遠方での葬儀はどこまで参列すべき?参列できない場合のマナーも紹介

遠方での葬儀はどこまで参列すべき?参列できない場合のマナーも紹介

遠方に暮らす親戚の葬儀がある場合、どの程度の間柄までが参列すべきとされるのでしょうか。遠方ゆえに葬儀には参列できないこともありますが、その際はどんな点に気をつければよいのでしょう。今回は遠方での親戚の葬儀に関するマナーについて解説します。

最終更新日: 2020年12月18日

遠方での親戚の葬儀について

葬儀

親い人の不幸はいつ起こるか予測できませんし、遠い場所に住んでいることもあります。
遠方に住んでいる親戚に不幸があったとしたら、どう対応するのが正しいマナーといえるのでしょうか。

葬儀には出席すべきなのか、出席するとして喪服は持って行くのか着て行くのか、参列できない時は香典をどうすれば良いのか、疑問に思うこともたくさんあるでしょう。

そこで今回「終活ねっと」では、遠方に住む親戚の葬儀に関するマナーについて詳しく解説します。

  • 遠方での親戚の葬儀に参列すべきかどうか

  • 参列できない場合のお悔やみの気持ちの表し方と香典のマナー

  • 喪服を現地まで持って行き、着替えたい時はどうすればよいのか

  • 斎場までの交通費や宿泊費は、誰が負担するのか

  • 喪主側が、遠方からの参列者に対し感謝の気持ちを示す方法

以上の内容をお伝えしていきます。

親戚といっても、親しく交流のあった人もいれば、遠い存在の人もいます。
全ての親戚の葬儀に参列することはできませんし、かといって遠方だから何もしないというのも大変失礼なことです。
葬儀に駆けつけたいけれど、遠方な上に事情が重なり難しいこともあるでしょう。
参列できる場合も、いくつか注意するべきことがあります。

葬儀に参列できる場合、できない場合、それぞれの対応の仕方についてきちんと知っておきましょう。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

遠方での親戚の葬儀は参列すべき?

困った人々

遠くに暮らす親戚の訃報を聞いたら、まず葬儀に参列するべきなのかどうか、判断に迷う人も多いのではないでしょうか。
親戚との交流の程度も様々で、参列した方が良いのかはっきりと線引きができるものでもありません。

参列したいと思っても、今から交通手段を確保して葬儀の時間に間に合うのかを、迅速に判断しなければなりません。
また日帰りが可能か、無理な場合は宿泊がすぐに手配できるかについても考えなければなりません。
故人が兄弟姉妹や祖父母なら、多くの会社は3日の忌引休暇が取得できることになっていますが、仕事の都合で急な休みを取れないこともあるでしょう。
小さい子どもがいる家庭では、子連れで参列できるのかどうかも気になるのではないでしょうか。

ここでは遠方の親戚の葬儀に参列した方がよいのか、事情があって参列できない時には何に気をつければよいのか、ポイントを説明していきます。

参列できる場合はした方が良いでしょう

たとえ遠方であっても、親戚の葬儀には参列できる場合はした方が良いでしょう。

特に祖父母や叔父叔母など、3親等以内の親戚の場合はできる限り葬儀に参列して皆で最後のお別れをし、後々に悔いを残さないようにしたいものです。
例えばいとこは4親等ですが、3親等以内でなくとも生前親しくしていたなど交流があった親戚の場合は、なるべく参列する方が良いでしょう。

親戚といっても、血縁の近さやお付き合いの度合いはそれぞれ異なります。
交流の程度は、生前こちらの冠婚葬祭にどのくらい参加してくれたかということからも判断します。
そこまで近い親戚でなく、参列すべきか迷う場合は、後で問題が起きないよう他の親族の方と相談の上どうするのかを決めましょう。

参列すると決めたら、いつ頃到着の予定で、宿泊を要するかなど、早めに喪主側に連絡しておきます。
喪主の側にも、宿泊の手配や食事、香典返しの数など、把握しておかなければならないことがあるからです。

参列できない場合は弔意を表しましょう

血縁の遠い親戚や、関わりがほとんど無かった親戚の場合は、遠方からは葬儀に参列しないケースが多いでしょう。
また家族葬にすると連絡を受けている場合は、よほど近い親戚以外は通常葬儀に参列しません。
どうしても時間的な都合がつかず、参列できないこともあります。

