袱紗の色は葬儀の際決まっているの?袱紗の種類や包み方を紹介します

袱紗の色は葬儀の際決まっているの?袱紗の種類や包み方を紹介します

葬儀の際の持ち物として欠かせないものが香典ですが、その香典は袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがしきたりです。しかし、葬儀で持参する袱紗には適した色が決められています。果たして、葬儀で持参する袱紗にはどのような色が適切なのでしょうか?

最終更新日: 2020年03月04日

葬儀での袱紗の色について

葬儀

葬儀に参列する際には適切な服装を着用し、数珠などを持参することになりますが、持参品の中でも特に重要なものに数えられるのが香典です。

そして、香典も財布から直接出すのではなく、封筒(香典袋)に入れたうえで、袱紗(ふくさ)と呼ばれる包みに包んだ形とするのがしきたりとされています。

ところで、袱紗といえば冠婚葬祭で広く使われるため、いろいろな色のものがあります。
しかし、葬儀で用いる袱紗には適切な色が決まっているということは、皆さんご存知でしょうか?

そこで今回「終活ねっと」では、葬儀の際に持参する袱紗の適切な色について、以下のポイントで見ていきます。

  • 袱紗の色に決まりはあるのか?

  • 袱紗の種類にはどのようなものがあるのか?

  • 袱紗の包み方とは?

  • 葬儀での香典をお渡しするマナーとは?

  • 葬儀での香典の表書きの書き方とは?

葬儀の際の袱紗に関するマナーについてあまり聞いたことがないという方にとって、非常に役立つ内容となっていますので、ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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袱紗の色に決まりはあるの?

葬儀

袱紗の色には明るい色もあれば暗めの色のものもありますが、葬儀に持参する場合はどのような色のものを選べば良いのでしょうか?

ここでは、葬儀に適した袱紗の色について詳しくご紹介します。

葬儀には寒色系の袱紗

結論から先に書けば、葬儀に参列する場合に持参する袱紗の色は、寒色系のものが適しています。

というのは、葬儀は故人に対する哀悼の気持ちを示すための厳粛な場であるため、赤色など明るい色を使うことは不謹慎とされているからです。

具体的な色として挙げられるのが、紺色や濃い目の緑色系、うぐいす色(くすんだ黄色)、グレーや灰混じりの青色などが挙げられます。

これらの寒色系の色は単に哀悼の気持ちを示す意味があるだけではなく、故人のご遺族や参列者の方の悲しい気持ちを落ち着かせる効果もあるとされる色です。

ちなみに、緑色系の袱紗については基本的に弔事用で使うことが多く、逆におめでたい席に持参するのはふさわしくありませんので注意しましょう。

このほか白色の袱紗もありますが、こちらは慶事の場合でも弔事の場合でも使えるものの、あまり一般的ではありません。
人によっては使うことがはばかられると考える方もいるため、極力使わない方が良いでしょう。

慶事にも使える紫色が便利

上記に挙げた色が葬儀の場にふさわしい袱紗の色ですが、おめでたい行事のものと弔事のものをいちいち区別したくないという方も多いでしょう。

そのような場合は、紫色の袱紗が非常におすすめです。
実は、紫色の袱紗は慶事でも弔事でも両方使うことができます。

言い換えれば、紫色の袱紗が1枚あるというだけで、冠婚葬祭の際に祝儀を包む場合でも、また香典を包む場合でも便利であるため、非常におすすめです。

袱紗の種類とは?

困った人々

冠婚葬祭の際に欠かせない袱紗ですが、実は袱紗には種類があるということをご存知でしょうか?
ここでは、袱紗の種類についてもご紹介いたしましょう。

先に袱紗の種類をご紹介しておきますと、金封袱紗と爪付き袱紗、そして台付き袱紗の3種類が挙げられます。

金封袱紗は袋状になっているのが特徴で、1万円から3万円の香典やお布施を入れるためのものです。
また、爪付き袱紗は四角形のシンプルな布状となっていて非常に包むのに適している点が特徴で、3万円以上の香典やお布施を包む際に使われます。

最後の台付き袱紗は、簡単な切手盆としても使うことができる優れものであることから、お布施を僧侶に渡す際にも役立つ袱紗です。
なお、こちらも3万円以上の香典やお布施を包む際に重宝します。

袱紗の包み方とは?

葬儀

袱紗の色や種類にまつわるマナーについて見てきたところで、今度は袱紗を包むためのマナーについてもご紹介しましょう。

実は袱紗の包み方は、先ほど触れた袱紗の種類によって大きく異なります。

まず金封袱紗の場合は、袱紗の扉が左の方に来るように開いたうえで、右側のポケットに香典袋を入れて、そのまま閉じましょう(慶事の場合は右側に扉が来るようにする)。

この時、香典袋は袱紗を開いた時に表書きがすぐ見えるように、表書きが書いてある側を上に向けるのがポイントです。

次に爪付き袱紗については、袱紗を裏返しにしてひし形に広げます。
そして、香典袋を中央よりもやや右側にずらした位置に置き、右側、下側、上側の順番で折っていきましょう。
そして、最後に左側も折ったうえで、端を裏側に向けて折ればできあがりです。

最後に台付き袱紗については、爪付き袱紗と同じやり方ですが、爪が左側に来るようにした状態でたたみましょう。

下の記事では袱紗の包み方と渡し方のマナーについて紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

葬儀での香典の相場金額は?

