葬儀での香典の金額相場は?故人との関係性別の相場やマナーも解説!

葬儀での香典の金額相場は?故人との関係性別の相場やマナーも解説!

葬儀に参列する際には多くの方が香典を持参するでしょう。ただ、香典を持参する際に気になることとして金額をいくら包むべきかというものがあります。はたして葬儀の香典の金額相場はいくらくらいが適切なのでしょうか?

2019-09-29

葬儀の香典の金額について

葬儀

葬儀に参列することになった場合、多くの方が香典を持参して葬儀会場に駆けつけます。
葬儀に香典が必要ということはわかっていても、香典の金額をいくら包んでいけば良いのか、よくわかりませんよね。

故人のご遺族の方からも特に指定されていない以上、急に香典が必要になった場合は友人やご近所の方などに聞くことができれば良いのでしょう。
しかし、場合によってはご自分のことで手いっぱいで、とても教えてもらえる状況にないということも考えられます。

そこで今回終活ねっとでは、葬儀に持参する香典の金額相場について、以下の項目を中心に説明していきます。

  • 葬儀での香典の金額相場はいくらくらいなのか?

    葬儀に持参する香典の金額相場について、故人などの別に見ていきます。

  • 葬儀に持参する香典にまつわるマナーとは?

    葬儀に持参する香典につきもののマナーについて、香典袋の書き方や渡し方の面からご紹介いきます。

  • 葬儀後の香典返しの金額相場はいくらなのか?

    ご遺族側が行う香典返しの金額相場について見ていきます。

葬儀に持参する香典の金額がいくらなのかが気になる方にとって役立つ情報が載っていますので、ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

葬儀での香典の金額相場

お金

葬儀に参列する際に不可欠なものとして挙げられるのが香典ですが、金額をいくら包めば良いのかが気になる方も多いと思います。

ここでは、葬儀の香典の金額相場について故人やケース別に見ていきます。

故人が実父・実母・身内の場合

まず、故人が実の父や母、身内(兄弟姉妹など)の場合について見ていきましょう。
基本的に故人が父や母、身内の方の場合は、香典の金額も高くなる傾向にあります。
というのは、父も母も身内の方も血縁関係の上でご自身と直接つながっていて、非常に近いためです。

気になる香典の金額相場ですが、故人が両親の場合は、自分が20代なら3万円から10万円、自分が30代以上なら5万円から10万円が相場となっています。

兄弟姉妹の場合は、自分が20代なら3万円から5万円、自分が30代以上なら5万円というのが一般的な金額です。
なお、故人が義父や義母の場合も同じくらいの金額を包みましょう。

故人が祖父・祖母の場合

次に故人が祖父や祖母の場合について見ていきます。
祖父や祖母もご自身にとっては血縁上近い存在ではありますが、両親や兄弟姉妹に比べると少し血縁の上で距離があるため、香典の金額は少し低めになる傾向です。

このため、自分が20代の場合は1万円、30代の場合は1万円から3万円、40代以上の場合は3万円から5万円が一般的な相場とされています。
なお、孫が出すかどうかについては、自立している場合は極力出すべきでしょう。

故人が親族・いとこの場合

さらに、故人が親族やいとこ(いわゆる親戚)の方の場合についても見ていきます。
親族やいとこの方の場合は、両親や身内の方、祖父や祖母に比べるとさらに血縁上離れている存在であることから、金額相場もさらに低くなる傾向です。

このため、自分が20代の場合は5000円から1万円、30代の場合は1万円、40代以上の場合は1万円から3万円が相場となります。
親族やいとこの方の中で特に付き合いのあった方がいる場合は少し多めに包むと良いでしょう。

故人が叔父・叔母の場合

同じく親族の方でも故人が叔父や叔母の場合についても見ていきましょう。
親族の方の中でも叔父や叔母の場合は、何かとお世話になったり、また両親とは血を分けた兄弟姉妹であったりすることから少し高くなる傾向にあるといえます。

このため、自分が30代以下の場合は1万円、40代以上の場合は1万円から3万円が一般的な相場です。

友人・知人の場合

故人が友人や知人の場合は、血縁関係にある方の場合に比べると比較的低い金額になる傾向です。

一般的な金額相場として、自分が20代の場合は3000円から5000円、自分が30代以上の場合は5000円です。
生前に親しい付き合いがあった場合は多めに包んでおくと良いでしょう。

