葬儀とお別れ会の違いは?お別れ会の流れや参列する際のマナーを解説

葬儀とお別れ会の違いは?お別れ会の流れや参列する際のマナーを解説

最近、葬儀とは別にお別れ会を行う方が増えてきました。葬儀後に行うお別れ会ですが、葬儀とお別れ会はどこが違うのでしょうか。今回は、葬儀とお別れ会の違いについて解説し、案内状の書き方やお別れ会の流れ、香典・服装などの参列者のマナーについてもあわせてご紹介します。

2019-10-27

葬儀とは異なるお別れ会について

葬儀

皆さんは葬儀を主催した経験、あるいは葬儀に参列した経験がありますでしょうか。
宗教的な作法や慣習を重視しなければならない葬儀では、ほっと一息吐きながら故人を偲ぶ余裕がなかったという方も少なくないでしょう。

葬儀とは別に行い、ゆっくりと故人を悼む機会を確保できるお別れ会ですが、葬儀とはどこが異なるのでしょうか。

今回終活ねっとでは、葬儀とは異なるお別れ会について以下の項目を中心に解説していきます。

  • お別れ会ってどんな式なの?

  • お別れ会の式の流れって?

  • お別れ会についてのマナーとは?

葬儀の場以外で和やかに故人を偲びたい方にとって、お別れ会は最良の選択肢となることでしょう。
お別れ会の流れや案内状の書き方、香典・服装などの参列者のマナーについても解説しています。

お別れ会についての情報を集めている方にとって必見の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

お別れ会とは?

葬儀

お別れ会は、葬儀の後、ある程度の日にちをあけてから任意の場所で開催する送別会です。
ここではお別れ会とはなにかについて、式を行うタイミング、さらに最適な場所選びについてもあわせて解説します。

お別れ会とは?葬儀との違いって?

お別れ会とは、ご遺族や親族のみで小規模の葬儀を行った後に開催する送別会で、友人や会社関係者などの一般参列者を招待して行います。

葬儀の場合は宗教ごとの特色が強く反映され、形式も宗教ごとに決まっています。
しかしこのお別れ会は、故人を偲ぶために自由な形式で開催される式です。

お別れ会と同様の趣旨で行われる式に「告別式」があります。
告別式はお別れ会と同じく故人を偲ぶ目的で行いますが、宗教上の形式を重視しながら行われます。

基本的にお別れ会は宗教上の形式とは分離しているため、この点で違いがあるのです。
例えば、故人がお肉好きだったなら、お別れ会の会食でステーキを出しても何の問題もありません。

また、家族葬の割合が増えてきたとはいえ、参列者数が30人以上の葬儀を選ぶ方がまだまだ全体の約4割以上を占めています。

多くの参列者の方たちをもてなす必要がある葬儀の場では、落ち着いて故人を偲ぶことも難しいのではないでしょうか。
このような場合、一般葬のあとにお別れ会を開催することもあります。

お別れ会と比較するために告別式について詳しく知りたい方は以下のリンクを参考にしてみてください。

お別れ会を行うタイミング

お別れ会は葬式が終了し、ひと段落ついた14日後から四十九日の法要までに開催する方が多いとされています。
しかし、別段その期間に行わなければいけないというわけではありません。

ただし、葬式からあまりにも期間が開きすぎた場合には「故人を悼む会」としての面が強くなります。
そのため、お別れ会は遅くとも一周忌に合わせる形で行うのが一般的です。

お別れ会を行う場所

お別れ会は主催する方の希望によって行う場所を自由に選択できます
例えば、フランクな立食形式で式を進行したい場合には、ホテルなどのパーティー会場を選択します。

他にも、限られた友人のみで式を行いたい場合には、商業ビルの会議室を選択します。
すなわち、行いたい式の内容によって最適な場所を選ぶわけです。
ある程度の宗教的な色を出したければ、葬儀会場で式を行うのもおすすめです。

会場の性質によっては、行える式の内容に制約がかかる可能性があります。
そのため、式を計画する場合には、事前に会場に問い合わせをしてから場所を選ぶようにしてください。

