葬儀で音楽をかけるのはNG?定番の音楽から著名人の葬儀の音楽まで

葬儀で音楽をかけるのはNG?定番の音楽から著名人の葬儀の音楽まで

古より人々の生活に寄り添ってきた音楽。大切な方を弔う葬儀で音楽をかけることは可能なのでしょうか。この記事では、葬儀で音楽をかける葬儀についてご紹介します。また、葬儀で使われる定番の音楽、多くの人々の心に残った著名人の葬儀でかけられた音楽についてもご紹介します。

2019-07-22

葬儀の音楽について

葬儀

何かの作業をしているとき、家でゆっくりしているときなどに、BGMとして音楽をかけていることはありませんか。
音楽は古より人々の生活に寄り添ってきたものであると思います。

葬儀というと、厳格な静かな空間の中で行われるというイメージがありますが、亡くなった方が音楽好きだった場合、音楽を流しながら弔いたいと思う方もいると思います。
葬儀で音楽を流すことは可能なのでしょうか。

そこで今回終活ねっとでは、葬儀で流す音楽について

  • 葬儀に音楽はかけても良いのか

  • 葬儀で定番の音楽

  • 著名人の葬儀で使われた音楽

以上の3点について順にご紹介していきます。
最後までお読みいただけると幸いです。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

葬儀に音楽はかけても良い?

困った人々

葬儀は静かに行われるイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
しかし亡くなった方が好きな音楽をかけながら行ってあげたい、もしくは音楽をかけてもらいたいと思う方もいると思います。

葬儀の最中に音楽はかけてもよいのでしょうか。
ここでは音楽をかけて行う葬儀についてご紹介します。

音楽葬は存在する

実際には、無宗教葬・自由葬と呼ばれる形式の一種として、音楽葬という葬儀が存在します。

音楽葬では、亡くなった方の好きだった音楽CDを流したり、遺族や友人たちが合唱したり、様々な形式で行われています。
中には、プロの楽団や演奏者に依頼をして生演奏してもらう形をとることもあります。

音楽葬を行うメリットとしては、亡くなった方を思い出すよいきっかけになることです。
音楽は人々の生活に寄り添っているもの、大事な人や思い出と密接に絡まる性質を持っているものです。
葬儀で流れていた音楽は亡くなった方のイメージや葬儀の様子を以降思い出すきっかけになりますし、同時に思い出を想起するきっかけになると思います。

反対にデメリットとなるのは、参列者の理解を得にくいことがあります。
葬儀は静かに行うイメージを持っている方も多くおられるので、参列者への説明をすること、理解を得ることが必要になります。

また、生演奏などを頼む場合や、CDを流すにしてもスピーカーなどを配備する場合において、費用がかかってしまうことがあります。
中には音楽葬自体が禁止の葬儀会場もあるので、音楽葬を行いたい方は場所や費用を考慮しながら、計画していきましょう。

著作権を管理するjasrac

葬儀場で音楽葬を行う場合、日本音楽著作権協会(JASRAC)へ、使用する楽曲の使用料を支払う必要があります。

しかし、葬儀を運営する葬儀会社によっては、年間を通してJASRACに使用料を払っている葬儀会社もあります。
音楽葬をする場合は使用料を払っている葬儀会社に頼むのが良いでしょう。

なお、葬儀会社を通さずに自宅で音楽葬を行う場合は、営利目的の楽曲使用には当てはまらないので、楽曲使用料の支払いは必要ありません。

演奏権とcd

演奏権は著作権の中にも含まれている権利で、公の場で直接楽曲を聴かせるためのコントロールができる権利のことです。

演奏者に生演奏してもらう場合だけでなく、葬儀場でCDを流すことも演奏権に含まれます。
演奏権、著作権について考慮しなかったがために、トラブルになった例もあります。
演奏権についてはきちんと理解して音楽葬を行うようにしましょう。

年間を通してJASRACに使用料を払っている葬儀会社は、演奏権について理解しているので、気になる方は葬儀会社に相談するのが良いと思います。

フリー素材が無難

著作権などを気にすることなく音楽葬を行う場合は、JASRACが管理していないフリー素材の楽曲もしくは既に著作権が切れている楽曲を使用するのが無難だと思います。

著作権が保障されているのは例外もありますが大体制作者の死後50年です。
そのため昔のクラシック音楽は著作権もなく使用することができます。

葬儀で定番の音楽

葬儀

葬儀で定番の音楽については、葬儀の雰囲気を壊さないように静かでゆっくりとした曲を使用する場合が多いです。

葬儀では開式前の事前演奏、故人を偲ぶ献奏、送る言葉、弔電披露、献花、遺族代表謝辞、お別れの儀、出棺など色々な場面で音楽が流される、または演奏されるため、複数の楽曲を用意する必要があります。
一般的な音楽葬では、10曲程度使用されるので10曲以上は選ぶようにしましょう。

では葬儀で定番の楽曲にはどのようなものがあるでしょうか。
以下にご紹介いたします。

クラシック

クラシック音楽は厳格さに加え華やかさや穏やかさを兼ね備えている楽曲が多く、また著作権が切れている楽曲が多いこともあり、音楽葬において使用される定番の音楽となっています。

定番の楽曲の一例として、以下の楽曲があります。

  • アベ マリア(シューベルト)

  • カノン(バッヘルベル)

  • G線上のアリア(バッハ)

  • レクイエム(モーツァルト)

ピアノ

静かでゆっくりとしたものが好まれている音楽葬では、クラシックの中でもピアノを主とした楽曲がが選ばれることが多いです。
以下に定番のピアノ曲をご紹介します。

  • 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)

