危篤の時の連絡方法は?|重篤・電話・電報・メール・お見舞いマナー

危篤の時の連絡方法は?|重篤・電話・電報・メール・お見舞いマナー

危篤とは、病人の意識が無くなり、いつ亡くなってもおかしくない状況のことです。もし家族の誰かが危篤になってしまった場合は、どのような方法で、どれくらいの範囲の人に連絡するべきなのでしょうか。今回はそんな危篤の際の連絡方法や、対応の仕方について解説していきます。

最終更新日: 2020年03月10日

危篤の連絡はどうしたら良いのか

危篤とは、病人の意識が無くなり、いつ亡くなってもおかしくない状況のことです。
もし家族の誰かが危篤になってしまった場合は、どのような方法で、どれくらいの範囲の人に連絡するべきなのでしょうか。

今回「終活ねっと」では、危篤の際の連絡方法や、対応の仕方、お見舞いのマナーについて解説していきます。

  • 危篤と臨終の定義・意味

  • 危篤の連絡方法

  • 危篤状態での対応

  • 危篤状態の方へのお見舞いマナー

  • 危篤から臨終を迎えた後の流れ

以上の項目を中心に解説していきます。
家族の誰かが危篤状態になった際の対応の仕方などでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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危篤と臨終の定義・意味

そもそも危篤や臨終とはどういった意味なのでしょうか。
前提情報として簡単に説明していきます。

危篤とは

危篤とは、いつ亡くなってもおかしくない状態のことをいいます。
ここでは危篤の意味や、状態について簡単に解説します。

危篤を英語で何という?

危篤を英語にすると、「dangerous(critically) ill」と変換され、直訳すると「危険な状態の病気」という意味になります。

危篤の類語

よくドラマなどで「今夜が山(峠)です」というセリフを聞いたことはないでしょうか。
実は、病人に対して言う「山(峠)」は、危篤と同じような意味を持ちます。
これは元々、山という言葉は自然の山だけでなく、物事の最も盛んな時期、絶頂期という意味が含まれており、「病気の絶頂期=危篤」という意味を表しているのです。

他にも、会話ではあまり使われませんが、生死をさまよっている様子のことを「風前の灯」や「虫の息」などと表現することもあります。

危篤と判断される血圧

一般的には最高血圧が60を下回ると危篤と判断されます。
当然、血圧は体質によっても変わりますので、70を下回った段階で危篤と判断される場合もございます。

実際は血圧の他にも患者の呼吸数や意識など、危篤と判断される要素はいくつかあり、最終的には医師の判断に任されます。

危篤状態から回復することはある?

結論から言えば、回復することはあります
そもそも、危篤と判断するのは医師であり、人間です。
人間の判断が100%当たることはありませんので、危篤状態から何らかの理由で回復するという話を一度くらい耳にしたことがあると思います。

しかし、危篤状態から回復したとしても、すぐに再び危篤状態になる可能性もあるため、予断を許さない状況であることには変わりありません。

臨終とは

臨終とは、人が亡くなる直前の時期、または息を引き取ることを意味します。
死亡と似たような意味合いですが、本来の流れとしては「危篤状態」から「臨終」となり、その後医師がきちんと確認して初めて「死亡」となります。

現在は、臨終のことを死亡告知として表現することが一般的となっており、死亡と臨終の違いが曖昧になっています。

危篤の連絡方法

家族が危篤になった場合、最期を看取ってもらうために、他の人へ連絡を取る必要があります。
一体どれくらいの範囲の人に、どのような方法で連絡を取れば良いのでしょうか。

危篤の連絡をする範囲

一般的に危篤の連絡をする範囲は、危篤者本人及び配偶者から3親等までとされています。
具体的に言えば、直系ならば上は曽祖父母、下は曽孫までとなり、傍系ならば叔父叔母、おい・めいまでが3親等となります。

危篤は最期の別れとなる可能性が高いので、遠方で普段は連絡は取っていなかったとしても、なるべく連絡するようにしましょう。
ただし、絶縁状態にあるなど親戚などは無理に連絡はせずに、訃報の通知を送るようにしましょう。