お別れ会の式次第と準備

葬儀

お別れ会とはどのような式なのかについて見てきました。
ここからは、さらに詳しくお別れ会の流れなどについて解説します。

お別れ会の流れ

基本的にお別れ会は、行う方が自由に式の順序を決めることができます。
ただ、いざ式の段取りを白紙から決めようとすると、何をやるべきか悩んでしまいますよね。

そこで、お別れ会の式次第として一般的に採用されているものを紹介します。
希望する式のイメージに合わせて、以下の式次第を上手に組み合わせるのが重要です。

  • 受付

    会場の門扉前など目立つ場所に受付場所を設置し、参列者の受付作業を行います。
    香典や会費のやりとりは受付の際に行います。

  • 親族・参列者入場

    決められた時刻か、あるいは来ていただいた順に親族と参列者の方たちに会場へ入っていただきます。

  • 開会の辞

    司会の方が開会の挨拶をします。
    開会の辞では、参列していただいている方たちへの感謝の意を述べることを忘れてはいけません。

  • 黙祷

    お別れ会は進行の自由度が高いとはいっても、黙祷の時間については必ず確保する方が多いです。

  • 故人の略歴紹介

    故人が生きてきた証となる略歴を、分かりやすく会場にいる皆さんに紹介しましょう。

  • 弔電・弔辞

    和やかにリラックスした状態で、故人と親交の深かった方にスピーチをお願いしましょう。

  • 謝辞

    参列していただいた方たちに感謝の意を改めて示しましょう。
    加えて、なぜ式を開催しようと考えたのかをお話しましょう。
    葬儀を家族葬で済ませていた場合には、その旨の連絡も行います。

  • 献花

    あらかじめ献花台を設置し、故人に向けて花をお供えします。
    お別れ会にはご遺骨という形で、故人にも参加していただくことができます。

  • 会食

    式で提供されるお食事は、故人の生前の好物を選ぶのが一般的です。

  • 閉会

    参列していただいた皆さんに向けて、司会者から閉会をお知らせしましょう。
    会場の出入り口付近で記念品や礼状をお渡しします。

以上の式次第はあくまでも一例です。
お別れの会に決まったルールはありませんので、比較的自由に式次第を組んで良いでしょう。

例えば、故人の好んでいた音楽を会食時にかけても良いです。
他にも、献花台に故人が趣味としていたもの(野球ボールや絵画など)を飾るなどの工夫をしても良いでしょう。

案内状の書き方

お別れ会の主催者は、来ていただきたい方に案内状を送ります。
この時の案内状の形式は、2つ折りカード・封筒・返信用のはがきが一般的です。
2つ折りカードの代わりに単カードを使用する場合もあります。
案内状に含める内容は以下の通りです。

  • 誰のお別れ会であるのか

  • 時候の挨拶

  • お別れ会への出席の依頼

  • 故人との生前の付き合いに対するお礼

  • お別れ会の詳細(日時・場所)

  • 代表者の名前

案内状は簡潔に書くのがポイントで、自分と故人との生前のエピソードなどを含める必要はありません。
また、案内状を書く時も句読点を使いません
文例は以下の通りです。

「○○お別れ会」のご案内

謹啓 皆様には御清祥の事と拝察申し上げます
この度 亡き〇〇を偲ぶ会を下記の通り執り行うことといたしましたのでご出席賜りますようご案内申し上げます
また 生前賜りましたご厚誼ご厚情に対しまして 亡き○○に代わり厚く御礼申し上げます

日時 ○○年〇月〇日 ○○時~○○時

開催場所 ○○○○

代表 ○○○○

司会は誰がやる?

通常の葬儀では、司会は葬儀社の方などプロにお任せすることが多いです。
では、お別れ会の司会は誰が務めるのでしょうか。

お別れ会での司会は、遺族の方が務めることがほとんどです。
一方で故人の友人や知人、葬儀社のプロにお任せすることもあります。
つまり、お別れ会の司会は誰が務めても良いのです。

司会の方は、開会の挨拶、故人の友人や遺族の挨拶の案内、献杯の挨拶や案内を行います。
司会者はなるべく、参加者と故人の関係を把握するようにしましょう。

お別れ会に参列する際のマナー

葬儀

お別れ会は葬儀とは異なり、宗教的な形式を重視しない場合もあります。
しかし、それでも式に参列する際には最低限のマナーを守りたいところです。
ここではお別れ会に参列する際のマナーについて見ていきます。

香典に関して

お別れ会に参加する際には、通常の葬儀と同様、香典を持参するのが一般的です。
香典の金額や使用する封筒は、葬儀の場合と変わりません。

ただし、香典辞退の意思を主催者側から告げられている場合には、香典をお渡しする必要はありません。
また、会費という形で費用を出す場合もあります

会費は一般的に1万円~2万円ほどが相場だとされています。
香典の金額相場や表書きの書き方について気になる方は以下のリンクを参考にしてください。

服装は平服?喪服?

