葬儀とお別れ会の違いは?お別れ会の流れや参列する際のマナーを解説

最近、葬儀とは別にお別れ会を行う方が増えてきました。しかし、お別れ会という式がどのようなものなのかを正確に把握している方は少ないのではないでしょうか?今回は、葬儀とお別れ会の違いについて解説しながら、お別れ会の流れや香典のマナーなどについてご紹介します。

目次

  1. 葬儀とは異なるお別れ会について
  2. お別れ会とは?
  3. お別れ会の式次第
  4. お別れ会に参列する際のマナー
  5. 葬儀とは異なるお別れ会のまとめ

葬儀とは異なるお別れ会について

葬儀

皆さんは葬儀を主催した経験、あるいは葬儀に参列した経験がありますでしょうか。

宗教的な作法や慣習を重視しなければならない葬儀は、主催するにせよ参列するにせよなかなか大変ですよね。
葬儀の場では、ほっと一息吐きながら故人を偲ぶ余裕がなかったという方も少なくないでしょう。

そこで、今回終活ねっとでご紹介させていただくのが葬儀とは異なるお別れ会です。
ゆっくりと故人を悼む機会を確保できるお別れ会について、以下の点をメインに解説します。

  • お別れ会ってどんな式なの?
  • お別れ会の式の流れって?
  • お別れ会についてのマナーとは?

葬儀の場以外で和やかに故人を偲びたい方にとって、お別れ会は最良の選択肢となることでしょう。
お別れ会についての情報を集めている方にとって必見の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

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お別れ会とは?

葬儀

家族葬の割合が増えてきたとはいえ、まだまだ参列者数が30人以上の葬儀を選ぶ方が全体の約4割以上を占めています。
多くの参列者の方たちをもてなす必要がある葬儀の場では、落ち着いて故人を偲ぶことも難しいのではないでしょうか。

そのため、葬儀の後である程度の日にちをあけてから任意の場所で式を別に開催する方が多いのです。

それでは、お別れ会の概要と式を行うタイミング、さらに最適な場所選びについて見ていきます。

お別れ会とは?葬儀とのちがいって?

お別れ会とは、故人を偲ぶために自由な形式で開催される式です。

葬儀の場合は宗教ごとの特色が強く反映され、形式も宗教ごとに決まっています。

また、お別れ会と同様の趣旨で行われる式に「告別式」があります。
告別式はお別れ会と同じく故人を偲ぶ目的で、宗教上の形式を重視しながら行われます。
基本的にお別れ会は宗教上の形式とは分離しているため、この点で違いがあるのです。

例えば、故人がお肉好きだったなら、お別れ会の会食でステーキを出しても何の問題もありません。

お別れ会を行うタイミング

お別れ会は葬式が終了し、ひと段落ついた14日後から49日の法要までに開催する方が多いとされています。
しかし、別段その期間に行わなければいけないというわけではありません。

ただし、葬式からあまりにも期間が開きすぎた場合には「故人を悼む会」としての面が強くなります。

そのため、お別れ会は遅くとも一周忌に合わせる形で行うのが一般的です。

お別れ会を行う場所

お別れ会は主催する方の希望によって行う場所を自由に選択できます。

例えば、フランクな立食形式で式を進行したい場合には、ホテルなどのパーティー会場を選択します。
他にも、限られた友人のみで式を行いたい場合には、商業ビルの会議室を選択します。

すなわち、行いたい式の内容によって最適な場所を選ぶわけです。

ある程度の宗教的な色を出したければ、葬儀会場で式を行うのもおすすめです。

会場の性質によっては、行える式の内容に制約がかかる可能性があります。
そのため、式を計画する場合には事前に会場に問い合わせをしてから場所を選んでください。

お別れ会の式次第

葬儀

お別れ会とはどのような式なのかについて見てきました。
ここからは、さらに詳しくお別れ式の順序について見ていきます。

基本的にお別れ会は、行う方が自由に式の順序を決めることができます。
ただ、いざ式の段取りを白紙から決めようとすると、何をやるべきか悩んでしまいますよね。

そこで、お別れ会の式次第として、一般的に採用されているものを紹介します。
希望する式のイメージに合わせて、以下の式次第を上手に組み合わせるのが重要です。

  • 受付

    会場の門扉前など目立つ場所に受付場所を設置し、参列者の受付作業を行います。
    香典や会費のやりとりは受付の際に行います。

  • 遺族・参列者入場

    決められた時刻か、あるいは来ていただいた順に遺族と参列者の方たちに会場へ入っていただきます。

  • 開会の辞

    司会の方は開会の挨拶を行ってください。
    開会の辞では、参列していただいている方たちへの感謝の意を述べることを忘れてはいけません。

  • 黙祷

    お別れ会は進行の自由度が高いとはいっても、黙祷の時間については必ず確保する方が多いです。

  • 故人の略歴紹介

    故人が生きてきた証となる略歴を、分かりやすく会場にいる皆さんに紹介しましょう。

  • 弔電・弔辞

    和やかにリラックスした状態で、故人と親交の深かった方にスピーチをお願いしましょう。

  • 謝辞

    参列していただいた方たちに感謝の意を改めて示しましょう。
    加えて、なぜ式を開催しようと考えたのかをお話しましょう。
    葬儀を家族葬で済ませていた場合には、その旨の連絡も行います。

