葬儀の際の団子の置き方やマナーって?作り方や枕飯についてもご紹介

葬儀の際の団子の置き方やマナーって?作り方や枕飯についてもご紹介

枕団子とは、枕飾りのひとつとして葬儀の際に用意するものです。地域の風習や家のしきたりによって用意する数が異なり、宗教や宗派によっては用意しないこともあります。葬儀の際に枕団子を正しく準備できるよう枕団子の意味や作り方、お供えする数などについて解説します。

最終更新日: 2020年12月17日

葬儀の際の団子について

葬儀

葬儀の際にお供えする団子は枕団子(別名:早団子、いっぱい団子など)と呼ばれ、故人にお供えする枕飾りのひとつで、亡くなられて最初にお供えするものです。

枕団子をお供えする場合、枕団子に込められた由来や意味をしっかり理解してお供えすることで葬儀への想いや故人とのお別れがより心が込められたものになるでしょう。

そこで「終活ねっと」では、枕団子について作り方やお供えする方法、枕団子に込められた意味について触れながら、以下のポイントを解説していきます。

  • 枕団子について

  • 枕団子がもつ意味・起源

  • 枕団子の作り方・数

  • 枕団子の積み方

  • 枕団子はいつまでおいておくか

  • 枕飯について

葬儀の際の枕団子について分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

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枕団子に関して

葬儀

枕団子は枕飾りのひとつで、故人が現世を離れあの世を旅立つ持ち物とされています。

枕飾りは、ひとつひとつ意味をもち故人の魂が迷わずに旅立ち成仏できるよう道しるべとなるお供えです。
香炉や燭台、鈴、守り方などの飾りや枕膳(枕飯・枕団子)を故人の枕元に用意された白木や白い布をかけた台の上にお供えします。

ここでは枕団子について意味や起源を解説いたします。

枕団子とは

枕団子とは故人の枕元にお供えする枕膳として、上新粉(うるち米の粉)で作った団子のことをいいます。
一般的には枕飯と一緒にお供えされ、葬儀だけでなく初七日や四十九日など法事や法要の際にも用いられます。

枕団子には厳密なルールはなく、地域の風習や家ごとのしきたりが関係する部分が大きいため、枕団子の数や置き方など様々です。

枕団子はまんまるに作られているのが特徴です。
そのためお月見の際に用意する月見団子は、まんまるに作ると枕団子と同じ形になり縁起が悪いため少し形をつぶして作ったり平べったく作ったりとまんまるにならないように作ります。

枕団子の数は地域の慣習や家のしきたりによって異なり、宗教や宗派によって習慣が異なり、仏教でも浄土真宗では枕団子をお供えする習慣がありませんので注意しましょう。

浄土真宗で枕団子をお供えしないのは、人は亡くなった後すぐに浄土の世界へ旅立ち、仏となるためお供えが不要という考えであるためです。

枕団子が持つ意味・起源

次に枕団子が持つ意味と起源について解説いたします。
人は亡くなったあと、浄土への旅として四十九日旅をするされ、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」という6つの世界をまわり悟りを開いた後に成仏されるといわれています。

6つの世界で悟りを開く際に故人がお腹をすかせないようにという意味や亡くなった後、善光寺詣りへの道中の際のお弁当としてという意味、六道の思想に基づき六地蔵へのお供えといった意味を持ちます。

古くは貴重な材料をお供えし、故人を蘇らせる呪術的な役割をもっていたともいわれています。
貴重であった白米を故人へお供えすることで故人の蘇りを望んだという意味合いをもっていました。

枕団子の起源には2つの説があります。
仏教の祖と言えばお釈迦様ですが、お釈迦様(釈尊)が悟りの世界へ旅立つ前に、菩薩に渡された香飯を辞退し香飯を食べずに悟りの世界へ旅立たれました。
そこでお釈迦様が亡くなった後に香飯の代わりに団子をお供えしたことが起源とされています。