お別れ会は案内状などで指定がない場合は、平服で参加するのが一般的です。
ただし、平服とはいってもあまりにカジュアルすぎるもの(派手な色のシャツなど)は避けましょう。

男性であれば落ち着いた色のスーツにネクタイ、靴下などを選びましょう。
女性であれば、同じく落ち着いた色のワンピースやスーツを着用しましょう。

過度なアクセサリーでの装飾や、派手なお化粧は避けたほうが無難です。
あくまでも参加するのは故人を悼むための会です。
平服についてさらに詳しく知りたい方は以下のリンクを参考にしてみてください。

お別れ会の挨拶に関して

お別れ会での挨拶は、心を込めたものであれば文章的な上手さは必要ありません
ただし、主催者が故人の勤めていた会社などの場合には、式の雰囲気に合わせて文体を整える必要があります。

加えて、話題も生前の故人の業績などに絞るなどの配慮が必要です。
また、挨拶にご自身と故人との間にあったエピソードを盛り込むとよいでしょう。
故人に対して言い残すことがないように、悔いのない挨拶にしてください。

お別れ会に参列する際の注意点

お別れ会は葬儀と違い、肩の力を抜いて参加することが許されるものです。
そのため、主催者側が和やかに明るく式を進行している場合が多いです。

しかし、その根底には深い悲しみが存在することを決して忘れてはいけません。
式の場では、過度に礼を失したふるまいをしてはいけません。
主催者やご遺族の方、他の参列者の方などの心情に配慮した行動を心がけてください。

参列できない場合は弔電を送る?

お別れ会に招待されたけれど都合が合わず参列できない場合、弔電を送るべきなのでしょうか。
結論から言うと、弔電は送りません

弔電は本来、葬儀に参列できない際にひとまず取り急ぎで弔意を伝えるものであり、正式のものではありません。
お別れ会は亡くなってからひと段落ついた際に行われるものであるので、弔電は送りません。
会に参加できない際は、手紙でお悔やみの言葉を伝えることがマナーとなっています。

葬儀とは異なるお別れ会のまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回、終活ねっとでは、葬儀とは異なるお別れ会について以下のことを解説してきました。

  • お別れ会とは、ご遺族や親族のみで小規模の葬儀を行った後に、友人や会社関係者などの一般参列者を招待して行う故人を悼むための会である。

  • 葬儀は宗教上の形式によって内容に制約が加わるのに対し、お別れ会は宗教上の形式とは分離していて、自由な形式で開催できる。

  • お別れ会を行うタイミングは、葬儀が終わってから14日後から四十九日の法要までを目安に行われる。会場は主催者が自由に選ぶことができる。

  • お別れ会の式順次は一般的なものもあるが、主催者の希望に合わせて自由に決めることができる。

  • お別れ会であっても「香典辞退」の通知がない限り、香典を持参する必要がある。

  • お別れ会に着ていく服は指定がなければ平服で問題ないが、場の雰囲気に合わせて落ち着いた服装を心がけること。

  • お別れ会であってもマナーをきちんと守り、遺族の方や他の参列者の方の心情に配慮することが大切である。

  • お別れ会に参加できない場合は弔電ではなく、手紙でお悔やみの言葉を伝えるのがマナーである。

通夜から葬儀、その後の法要と宗教的な色彩の濃い式も重要です。
しかし、故人の生前の姿に合わせたお別れ会を行うことで、さらに丁寧に追悼をすることができるでしょう。

他にも終活ねっとでは、葬儀の費用を解説した記事なども掲載しております。
こちらの記事では、葬儀の費用相場や内訳、安くする方法について分かりやすくまとめていますのでぜひ参考にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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