葬儀で避ける忌み言葉って?一覧や言い換えの表現をご紹介します!

葬儀で避ける忌み言葉って?一覧や言い換えの表現をご紹介します!

葬儀の際には遺族におかけする言葉にも迷ってしまいますね。葬儀の際には避けるべき忌み言葉をご存知ですか?忌み言葉に関して、意味や具体的な言葉、さらには言い換えの表現などを例文を用いて詳しく解説し、さらには宗教別の忌み言葉もご説明します。

最終更新日: 2020年12月18日

葬儀での忌み言葉について

葬儀

親族や友人知人の葬儀は悲しいものです。
交わす言葉にも詰まる時がありますね。

葬儀会場でのご挨拶で避けたほうが良い言葉として「忌み言葉」というものがあるのをご存知ですか?
普段は普通に使っている言葉でも葬儀会場では「縁起が悪い」と受け取られてしまう言葉です。

今回「終活ねっと」では葬儀での忌み言葉に関して

  • そもそも忌み言葉とは?

  • 避けるべき忌み言葉の一覧

  • 忌み言葉の言い換え方

  • 宗教ごとに異なる忌み言葉

などについて詳しくご説明します。
さらには葬儀での作法やマナーに関しても解説します。
ぜひ最後までお読みください。

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そもそも葬儀での忌み言葉とは?

困った人々

葬儀の席では「ご親族にどういう挨拶をすればいいんだろう」と迷うことがありますね。
心からのお悔やみをお伝えすれば良いのですが、その前提として葬儀の場では避けた方が無難な言葉がいくつかあります。
現代風に言えば葬儀のNGワードという言い方でとらえてもいいでしょう。

「言霊」という言葉があるように日本では古くから言葉には魂が宿るとされ、交わす一言一言に深い意味があるとされています。

死につながるような表現や不幸が重なることを連想させるような表現は特に避けるべきでしょう。
これはご遺族の悲しみに対する配慮でもあり、ぜひ身に着けておきたい知識です。

忌み言葉を意識する場面としては

立場 場面
参列者側 受付でのあいさつ、弔辞を述べる、
通夜ぶるまいの際の会話
遺族側 会葬の御礼、喪主の挨拶

以上のようなさまざまな場面が想定できます。
なお、喪主が行う挨拶については以下の記事に例文も含めてまとめられておりますので、ぜひご参考にしてください。

葬儀で避ける忌み言葉の一覧をチェック

葬儀

では忌み言葉とは具体的にどのような言葉なのでしょうか。
意味や表現などの種類に分けて詳しくご説明します。

「またまた」などの重ね言葉

同じ言葉が続く重ね言葉は不幸が続く・重なるというイメージを連想させることから避けるべき忌み言葉です。

以下は重ね言葉の例になります。

  • かさねがさね

    例文) かさねがさね感謝申し上げます。

  • たびたび

    例文) たびたび相談にのっていただきました。

  • くれぐれも

    例文) くれぐれもよろしくお伝えください。

  • いろいろな

    例文) いろいろな思い出があります。

  • たまたま

    例文) たまたまお会いしました。

などです。
どれも同じフレーズを繰り返している言葉です。

同様に身なりについても二つ重なるものは避ける必要があります。
たとえば真珠のネックレスも葬儀の際にはよく着用しますが一重のネックレスにして二連に重なったものは避けなければなりません。