夫婦で出席する場合

故人の葬儀に夫婦で出席する場合は、上記の相場を参考にして倍の金額(2人分)を包むようにします。
なお、葬儀が終わった後の会食に参加する場合は、さらに1万円から2万円ほど多く包むのが作法です。

連名で香典を出す場合

会社の同僚の方や取引先の方などに連名で香典を出す場合は、1人当たり1000円から2000円といった比較的負担にならない金額を出し合います。

なお、連名で出し合う際の人数や、1人が出す金額が、故人との関係性によって変わってくるという点がポイントといえるでしょう。
注意点としては、4人以上で出し合う場合はお金とともに、出した人の名前と金額の書かれた明細も同封するべきという点です。

香典を連名で出す場合の書き方や金額相場についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。

無宗教の葬儀の場合

近年では宗教形式にとらわれない無宗教形式の葬儀(自由葬)を行う方も増えてきています。
無宗教形式の葬儀の場合でも香典の金額は一般的な葬儀の場合と同じ相場です。

このため、故人が両親のなどの場合であれば3万円から10万円、祖父や祖母の場合で1万円から5万円、知人・友人の方の場合で3000円から5000円を香典としてお包みします。

葬儀での香典マナー

葬儀

香典の金額がわかったところで、今度は金額相場と同じくらい重要な香典袋に関するマナーについてもいろいろと見ていきましょう。

香典の書き方

香典をお渡しする際に最も人目を引くポイントとして、香典袋の表書きなどの書き方がどうなっているかという点が挙げられます。

書き方1つとっても間違いがあるとご自身が恥ずかしい思いをしたり、ご遺族側が不快な思いをしたりすることがありますので、書き方はしっかりと覚えておきましょう。

表書き

書き方の中でも特に表書きは、香典を何のために包んだのかという目的をはっきりさせる役割があるために非常に目立ちます。
そして、表書きは宗教形式によっても異なるので、特に注意が必要です。

仏式

多くの仏教宗派(日蓮宗系の創価学会も含む)では葬儀の香典に「御霊前(ご霊前)」の表書きを使います。
ただし、浄土真宗や曹洞宗の場合は、人は亡くなった後に仏様になるという考え方に立つため、「御仏前(ご仏前)」が使われるのが一般的です。

さらに、宗派問わず使うことのできる「御香典(ご香典)」もあります。
このほかにも「御供物料」や「御香料(ご香料)」もよく使われる表書きの1つです。
また、初七日法要に参列する場合は表書きの隣に「初七日」の字を小さく入れましょう。

キリスト教式

キリスト教式の場合は一般的な仏式の場合に比べると少し独特です。
最も無難な表書きとして、「御花料(お花料)」「御花代(お花代)」が挙げられます。

また、仏式でも使うことのできる「御霊前(ご霊前)」はカトリックでは使って問題はありませんが、プロテスタントの場合は厳格な解釈をする宗派や教会では使えないため注意しましょう。

このほかカトリックのみで使うことのできる「御ミサ料」、プロテスタントのみで使うことのできる「弔慰金」も覚えておくと良いです。

神式

神道(金光教や天理教も含む)の葬儀では、「御玉串料」や「玉串料」「御神饌料」「御榊料」などが一般的です。

また、仏式葬儀やカトリックで使うことのできる「御霊前(ご霊前)」も特に問題なく使うことができます。

名前の書き方

表書きの下に名前を書く場合は、基本的に包んだ方の個人名をフルネームで書くことが作法です。
夫婦で包んだ場合は夫のフルネームを個人で書く場合と同じように書き、その左横の下側に妻の名前(苗字はなしで)を書くようにしましょう。

また、連名で包む場合、3人までであれば右から立場順にフルネームで書き、4人以上の場合は「○○一同」と記したうえで、詳しい内訳を書いた目録を同封します。

金額・数字の書き方

金額については香典袋または中袋の裏面に書きます。

ただし、表記については普通の漢数字ではなく旧字体の漢数字を使って、「金○○圓」(「圓」は「円」の旧字体)で書くようにしましょう。
一・二・三・五・十・千・万ではなく、壱・弐・参・伍・拾・仟・萬という旧字を用います。

薄墨で書くの?

