自宅で葬儀をする際のメリット・デメリットを解説!注意点もご紹介

自宅で葬儀をする際のメリット・デメリットを解説!注意点もご紹介

葬儀は葬儀場で行うだけではなく、自宅で行うこともできるんです。自宅での葬儀について検討してみたいという方は、色々知っておきたいこともあるのではないでしょうか?今回は葬儀を自宅で行う際のメリットやデメリット、また注意点についても解説していきます。

2019-07-04

自宅での葬儀について

葬儀

自宅で最期を迎えたいという故人の想いや、葬儀の時間を気にせず故人と最後のお別れをしたいということから、自宅での葬儀を選ぶ方がいます。
そんな自宅の葬儀では、葬儀社の施設で行う葬儀とは違うので色々な注意点もあります。


今回終活ねっとでは、自宅で葬儀をすることについてのメリット・デメリット、また注意点についても詳しく解説していきます。

  • 自宅で行う葬儀の流れってどんな感じ?

  • 自宅で葬儀をする人はどれくらいいるの?

  • 自宅を葬儀する際のメリットは?

  • 自宅で葬儀をする際のデメリットは?

  • 自宅の葬儀での喪主の注意点って何かあるの?

  • 自宅で葬儀を行う際の参列者マナーは?

自宅での葬儀を考えている方や、自宅で葬儀を行うメリット・デメリットについて知りたいという方は、ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてみてください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

自宅で行う葬儀の流れ

葬儀

自宅で葬儀を行うときの全体の流れはどのようになっているのでしょうか?
ここでは自宅葬の葬儀の流れについて簡単に解説していきます。

まず、葬儀社へ依頼の連絡をします。
次に病院で亡くなった場合には、故人を自宅まで搬送します。
枕飾りをしてから、葬儀の打ち合わせとなります。
打ち合わせを行ったら納棺の儀を行います。

祭壇など、葬儀の設備を準備します。
受付の準備をして、通夜が始まります。
その後は葬儀・告別式、出棺、火葬という流れで終わりです。

自宅で葬儀をする人の割合は?

葬儀

自宅での葬儀を選択する人は、実際どれくらいの割合なのでしょうか?
最近の葬儀全体における家族葬の割合は、28.4パーセントとなっているようです。
これは2017年の3月に公正取引委員会が調査したものです。

自宅で葬儀を行う人の割合は全体の30パーセント程度ということですが、予想よりも多いなと感じた方もいるかもしれませんね。

ただ、地域によって若干差があるようなので、自分の周りにはあまりいないということもあるかもしれません。

自宅で葬儀をするメリット

葬儀

自宅で葬儀をすることに何かメリットはあるのでしょうか?
自宅葬を考えている方は、ぜひ知っておきたいですよね?
ここでは、自宅葬を行うことのメリットについて解説していきます。

式場利用料がかからない

まず、メリットとして挙げられるのは式場利用料がかからないということです。
自宅で行う葬儀ですから、葬儀社の式場を借りること無く葬儀を行えるので、当然式場の利用料はかかりません。

式場利用料は場所や規模によりますが5万円~20万円以上となっているので、この費用を払わなくて良いということになります。
費用がある程度抑えられるというのが、自宅で葬儀を行うことのメリットです。

故人とゆっくりとお別れができる

もう一つのメリットとして、故人とゆっくりお別れができるということです。
一般的な葬儀会場で行う葬儀では、葬儀の行程や葬儀会場の利用時間などがあり、ゆっくりお別れをしたくてもできないことがあります。

自宅での葬儀であれば、葬儀や会場の時間を気にすることなく、ゆっくりと故人との最後の時間を過ごすことができます。
家族で過ごした自宅で急がずに最期のお別れの時間を過ごすことができるというのも、自宅で葬儀を行うことのメリットです。

自宅で葬儀をするデメリット

困った人々

自宅で葬儀を行うにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
自宅葬に決める前にデメリットについてもちゃんと知っておくと良いでしょう。