また、釈迦が弟子たちに食事をすり潰し団子状にして食べやすくして与えたという説もあり、いずれにしても釈迦が起源に関係しています。

枕団子の作り方や置き方、マナーについて

葬儀

枕団子は葬儀の準備の際に葬儀社で用意してもらえることもありますが、故人の供養のためにもこれまでの感謝とこれからの旅立ちへの想いをこめて、できることであればご家族で作って差し上げるのが良いでしょう。

枕団子の作り方や置き方、マナーを知り故人を偲ぶことが大切です。

枕団子の作り方

まずは枕団子の作り方です。
枕団子には茹でて作る方法と蒸して作る方法がありますが、地域の風習に合わせて作りましょう。

【材料】(枕団子6個分)

  • 上新粉80g(スーパーで購入できます)

  • 湯80c

【茹でて作る方法】

  • 鍋に湯を沸かしておきます

  • ボウルに上新粉を入れ、湯を少しずつ入れ混ぜます

  • 耳たぶより少し固めくらいの方さになるまで湯を入れ、混ぜ合わせます

  • 出来上がったら六等分にして団子状に丸めます

  • 鍋の湯を沸騰させ団子を優しく入れていきます

  • 浮き上がったら掬い上げます(目安は3分くらい)

  • そのまま乾燥させて完成です

【蒸して作る方法】

  • 鍋に湯を沸かしておきます

  • ボウルに上新粉を入れ、湯を少しずつ入れ混ぜます

  • 耳たぶより少し固めくらいの方さになるまで湯を入れ、混ぜ合わせます

  • 出来上がったら六等分にして団子状に丸めます

  • 鍋に蒸し器をセットし、 団子を優しく入れていきます

  • 団子の表面にツヤが出始める10分くらいを目安に蒸します

  • 蒸し終わったら取り出しそのまま乾燥させて完成です

水に通すことで乾きやすく積みにくくなるため、茹でる場合、蒸す場合どちらも乾燥させる際は水に通しません。
団子を取り扱う際は形を崩さないよう、優しくそっと扱いましょう。

枕団子の数

次に枕団子の数はいくつお供えすれば良いのでしょうか。

枕団子は一般的に6個お供えします。
この6という数の意味には六道に由来し、葬儀に関して六文銭や六地蔵など「6」という数字が深くかかわっています。

決められた数ではなく故人の年齢でお供えする場合もあり、その場合は長寿で亡くなった故人にあやかりたいという想いから、枕団子を供えおさがりをいただきます。
地域によってお供えする個数が異なりますので分からない場合は、葬儀社や年配の親類、近所の方に相談しましょう。

6個

前述した通り、枕団子は6個お供えするのが一般的となります。
枕団子が持つ意味・起源で前述したように、人は亡くなった後成仏するまで四十九日の間、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」「六道」を廻ります。

故人の魂が六道で悟りを開くまでお腹を空かせないようにお弁当という意味と、それぞれ六地蔵に供えるという意味をもち、6個の枕団子をお供えするとされています。

7個

次に枕団子を7個お供えする場合もあります。
7個お供えするのには六道を超え、浄土へ生まれ変わるという意味を込め六道+1個で7個お供えする説と、初七日から四十九日まで七日ごとに行われる死者の審理に基づく説があります。

死者の審理は初七日(秦広王)、十四日(初江王)、二十一日(宋帝王)、二十八日(五官王)、三十五日(閻魔王)、四十二日(変成王)、四十九日(泰山王)の順に審理が行われます。

13個

枕団子を13個お供えするのには故人の魂を浄土へ導く十三仏にお供えする意味を持ちます。
十三仏(不動明王・釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩・地蔵菩薩・弥勒菩薩・薬師如来・観世音菩薩・勢至菩薩・阿弥陀如来・阿閃如来・大日如来 ・虚空蔵菩薩)

49個

故人が亡くなり節目の日である四十九日から葬儀の際に49個用意する地域もあります。

また、四十九日の法要で49個の枕団子をご用意されることが多いですが、用意すればよいか分からない場合は年配の親族や菩提寺のご住職に相談すれば良いでしょう。

枕団子の積み方

枕団子6個をお供えする場合、5個を白色か無地の皿に花のように並べ、上に最後の1個をのせます。
故人が現世に未練を残さないよう、ピラミッド型に高く積み上げることがポイントで、積み上げた枕団子は他の枕飾りとともに個人の枕元にお供えします。

使用する皿は、故人が日常的に使用していた皿を使う場合が多いです。

枕団子はいつまでおいておく?

