葬儀を夜にしても大丈夫?夜に葬儀をしない理由や通夜について解説

葬儀を夜に行っても問題はないのでしょうか?葬儀は日中の明るい時間帯に行われることが多いため、夜に行うことに対して疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。そこでこの記事では、夜の葬儀に関する様々な疑問に対して、詳細を解説していきます。

目次

  1. 夜の葬儀について
  2. 葬儀を夜に行うのは大丈夫?
  3. 夜に葬儀を執り行わない理由
  4. なぜ通夜は夜に執り行う?
  5. ペットの葬儀は夜にできる?
  6. 夜の葬儀に関するまとめ

夜の葬儀について

葬儀

葬儀は、夜に行ってはいけないのでしょうか?

葬儀の準備を行う途中で、葬儀の時間帯についての疑問が浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。
確かに、葬儀は日中の早い時間に行われることが多くあるため、夜に行っても問題がないのかは気になるところです。

そこで今回の終活ねっとでは、葬儀を夜に執り行っても問題がないのかについて、詳細を解説していきます。
具体的には、

  • 葬儀は夜に行っても問題ない?
  • 夜に葬儀を行わない理由とは
  • 通夜を夜に行うのは何故?
  • ペット葬儀は夜に行っても問題ない?

など、夜の葬儀に関する様々な情報をお伝えしていきます。
葬儀を行うのはいつの時間帯が良いのか、検討の参考にすることができますので、ぜひ最後までお読みください。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

葬儀を夜に行うのは大丈夫?

困った人々

葬儀を夜に行うことはできるのでしょうか?
葬儀には様々な慣習やしきたりがあるため、執り行う時間一つをとっても悩むことは多くあるでしょう。

ここでは、葬儀を行う時間帯についての詳細を見ていきます。

夜に葬儀をしても問題はない

結論から申し上げますと、夜に葬儀を執り行っても問題はありません
「夜に葬儀を行ってはいけない」というルールがあるわけではないので、マナー違反になることはありません。

ただし日中に葬儀を行う場合と比べると、条件の面で厳しくなるのが実情です。
葬儀場や火葬場が利用できる時間か否かだけでなく、お坊さんの都合がつくかどうかも重要です。
また、参列者にも配慮する必要があります。

以上のことから、夜に葬儀を行う場合は希望する通りの葬儀が行えない可能性があります。
あくまで、諸条件が整えば夜に葬儀を行っても問題はない、ということになります。

一般的には午前中やお昼から行う

葬儀は、午前中やお昼から行われるのが最も一般的です。

葬儀は、葬儀だけを済ませれば1日の予定が終わりというわけではありません。
葬儀が終わった後に火葬、骨上げ、会食など様々な予定が組まれる場合がほとんどです。

火葬から骨上げを行うまで、平均すると40分~1時間半程度かかりますし、その後の会食にも1時間~2時間程度はかかるのが一般的です。
また、各会場までの移動時間も必要となります。

葬儀の内容や規模にもよりますが、葬儀が始まってから会食を終えるまで、おおよそ5時間程度は見ておいた方が良いでしょう。

そして上記のようなスケジュールを1日でこなすためには、日中に葬儀を執り行った方がスムーズです。
そのため、午前中やお昼から葬儀を執り行う人が多くいます。

夜に葬儀を執り行わない理由

葬儀

夜に葬儀を行うこと自体は問題がないことが分かりました。
しかし様々な事情から、夜に葬儀を行うことは難しいのが実情です。
夜に葬儀を執り行わない具体的な理由については、次の通りです。

火葬場が開いていない

火葬場は、午前中から夕方にかけて開いている場合がほとんどです。
開いている時間帯は火葬場によって様々ですが、夜遅くまで利用できるというところはあまりありません。

通常、葬儀を終えたご遺体は、告別式を経て火葬場へと運ばれ火葬されます。
そのため1日で火葬までを終えるとなると、葬儀を始める時間は遅くとも午後の早い時間帯が理想です。

葬儀自体を夜に行う場合、火葬場を利用する時間は更に遅くなってしまいます。
夜の遅い時間帯まで開いている火葬場を探すのは、あまり現実的ではないでしょう。

以上のように、火葬場を利用できる時間帯が決まっていることは夜の葬儀が難しい理由の一つです。

僧侶の都合が合わない

遅い時間であればあるほど、僧侶が足を運ぶことが難しくなります。
夜間は僧侶がお休みをしている場合が多いためです。

夜に葬儀を行いたい場合は、夜の時間帯に都合がつく僧侶を探す必要がありますが、日中に葬儀を執り行う場合と比べると難しいのが実情です。

参列者が葬儀に出れない可能性がある

夜の時間の場合、日中と比べると参列者が葬儀に出られない可能性が高まります。

親族のみで行う家族葬など、小規模な葬儀であれば全員の都合を合わせやすいかもしれません。
しかし参列者をお招きするような通常の葬儀であれば、時間の都合がつかずに参列できないという人が出てくるでしょう。

参列者へ配慮するとなると、夜よりは日中の時間帯を選んだ方が無難です。

なぜ通夜は夜に執り行う?