それでは、自宅葬を行うデメリットを紹介していきます。

祭壇や安置スペースが必要

自宅での葬儀のデメリットとして、家にある程度のスペースが要るということが挙げられます。
葬儀を行うには、棺や祭壇、お坊さんの控室、駐車場などが必要となります。
家によってはこのようなスペースを確保できないところもあります。

そうなると、葬儀のために部屋の整理をしなくてはならず、落ち着いて葬儀を迎えることができないこともあります。
もともとないスペースを作り出すには、大きな物を捨てなくてはならないなど負担が大きいことがあります。

このように自宅葬を考えている方は、そもそも広いスペースのある家であったり、普段から整理整頓ができている家でないと難しいというデメリットがあるんです。

マンションの場合は出来ないことも

もう一つのデメリットとしては、マンションでは葬儀が行えないこともあるということです。

マンションでは周りの人もいるため、多くの人が参列するのは難しかったり、霊柩車などを留めるスペースも必要となります。
棺を運ぶ際にも、エレベーターに入るスペースがあるのかどうかなど確認しておかなくてはならないことも多いです。

当事者にとっては大切な葬儀でも、人によってはいい気持ちがしないという人も周りにいるかもしれません。
ルール上は大丈夫でも後々トラブルになったりする可能性もあります。

マンションやアパートなどで葬儀を行う場合には、マンションの管理人などに事前に確認や許可を取る必要がある場合があります。
このようにマンションだと周りへの配慮も必要となるというのも自宅での葬儀のデメリットです。

自宅葬を行う際の喪主の注意点

困った人々

自宅葬を行うときには、喪主は何をしたら良いのでしょうか?
自宅で葬儀を行う際には、一般の葬儀とは違った注意点があります。

ここでは、自宅葬の際に喪主が注意するべき点について解説していきます。

お坊さんの手配方法

菩提寺との関係のある方は、菩提寺に連絡を入れてお坊さんの手配をしてもらうことになりますが、もし菩提寺がないときはどうしたら良いのでしょうか。
菩提寺がないときには、葬儀社に紹介してもらうことができます。

葬儀社ならば料金もはっきりしていますし、お金のトラブルにもなりにくいです。
葬儀社に頼まないときには、お坊さんの派遣サービスなどもありますので、そちらでお坊さんを手配することもできます。

菩提寺はあるけれど遠かったり高いから頼みたくないという場合には、必ず菩提寺に話をしてから他のところに頼みましょう。
そうでないと、葬儀を終えて納骨をしようとしたときに断られてしまうことがあるからです。

お金の話など言いにくいことでも、遠慮せずに落ち着いて話し合うことで、つまらないトラブルを避けることができます。
葬儀は大切だからこそ、忙しいかもしれませんが納得できるまで話し合うことも必要です。

近隣住民に事前に通達する

マンションの場合でも一軒家の場合でも、葬儀を行うとなれば葬儀関係者や参列者、霊柩車など色々と出入りがあり、迷惑を全くかけないということは無理です。
ですから、近隣住民には事前に連絡を入れておきましょう。

挨拶だけでも良いですが、手土産などを持って行ってもいいでしょう。
近隣住民の中には香典や供物を持ってきてくれる人もいますので、辞退したい場合にはこのときに伝えておきましょう。

マンションやアパートで葬儀を行う場合には、必ず管理人にも連絡し規則を確認するようにします。

自宅で葬儀を行う際の参列者マナー

葬儀

自宅での葬儀に参列すときには、どのようなマナーが求められるのでしょうか?
一般葬のときとの違いは何かあるのでしょうか?
ここでは、自宅で行う葬儀のときのマナーについて参列者の服装や香典などを解説していきます。

服装は?