故人が他界した日かその通夜、葬式から火葬の日まで毎日新しいものに作りかえて毎日おいておきます。
最近では、はじめに作った枕団子を作りかえず火葬の日まで同じものをお供えする場合も増えてきました。

火葬の日の前日に作った枕団子は、納棺する際に半紙に包んで棺に入れ、遺体と一緒に火葬となりますが、火葬の前日までに作った枕団子はお下がりとしていただくのが一般的です。

しかし、枕団子を交換する際に半紙に包み保存しお下がりをいただかずに棺に入れたり、川に流したりと地域や家によって慣習がありますので確認が必要です。

枕団子をおいていた器はどうする?

枕団子で使用した皿は割ります
故人が日常的に使用していたものなので、割ることで故人へ決別を悟らせ、故人の魂が現世への未練を断ち切り成仏できるという意味があります。

使用する皿は、故人が使用していた皿のなかでも割って問題ないような皿を選びましょう。

枕飯とは?

葬儀

枕飯とは一膳飯・一杯飯ともいわれ、別釜でご飯茶碗1杯分の米を炊き、故人が愛用していた茶碗にご飯を山盛りにしてお箸を2本まっすぐに突き立てたもののことろいいます。

子供の頃、茶碗に山盛りのご飯を盛り、お箸をまっすぐに立て「行儀が悪い!」「縁起が悪いからやめなさい!」と注意された経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

これは、「ご飯は故人のもの、死者のもの・忌みかかったもの」として考えられているため縁起が悪いものとされているからです。

枕飯の由来は、枕団子と同様に浄土への旅立ちの際にお腹をすかせないためのお弁当という説や故人を蘇らせるためのものという説があり、枕飾りのひとつとして、枕団子と一緒にお供えされます。

葬儀の際の団子についてのまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、葬儀の際の枕団子について解説してきましたが、いかがでしたか?

枕団子は地域の慣習や家のしきたりが大きく影響するので、忙しい葬儀のなか手間だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、故人が安らかに成仏できるようにと想いを込め供養するためのものですので、地域の慣習やしきたり、年配者の意見に耳を傾け大切にしましょう。

  • 葬儀の枕団子は、うるち米の粉で団子作り、故人の枕元にお供えする枕飾りのひとつとされる

  • 枕団子の意味は、故人がお腹をすかせないようにお弁当として、六地蔵へのお供えといった意味がある

  • 貴重な白米を供えることで故人を蘇らせる呪術的な意味ももっていた

  • 枕団子の起源は、お釈迦様が亡くなった際に団子をお供えされてことから

  • 枕団子の数は、6個(六道)・7個(死者の審理)・13個(十三仏)・49個(四十九日)と様々

  • 枕団子はピラミッド型に高く積み上げる

  • 枕団子の作り方や処分方法などは地域の風習や家のしきたりに合わせて行う

  • 枕飯は枕団子と同様に枕飾りのひとつとしてお供えする

枕団子は、葬儀社が用意することも増えていますが、やはり真心を込めて家族に作ってもらえれば故人は嬉しく思うでしょう。
今回ご紹介した枕団子の作り方や置き方などを参考にしていただきながら、家族で枕団子を作る際の参考にしてください。

「終活ねっと」では、このほかにも葬儀にかんする様々な記事を掲載しています。
下記の記事では、葬儀の費用に関する様々な情報を紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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