困った人々

夜に葬儀を行うことは不可能ではないものの、条件の面で少し難しくなることが分かりました。
しかし、通夜は夜に執り行われることが多くあります。

通夜は告別式の前に行われる儀式で、親族・近親者が故人の傍で一晩を過ごす仮通夜のほか、弔問客を受ける本通夜が行われる場合があります。
通夜が夜に行われるのは、なぜなのでしょうか。

ここでは、通夜が持つ意味について紹介していきます。

故人との思い出に整理をつけるため

葬儀や告別式の前に行われる通夜では、親族・近親者・生前に親しかった人などが集まって故人の冥福を祈るとともに、最期の別れを惜しみます。
通夜は、故人を見送る前に、故人との思い出に整理をつける大切な儀式です。

通夜で線香を絶やしてはいけない?

昔から、故人が亡くなられた当日の夜に、家族は一晩中故人に付き添い別れを惜しんできました。
そして故人に付き添う際には線香に火を灯し、朝まで絶やさないようにします。

「通夜」という言葉には、その文字の通り「夜通し」や「一晩中」という意味がありますが、家族が一晩中故人を見守り続けるという前述した慣習が元となっています。

線香に灯りを灯し続ける理由は、次の通りです。

線香が魔除けの意味を持っていた

線香を灯し続ける理由ですが、それは線香に「魔除け」や「浄化」の役割があると考えられているためです。

なぜ魔除けの意味を持った線香を灯すのかというと、故人と一緒に連れていかれないようにするため、または悪いものを故人に近寄らせないため、と言われています。

また、魔除け以外にも浄土までの道のりを示すためであったり、故人に対して傍に寄り添っていることを示すため、といった考え方もあります。

家族が夜通し寝ずに線香をつけておく

線香の灯りは、絶やさずに夜通し灯しておくのが本来の形式です。
朝になるまで、悪いものから故人を守り続けるためです。

しかし最近では、あまり現実的な方法ではないことから行われることが少なくなってきました。
線香の火が万が一火災の元となっては大変ですし、会場によっては、そもそも家族の宿泊を不可としているところもあります。

地域によっては従来の慣習通りの通夜が営まれていますが、都市部では夜の早めの時間から1時間程度で終了する通夜の形が基本となっています。

また、家族が夜通し故人に付き添う場合は、線香を絶やさないために長時間かけて燃焼する渦巻き型の線香を使用するなど、工夫がされています。

いずれにせよ、都市部で行われている通夜の形式でも、従来の通夜の形式でも「故人との思い出に整理をつける重要な儀式」という点では同じです。

ペットの葬儀は夜にできる?

葬儀

ペットの葬儀は、夜間や早朝などの時間帯でも行いやすいのが特徴です。
自宅まで訪問してくれる火葬会社であれば、夜遅い時間まで対応可というところが多くありますし、民間のペット火葬会社であれば24時間対応してくれるところもあります。

もちろん、対応可能な時間はそれぞれの会社によって異なるため、あらかじめ問い合わせをして確認しておくことが大切です。

尚、終活ねっとでは、ペットの葬儀に関するまとめの記事を用意しています。
ペット葬儀の種類や流れ、費用などの詳細を知ることができますので、より詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

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夜の葬儀に関するまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。
今回の終活ねっとでは、葬儀を夜に執り行っても問題がないのかについて、行わない理由や通夜の意味にも触れながら紹介してきました。

最後に、この記事の内容のまとめです。

  • 夜に葬儀を行っても問題はない。
    ただし夜の葬儀は条件の面で厳しいことから、一般的には午前中やお昼から行われる。
  • 夜に葬儀を行わない理由としては、火葬場が開いていないこと・僧侶の都合が合わないこと、参列者が葬儀に出れない場合があることなどが挙げられる。
  • 昔から、故人が亡くなった当日の夜に、家族は一晩中故人に付き添い別れを惜しんできた。
    通夜を夜に行うのは、古くからの慣習によるものである。
  • ペットの葬儀は、民間の火葬会社を利用することで夜や早朝でも行える場合がある。

葬儀を日中に行うのには、明確な理由があることが分かりました。
葬儀は自分たちだけでは行えず、火葬場やお坊さん、参列者の方など周囲の協力が不可欠です。
周りへの配慮を忘れず、無理なく葬儀の環境を整えられると良いですね。

尚、終活ねっとでは、葬儀に関連する内容として葬儀費用の詳細をまとめた記事を用意しています。
葬儀を行う上では費用面も重要ですので、気になる方はぜひ以下の記事も合わせてご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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