不幸が続くと連想させる言葉

重ね言葉と同様に、不幸が続くことを想起させるような言葉も避けなければなりません。
意味合いとしては前項の重ね言葉と同様です。

以下、例となります。

  • 再び

    例文) 再びお会いすることができないとは・・

  • 引き続き

    例文) 引き続きよろしくお願いいたします。

  • 追って

    例文) 追ってご案内いたします。

  • 繰り返し

    例文) 繰り返しお話いたしました。

不吉な表現

一般的に不吉だと感じられるような言葉も避けるべき忌み言葉です。
霊的な恐怖や故人の死に間接的に繋がるような言葉です。

わかりにくいと思うので、以下の例を参考にしてください。

  • 消える

    例文) 故人との想い出も消えてしまいそうです。

  • 浮かばれない

    例文) 志し半ばで浮かばれないですね。

  • とんでもないこと

    例文) そんな勘違いするとはとんでもないことです。

  • 迷う

    例文) いろいろ迷うこともありました。

その他にも数字の「四」や「九」は避けるべき忌み言葉です。

四は「し」と読み、死を連想させます。
九は「く」と読み、苦を連想させます。

「四苦八苦」という重なる苦しみを表現する慣用句もありますね。

死に直接繋がる言葉

死に直接つながる、または死を連想させるような言葉は当然避けるべき忌み言葉です。
死がその場の遺族の方などを引き込むことを連想させてしまうからです。

以下、死を連想させる言葉の例となります。

  • 死ぬ

    例文) こんなに早く死んでしまうとは。

  • 急死

    例文) ご主人の急死には驚きました。

  • ご存命中

    例文) ご存命中にはお世話になりました。

  • 生きる

    例文) もう少し生きていて欲しかった。

死ぬという言葉を直接使用した言葉はもちろん、生きるやご存命などの「生」から死ぬことを連想させるような言葉も避けるべきですね。

縁起の悪い言葉

一般的に縁起が悪いと感じられるような表現も避けるべきでしょう。

以下、縁起が悪いと感じられるような表現の例となります。

  • 終わる

    例文) 仕事も終わってしまいました。

  • 敗れる

    例文) 試合には敗れましたが・・・

  • 流れる

    例文) その話も流れてしまいました。

  • 切れる

    例文) 連絡も途切れていました。

やはり故人は暖かい言葉でお送りしたいですね。
死の瞬間に気持ちを引き戻してしまうような、あるいは死が他の人にも近づいてくるような表現は使わないようにした方がいいでしょう。

「最後に」など一般的な言葉にも注意

その他にもつい口をついて出てしまいそうな言葉もあります。

  • 最後に

  • 終わりに

  • 頼りない

  • 頑固な

などの言葉が該当します。

また、文章を作成する際には句読点を避けて書くようにしましょう。
句読点とは文章中の「、」や「。
」ですが、切れるや終わるを意味するので忌み言葉に準じる表現として捉えられます。

その他にも忌み言葉ではありませんが安易な励ましの言葉もご遺族の悲しみを返って増す結果になる場合もあります。

例をあげると

  • がんばって

  • あなたがしっかりしないと

  • いつまでも悲しんでいないで・・・

  • 元気を出して

などになります。

大切な人を亡くした悲しみはそう簡単に乗り越えられるものではありません。
また、励まそうと乗り越えることを促してしまうと、かえってそれがプレッシャーになってしまうこともあります。
故人を悼む気持ちを優先させましょう。

喪主挨拶では特に気をつけて

特に言葉遣いに気をつけるべきなのは喪主挨拶の時です。
多くの人が聞いている挨拶では特に気を配らなくてはいけません。

上記の言葉が挨拶文の中に含まれていないか、今一度確認しておきましょう。

忌み言葉の言い換え方をご紹介

葬儀

しかし忌み言葉をあまり意識しすぎると今度はどのように話していいのかわからなくなってしまいますね。

忌み言葉を避けて無難に挨拶をしたり会話をするための言い換えの言葉をご紹介しましょう。

忌み言葉 言い換え 例文
重ね重ね 深く 加えて 深く御礼申し上げます。
再び 今一度 今一度申し上げます。
いろいろ 多くの 多くの思い出がございます。
追って 後ほど 後ほどご案内いたします。
死ぬ ご他界 ご他界されました。
ご存命中 お元気でいた頃 お元気でいらした頃はよくお会いしました。
引き続き これからも これからもお願いいたします。
返すがえす 振り返ると 後から振り返ると感謝の想いでいっぱいです。
四、九 「よん」「きゅう」と発音します。