使う墨については、普通の黒いものではなく薄墨を使うことが作法です。
故人のご不幸に対して急いで駆け付けたことや悲しみの涙でにじんだ様から、故人を悼む気持ちを表す意味で使われます。

香典袋

香典袋のマナーは書き方のほかにも選び方も重要なポイントといえます。
ここでは袋や水引きの選び方についても見ていきましょう。

水引きの選び方

葬儀など弔事で使われる水引きといえば黒白が定番ですが、宗教形式によって微妙に異なります。

仏式

仏式の場合は黒白が基本ですが、関西や北陸の場合は黄白が使われます。
また、包んだ香典の金額が3万円以上の場合は双銀の水引も使われることが多いです。

結び方は結び切りや淡路結びが定番とされています。

キリスト教式

キリスト教式の場合は水引きを掛ける必要はありません
そのかわり、白い無地の封筒を選んで表書きなどを書いたうえで、香典を包みましょう。

神式

神式の場合も基本的には仏式と同じように黒白や、関西などでは黄白が使われます。
また、高い金額を包んだ場合は双銀も使われるのが一般的です。

ほかにも神式独特の作法として双白(真っ白の水引き)も使われます。

のし袋でもいいの?

コンビニやスーパーなどでものし袋が販売されているため、急に葬儀に参列することになった場合でも非常に便利です。
のし袋を使うことは基本的には問題はありませんが、選ぶ際には表書きや水引きに注意しましょう。

加えて、蓮の花のデザインが入ったものは仏式専用、ユリの花や十字架のデザインが入ったものはキリスト教式専用ですので、選ぶ際にはこの点にも気を付けるべきです。

お札の包み方・入れ方

お札を入れる際の注意点ですが、不幸を予想して事前に準備していたように受け取ることができるため、新札を使うことはタブーとされています。

お札は、中袋に包んだ後に、香典袋に包みます。
お札の向きは、中袋の裏面を上にしてあけたときに、お札の肖像が描いてある方が表に、また、肖像が下になるように入れます。

香典の渡し方

香典は会場に設置された受付にて、お悔やみの言葉(キリスト教の場合は安息を祈る言葉)を添えつつお渡しします。

ただし、通夜と告別式の両方に出る場合はどちらかでお渡ししましょう。
複数回に分けてお渡しすることは、「不幸が繰り返される」ことにつながり縁起が良くないためです。

以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

葬儀後の香典返しの金額相場

葬儀

葬儀が終わって落ち着いたところで、ご遺族は香典をいただいた方に対して香典返しを行います。
香典返しの一般的な相場は東日本の場合でいただいた額の半額、西日本の場合でいただいた額の3割というものです。

なお、葬儀などを欠席した方でも、香典をいただいた場合は香典返しをします。

香典返しについて更に詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

葬儀での香典の金額まとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、葬儀の際に持参する香典の金額相場などをいろいろと見てきました。
内容をまとめますと、以下のポイントの通りです。

  • 香典の金額相場は故人との関係によってさまざまであるが、故人と血縁関係にあって、かつ関係が近いほど金額は高くなる。なお、夫婦で包む場合は相場の倍の金額を、連名で包む場合は1人当たりで低い金額を包む。

  • 香典の書き方で表書きは各宗教で一般的とされているものを選んで書くと良いが、特に「御霊前(ご霊前)」は使うことのできる場が幅広い。名前は基本的に個人のフルネームで書くが、夫婦の場合は夫のフルネームと妻の名前で書く。

  • 金額は香典袋か中袋の裏面に書くが、単位に至るまで旧字体の漢字を使って書くのが作法とされている。水引きは基本的に黒白だが、宗教形式により微妙な違いがある。なお、香典袋の表書きを書く際は薄墨を使う。

  • 葬儀が終わって落ち着いた段階で、ご遺族は香典をいただいた方に対して香典返しをする。香典返しの相場は東日本の場合いただいた額の半額、西日本の場合は3割の額というのが一般的である。

葬儀にまつわるお金関係のことといえば、実際に葬儀を主催するご遺族にとっては葬儀費用の莫大さに悩む方も多いでしょう。
そこで末筆ながら、葬儀費用について詳しく紹介している記事を以下のリンクでご紹介しておきますので、葬儀費用のことが気になるという方はぜひとも読んでいただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

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