また、親族以外にも普段から危篤者と頻繁に会っている人や、特別仲の良い友人などにも連絡した方が良いでしょう。
危篤者が所属していたグループなどに連絡する際は、グループの代表の人に連絡を入れて、一括に連絡してもらうようお願いします。

連絡手段別の例文

連絡手段別の例文をそれぞれご紹介します。
危篤の連絡手段として最も一般的なのは電話ですが、不在の場合はメールや電報などで代用します。
ただし、緊急性が高いので手段としては電話がおすすめです。

また、危篤の場合は何よりも緊急性が優先されるため、早朝であろうが深夜であろうが、目上の人に連絡をしても失礼には値しません。
当然、前置きに詫びの文を入れるのはマナーとして必要ですが、遠慮せずに素早く連絡を入れる事が何よりも最優先です。

電話

夜分遅く(早朝)に申し訳ございません。
私〇〇の長男である〇〇と申します。

現在入院中の父がたった今危篤状態となりました。
そこで、どうか父の息があるうちに一目会っていただけないかと思い電話させていただきました。
場所は〇〇県〇〇市の〇〇病院(詳しい住所)の〇階〇〇〇号室です。
途中何かございましたら、私の携帯電話番号(相手が固定電話の場合は電話番号も伝える)にご連絡ください。
よろしくお願い致します。

電報

〇〇危篤、至急来られたし。〇〇病院(住所) 〇〇(自身の名前)
〇〇危篤、至急連絡されたし。090-〇〇〇〇-〇〇〇〇 〇〇(自身の名前)

メール

件名:〇〇が危篤状態となりました。

夜分遅く(早朝)に申し訳ございません。
先ほどお電話でご連絡差し上げました、〇〇の長男である〇〇と申します。
繋がらないようでしたのでメールにて失礼いたします。

件名通り、現在入院中の父が危篤状態となっています。
そこで、どうか父の息があるうちに一目会っていただけないかと思いご連絡させていただきました。
場所は〇〇病院(〇〇県〇〇市〇〇町○-○)の〇階〇〇〇号室です。
途中何かございましたら、私の携帯電話番号(090-〇〇〇〇-〇〇〇〇)にご連絡ください。
よろしくお願い致します。

英語での例文

Subject: △△ has become critical condition.

I am sorry late at night (early in the morning).
I mentioned you as the eldest son of △△ who contacted you by phone earlier.
Because I did not seem to be connected, I will excuse you by email.

As the subject, the father currently in hospitalization is in critical condition.
So, please let me know if you could see me at first sight while my father breathed.
The place is the floor No. 〇 room of 〇〇〇 hospital (〇-〇 〇〇,〇〇,〇〇 ).
If there is anything on the way, please contact my mobile phone number (090 - 00000 - 00000).
Thank you.

危篤状態での対応

危篤状態になるのは、いつも病院であるとは限りません。
また、宗教によっては危篤状態になってから葬儀が始まる宗教もありますので、迅速な対応が求められます。
ここでは、それぞれパターンに応じた対応方法を解説していきます。

自宅で危篤になった場合

自宅で危篤になった場合は、すぐにかかりつけの医師に連絡をして容態を確認してもらいます。
もし、連絡が取れない場合は救急車を呼んで確認してもらいます。
また、自宅で臨終された場合、状況によっては事件性の有無などを確かめるために、警察による検視が行われる可能性があります。

もし、ご臨終された後にご遺体を触ったりすると、検視の時に疑いがかけられる恐れがありますので、自宅で危篤〜臨終された場合はなるべくご遺体には触れないようにしましょう。

病院で危篤になった場合

病院で危篤になった場合は、医師から危篤状態であるという連絡が来ますので、連絡をもらった代表者は、すぐに他の家族や親族に連絡をして病院へ向かいます。
危篤状態が何日にも長引く可能性もありますので、病院で泊まれるように着替えなどを持っていくか、後日取りに帰ります。

ちなみに病院で臨終された場合は、死因が医師によって判断されますので、警察の検視などは行われません。

宗教別の危篤状態の対応

宗教別の危篤状態の対応を解説します。
宗教によっては危篤状態での対応が大きく異なる場合がございますので、事前にご自身の家の宗教を確認しておきましょう。

仏教の場合

仏教の場合は、危篤状態時に何か宗教的な儀式を行う必要はありません
先ほど述べたように、親族を呼んでから急いで病院に向かい、患者の最期を看取ってあげましょう。
ご臨終された後は、末期の水で口を拭ったり、死装束を着せたりします。