忌み言葉には実は日常でよく使っている言葉が多いのがわかったでしょうか。
会話のなかでも、ついいつもの調子で口をついて出てきそうな気がしますね。

忌み言葉全てを把握して避ける事は大変むずかしいと思われます。
最低限のマナーとして以下の点を頭に入れてください。

  • 死を直接連想する言葉は使わない

  • 重ね言葉は使わない

  • 不吉といわれる言葉は使わない

  • 別れを連想させる言葉は使わない

葬儀の場面においては忌み言葉は意識して避けるべきです。

日常の中でも不自然にならない程度に不吉な言葉を避けて話すように心がければいざという時にも慌てずに会話ができるのではないでしょうか。

宗教ごとに異なる忌み言葉

神棚

ご遺族の悲しみを考えても忌み言葉は使うべきではありません。

この忌み言葉は宗教によって違いがあります。
それぞれの宗教ごとの忌み言葉に関して解説します。

仏教における忌み言葉

仏教では亡くなった方は成仏してあの世(極楽浄土)に旅立ちます。
そのため成仏を妨げるような言葉は避けなければなりません。

例をあげると

  • 浮かばれない

  • 迷う

などになります。

また、「天国」はキリスト教での考え方で、「神様」はキリスト教と神道で用いる言葉であるため、仏教では使用しません。

また同じ仏教でも宗派によって使う言葉がかわってきます

日本で壇信徒数が一番多い浄土真宗を例にとってご説明します。

「ご冥福をお祈りします」は一般的に仏教で使用される挨拶です。
これは死後四十九日間冥土を旅しながら捌きを受け浄土へたどりつき成仏するようにお祈りした言葉です。
しかし浄土真宗では冥土をさまようという考えがないので不適切な言葉となってしまいます。

ちなみに、「ご冥福をお祈りします」を言い換えるならば「心から哀悼の意を表します」が妥当でしょう。

その他にもありますが、言葉を使用したからといってトラブルにはなりません。
心遣いとして知っておくと便利な知識です。

神道における忌み言葉

次に、日本古来から伝わる神道の忌み言葉をご説明します。

神道のお葬式とは、故人の御霊はとどまって子孫の守護神となっていただくための儀式です。
そのため、死後の世界に旅立つことを連想するような言葉は使いません。

「ご冥福」や「ご供養」などの言葉も使用しません。

「ご冥福をお祈りします」を神道の考えで言い換えると「御霊のご平安をお祈りいたします」という表現になります。

そのほかの仏教用語も使用しないように心がけましょう。

キリスト教における忌み言葉

キリスト教ではそもそも死に対する考え方に違いがあります。
死とは悲しいことではなく「神様のもとに召されて永遠の安らぎを得る」という考え方になります。

そのためキリスト教の古いあいさつでは「よろこびましょう、彼は神様のもとで永遠の幸せを得たのです」と唱えたそうです。

死ぬという言葉もキリスト教では以下のようになります。

宗派 言い換え表現
カトリック 帰天(きてん)
プロテスタント 召天(しょうてん)

宗派によって違いがありますが、いずれも神のいる天に召されたことを表現しています。

そのためお悔やみや哀悼などの言葉も使わず、お悔やみの言葉はキリスト教には無いとされています。

キリスト教ではお悔やみの言葉に代えて、「神様のもとでの平安をお祈りします」などの言い方が一般的となっています。

当然、仏教用語は使用しません。

忌み言葉以外の葬儀でのマナー

葬儀

それでは忌み言葉以外にも知っておくべき葬儀のマナーを簡潔にご説明します。

  • 通夜と告別式の違い

    通夜は故人との別れを惜しむため、告別式は故人を送り出すための儀式です

  • 葬儀の服装

    喪服(ブラックフォーマル)を着用します。
    光るようなアクセサリーは避けましょう。
    通夜に限っては急いで駆けつけたという意味でダークカラーの平服でも可です。

  • お焼香

    祭壇の前で抹香を頭まで掲げて香炉にくべます。
    宗派によって作法が違うので事前に確認しましょう。

  • 通夜ぶるまい、精進おとし

    通夜のお焼香のあとには通夜ぶるまい、告別式のあとには精進おとしが用意されます。
    お礼とお清めの意味がありますのでできるだけ参加しましょう。

その他にもお通夜やお葬式に関する作法やマナーを以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にお読みください。

葬儀での忌み言葉に関するまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では葬儀の際に気をつけるべき忌み言葉についてご説明しました。

まとめると、以下の点が主なポイントになります。

  • 忌み言葉とはご遺族の気持ちに配慮して悲しみを増すような表現を避けるという意味。

  • 忌み言葉の種類は重ね言葉、不幸が続くことを連想させる言葉、不吉な表現、死を連想する言葉などがある。

  • 忌み言葉は表現を変えて言い換えることができる。

  • 忌み言葉は宗教・宗派によって違う。
    また、同じ仏教でも宗派によっては忌み言葉が変わってくる。

その他にも葬儀に関する作法やマナーもご説明いたしました。

忌み言葉とは宗教の死生観などにもつながり、また残されたご遺族への配慮などもあり完全に把握して避けるのは難しいのかもしれません。

大切なのは、亡くなった方を心から悼みご遺族の悲しみに寄り添う心だと思います。

その気持ちを持って素直な言葉をお伝えするのが一番の供養になると考えられます。

「終活ねっと」ではこのほかにも葬儀に関する費用や作法など詳しく解説した記事を数多くご用意しています。
合わせてそちらもぜひご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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