  • 献花

    あらかじめ献花台を設置し、故人に向けて花をお供えします。
    お別れ会にはご遺骨という形で、故人にも参加していただくことができます。

  • 会食

    式で提供されるお食事は、故人の生前の好物を選ぶのが一般的です。

  • 閉会

    参列していただいた皆さんに向けて、主催者から閉会をお知らせしましょう。
    会場の出入り口付近で記念品や礼状をお渡しします。

以上の式次第はあくまでも一例です。

お別れの会に決まったルールはありませんので、比較的自由に式次第を組んでも良いでしょう。

例えば、故人の好んでいた音楽を会食時にかけても良いです。
他にも、献花台に故人が趣味としていたもの(野球ボールや絵画など)を飾るなどの工夫をしても良いでしょう。

お別れ会に参列する際のマナー

葬儀

お別れ会は葬儀とは異なり、宗教的な形式を重視しない場合もあります。
しかし、それでも式に参列する際には最低限のマナーを守りたいところです。

そこで、お別れ会に参列する際のマナーについて以下で見ていくことにしましょう。

香典に関して

式に参列する際には香典を持参するのが一般的です

香典の金額や使用する封筒は、葬儀の場合と変わりません。
ただし、香典辞退の意思を主催者側から告げられている場合には、香典をお渡しする必要はありません。

また、会費という形で費用を出す場合もあります。
会費は一般的に1万円~2万円ほどが相場だとされています。

服装は平服?喪服?

お別れ会は案内状などで指定がない場合は、平服で参加するのが一般的です。
ただし、平服とはいってもあまりにカジュアルすぎるもの(派手な色のシャツなど)は避けましょう。

あくまでも参加するのは故人を悼むための会です。

男性であれば落ち着いた色のスーツにネクタイ、靴下などを選びましょう。
女性であれば、同じく落ち着いた色のワンピースやスーツを着用しましょう。

過度なアクセサリーでの装飾や、派手なお化粧は避けたほうが無難です。

お別れ会に参列する際の注意点

お別れ会は葬儀と違い、肩の力を抜いて参加することが許される式です。
そのため、主催者側が和やかに明るく式を進行している場合が多いです。

しかし、その根底には深い悲しみが存在することを決して忘れてはいけません。
式の場では、過度に礼を失したふるまいをしてはいけません。

主催者やご遺族の方、他の参列者の方などの心情に配慮した行動を心がけてください。

お別れ会の挨拶に関して

式の挨拶は、心を込めたものであれば文章的な上手さは必要ありません。

ただし、主催者が故人の勤めていた会社などの場合には、式の雰囲気に合わせて文体を整える必要があります。
加えて、話題も生前の故人の業績などに絞るなどの配慮が必要です。

また、挨拶のなかに盛り込む話題は、ご自身と故人との間にあったエピソードの中から選びます。

故人に対して言い残すことがないように、悔いのない挨拶にしてください。

葬儀とは異なるお別れ会のまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。

今回、終活ねっとでは、葬儀とは異なるお別れ会について以下のことを解説してきました。

  • お別れ会とは、葬儀の後で行われる故人を悼むための会である。
  • お別れ会は主催者の内容を自由に決められるが、葬儀は宗教上の形式によって内容に制約が加わる。
  • お別れ会は行うタイミングや会場を主催者の自由に選ぶことができる。
  • お別れ会の式順次は一般的なものもあるが、主催者の希望に合わせて自由に決めることができる。
  • お別れ会であっても「香典辞退」の通知がない限り、香典を持参する必要がある。
  • お別れ会に着ていく服は指定がなければ平服で問題ないが、場の雰囲気に合わせて落ち着いた服装を心がけること。
  • お別れ会であってもマナーをきちんと守り、遺族の方や他の参列者の方の心情に配慮することが大切である。

通夜から葬儀、その後の法要と宗教的な色彩の濃い式も重要です。
ですが、故人の生前の姿に合わせたお別れ会を行うことで、さらにきめ細やかな追悼をすることができるでしょう。

他にも終活ねっとでは、葬儀の費用を解説した記事なども掲載しております。
そちらの記事もぜひ参考にしていただけたらと思います。

それでは、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。

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