界の発展に尽くしてまいりました。」

葬儀委員長として挨拶する旨と会葬者への感謝を述べた後は、一般的に故人の経歴、業績や人柄について触れます。

葬儀委員長による会葬者への挨拶で最も重要なのは、葬儀委員長が故人の意志を受け継ぎ、会社やその他の団体を滞りなく運営していくことを会葬者に宣明することです。
以下に例文を掲げます。

「今後も故人の遺志をしっかりと受け継ぎ全力を尽くして参りたいと思いますので皆様どうぞ故人亡きあとも倍旧のご支援、ご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」

次に閉式の挨拶の例をご紹介します。

本日はお忙しいところ、○○の葬儀にご参列頂き誠にありがとうございました。
皆様から心のこもったお別れの挨拶を賜り、故人もさぞかし喜んでいると存じます。
生前中のご厚誼(こうぎ)に、改めまして厚く御礼申し上げます。
私どもは、今後も、未熟ではありますが、故人の遺訓を守り、精進していく所存です。
皆様には、ご指導、ご鞭撻(べんたつ)いただけますことをお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。

これらの挨拶を準備する際には、特に喪主の挨拶と内容がかぶらないように注意が必要です。
後に詳しくご説明します。

会場受付の準備

葬儀当日は受付における参列客への挨拶も葬儀委員長の重要な仕事です。
予めどのような方が参列されるか把握し、失礼のないように準備しておく必要があります。
葬儀の主催者として、葬儀社の方とも緊密に連絡をとり、当日の受付が滞りなく行われるよう綿密な準備をしなければなりません。

葬儀係の役割分担をする

大規模な葬儀のために複数人の葬儀委員が選出された場合、各葬儀委員で役割分担をすることがあります。
葬儀委員にそれぞれの葬儀係の役割を割り振ることは葬儀委員長の仕事の一つです。
葬儀での役割や係には次のようなものがあるのでご参考にしてください。

  • 喪主

    葬儀係とは異なりますが、遺族の代表者です。
    通常は故人の長男・長女が喪主になります。
    親族から葬儀委員長を選出した場合は、葬儀委員長に選出された者以外の者で誰が葬儀の喪主を務めるか決めておく必要があります。

  • お世話役代表

    葬儀の代表者である喪主をサポートする役割です。
    通常は葬儀委員長が世話役代表も兼ねることになります。
    喪主と同様にその役割は葬儀全般の多岐に渡ります。

  • 受付係

    その名のとおり葬儀での受付や案内を担う係です。
    参列者・弔問客の方々にご記帳頂いたり、香典を預かったりします。
    香典もお預かりするので、信頼出来る人で、人当たりの良い人を選ぶと良いと言われます。

    葬儀会場までの交通案内などが必要な場合には、後にご説明する交通係・駐車場係などが受付係とは別に充てられるのが一般的です。

  • 会計係

    主に受け取った香典の金額を確認する仕事です。
    間違いを防ぐために複数人に担当させるのが一般的です。
    その場合、余計なトラブルを防ぐため、遺族から1名、その他の関係者から1名など立場の違う者から選ぶと良いとされます。

  • 接待・台所係

    僧侶や弔問客にお茶を出したり食事を手配したりといった雑用です。
    女性が選ばれることも多いものの、意外と体力を要する仕事も多いので必要に応じて男性に任せる考慮も必要とされます。
    参列予定者を予め把握して無駄のない準備が必要です。

  • 交通係・駐車場係

    駐車場の手配・確保や葬儀場への道案内を担います。
    葬儀場外での立ち仕事になるので一般的には男性に任されることが多いといわれます。

    葬儀場での葬儀の場合は葬儀社の方にお任せできる場合も多いようです。
    ただしその場合でも重要な参列客などの出迎えなど予めの打ち合わせが必要な場合もあります。

葬儀委員長の注意点

葬儀

葬儀委員長は葬儀の進行を統括するものとして注意する点がいくつかあります。
最後に、葬儀委員長を務める際に注意すべき点を数点ご紹介します。

葬儀委員長も香典が必要?

葬儀委員長も香典が必要な場合があります。
具体的には、故人の親族でない場合は一般の参列客と同様に香典を用意する必要があります。

葬儀委員長も弔辞を読む?

弔辞は葬儀委員長であっても読む必要があります。

喪主の挨拶では故人の人柄などが語られることが多い一方、葬儀委員長の弔辞では故人の客観的な略歴や功績について触れられることが多いようです。
特に、会社やその他の団体を代表して葬儀委員長を務める場合、どのような内容を弔辞に含めるかには配慮が必要です(故人の遺志を引き継ぐ旨など)。

喪主の挨拶と異なる内容にする

当然ですが、葬儀委員長として弔辞を読んだり挨拶をしたりする場合、喪主の挨拶と内容が重複しないように注意が必要です。
そのために、喪主との事前の打ち合わせは欠かせません。

以下の記事では、葬儀で喪主が着るべき服装について詳しく紹介しておりますのであわせてご覧ください。

葬儀委員長の仕事についてまとめ

人々

いかがでしたか?
最後にこの記事でご紹介した事柄を簡潔にまとめておきます。
今回「終活ねっと」では葬儀委員長の役割について次の事柄をご紹介しました。

  • お葬式の準備・進行の統括者である葬儀委員長は一般的に会社・団体の代表に任され、故人の遺族に任せることは避けられる

  • 葬儀委員長の具体的な仕事には、葬儀社との連絡や葬儀の開始・閉式の挨拶、弔辞を読むこと、参列客への挨拶や会場受付の準備といった仕事がある

  • 大規模な葬儀の場合、滞りなく葬儀の準備や当日の葬儀が進行するように、喪主をサポートしつつ各葬儀委員に適切な役割分担をし指揮することも、葬儀委員長の重要な役割である

  • 葬儀委員長もその他の参列客と同様に香典を用意する必要がある

  • 特に、葬儀の開式・閉式の挨拶や弔辞を準備する際には、喪主のする挨拶・弔辞と内容がかぶらないように念入りな準備をする必要がある

葬儀委員長は喪主と同様に葬儀において中心人物として重要な役割を果たします。
葬儀委員長を務める際は、念入りに準備をして臨みたいものです。
葬儀委員長となった場合の一般参列者との違いについても知っておくと安心ですね。

最後までお読み頂きありがとうござます。
「終活ねっと」では、この他に葬儀の費用相場や節約のためのヒントなどもご紹介しています。
ご興味のある方はぜひ以下のリンクよりご覧ください。

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