自宅葬の参列者の服装については、基本的に一般葬のときと変わりません
男性は礼服用のブラックスーツとネクタイ、靴下、靴、ベルトは全て黒の地味なものを着用します。
シャツは白無地のもので、ネクタイピンはしません。

女性は黒の礼服用スーツかワンピースを着用し、ストッキング、ヒールの高すぎない靴、バッグは全て黒の地味なものとなります。
アクセサリーは結婚指輪だけか、結婚指輪と真珠のアクセサリー1点となります。

ネックレスは一重のものを選び、金具は銀色で派手でないものにします。
葬儀の案内状に「平服でお越しください」とある場合には、礼服ではなく平服で行きます。
平服とは、礼服用ではないスーツやワンピースのことを指します。

男性は白いシャツに濃紺やダークグレーのスーツ、女性は暗い色のワンピースやスーツ、アンサンブルになります。
平服とはいえ、葬儀の場ですのでもちろん派手な装飾品などはマナー違反となります。

平服は私服で良いということではなく、あまり硬くならないで良いですという意味ですので勘違いしないようにしましょう。

葬儀の服装についてもっと詳しく知りたいという方は、以下に葬儀の服装についてわかりやすくまとめた記事がありますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

供花・弔電を送ってもいいの?

自宅葬の場合でも供花や弔電を送ることはできます
香典を辞退している場合もありますが、供物を辞退していないのであれば送っても大丈夫です。

普通は案内状などに香典や供物の辞退について書かれていることが多いですが、そうでない場合特に供花を送りたいときには、遺族に受け付けているか確認しましょう。

受け付けている場合にも、値段の高すぎる花を送ったり、大きすぎてスペースを取るような花など、遺族に気を使わせるようなものは避けましょう。

また、宗教によって葬儀に贈るべき花が違う場合もあるので、供花を準備する際には宗教を調べることも必要になります。
また、弔電を送る際には、通夜に間に合うように送ると良いでしょう。

遺族はかなり慌ただしい状況ですので、何かわからないことがあれば葬儀社が自宅葬に関わっているときには葬儀社に聞くようにしましょう。

もし供物や弔電を辞退しているような場合には、供花や弔電は送らないのがマナーです。

香典は必要?

自宅葬に参列する場合には香典は必要となります。
自宅葬だからと香典の額は少なめではなく、故人との関係で額は変わりますが、一般葬のときと変わらないように包みます。

ただ、自宅葬の場合には、遺族だけで故人とお別れをしたいという場合もありますので、香典を辞退していることもあります。
このようなときには、素直に従って香典は準備しないのがマナーです。

準備していっても当日断られるようなこともありますが、遺族は理由があって断っているわけですから、無理に押し付けずに持って帰りましょう。
無理やり渡すと逆に遺族にとっては迷惑になります。

葬儀での香典について詳しく知りたい方は、以下に香典についての記事がありますのでぜひ一度ご覧になってみてください。

自宅での葬儀についてまとめ

葬儀

自宅葬について、様々なマナーやメリット・デメリットが出てきましたね。
あまりなじみがないかもしれませんが、昔は自宅で葬儀を行うことが多かったようです。
時代と共に葬儀が多様化し、自宅葬を選択する割合も約3割と少なくはありません。

これから自宅葬が増えてくるかもしれないので、自宅葬について知っておいて損はないでしょう。
今回終活ねっとでは、そんな自宅葬についてのメリットやデメリット、注意点についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?


この記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 自宅葬を行う人の割合は葬儀全体の約30パーセントである。

  • 自宅葬のメリットは、式場の利用料がかからないということ、時間を気にせず故人とお別れできるということである。

  • 自宅葬のデメリットは、葬儀に必要な棺や祭壇などを置くスペースが必要であること、マンションなどでは自宅葬を行えない場合があるということである。

  • 自宅葬を行うときには、事前に近隣住民に連絡を入れるのがマナーである。

  • 自宅葬の参列者のマナーは、一般葬のときとあまり変わらない。

  • 平服は私服でないことに気を付ける。

自宅葬についての注意点やメリット・デメリットを知って、何か参考になったという方もいたかもしれませんね。

自宅葬はあまり割合が多くないので、考え付かなかったような意外な注意点もあったのではないでしょうか。
自宅葬はやはり近隣の人との関係が一つのポイントとなってくるかもしれませんね。

何かわからないことがあれば葬儀社が相談に乗ってくれますので、難しくてもあきらめずに一度相談してみると良いでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

終活ねっとでは他にも葬儀に関する記事を多数掲載しております。
特に、葬儀費用について知りたいという方は以下の記事も合わせてお読みください。

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