  • 別れの曲(ショパン)

クラシック以外にも、昔の楽曲をピアノで演奏した楽曲なども定番と使用されることもあります。
ピアノは音楽葬で使用する際にピッタリな楽器なのかもしれません。

その他

クラシック以外にも、日本の歌謡曲や外国の叙情曲も定番の音楽として使用されています。
以下にご紹介する楽曲は定番として使用される音楽の一部です。

  • サウンド オブ サイレンス(サイモン&ガーファンクル)

  • 千の風になって(秋川雅史)

  • 見上げてごらん夜の星を(坂本九)

  • 川の流れのように(美空ひばり)

多くの人が知っている有名な楽曲が使用されることが多いです。

亡くなった方が好きな楽曲を流すのが一番ですが、亡くなった方の好きな楽曲が10曲以上見つからないこともあると思います。
その場合は皆が知っている有名な楽曲を用いることが心に残る葬儀になるのではないでしょうか。

なお、もし自身が音楽葬をしてもらいたい場合は、事前に使用する音楽を指定しておくのが良いと思います。

キリスト教式の場合

無宗教葬では音楽をメインにした音楽葬を行いますが、キリスト教葬などでは、供花の際に献奏という形で音楽を流します。

そのため、遺族や参列者の方でレクイエム(鎮魂歌)を合唱する場合や、生演奏をしてもらう場合が一般的な音楽葬となっています。

著名人の葬儀で使われた音楽

葬儀

著名人の中にも音楽葬によって弔われた方がいます。
音楽業界で功績を残された方だけでなく、数々の著名人が音楽と共に送り出され、数多の人の心に深く刻まれています。

ここでは3名の音楽葬で弔われた著名人をご紹介します。

ダイアナ妃

元イギリス皇太子妃であるダイアナ妃は、フランスのパリで交通事故にあい、36歳という若さでこの世を去りました。
葬儀は英BBC局によって中継され、多くのイギリス国民が葬儀の様子を見守りました。

そのダイアナ元妃の音楽葬で歌われた楽曲が、『キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ』という曲です。

この曲は元妃と親交があったイギリスのシンガーソングライター、エルトン・ジョンが追悼ソングとして元々あった楽曲をリメイクして作り上げた曲です。
葬儀ではエルトン・ジョン自身が歌い上げ、葬儀を彩る最高の演奏となりました。

『キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ』は後にCDとして発売され、音楽史上最も売れたシングル曲として当時ギネス記録となりました。

それほどまでに、この楽曲がダイアナ元妃の葬儀と共に多くの人の胸に刻まれたのだと思います。

忌野清志郎

58歳で亡くなった日本のロックスター、忌野清志郎さんの葬儀は“ロック葬”という名目で行われました。
式場の外には巨大なうさぎ人形(バルーン)やTHE TIMERSのヘルメット、ライブでおなじみのコタツ、ファンによる千羽鶴などが飾られ、ロックンローラーにふさわしい華やかな音楽葬となりました。

使用されたのは全て忌野清志郎さんの代表曲です。
BGMとしての他に、忌野清志郎を慕う数々のミュージシャンが生演奏しました。

最後には忌野清志郎さんのライブ音源の歌声に合わせて『雨上がりの夜空に』が、NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 武田真治によって生演奏され、忌野清志郎さんらしいロックな音楽葬となりました。

なお、このロック葬でBGMとして使用された全ての楽曲は、『忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー 2009.5.9 オリジナル・サウンドトラック』として発売されています。

美空ひばり

美空ひばりさんは52歳でこの世を去った日本の歌姫です。
数々の名曲を世に送り出した美空ひばりさんの葬儀では、1988年秋に発表された最期のシングル『川の流れのように』が歌われました。

『川の流れのように』は名曲として語り継がれ、音楽葬でも定番の楽曲として使用されています。

音楽は大切な方との思い出に密接して関わり、多くの人の胸に残ります。
亡くなった方を弔うための1回きりの葬儀をより良いものにするために、音楽葬という形式を考えてみてはどうでしょうか。

葬儀の音楽についてまとめ

お墓

いかがでしたでしょうか。
今回終活ねっとでは、葬儀で流す音楽について

  • 無宗教葬・自由葬と呼ばれる形式の一種として、音楽葬という葬儀が存在する。

  • 使用する楽曲については、著作権の問題があるので注意する。

  • クラシック、特にピアノ楽曲が定番の音楽としてよく使用されている。

  • 著名人の中でも音楽葬が行われている。
    音楽葬で弔われた方々の葬儀は音楽と共に多くの人の心に残り、後世に語り継がれている。

以上のことについて、主にご紹介させていただきました。

音楽は人々の生活に密接に関わっています。
大切な方との思い出や記憶は音楽と共に弔われることで、人々の心に深く刻まれるものになると思います。
大切な方との思い出を心に深く残す、音楽葬という形式を検討してみてはいかがでしょうか。

大切な方を弔うための良い葬儀は、音楽葬だけではありません。
葬儀の形式は多様化し、音楽葬だけでなく様々な方法で弔われています。

しかし、音楽葬も音楽葬以外の方法でも共通して考えなくてはならないのは、主に費用に関することだと思います。
下の記事では、葬儀の費用について詳しくご紹介しています。
時間のある方はぜひ読んでみてください。

その他、葬儀に関する記事を終活ねっとではたくさん掲載しているので、気になる方はぜひ読んでいただければと思います。

それではこのあたりで失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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