キリスト教の場合

キリスト教の場合は、危篤状態になってから葬儀が始まります
宗派によって儀式が異なりますので、確認しておきましょう。

カトリック

カトリックの信者が危篤状態になった場合は、まず優先的に教会の神父を呼びます
神父が到着したら、患者の意識があるうちに病者の塗油という儀式を行ってもらいます。
これは、カトリックによって行われる伝統的な儀式の一つで、神父は危篤状態の患者の額に油を塗ることで、生前の罪を洗い流します。

ご臨終された後は、仏教でいう末期の水と同じように、赤ワインとパンを故人の口に与えます。

プロテスタント

プロテスタントの信者が危篤状態になった場合は、神父ではなく牧師を呼びます
牧師が到着したら、聖餐式という儀式を行ってもらいます。
これは、ぶどう酒とパンを危篤状態の患者に与え、聖書を枕元で朗読する儀式のことで、これにより安らかに天国へ召されるとされています。

ご臨終された後は、仏教と同じように口を水を湿らせた脱脂綿などで拭います。

神道の場合

神道の場合も、仏教と同様危篤状態時に宗教的な儀式は行いません
臨終後も仏教と同様、末期の水で口を拭い、死装束を着せます。

ただし、神道では死を穢れとして扱うため、家族がご臨終なされた場合、家の神棚に故人が亡くなったことを奉告し、扉を閉じて半紙で正面を隠します。
これを帰幽奉告と言い、神棚などの神聖なものが穢れないようにするために行います。

危篤状態の方へのお見舞いマナー

危篤状態の方へのお見舞いは、通常のお見舞いとは少し異なります
かけてはいけない言葉などもありますので、事前に頭に入れておきましょう。

服装は?

危篤の連絡を受けた際は、何よりも優先すべきなのは早くお見舞いに行くことです。
仕事中に連絡を受けた場合は仕事着のままで構いませんし、あまりにも華美なものでなければ私服でも問題ありません
間違っても喪服などに着替えて行くことがないようにしましょう。

ただし、遠方の人が駆けつける場合は、もしものために喪服を用意しても構いません。
その際は、持参してきた喪服を周りに気づかせないように宅配便を利用するか、後から来る配偶者などに持ってきてもらうのがマナーです。

手土産は必要?

服装と同様、危篤の際は何よりもまずお見舞いに行くことが優先されるので、手土産を用意する必要はありません
逆に手土産を用意してしまうと、危篤のために前々から用意していたのかと悪い印象を与えてしまう恐れもありますので注意が必要です。

お見舞金なら時間をかけることなく用意ができますが、危篤状態はいつ亡くなるかわからない瀬戸際のため、お金を渡すタイミングがありません。
通常のお見舞いでは、何かしら手土産を用意するのが一般常識となっていますが、危篤の場合は例外です。

お見舞いの時にかける言葉

病院へ駆けつけたら、まずは本人と対面し、励ましの言葉などをかけてあげると良いでしょう。
相手が返事をできなくとも、耳は聞こえていることが多いです。

また、危篤状態の本人との対面も大切ですが、付き添っている親族の方への心遣いも大切です。
親族へは「皆さんのお体もお大事にされてください」「何か困った事があったらいつでも声をかけてください」などと、体調を気遣った言葉をかけてあげると良いでしょう。

かけてはいけない言葉

付き添いの親族の方々は、精神的に不安定な状況にあります。
普段であれば、相手を励ましたり、鼓舞するような言葉をかけてあげたりするのも良いですが、家族が危篤状態となっている人にとっては、かえって辛い思いをさせてしまいます。

例えば、「きっと大丈夫ですよ」「助かるかもしれませんよ」と励ましてしてみたとしても、危篤はほぼ助かる見込みが無いので、希望を持たせるような言葉はかえって逆効果となってしまうのです。