お金

葬儀の際に欠かせない香典ですが、いくら包んで持参すれば良いかがわからないという方も多いでしょう。

実は香典の金額は、故人とどのような関係にあったかによって大きく異なってきます。

特に故人と血縁関係にある場合で、かつご自身と関係が深いほど高くなるのが一般的です。

例えば、故人が親である場合は5万円から10万円、祖父母である場合は1万円から5万円、叔父や叔母の場合は1万円から3万円、知人・友人の場合は5千円から1万円という具合です。

ただし、故人が親戚や知人・友人の場合であっても、生前に親しく付き合っていたということであれば、相場よりも多くの金額を包むこともあります。

下の記事では香典の金額相場について紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

葬儀での香典の渡し方

葬儀

適切な色や種類の袱紗を選び、相場にふさわしい金額の香典袋を包んだら、いよいよ葬儀会場の受付にて香典をお渡しします。

香典をお渡しする際にも一定のマナーがありますので、ぜひとも見ていきましょう。

渡すタイミング

まずお渡しするタイミングは、葬儀会場に着いて受付で記帳を済ませた後です。

この際に袱紗から香典袋を取り出し、表書きが受付の方から見て読みやすい向きに向けたうえでお渡ししましょう。
なお、お渡しの際は両手できちんとお渡しします。

ちなみに、通夜と葬儀・告別式の両方に参列する際には、どちらかが始まる前にまとめて包んだものをお渡ししましょう。

渡す際はなんと言えばいいの?

なお、お渡しの際には無言ではなく、お悔やみの言葉などを一言添えてお渡しするのがマナーです。

具体的には、「心ばかりですが、どうぞご霊前にお供えください」、「ご愁傷様です」、「ご冥福をお祈りします」といった言葉をかけましょう。

ちなみに葬儀でもキリスト教式の場合は、お悔やみの言葉ではなく故人の安息を祈る言葉をかけるのがマナーです。

下の記事では遠方の葬儀での香典の渡し方について紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

葬儀での香典の表書きの書き方

葬儀

最後に、香典袋への表書きの書き方についても見ておきましょう。

仏式葬儀の場合は「御霊前(ご霊前)」が一般的ですが、浄土真宗のように「御仏前(ご仏前)」を使う場合もあります。
仏教宗派がわからなければ「御香典(ご香典)」と記すのが無難です。

神式葬儀の場合は「御霊前(ご霊前)」や「御玉串料」、「御榊料」などが使われます。
さらにキリスト教式の場合は、「御花料(お花料)」や「御花代(お花代)」が一般的です。

香典の書き方についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。

葬儀での袱紗の色のまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、葬儀の際に不可欠な香典を持参する際に用いる袱紗について、適切な色を中心にいろいろと見てきました。

内容をまとめますと、以下の各ポイントの通りとなります。

  • 葬儀など弔事の場に適している袱紗の色は、紺色や緑色系といった寒色系のものである。
    寒色系の色は哀悼の気持ちを示すとともに、悲しみを落ち着かせる効果があるためである。
    なお、弔事のみならず慶事にも使える便利なものに紫色の袱紗がある。

  • 袱紗の種類には、金封袱紗と爪付き袱紗、台付き袱紗の3つがある。
    金封袱紗はポケットが内側についている1万円から3万円を包む際に使うもので、爪付き袱紗は四角い布状、台付き袱紗は切手盆がついているもので3万円以上を包む際に使う。

  • 袱紗の包み方は袱紗の種類により異なる。
    金封袱紗の場合は扉を左側に来るようにして開け、内側のポケットに香典袋を入れて閉じる。

    爪付き袱紗と台付き袱紗の場合は、ひし形に広げた後で香典袋を中央より右側にずらした場所に置き、右側、下側、上側の順に折った後、左側を折る。

  • 葬儀での香典の金額相場は、故人との関係によって変化する。
    故人が親の場合で5万円から10万円、祖父母の場合で1万円から5万円、知人や友人の場合で5千円から1万円である。

  • 葬儀で香典をお渡しする際には会場の受付で記帳の後にお渡しする。
    この際に、表書きが受付の方に見やすい向きにするのがポイントである。
    なお、お悔やみの言葉をかけながらお渡しするのが一般的だが、キリスト教式葬儀の場合は故人の安息を祈る言葉をかけるのがマナーである。

  • 葬儀での香典の表書きの書き方は葬儀形式によりさまざまである。
    仏式葬儀の場合は「御霊前(ご霊前)」や「御仏前(ご仏前)」、「御香典(ご香典)」が一般的である。

    また、神式葬儀の場合は「御霊前(ご霊前)」や「御玉串料」などが、キリスト教式葬儀の場合は「御花料(お花料)」や「御花代(お花代)」が使われる。

葬儀で使う袱紗の色は寒色系が一般的であるうえ、慶事でも使える紫色があるとより便利です。
ぜひとも袱紗の色については間違いのないように覚えておくようにしてください。

葬儀に関しては費用も大きな問題となりますが、以下の記事には葬儀費用について詳しく説明されていますので、あわせて参照いただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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