葬儀に参列できない場合は、弔意を表すことが大切です。

まずは喪主に電話でお悔やみの言葉と、遠方のため葬儀に参列できないことをお詫びします。
葬儀には、弔電を忘れずに打ちましょう。
葬儀の時に弔電披露があり、お悔やみの言葉を遺族に伝えることができます。
供花を贈り、弔意を示すこともできます。

香典も渡さなければなりませんが、香典をどうするかについては次の項目で説明します。

葬儀に行けない際の香典マナー

葬儀

葬儀に行けない場合は、たとえ遠方に住んでいても香典は渡すのがマナーです。
葬儀に出席できなかった時は、香典は後日渡すか、郵送するか、代理人に預けるかのいずれかの方法で渡すようにします。

どの場合も香典辞退をしていないか確認の上、準備してください。
葬儀に出席できなかった際の香典マナーについて、それぞれの方法に分けて説明します。

後日香典を渡す際のマナー

葬儀後の遺族は忙しいですし、疲れてもいます。
後日弔問して香典を渡すのであれば、まずは相手に弔問しても大丈夫か尋ねてから伺うようにしてください。
香典袋の表書きですが、渡すのが四十九日の法要前の場合は「御霊前」、四十九日の法要が終わっていれば「御仏前」となります。

弔問の際にはまず、葬儀に参列できなかったことに対するお詫びの言葉を述べてください。
その後祭壇に向かって香典をお供えし、お参りをします。
香典の他にお供えとして、お菓子やお花を持参しても良いでしょう。

下記の記事では、葬儀の後日で気を付けるべきお悔やみの言葉について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

香典を郵送する際のマナー

香典を郵送する際は、遅くとも四十九日までには遺族に届くように送ります。
香典とは別に封筒を用意し、お悔やみの言葉と共に参列できなかったことをお詫びするお手紙を添えましょう。

香典は宅急便ではなく、必ず郵便局から現金書留で送ります。
この場合、書留の手続きで封筒に住所氏名を書きますが、不祝儀袋の住所と氏名の記入を省略してはいけません。

代理人に香典を預ける際のマナー

香典を代理人にお願いして渡してもらう場合は、まずお金ですので信頼できる人に預ける必要があります。
上司などの目上の方に代理人を頼むのはマナー違反となりますので注意しましょう。

遺族には、「遠方につき参列できない」ことについてお詫びと、「香典は代理人が持参」する旨をあらかじめ伝えておくようにします。
代理の方は、葬儀の受付で預かった分も代わりに記帳してくれますので、香典の外袋に名前だけでなく住所も書いておくと丁寧です。

香典袋のマナーについては以下の記事に詳しく掲載されていますので、ぜひお読みください。

遠方の葬儀に参列する際の服装

葬儀

遠方の葬儀に参列する時には、服装をどうするかについても悩みます。
喪服一式と靴を持って行くとなると荷物がかなり増えてしまい、新幹線や飛行機などの公共交通機関を利用する場合は負担となります。
できれば喪服を着用してカーディガンなど上着を羽織り、靴や黒ネクタイは持参する方法をとりたい所です。

しかしながら普通の服装で行き葬儀場で着替えたいと思う場合もあるでしょう。
そんな時はどうすれば良いのか、解説します。

普通の服装で行き葬儀場で着替えたい場合

普通の服装で行って着替えたい時は、まず宿泊先のある人はそちらで着替えることになります。
また車で現地まで行く場合は、車の中で着替えられます。
電車を利用するのであれば、最寄駅または周辺のデパートのトイレなど着替える場所を探して、コインロッカーがあれば荷物を預ける、という方法になるでしょう。

葬儀社には基本的に控室があります

ほとんどの葬儀社には、親族のために着替えもできる控室が用意されています。
そうした場合は遠方からの参列者は普通の服装で行き、喪服に着替えるために控室を利用させてもらうことができます。
控室で着替えさせてもらいたい旨を、遺族の方に事前に伝えておくと良いでしょう。

したがって着替える際は普通の服装で葬儀場まで行って良いのですが、その私服もなるべく黒っぽい地味なものにします。
ジーンズなどカジュアルな服装や、華やかな服装など、葬儀にかなりふさわしくないと思われるものは避けるべきです。

以下の記事では葬儀に参列する際のマナーについて詳しく解説しています。
こちらも合わせてお読みください。

遠方からの葬儀参列者へのマナー

葬儀

遠方から葬儀に駆けつけるのは大変ですので、喪主側も参列してくれたことに対して感謝の意を表したいと思うでしょう。
お葬式に来るためにかかる交通費や宿泊費は、負担してあげても良いのでしょうか?
遠方からの葬儀参列者へのマナーを紹介します。