お見舞いに行けない場合の対応

どうしてもお見舞いに行けない場合は、自分が行けない理由をきちんと伝えて、後々のトラブルにつながらないようにしましょう。

また、行けないならせめてもの気持ちとして、相手を励ますような言葉を伝えてしまいがちですが、先ほども述べたように危篤状態の家族がいる人に向けて励ましの言葉はNGです。
簡潔に状況を述べて、角が立たないようにお断りしょう。
ただし、よほどの理由がない限りは、お見舞いに行って最期を看取るのがマナーです。

以下の記事でもお見舞いのマナーについて解説をしていますので合わせてお読みください。

危篤から臨終を迎えた後の流れ

危篤から臨終後(死亡通告)の流れを簡単に説明します。
また、ここでは病院で臨終したこと、一般的な仏教の葬儀を行うことを想定して説明します。

  • 死亡診断書の受け取り

    病院側から死亡診断書を受け取ります。
    後に役所に提出する重要な書類となりますので、厳重に保管しておきましょう。

  • 葬儀社へ連絡

    病院で亡くなった場合、ずっとご遺体を安置しておく訳にはいかないので、葬儀社に連絡してご遺体を運んでもらいます。
    安置場所は自宅、もしくは葬儀社の保有する安置所になります。

  • 末期の水

    脱脂綿などで故人の口を水で拭います。
    近年は、臨終後ではなく安置後や、納棺前などに行う家庭も増えています。

  • エンゼルケアー

    故人の体を拭いたり、体液が出ないように脱脂綿を詰めます。
    基本的に病院の看護師が行ってくれますが、手伝うこともできます。

  • 葬儀社到着・安置

    連絡を取った葬儀社が到着し、自宅か安置所まで向かいます。

  • 打ち合わせ

    ご遺体を安置したら葬儀の打ち合わせを葬儀社と行います。

  • 訃報連絡

    葬儀の日程や葬儀場などがある程度決まったら、親族や友人などに訃報の連絡を取ります。家族葬の場合は、一部親族を除いて葬儀後に取るのが一般的です。

  • 納棺〜火葬

    予定していた日程通りに通夜・葬儀が行われます。

以下の記事では訃報の連絡の仕方について説明をしていますので合わせてお読みください。

危篤の連絡はどうしたら良いのかまとめ

いかがだったでしょうか。
今回「終活ねっと」では、危篤の連絡方法や、対応の仕方について解説していきました。
以下、今回の内容をまとめます。

  • 危篤とは、いつ亡くなってもおかしくない状態のことである

  • 英語で「dangerous(critically) ill.」といい、他にも「山(峠)」という言葉で表現されることもある

  • 一般的に危篤と判断される血圧は最高血圧が60〜70を下回った時である

  • 臨終とは人が亡くなる直前の時期、または息を引き取ることを意味する

  • 一般的に危篤の連絡をする範囲は、危篤者本人及び配偶者から3親等までとされている

  • 危篤の連絡は、深夜・早朝にしても失礼に値しない

  • 自宅で危篤になった場合は、すぐにかかりつけの医師に連絡、もしくは救急車を呼ぶ

  • 病院で危篤になった場合は、すぐに他の家族や親族に連絡をしてから病院へ向かう

  • キリスト教信者の場合、危篤状態から儀式が始まるのでカトリックなら神父を、プロテスタントなら牧師を呼ぶ

  • 危篤状態の方へお見舞いする際は、特別服装や手土産などに気を使う必要はない

  • 付き添いの親族に「頑張れ」と励ましの言葉などはかけるのはNGである

  • 危篤から臨終を迎えた後は、葬儀社への連絡、葬儀の打ち合わせなどを行ってから、訃報の通知を送る

危篤という連絡を受けると、どんなに覚悟していたとしても動揺してしまいます。
しかし、事は一分一秒を争う事態なので、落ち着いてとまでは言いませんが、迅速に対応をする必要があります。

そのためには、事前に連絡する相手を決めておくことや、メールの文章も前もって打ち込んでおくことなどが大切です。
今回の記事を何度も読み直していただき、事前の準備などに役立てていただければ幸いです。

「終活ねっと」では、他にも様々な記事を掲載しております。
以下の記事では、危篤を理由とした休みは忌引きになるのかについて解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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