車代や宿泊費などの費用は基本的に「自費」

結婚式であれば、遠方からの出席者には「お車代」を包んだり、宿泊先を用意したり、主催する側が費用を負担するのが一般的です。
しかし葬儀の際は、参列するための交通費や宿泊費は自費となるのが通例です。
喪主が参列者のために「お車代」のようなものを包む慣習はありません。

結婚式のような慶事は、お祝いの席に招待して来ていただく、というスタンスになります。
ですから主催側が招待客に来もらうためにかかる交通費や宿泊費を負担することがあるのです。

一方お葬式については、故人に近しい人々がその冥福を祈るために集まる、というもので、招待されて出席するものではありません。
本人たちの意思で参列するという意味になりますから、交通費や宿泊代も自費で赴くのがマナーとなります。

宿泊施設の用意などはしておくとよい

斎場に宿泊施設が併設されていれば良いのですが、そうでない場合は遠方から参列する宿泊が必要な親戚のために、喪主側が宿泊施設を用意しておくとよいでしょう。

遠方からだと土地勘がなく、どの辺りのホテルを予約すればよいのかわかりません。
特に高齢者が宿泊するなら、なるべく斎場までのアクセスが良い場所に泊まれるよう心遣いがあると、相手にも安心してもらえます。

例外的に宿泊費を負担することがあるかもしれませんが、一般的には喪主側が宿泊施設をまとめて手配し、現地で参列者が支払いを行う形にすると、葬儀全体の段取りもスムーズに行えます。
宿泊費は各自負担となることから、高級過ぎず、かつ安過ぎない手ごろなホテルを選びましょう。
宿泊先は斎場や帰路のルートも考えて参列者と打ち合わせます。

遠方からの参列者にはお礼をしましょう

喪主は故人のために遠くから来てくれた参列者に対し、ねぎらいを込めたお礼を述べて感謝の気持ちを伝えましょう

遠方から赴くには費用も時間もかかりますし、香典までいただき、お返しもしないのでは心苦しくもあります。
金銭を渡したいところですが、交通費などを負担することも、遠方を理由に香典を辞退することも、マナーに反します。

感謝の気持ちをお返しに贈りたいのであれば、お中元やお歳暮にするとスマートです。
お中元・お歳暮であれば先方も受け取りやすく、喪主側の気持ちも伝わります。
相手の好みを考え、喜んでもらえるものを贈りましょう。

お中元・お歳暮のいずれも四十九日を終えた後、先方に届くようにします。

お中元でのお礼

お中元やお歳暮は、季節の挨拶ですから喪中であっても贈って差し支えないのですが、通常の水引きの付いたのし紙は使いません。
注文する時に喪中であることを伝えると、水引なしの白無地のかけ紙か、無地の短冊で対応してくれます。

四十九日が明けるのを待った結果、お中元の時期が過ぎてしまう場合は、暑中御見舞または残暑御見舞として贈ると良いでしょう。

お歳暮でのお礼

お歳暮も、贈る方法はお中元で述べた通りです。
品物は紅白のものなど、おめでたいイメージの品は避けるようにします。

お歳暮は年内に相手に届ける必要がありますが、四十九日の都合で年が明けてしまうようなら寒中御見舞として送ります。
寒中見舞いは松の内が明けた1月8日から立春までの間に届けます。

遠方での親戚の葬儀に関するまとめ

葬儀

いかがでしたか?
遠方に住む親戚の葬儀におけるマナーに関してお伝えしてきました。
葬儀に参列する場合、またはできない場合について、主に以下の点がご理解いただけたと思います。

  • 近しい親戚(特に3親等以内)の葬儀には遠方であってもできれば参列する

  • 参列できない場合は弔電や供花などで弔意を表す

  • 香典は、参列できないなら後日弔問するか、郵送するか、代理人にお願いし、渡すようにする

  • 多くの葬儀場には親族用の控室があるので、着替える場合は遺族に伝えておく

  • 参列者の交通費や宿泊費は基本的に自費になるが、宿泊先の予約は喪主側がしておくと親切

  • 遠方からの参列者に感謝の気持ちを示すには、お中元かお歳暮を贈ると相手も受け取りやすい

今後のお役に立つことができれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「終活ねっと」では、他にも葬儀に関する記事を多数掲載しております。
葬儀の費用について関心がある方は、以下の記事に詳しく解説されておりますので、こちらもぜひご覧ください。

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